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第1章:前世の記憶の入口~西の砦の攻防とサファイアの剣の継承~

登場人物紹介~第1章:前世の記憶の入口~

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【私】
右腕を切り落とされた騎士の記憶にのたうち回る物語進行役の「語り」

【彼女】
「語りの私」を浄化する「私」の道しるべ

【セルジオ・ド・エステール】
主人公の騎士(♀)23歳。
シュタイン王国エステール伯爵家の第二子。
エステール伯爵家セルジオ騎士団団長。
一振りで息の根を止める容赦のない剣さばきは
伝説の騎士「青き血が流れるコマンドール」の再来と国内外から恐れられる。

【オーロラ・ラドフォール・ド・シュタイン】
シュタイン王国第14王女(♀)24歳
王国直属の魔導士。
光と炎の魔術の使い手。数々の戦場でセルジオと共に戦う。
青き血が流れるコマンドールと恐れられた人の心を持たなかったセルジオに
『人の心の種』を与えた。

【エリオス・ド・ローライド】
セルジオの腹心(♂)25歳
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長。
セルジオと共に騎士養成訓練施設で育つ。
10歳よりセルジオに仕えている2歳年上の兄の様な存在。
セルジオの影武者となる為、仕えてからは寝食を共にしてきた切れ者。

【メアリ】
セルジオ付女官長(♀)38歳
エステール伯爵家からセルジオ騎士団団長付女官長として派遣されている。
セルジオが10歳の時から仕えている姉の様な存在。

【アン】
孤児(♀)8歳
キャロルの姉。
オーロラが戦場で泣いている所を保護し連れ帰った。
オーロラが常に一緒にいる為、セルジオを慕い信頼している。
利発な子供で算術に長ける。

【キャロル】
孤児(♀)5歳
アンの妹。
オーロラが戦場で泣いている所を保護し連れ帰った。
アンと同じオーロラが養育している。
炎の魔術の才能がある。

【ミハエル・ド・ラドライト】
エステール伯爵家セルジオ騎士団第二隊長(♀)26歳
エリオスと同様にセルジオと共に騎士養成訓練施設で育つ。
10歳よりセルジオに仕える。双剣の使い手であり馬術に秀でている。
エリオス同様信頼されている。

【フリードリヒ・ド・エステール】
セルジオの実兄(♂)25歳
エステール伯爵家現当主。
セルジオをこよなく愛する心優しい兄。
普段は温和な人柄であるが不足の事態には容赦なく変貌する。

【ジェラル・エフェラル・ド・シュタイン】
シュタイン王国王家第二子(♂)41歳
18貴族騎士団と王家近衛師団を統括する王都騎士団総長。
南の隣国エフェラル帝国第4王女が生母。
18貴族騎士団の中で特にセルジオ騎士団に目をかけている。
戦場へ直接赴くことはほぼないが、剣術に長ける知略家。


【シュバイル・セルスタイト】
エリオス配下(♂)18歳
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長配下従士。
剣の使い手。
エリオスの実家であるローライド准男爵家所領の小麦農家の三男。
セルジオに憧れを抱き、剣の訓練を始めた。
エリオスにスカウトされセルジオ騎士団に入団。


【サント・カルサイト】
エリオスの配下(♂)16歳
エステール伯爵家セルジオ騎士団第一隊長配下従士。
エリオスの実家であるローライド准男爵所領の大麦農家の四男。
常に冷静沈着、読唇術に長ける。剣の使い手。

【アドルフ・ド・フローライト】
エステール伯爵家セルジオ騎士団第三隊長(♂)26歳
ミハエルより一年遅れでセルジオに仕えるセルジオの3歳年上。
馬術と弓術に長け、騎射(馬上より弓を射る)を得意とする。

【ユリウス・ド・スピネル】
エステール伯爵家セルジオ騎士団第四隊長(♂)23歳
セルジオ騎士団で唯一セルジオと同年齢。
アドルフとは馬術と弓術の子弟関係。騎射に長ける。

【ヤギンス・バロック】
スキャラル国ジークフリード隊先鋒隊隊長。
穏やかで人望がある知略家。セルジオと対峙した事で平常心を失う。
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