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復習してから応用編 ※

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 それから始まった執事からの閨教育。
 夜にこだわることはないと、いつでも夫に愛されるように、誘惑できるようにと、邸内ではコルセットを外した身軽な格好で過ごすようにと言われる。
 言いつけ通りにしていると、毎日隙を見てはレオリオが指導をしてくれるようになった。
 自室だけでなく、廊下の影や使用してない空き部屋、図書室やレオリオの私室に連れ込まれる事もある。
 最後までしなくとも、口淫を教えられ精飲が普通だと言われてしまえば、拙くも応え、たくさん出されるそれをセレスティアは必死に飲み下した。
 セレスティアが舐めるそれ以上にレオリオはセレスティアの体の隅々まで舐めることを好み、夫婦の交合とはそういうものなのだと教え込まれた。
 口付けだけの時や、胸だけ着衣を引き下ろし溢れた胸を散々なぶられるだけの時もある。
 半端にしか指導してもらえない時は、いつも夜には可愛い顔になっていると撫でられ褒めてもらた。
 焦らすと相手の事しか考えられなくなるのだとの教えに、レオリオもそうだと嬉しいと、思ってはいても口に出す勇気はない。
 たまに頑張って復習のつもりで、セレスティアからレオリオに仕掛けたりすると、すぐに足腰立たないほどに反撃されるのだけは理不尽すぎた。
 それでも今日も諦めず復習だと、執務室のソファで仕事をするレオリオに仕掛ける事にしたセレスティアは、勝手に膝の上に横向きで座り込んだ。
 
「……忙しいですか、レオリオ様」
 
 膝に乗ってきたセレスティアを疎ましがるどころか、まるでここが居場所だとばかりすぐにレオリオに腰を抱かれると、安堵感に充たされる。
 今はきっちり詰めた執事服の襟元に腕を回し厚い胸板に身を寄せると、彼の形の良い耳元に囁く。
 レオリオはすぐに、書類を放り出し、唇を吸ってきた。
 これはきっと、上手く誘惑できたのだと、小さな舌を出して懸命にレオリオの舌を舐めた。
 
「ん、ん、ぅ、」
「……ン、――……中に出して欲しくなったんですか?……男の、子種を搾りとれるようになりたいなら、こういう時はちゃんと口にしなさい」
 
 レオリオはまだ執事の顔で、夜とは違う言葉で辱められてももう止められない。与えられる深いキスと唾液にすっかり発情したセレスティアは、はぁはぁと浅い息を吐き、舌だけのキスを続ける。
 抱っこされたお腹の辺りを撫でられると、中に注がれる感覚を思い出してしまい、求められるままに恥ずかしい言葉を口にする。
 
「……おねがい、レオの子種がほしいの……、いますぐ、ここにたくさんだして、」
「なら跨って、こっち向いて」
 
 お願いしながらちゅちゅとレオリオの薄い唇を吸っていると、一度強くぎゅうと抱きしめられる。
 セレスティアの首元に顔を埋めたレオリオの表情はみえないが、熱い吐息を吐き何かぶつぶつ呟いている。
 時々あるが、くぐもったり早口だったりハアハアしていたりで聞き取れないまま、すぐに体を持ち上げられ、レオリオの下肢を跨ぎ対面でソファに膝立ちにさせられた。
 すぐに座ることは許されず、簡素なドレスの胸元を掴まれ引き下ろされた。
 ぶるんとまろび出る乳に、なんど見られても慣れないセレスティアは頬を染め、レオリオはすぐに吸いついた。
 
「あ……、ん、」
「ティア、今日は履いてないのか……もうぬるぬるだな」

 すっかり執事の仮面が脱げている、誘惑はきっと成功なのだろう。
 初めてして以降、レオリオは邸内でセレスティアに下着をつけさせないか、つけてもレオリオが用意した小さすぎる気のする下着しか身につけさせてもらえない。
 今日は誘惑して最後までしてもらうつもりだったので履いてすらいない。
 胸の頂を苛めながら、レオリオは反対の手をセレスティアのスカートの中にいれると、すぐに、太腿まで愛液を垂らした秘裂があばかれる。
 最近は、レオリオの匂いを嗅ぐだけでお腹と股の辺りが熱くなってしまう。
 内股を撫でられ、秘裂から溢れる愛液を使って2本の指を押し込まれると背がのけ反った。
 胸元にあるレオリオの頭を縋り付くよう抱きしめると、セレスティアはいやいやと頭を振る。
 
「れお、れお、っ、ゆびいや、れおの、おおきいの、ッ、ちょうだい、」
「まって、……ティアの体には大きすぎるから、少し広げないと」
「……だめ、もう、いっちゃう、の、ッ、……んんっ、――っ、」
 
 ぐちゅぐちゅと蜜壺を掻き回され、浅い場所にある弱い場所を刺激されると、指をきゅうと締め付けてしまう。
 胎の裏からだけでなく、親指が膨らんだ淫核を潰すと、もう我慢できず、潮を漏らしながら達してしまう。
 ガクガクと震える脚に、自立は難しく、袖口を濡らしてしまったレオリオの腕がスカートの中から抜けると、すぐに座り込みそうになる。
 レオリオはスラックスの前を寛げるだけで、すでに硬く反り返った雄竿を取り出すと、セレスティアをその上に引き寄せた。
 
「……ほら、ここ、一人でイってないで、自分でいれて」
「ん、っ、れお、あ、あ、あっ、」
 
 レオリオの口の中で散々舐り倒された胸の頂が、ちゅぽ、と、やっと解放される。
 反対の胸の頂にまた濡れた舌を伸ばされると、最初の時よりずっと敏感になった肉粒が固くしこり舌を弾く。
 挿入を促されぶるぶると震える腰、しとどに濡れた秘裂にぴたりと雄竿の先端があてがわれると、あとはもう、勝手に腰が沈む。
 物欲しげにきゅうきゅうと狭くなった隘路に、ぐぷぷと長大な陰茎が割り開いていく。
 最後はすでに降りてきた子宮に、その口をぐちゅと押しつぶすようにして座り込むまま腰を密着させると、悲鳴じみた嬌声が溢れる。
 あまりに密洞を押し広げられる質量の大きさに本能的な恐怖と、強すぎる性感に動けなくなると、レオリオはそれを咎めるように、またスカートの中に手を入れ、繋がった場所の少し上に触れた。
 くりくりと指腹が勃起した淫核を弄ると、びくんっと背が震え、中がぎゅうぎゅうと締まる。
 腰を落としてしまえば体格差に胸元から剥がされたレオリオの唇が、乱れた息を零すセレスティアの唇を吸う。
 
「ティア、ここで俺の子種を搾り取ってくれるんだろう?……ちゃんと教えた通り腰を振るんだ」
 
 甘いはずなのに拷問のように苦しい。
 ここ、と、いう言葉に従って臍の辺りを掌で押され、結合の上にある敏感な粒を繰り返し擦られる。
 セレスティアは強すぎる快感に助けを求めるよう腕を伸ばすと、レオリオの首にしがみ付く。
 身を寄せると近くなる距離に息遣いもよく聞こえる。
 涼しい顔をしていても、レオリオの呼吸は浅く早い。
 首元や髪に寄せられた鼻先は呼吸だけでなく、すんすんと嗅がれている気配がして余計に腕に力を込めた。
 自分の雄をもっとよくしたい。もっと乱したい。
 そんな本能的な欲求が擡げると、落としたままだった腰を擦り付けるようにして動かす。
 力の入らぬ下肢をなんとか揺すり、ぱちゅぱちゅと摩擦の刺激を生ませる。
 セレスティアですら焦ったいような僅かな動きに、終ぞティアは泣き言を零す。
 
「ん、ん、ぅ、っ、ふ、れお、奥、ぐちゅぐちゅして、たりないの、」
 
 顔を上げたレオリオの唇をぺろぺろと舐める。
 レオリオも舌を出すと、熱く濡れた舌同士を擦り付けた。
 潤んだ視界に見たレオリオの顔は常の冷静さなど無く、僅かに紅潮した恍惚としたような変化が垣間見える。
 開いた瞳孔は紫を色濃く見せ、ひたすらセレスティアしか映していない。
 ゾクゾクとした痺れが背を震わせ、身も心も充される。
 それから腰を掴まれ乱暴に突き上げが始まる。高級と銘打つソファは想定外の用途で、ギシギシと座面を鳴らす。
 
「ぁ、っ、ああ、ぃい、れおっ、なか、いいの……ッ、」
「ティア、俺のティア、っ、く、」
 
 スカートの中で大きくて骨張った手が、セレスティアの尻たぶを鷲掴むと、種付けを解らせるように乱暴に揉まれ、奥を吐精間近の膨れたカリで削られた。
 膣洞がきゅうきゅうと雄に媚び、射精をねだるよううねる。
 ぬかるんだ隙間をひときわ強く突き上げられ、セレスティアは果てる。
 漏らし癖のようにイキ潮を粗相すると、すぐに中に熱い脈打ちを感じた。
 爆ぜた亀頭がずちゅと、奥を何度も撫でる。
 
 「ん、ん、っ、おく、あつい、れお……」
「……ハァ、ハァ、……ティア、」
 
 レオリオの仕事着は無惨と成り果てたが、本人は構う事なく、譫言めいて艶めいた声を溢すセレスティアを抱き直す。
 セレスティアにはすでに自ら動く力もなく、捕える腕に抗う術はない。
 またここから長く、抜かないままネチネチと責められ続けて、3回受け止めるまで抜いてもらえなかった。
 最後は意識が落ちたセレスティア。

「……やく……は……ませたい」

 途切れる間際、ぞくりとするような重く昏い声音が微かに聞こえた気がした。
 







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