1 / 8
第一章 炎上! エルフの村!
働きすぎです魔王様
しおりを挟む
ごそごそと茂みをかきわけて、森の中を進む。
――だから地上は嫌いなのだ、鬱蒼として邪魔くさい。
漆黒の毛並みに絡みつく蔦を、アダマンタイトの剣もひとひねりで砕く爪で払いながら、吾輩は鼻を鳴らした。
「しかし、シトリーの奴も無茶苦茶なのである」
吾輩は魔王なのだから、べつだん誰かに指図されるいわれは無い。そもそも、偉い奴に尻尾を振るのは犬コロのケルベロスあたりに任せておけばよいのだ。
そう思いながら、自慢の長い尻尾をひとふりして、くっついたヴァレンウッドの葉っぱを振り落とす。しかし、今思い出してもまったくもっていまいましい。
なんでこんな事になったのかと言えば、話は半刻ほど前にさかのぼる。
「魔王様は働きすぎです! いい加減休んでください!」
「いや、しかし、吾輩がやらねば誰がこの仕事を片付けるというのだ?」
ペタリペタリと承認書類に肉球を押し付けながら、吾輩はぷんすこぷんと頭から湯気を出しているシトリーをチラと見てから返事をする。
そんな怖い顔をして美人を台無しにしなくても、吾輩だって仕方なくやっているのだから放って置いて欲しいものだ。
「魔界門から北方八○リーグの砦の建築要請?」
「北のラドリア聖王国が、聖戦を宣言しましたので……サブナックに守らせようかと」
「うむむ、まあ奴ならよかろう、城とか武器とか作るのが大好きであるしな」
武器だの城だのが大好きな、ミリタリマニアのライオン丸。サブナックの与える傷は、ウジが湧くわ不治癒だわ、アレと戦うラドリアの腐れ坊主共にはお似合。
何が『光の女神ラドリア様』だ! ポンコツ淫乱ピンクのくせに。鼻で笑いながら吾輩は、ペタリと肉球の承認印を、引っ剥がしたバフォメットの革から作った羊皮紙の書類に叩きつけてやる。
「大体、事務処理などは、わたくしかマルバスあたりに命じてくだされば良いではないですか」
「馬鹿者、以前もそう言うからヴァサゴに任せたら、後でえらい目にあったんだぞ? 何が未来が見える賢人だ、デカいのは顔だけではないか、あのデカい顔の中身は空っぽなのか?」
「それは魔王様の人選ミスでしょう、あの者を占い以外で使おうなどというのが間違っているのです。と・も・か・く! 魔王様は働きすぎです!」
何がそんなに腹が立つのか、ぷんすこぷんすこ怒りながら、薄紫の髪をかき上げたシトリーがパチンと指を鳴らすと、その手の中に蜘蛛が宝玉を抱え込んだ杖が現れた。
「ちょ、ちょっとまて、何をする気だ? 風呂なら先月はいったぞ?」
彼女の手の中にあるのは天駆ける風蜘蛛の糸、早い話が転移の杖だ。禍々しい光を放つ赤水晶の杖をみて、さすがの吾輩も狼狽する。
吾輩がレジストできない神代の呪物だ、あれで湯船に飛ばされてはたまったものではない。
「……お風呂ですか? ウンウン、それもいいですけれど」
「や、やめろ、シトリー風呂などとんでもない」
大体、キレイにしたいなら、水ではなく庭にあるマグマだまりにでも放り込めばよいのだ、汚れも含めて吾輩以外、キレイさっぱり溶けてなくなるだろう。
そもそも、あの風呂というのは、吾輩のような高貴な魔族が入るようなものではない。なにより星の煌めく夜のとばりも裸足で逃げ出す、漆黒の毛並みがもっちゃりと濡れてしまうではないか。
「魔王様は三ヶ月ばかり、地上で休暇を取ってください!」
「わー!!! やめろというのに」
適当に飛ばされて、海の上にでも放り出されてはたまったものではない。別に死にはしないが、起き抜けにサキュバスのメイド共にブラッシングさせた毛並みが、塩水で台無しになる。
「あとで追いかけますから、段取りはわたくしに任せて……そうですね、地上でバカンスをお楽しみくださいっ!」
「えーい、ちょっとまて、シトリーまてっ……」
まあ、結局のところ吾輩は制止の言葉を最後まで発することが出来きず、「って!」と、言葉の最後を吐いた時にはこの森の中に放り込まれていたのだが。
――まったくあの痴れ者めが、きっとひどい目に合わせてやるぞ。
次に奴を見かけたら、ションベンを漏らして泣いて許しを請うほどのひどい拷問にかけてやろう、うむそれがいい。
ナイスな考えにニヤリと笑って溜飲を下げ、吾輩はノッシノッシと森をかきわけ歩みを進める。とりあえずノドが渇いたし腹も減った、どこかに鹿でもいないだろうか? あれの生肝は美味なのだ。
「ふんふん。ふむん、きな臭い」
風上から流れてくる匂いに、吾輩は美の女神アーシラトも泣いてうらやむキュートな鼻をヒクヒクさせる。ああ、実に親しみ深いこの香り。こいつは血と炎、死と阿鼻叫喚の甘美な匂いだ。
「はて、何が何を襲っているのやら、重畳重畳」
地上で嗅ぐ争いと炎の匂い、さてさて、ゴブリンかコボルトか、いやいやオークやオーガかもしれん。あの生意気な冒険者だの勇者だのに半ベソくらいはかかせているかと思うと、吾輩の胸も躍るというものだ。
「は?」
なるほど、いい感じに村が燃えていた。古よりエルフの村はなぜ燃やされるのかは議論の的でもあり諸説あるが、まあ主な理由は木造だからだと思う。うむ、吾輩は賢いのだ、魔王だからな。
「……だが、なんでまた?」
ひとつ、想定外だったのは逃げ遅れた子供を剣で脅し、抵抗する母親を殴りつけているのが、そろいの鎧を着た人間の兵士たちだったことだ。
「ゴブリンでもオークでもなく、人間がエルフを狩るとはまあ、世も末だな」
だから貴様ら人間は、いつまでたっても我々魔族に勝てぬのだ。吾輩たちが人間どもに負ける気などしない理由がわかった気がする。
きっとアレだ、冒険者などは小遣い稼ぎのコソ泥みたいなものなで、勇者などはその親玉にすぎぬに違いない。
「きゃっ!」
馬鹿者どもめ……と目を細めて、その光景を眺めていた吾輩は、小さな悲鳴とともに軽い衝撃を感じて足元に視線を移す。
「あ……あ……」
足元には一人のエルフの少女が転がっていた。そうであろう、怖いであろう? なんといっても吾輩は漆黒の魔王バエルであるからなっ!
定命の者め、我が威光に震えるが良い! ふんす! と、吾輩が鼻息も勇ましく大きくうなずいたのと、ビュウと一筋の矢が風を切って飛んできたのが、ほぼ同時の事だった。
――だから地上は嫌いなのだ、鬱蒼として邪魔くさい。
漆黒の毛並みに絡みつく蔦を、アダマンタイトの剣もひとひねりで砕く爪で払いながら、吾輩は鼻を鳴らした。
「しかし、シトリーの奴も無茶苦茶なのである」
吾輩は魔王なのだから、べつだん誰かに指図されるいわれは無い。そもそも、偉い奴に尻尾を振るのは犬コロのケルベロスあたりに任せておけばよいのだ。
そう思いながら、自慢の長い尻尾をひとふりして、くっついたヴァレンウッドの葉っぱを振り落とす。しかし、今思い出してもまったくもっていまいましい。
なんでこんな事になったのかと言えば、話は半刻ほど前にさかのぼる。
「魔王様は働きすぎです! いい加減休んでください!」
「いや、しかし、吾輩がやらねば誰がこの仕事を片付けるというのだ?」
ペタリペタリと承認書類に肉球を押し付けながら、吾輩はぷんすこぷんと頭から湯気を出しているシトリーをチラと見てから返事をする。
そんな怖い顔をして美人を台無しにしなくても、吾輩だって仕方なくやっているのだから放って置いて欲しいものだ。
「魔界門から北方八○リーグの砦の建築要請?」
「北のラドリア聖王国が、聖戦を宣言しましたので……サブナックに守らせようかと」
「うむむ、まあ奴ならよかろう、城とか武器とか作るのが大好きであるしな」
武器だの城だのが大好きな、ミリタリマニアのライオン丸。サブナックの与える傷は、ウジが湧くわ不治癒だわ、アレと戦うラドリアの腐れ坊主共にはお似合。
何が『光の女神ラドリア様』だ! ポンコツ淫乱ピンクのくせに。鼻で笑いながら吾輩は、ペタリと肉球の承認印を、引っ剥がしたバフォメットの革から作った羊皮紙の書類に叩きつけてやる。
「大体、事務処理などは、わたくしかマルバスあたりに命じてくだされば良いではないですか」
「馬鹿者、以前もそう言うからヴァサゴに任せたら、後でえらい目にあったんだぞ? 何が未来が見える賢人だ、デカいのは顔だけではないか、あのデカい顔の中身は空っぽなのか?」
「それは魔王様の人選ミスでしょう、あの者を占い以外で使おうなどというのが間違っているのです。と・も・か・く! 魔王様は働きすぎです!」
何がそんなに腹が立つのか、ぷんすこぷんすこ怒りながら、薄紫の髪をかき上げたシトリーがパチンと指を鳴らすと、その手の中に蜘蛛が宝玉を抱え込んだ杖が現れた。
「ちょ、ちょっとまて、何をする気だ? 風呂なら先月はいったぞ?」
彼女の手の中にあるのは天駆ける風蜘蛛の糸、早い話が転移の杖だ。禍々しい光を放つ赤水晶の杖をみて、さすがの吾輩も狼狽する。
吾輩がレジストできない神代の呪物だ、あれで湯船に飛ばされてはたまったものではない。
「……お風呂ですか? ウンウン、それもいいですけれど」
「や、やめろ、シトリー風呂などとんでもない」
大体、キレイにしたいなら、水ではなく庭にあるマグマだまりにでも放り込めばよいのだ、汚れも含めて吾輩以外、キレイさっぱり溶けてなくなるだろう。
そもそも、あの風呂というのは、吾輩のような高貴な魔族が入るようなものではない。なにより星の煌めく夜のとばりも裸足で逃げ出す、漆黒の毛並みがもっちゃりと濡れてしまうではないか。
「魔王様は三ヶ月ばかり、地上で休暇を取ってください!」
「わー!!! やめろというのに」
適当に飛ばされて、海の上にでも放り出されてはたまったものではない。別に死にはしないが、起き抜けにサキュバスのメイド共にブラッシングさせた毛並みが、塩水で台無しになる。
「あとで追いかけますから、段取りはわたくしに任せて……そうですね、地上でバカンスをお楽しみくださいっ!」
「えーい、ちょっとまて、シトリーまてっ……」
まあ、結局のところ吾輩は制止の言葉を最後まで発することが出来きず、「って!」と、言葉の最後を吐いた時にはこの森の中に放り込まれていたのだが。
――まったくあの痴れ者めが、きっとひどい目に合わせてやるぞ。
次に奴を見かけたら、ションベンを漏らして泣いて許しを請うほどのひどい拷問にかけてやろう、うむそれがいい。
ナイスな考えにニヤリと笑って溜飲を下げ、吾輩はノッシノッシと森をかきわけ歩みを進める。とりあえずノドが渇いたし腹も減った、どこかに鹿でもいないだろうか? あれの生肝は美味なのだ。
「ふんふん。ふむん、きな臭い」
風上から流れてくる匂いに、吾輩は美の女神アーシラトも泣いてうらやむキュートな鼻をヒクヒクさせる。ああ、実に親しみ深いこの香り。こいつは血と炎、死と阿鼻叫喚の甘美な匂いだ。
「はて、何が何を襲っているのやら、重畳重畳」
地上で嗅ぐ争いと炎の匂い、さてさて、ゴブリンかコボルトか、いやいやオークやオーガかもしれん。あの生意気な冒険者だの勇者だのに半ベソくらいはかかせているかと思うと、吾輩の胸も躍るというものだ。
「は?」
なるほど、いい感じに村が燃えていた。古よりエルフの村はなぜ燃やされるのかは議論の的でもあり諸説あるが、まあ主な理由は木造だからだと思う。うむ、吾輩は賢いのだ、魔王だからな。
「……だが、なんでまた?」
ひとつ、想定外だったのは逃げ遅れた子供を剣で脅し、抵抗する母親を殴りつけているのが、そろいの鎧を着た人間の兵士たちだったことだ。
「ゴブリンでもオークでもなく、人間がエルフを狩るとはまあ、世も末だな」
だから貴様ら人間は、いつまでたっても我々魔族に勝てぬのだ。吾輩たちが人間どもに負ける気などしない理由がわかった気がする。
きっとアレだ、冒険者などは小遣い稼ぎのコソ泥みたいなものなで、勇者などはその親玉にすぎぬに違いない。
「きゃっ!」
馬鹿者どもめ……と目を細めて、その光景を眺めていた吾輩は、小さな悲鳴とともに軽い衝撃を感じて足元に視線を移す。
「あ……あ……」
足元には一人のエルフの少女が転がっていた。そうであろう、怖いであろう? なんといっても吾輩は漆黒の魔王バエルであるからなっ!
定命の者め、我が威光に震えるが良い! ふんす! と、吾輩が鼻息も勇ましく大きくうなずいたのと、ビュウと一筋の矢が風を切って飛んできたのが、ほぼ同時の事だった。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
キャンピングカーで往く異世界徒然紀行
タジリユウ
ファンタジー
《第4回次世代ファンタジーカップ 面白スキル賞》
【書籍化!】
コツコツとお金を貯めて念願のキャンピングカーを手に入れた主人公。
早速キャンピングカーで初めてのキャンプをしたのだが、次の日目が覚めるとそこは異世界であった。
そしていつの間にかキャンピングカーにはナビゲーション機能、自動修復機能、燃料補給機能など様々な機能を拡張できるようになっていた。
道中で出会ったもふもふの魔物やちょっと残念なエルフを仲間に加えて、キャンピングカーで異世界をのんびりと旅したいのだが…
※旧題)チートなキャンピングカーで旅する異世界徒然紀行〜もふもふと愉快な仲間を添えて〜
※カクヨム様でも投稿をしております
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
むらくも航
ファンタジー
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
☆10/25からは、毎日18時に更新予定!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる