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■第3章 少年期 魔法の迷宮編
✦第12話「魔法の迷宮」
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✦第十二話「魔法の迷宮」
「あれが、『魔法の迷宮』か」
「めっちゃデケーな♪」
「ワクワクしますねッ!」
「……なんか迷宮全体が動いてるように見えるんダヨ」
確かに、迷宮が少しずつ動いている気がする。
迷宮。
それは確か、魔力異常を起こした建物の総称だったハズだ。
迷宮は魔力密度が高く魔物が生まれやすい環境のため、危険。
その一方で、迷宮内のものは魔力によって変質しやすく、特殊効果が付与されていることも多い。
迷宮攻略。それはハイリスクハイリターンなものなのだ。
奥に行くほど魔力濃度が濃くなる。
「まッ 迷宮は建物に意思が宿った魔物なんじゃねぇかっていう説があるくらいだしな♪
こういうもんだろ!」
「それでは私は馬車で留守番していますッ!
頑張ってきてください!」
「何言ってんだ。
お前も行くんだよ♫」
「え!? 私は商人ですよ?」
「そんなの関係ねぇ」
サンドラーは自分も行くとしって落胆していた。
コイツ自分だけ何もせずにいようと思っていたのか。
卑しい奴め。
ちなみに、食料はたくさん持ってきた。
迷宮へ乗り込む準備は満タンだった。
「じゃあ行くか!」
「そうですね」
「ワン」
「ダヨ」
「え~……」
そんな風に話しつつ、迷宮へ向かう。
すると、一人の男が迷宮から走りながら、飛び出てきた。
「おいおい。あんちゃん達もこの迷宮へ行く気かい?
やめておいたほうがいい。
中には、幽霊が住んでる。
無事には帰れねぇぞ!
俺の仲間はみんな死んだ」
中から、魔物の声が聞こえる。
「ヒィ!
俺は忠告したからな
じゃ、じゃあ俺は故郷に帰るぜ」
男はすたこらさっさと去っていった。
「や、やっぱりやめときませんかッ?」
「ここまで来て変えるワケにはいかねぇぜ♪
だよな?」
「そうなんダヨ」
へンドラーはそれを聞いて、おしっこ漏らしそうな表情だったが関係ない。
俺たちは迷宮へ入った。
迷宮には二種類ある。
ボスがいる迷宮とボスがいない迷宮だ。
ボスがいない迷宮は建物の中に魔力が自然に溜まり、迷宮となったもので。
ボスがいる迷宮は、魔力の多い魔族によって建物が迷宮になったものだ。
まぁ、迷宮の魔力によってボスが生まれることもある。表裏一体なのだ。
ちなみに、ボスがいる場合、その場所は迷宮の一番奥だ。
まとめると、迷宮内では魔族が生まれやすい。
迷宮は魔力の多い魔族によって作られることもある。
ということだ。
その魔力の多い魔族というのが、いわゆるボスのことなのだが……。
「これ、迷宮の主いるよな♪」
「はい! 私でも感じますッ!」
迷宮の主はいれば攻略は難しくなる。
しかし、得られる物品の価値は上がる。
その方が、強い効果が付与されている可能性があがるのだ。
おらワクワクすっぞ。
俺たちは進む。
途中にいた喰人族を倒す。
ちなみに喰人族とは、四足歩行で、顔が青白く、長い葉が何重にも並んでいる。
そんな魔物だ。そんなに強くはない。
シルキーがモーニングスターで一発で倒した。
「分かれ道だ」
T字路のような別れ道が現れた!
どうする?
「どっちに進むんだ♫」
「右がいいと思いますッ!」
「左に行ってみたいんダヨ」
「根拠は?」
「「勘」」「ですッ!」「ダヨ!」
サンドラーは右。
シルキーは左。
と、それぞれ行きたい方を告げた。
「……よし。
じゃあ、不死身な俺が、ちょっくら左を様子見てくるぜ」
「なんですとッ!」
ブラディはシルキーの選んだ左に行くようだ。
ブラディはなんだかんだシルキーを信頼しているからな。
それもそうか、俺やサンドラーが加入する前から、旅をしていたんだから。
哀れなサンドラー。
スライムに負けてやんの~。
一分後。
「見てきたけど、罠だらけだったぜ♫
ホラ、頭に矢がぶっ刺さってる♪」
「大丈夫か?」
「ああ、ありがとうなウィルソン」
見ると、ブラディの頭からピューと血が噴き出している。
俺は、矢を抜いて止血をさせた。
ヘンドラーが腕を組み、シルキーの方を高圧的に見つめる。
ブラディもなんとなく、シルキーをにらんでる気がする。
シルキーがなんだか、かわいそう。
「ご、ごめんなしゃいなんダヨ」
「じゃ、次右行くか♫」
「そうですねッ!」
サンドラー、嬉しそう。
右の道をテクテク進んでいく。
サンドラーが先頭だ。
その間、魔物が数体いたので、普通に倒した。
のだが……。
サンドラーはしっぽ巻いて逃げた。
なんて奴だ。
そして、倒し終わって危険がなくなった後に、「突撃~!」とか言って俺たちの方へ走ってきた。
なんて奴だ。
ゲレンゴの表情がちゃんとわかるわけではないが、サンドラーへの信頼が少なくなってきているように思う。
サンドラーは勘はいいけど、戦闘となると、あんまり役に立たないな。
「わん! ワン!」
「行き止まりだ」
広い部屋に来た。
なんとも、豪勢な部屋だ。
そして、なぜか、石の石像が左右対称に並んでいる。
「左右対称の部屋なんダヨ」
「あれ? でもよく見るとなんか一つずれてますねっ!」
「おいおい。
これじゃあ、進めねぇじゃねえか♫」
「バウ! バウ!」
「なんだゲレンゴ♪
なに? ……ここが怪しいだって?」
こんこんこん。
ブラディはゲレンゴが吠えた場所をたたいてみる。
「ここだけなんか音がちげぇな♪」
「つまり、隠し通路があるんですねッ!」
「スイッチを見つけなくちゃなんダヨ!
ボク、まだ全然活躍できてないし、頑張ってお役にたつんダヨ!」
シルキーを筆頭に、スイッチを探す。
よいしょ、よいしょ。
なんだか、昔の隠し部屋を思い出すな。
……ていうか、思ったんだけど……。
「みんな? 思ったんだけどこの部屋って左右対称だよね?」
「そうダヨ」
「なんか、この石像だけ、ずれてない?」
「あ、私も気になってましたッ!」
僕とサンドラーが気になったのは石の石像が左右対称になっていない部分があったことだ。
「……もしかして、ここを揃えたら隠し通路へ行けるんじゃないですか?」
「よしやってみましょう
ウィルソンさん手を貸してください」
「わかった」
「せーの」
「「ふんッ!」」
「……だめですね。重すぎる」
俺とサンドラーは石像を持とうとしたが重すぎて持てなかった。
悲ちい。
「俺に任せてみろ♪ ッぐ!」
次に、ブラディが石像を持とうとした。
でもダメだった。
「おいおい。この石像超重いぜ♪」
「こういう時は……」
ブラディの目線の先にはフンスッと鼻から息を出しているシルキーの姿があった。
「ボクに任せてなんダヨ!
ボクもやればできるんダヨ!」
シルキーは変幻自在な体をこねて、腕を作り上げた。
「ボクもちゃんと役に立つんダヨ!」
そんな声とともに、石像が動いた。
サンドラーは口をあんぐりと開け、絶句していた。
★ ★ ★
数時間後。
かれこれ一日が終わろうとしていた。
あれからも、変な仕掛けや謎解きがいっぱいあったのだ。
まぁ、日が見えないから、今がどれくらいの時間なのかはわからないんだけどね!
体感、八時間くらいか?
「なぁ、このままで迷宮の主の所へ行けると思うか♪」
「十中八九野垂れ地ぬと思う……」
「だよな♫
迷宮自体の部屋が動いてるのに、主の所にたどり着けるわけがねぇ♫」
「何かいいアイディアとか……」
「くぅーん」
――トコトコトコ
「ん?
今何か、横切らなかった?」
「ああ、きちんと聞こえたぜ♫
少女の声がはっきりとな」
「え? 何も音、しなかったんダヨ」
「俺も声は聞こえなかったけど、小さい子供が横切っていくのが見えた。
とりあえず、追いかけてみよう」
「あれ?
この先は、行き止まりか」
「小さな扉が一個あるんダヨ」
「この扉の中に、……入ったのか?」
「よし行ってみよう」
扉を開けるのには、手間がかかった。
「う~ん
かなり古びた部屋、だね」
「あ! おい来てみろよ♫
ここにドアがあるぜ♪
ただ、ヤバそうな雰囲気だぜ♪」
「なんだか怖そうダヨ~
なんでこんなとこに入ったんダロ?」
「ここはレディーファースト。
シルキーどーぞ♪」
「ム~」
「……俺が先に行くよ」
「ワン!?」
「ありがとうございますッ!」
「マジかっ
気ぃつけろよ♪」
あれ? なんかこのドア既視感があるな。
なんだか、ライト王国の城で見た気がする。
ドアノブをひねる。
と。
「え? ここは――」
そこは、俺が今まで見たことがある部屋と酷似していた。
それは……。
「あれが、『魔法の迷宮』か」
「めっちゃデケーな♪」
「ワクワクしますねッ!」
「……なんか迷宮全体が動いてるように見えるんダヨ」
確かに、迷宮が少しずつ動いている気がする。
迷宮。
それは確か、魔力異常を起こした建物の総称だったハズだ。
迷宮は魔力密度が高く魔物が生まれやすい環境のため、危険。
その一方で、迷宮内のものは魔力によって変質しやすく、特殊効果が付与されていることも多い。
迷宮攻略。それはハイリスクハイリターンなものなのだ。
奥に行くほど魔力濃度が濃くなる。
「まッ 迷宮は建物に意思が宿った魔物なんじゃねぇかっていう説があるくらいだしな♪
こういうもんだろ!」
「それでは私は馬車で留守番していますッ!
頑張ってきてください!」
「何言ってんだ。
お前も行くんだよ♫」
「え!? 私は商人ですよ?」
「そんなの関係ねぇ」
サンドラーは自分も行くとしって落胆していた。
コイツ自分だけ何もせずにいようと思っていたのか。
卑しい奴め。
ちなみに、食料はたくさん持ってきた。
迷宮へ乗り込む準備は満タンだった。
「じゃあ行くか!」
「そうですね」
「ワン」
「ダヨ」
「え~……」
そんな風に話しつつ、迷宮へ向かう。
すると、一人の男が迷宮から走りながら、飛び出てきた。
「おいおい。あんちゃん達もこの迷宮へ行く気かい?
やめておいたほうがいい。
中には、幽霊が住んでる。
無事には帰れねぇぞ!
俺の仲間はみんな死んだ」
中から、魔物の声が聞こえる。
「ヒィ!
俺は忠告したからな
じゃ、じゃあ俺は故郷に帰るぜ」
男はすたこらさっさと去っていった。
「や、やっぱりやめときませんかッ?」
「ここまで来て変えるワケにはいかねぇぜ♪
だよな?」
「そうなんダヨ」
へンドラーはそれを聞いて、おしっこ漏らしそうな表情だったが関係ない。
俺たちは迷宮へ入った。
迷宮には二種類ある。
ボスがいる迷宮とボスがいない迷宮だ。
ボスがいない迷宮は建物の中に魔力が自然に溜まり、迷宮となったもので。
ボスがいる迷宮は、魔力の多い魔族によって建物が迷宮になったものだ。
まぁ、迷宮の魔力によってボスが生まれることもある。表裏一体なのだ。
ちなみに、ボスがいる場合、その場所は迷宮の一番奥だ。
まとめると、迷宮内では魔族が生まれやすい。
迷宮は魔力の多い魔族によって作られることもある。
ということだ。
その魔力の多い魔族というのが、いわゆるボスのことなのだが……。
「これ、迷宮の主いるよな♪」
「はい! 私でも感じますッ!」
迷宮の主はいれば攻略は難しくなる。
しかし、得られる物品の価値は上がる。
その方が、強い効果が付与されている可能性があがるのだ。
おらワクワクすっぞ。
俺たちは進む。
途中にいた喰人族を倒す。
ちなみに喰人族とは、四足歩行で、顔が青白く、長い葉が何重にも並んでいる。
そんな魔物だ。そんなに強くはない。
シルキーがモーニングスターで一発で倒した。
「分かれ道だ」
T字路のような別れ道が現れた!
どうする?
「どっちに進むんだ♫」
「右がいいと思いますッ!」
「左に行ってみたいんダヨ」
「根拠は?」
「「勘」」「ですッ!」「ダヨ!」
サンドラーは右。
シルキーは左。
と、それぞれ行きたい方を告げた。
「……よし。
じゃあ、不死身な俺が、ちょっくら左を様子見てくるぜ」
「なんですとッ!」
ブラディはシルキーの選んだ左に行くようだ。
ブラディはなんだかんだシルキーを信頼しているからな。
それもそうか、俺やサンドラーが加入する前から、旅をしていたんだから。
哀れなサンドラー。
スライムに負けてやんの~。
一分後。
「見てきたけど、罠だらけだったぜ♫
ホラ、頭に矢がぶっ刺さってる♪」
「大丈夫か?」
「ああ、ありがとうなウィルソン」
見ると、ブラディの頭からピューと血が噴き出している。
俺は、矢を抜いて止血をさせた。
ヘンドラーが腕を組み、シルキーの方を高圧的に見つめる。
ブラディもなんとなく、シルキーをにらんでる気がする。
シルキーがなんだか、かわいそう。
「ご、ごめんなしゃいなんダヨ」
「じゃ、次右行くか♫」
「そうですねッ!」
サンドラー、嬉しそう。
右の道をテクテク進んでいく。
サンドラーが先頭だ。
その間、魔物が数体いたので、普通に倒した。
のだが……。
サンドラーはしっぽ巻いて逃げた。
なんて奴だ。
そして、倒し終わって危険がなくなった後に、「突撃~!」とか言って俺たちの方へ走ってきた。
なんて奴だ。
ゲレンゴの表情がちゃんとわかるわけではないが、サンドラーへの信頼が少なくなってきているように思う。
サンドラーは勘はいいけど、戦闘となると、あんまり役に立たないな。
「わん! ワン!」
「行き止まりだ」
広い部屋に来た。
なんとも、豪勢な部屋だ。
そして、なぜか、石の石像が左右対称に並んでいる。
「左右対称の部屋なんダヨ」
「あれ? でもよく見るとなんか一つずれてますねっ!」
「おいおい。
これじゃあ、進めねぇじゃねえか♫」
「バウ! バウ!」
「なんだゲレンゴ♪
なに? ……ここが怪しいだって?」
こんこんこん。
ブラディはゲレンゴが吠えた場所をたたいてみる。
「ここだけなんか音がちげぇな♪」
「つまり、隠し通路があるんですねッ!」
「スイッチを見つけなくちゃなんダヨ!
ボク、まだ全然活躍できてないし、頑張ってお役にたつんダヨ!」
シルキーを筆頭に、スイッチを探す。
よいしょ、よいしょ。
なんだか、昔の隠し部屋を思い出すな。
……ていうか、思ったんだけど……。
「みんな? 思ったんだけどこの部屋って左右対称だよね?」
「そうダヨ」
「なんか、この石像だけ、ずれてない?」
「あ、私も気になってましたッ!」
僕とサンドラーが気になったのは石の石像が左右対称になっていない部分があったことだ。
「……もしかして、ここを揃えたら隠し通路へ行けるんじゃないですか?」
「よしやってみましょう
ウィルソンさん手を貸してください」
「わかった」
「せーの」
「「ふんッ!」」
「……だめですね。重すぎる」
俺とサンドラーは石像を持とうとしたが重すぎて持てなかった。
悲ちい。
「俺に任せてみろ♪ ッぐ!」
次に、ブラディが石像を持とうとした。
でもダメだった。
「おいおい。この石像超重いぜ♪」
「こういう時は……」
ブラディの目線の先にはフンスッと鼻から息を出しているシルキーの姿があった。
「ボクに任せてなんダヨ!
ボクもやればできるんダヨ!」
シルキーは変幻自在な体をこねて、腕を作り上げた。
「ボクもちゃんと役に立つんダヨ!」
そんな声とともに、石像が動いた。
サンドラーは口をあんぐりと開け、絶句していた。
★ ★ ★
数時間後。
かれこれ一日が終わろうとしていた。
あれからも、変な仕掛けや謎解きがいっぱいあったのだ。
まぁ、日が見えないから、今がどれくらいの時間なのかはわからないんだけどね!
体感、八時間くらいか?
「なぁ、このままで迷宮の主の所へ行けると思うか♪」
「十中八九野垂れ地ぬと思う……」
「だよな♫
迷宮自体の部屋が動いてるのに、主の所にたどり着けるわけがねぇ♫」
「何かいいアイディアとか……」
「くぅーん」
――トコトコトコ
「ん?
今何か、横切らなかった?」
「ああ、きちんと聞こえたぜ♫
少女の声がはっきりとな」
「え? 何も音、しなかったんダヨ」
「俺も声は聞こえなかったけど、小さい子供が横切っていくのが見えた。
とりあえず、追いかけてみよう」
「あれ?
この先は、行き止まりか」
「小さな扉が一個あるんダヨ」
「この扉の中に、……入ったのか?」
「よし行ってみよう」
扉を開けるのには、手間がかかった。
「う~ん
かなり古びた部屋、だね」
「あ! おい来てみろよ♫
ここにドアがあるぜ♪
ただ、ヤバそうな雰囲気だぜ♪」
「なんだか怖そうダヨ~
なんでこんなとこに入ったんダロ?」
「ここはレディーファースト。
シルキーどーぞ♪」
「ム~」
「……俺が先に行くよ」
「ワン!?」
「ありがとうございますッ!」
「マジかっ
気ぃつけろよ♪」
あれ? なんかこのドア既視感があるな。
なんだか、ライト王国の城で見た気がする。
ドアノブをひねる。
と。
「え? ここは――」
そこは、俺が今まで見たことがある部屋と酷似していた。
それは……。
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