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最終話「ひとつのやくそくを」
⑮-6 白銀の懐中時計①
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ティトーは迷っていた。セシュール王城で、会議室などどこにあるのか全く分からなかったのだ。前に来たときはクーデター後の休息に立ち寄っただけであった。
「どこ、ここ!」
頭をかかえてしまったティトーは、眼を閉じた。アルブレヒトのエーテルを追いかければいいのだと気付いたのだ。
「アルのエーテルは……」
懐かしく、寂しく、あたたかいエーテルを感じる。
(あかくて、まあるくて、それからおおきなエーテル)
「こっちだ!」
ティトーは再び走り出した。今度こそ、止まらない。止まりたくないと思って。
◇◇◇
――少し前。セシュール城、会議室。
「殿下、御無事で何よりでした」
「リジェレクトも、よく無事だったな」
アルブレヒトに深々とお辞儀し、涙を流しているリジェレクト氏は初老の男性であり、息子と共にアンザイン国へ長らく仕えていた者だ。
「いやあ、片腕を亡くしたくらいで、へこたれるわけには参りません! 息子もそう思っておるでしょう!」
そう言いながら、リジェレクト氏は無い片腕を撫でた。戦争によって、リジェレクト氏は片腕を失ったのだ。
「ああ、レーヴェンはどうしたんだ」
「……息子は、大戦で命を落としました」
「そうか……」
リジェレクト氏の息子、レーヴェンは父親の右腕であったと聞いている。それだけに、その知らせはアルブレヒトにとって辛いものだった。
戦争の爪痕は、思ったよりも根深かった。貧困やこれからの冬に向け、食べる物もほとんどないという。
アンザインではヴァジュトールからの支援と噂されるキャラバン隊により、復興村が出来上がっているという。
「レーヴェンには、随分世話になった。アンザインの地に赴いた時には、花を手向けたい」
「そうしてください。息子も喜ぶでしょう。……ですがどうか、御両親の元へ先に行ってください」
「…………」
「受け止められないでしょうが……」
「ああ。花くらい、供えないとな」
目を閉じれば、その日の情景が思い浮かぶ。
嫌いな食べ物を食べるように、工夫を凝らすように指示をする母イングリット。優しくも聡明で厳しかった母親はもういない。
自らの幼い手を引いてくれた父アルブレヒト・ベルンハルト。熊と狐を愛する、良き父親であった。彼もまた、もうこの世には居ない。
そう、アルブレヒトの両親はもう、この世にはいない。遠ざけていた現実が、目の前にある。
「殿下……」
「……なあ、リジェレクト。俺の決断は、間違っているかもしれない。それでも、ついてきてくれるか」
「もちろんです。殿下。いえ、アルブレヒト様」
「悪い……」
「いえ。決めたことなのでしょう。であれば、私はそれに従うだけです」
「…………」
グリフォンの訪れを知らせる鐘が鳴り響いたのは、それからすぐだった。
「おお、ミラージュ様とレオポルト様がお見えになるのでしたな。幼い王女様も」
「…………ああ」
「王女様のお名前を、私はまだ知らないのですが。ご存じでしょうか?」
「ああ。……ティトーという」
「ティトー様……」
アルブレヒトは不意に両親の顔が浮かんだ。
「事情があって、男児として育てられていたんだ。だから男の名前なんだ」
「左様でしたか……。ルゼリア国も、大変だったのでしょう」
「…………」
「……私だって、恨んではおります。ルゼリア国は、我が国を滅ぼしたのですから。セシュール国も、例外ではありません」
「……そうか」
リジェレクト氏は白髪を揺らしながら、何度も頷いた。
「それでも、手を取らねばならない。そうなのでしょう」
「すまない……」
「ルゼリア国の援助や支援を受けるにしても、皆の意見を聞かねばなりませんな」
「一週間後には、アンザインの地に到着できるだろう。グリフォンを呼ぶよ」
「そうしてください。グリフォンは皆、貴方を慕っておりますから」
リジェレクト氏は沢山の封書をテーブルに広げた。幼い文字から、達筆な文字まで幅広い。
「アルブレヒト様が生存なさっていると聞いて、皆が書いた手紙です。どうか、全てお読みいただければと思います。皆がどう思っているのか、それでお判りいただけるでしょう」
「わかった。ありがとう……」
「……アルブレヒト様。今一度言わせていただきます」
「殿下が生きておられて、本当に良かったと思っております……」
「……ありがとう」
リジェレクト氏は、アルブレヒトの手を大切そうに握った。
「私の孫も、きっと生きている。離散してしまった家族が再会するためにも、お力添えをお願い致します」
「もちろんだ」
アルブレヒトは、封書に目をやった。幼い子が書いたような文面には、早く帰ってきて欲しいという旨が書かれていた。達筆の文字はアルブレヒトの生存を喜ぶと同時に、息子の死を悼む気持ちが書かれていた。
「リジェレクトさん、ゆっくり休んでいってくださいね。ここは俺の家じゃないが、セシュール国だから」
「はい、そうさせていただきます」
リジェレクト氏が下がったとき、鐘の音は鳴りやんでいた。もうティトーたちは塔の上へ到着した頃だろう。
レオポルトは、マリアに会えただろうか。ミラージュ王女は、自分と会ってくれるだろうか。
国賓として招かれたミラージュ王女は、ルゼリア国の代表でもあるのだ。
「…………」
復興の道は、険しく遠い。
アルブレヒトは胸ポケットから白銀の懐中時計を取り出した。そしてポケットから、もう一つの白銀の懐中時計を取り出した。
対となっている銀時計には、どちらもグリフォンが描かれており、一方は傷だらけだ。
「………………」
言葉にならない想いが、後から後から溢れ出ていく。彼女に誓ったアンザインの復興を諦めるわけにはいかない。彼女に、愛しいケーニヒスベルクに。
アルブレヒトにとって辛いのは、自身を王族として認めないという意見だった。しかし、リジェレクト氏の残した手紙は、そんな内容ではなかった。
手紙は肯定的な意見から、なぜもっと早く帰国しないのかという、懇願した内容がほとんどだったのだ。
アルブレヒトにとって、それが嬉しくもあり、歯がゆくもある。なぜもっと早く、故郷を見ようとしてこなかったのか、と。
故郷を見つめ直したきっかけを与えたのは、ティトーだった。
「どこ、ここ!」
頭をかかえてしまったティトーは、眼を閉じた。アルブレヒトのエーテルを追いかければいいのだと気付いたのだ。
「アルのエーテルは……」
懐かしく、寂しく、あたたかいエーテルを感じる。
(あかくて、まあるくて、それからおおきなエーテル)
「こっちだ!」
ティトーは再び走り出した。今度こそ、止まらない。止まりたくないと思って。
◇◇◇
――少し前。セシュール城、会議室。
「殿下、御無事で何よりでした」
「リジェレクトも、よく無事だったな」
アルブレヒトに深々とお辞儀し、涙を流しているリジェレクト氏は初老の男性であり、息子と共にアンザイン国へ長らく仕えていた者だ。
「いやあ、片腕を亡くしたくらいで、へこたれるわけには参りません! 息子もそう思っておるでしょう!」
そう言いながら、リジェレクト氏は無い片腕を撫でた。戦争によって、リジェレクト氏は片腕を失ったのだ。
「ああ、レーヴェンはどうしたんだ」
「……息子は、大戦で命を落としました」
「そうか……」
リジェレクト氏の息子、レーヴェンは父親の右腕であったと聞いている。それだけに、その知らせはアルブレヒトにとって辛いものだった。
戦争の爪痕は、思ったよりも根深かった。貧困やこれからの冬に向け、食べる物もほとんどないという。
アンザインではヴァジュトールからの支援と噂されるキャラバン隊により、復興村が出来上がっているという。
「レーヴェンには、随分世話になった。アンザインの地に赴いた時には、花を手向けたい」
「そうしてください。息子も喜ぶでしょう。……ですがどうか、御両親の元へ先に行ってください」
「…………」
「受け止められないでしょうが……」
「ああ。花くらい、供えないとな」
目を閉じれば、その日の情景が思い浮かぶ。
嫌いな食べ物を食べるように、工夫を凝らすように指示をする母イングリット。優しくも聡明で厳しかった母親はもういない。
自らの幼い手を引いてくれた父アルブレヒト・ベルンハルト。熊と狐を愛する、良き父親であった。彼もまた、もうこの世には居ない。
そう、アルブレヒトの両親はもう、この世にはいない。遠ざけていた現実が、目の前にある。
「殿下……」
「……なあ、リジェレクト。俺の決断は、間違っているかもしれない。それでも、ついてきてくれるか」
「もちろんです。殿下。いえ、アルブレヒト様」
「悪い……」
「いえ。決めたことなのでしょう。であれば、私はそれに従うだけです」
「…………」
グリフォンの訪れを知らせる鐘が鳴り響いたのは、それからすぐだった。
「おお、ミラージュ様とレオポルト様がお見えになるのでしたな。幼い王女様も」
「…………ああ」
「王女様のお名前を、私はまだ知らないのですが。ご存じでしょうか?」
「ああ。……ティトーという」
「ティトー様……」
アルブレヒトは不意に両親の顔が浮かんだ。
「事情があって、男児として育てられていたんだ。だから男の名前なんだ」
「左様でしたか……。ルゼリア国も、大変だったのでしょう」
「…………」
「……私だって、恨んではおります。ルゼリア国は、我が国を滅ぼしたのですから。セシュール国も、例外ではありません」
「……そうか」
リジェレクト氏は白髪を揺らしながら、何度も頷いた。
「それでも、手を取らねばならない。そうなのでしょう」
「すまない……」
「ルゼリア国の援助や支援を受けるにしても、皆の意見を聞かねばなりませんな」
「一週間後には、アンザインの地に到着できるだろう。グリフォンを呼ぶよ」
「そうしてください。グリフォンは皆、貴方を慕っておりますから」
リジェレクト氏は沢山の封書をテーブルに広げた。幼い文字から、達筆な文字まで幅広い。
「アルブレヒト様が生存なさっていると聞いて、皆が書いた手紙です。どうか、全てお読みいただければと思います。皆がどう思っているのか、それでお判りいただけるでしょう」
「わかった。ありがとう……」
「……アルブレヒト様。今一度言わせていただきます」
「殿下が生きておられて、本当に良かったと思っております……」
「……ありがとう」
リジェレクト氏は、アルブレヒトの手を大切そうに握った。
「私の孫も、きっと生きている。離散してしまった家族が再会するためにも、お力添えをお願い致します」
「もちろんだ」
アルブレヒトは、封書に目をやった。幼い子が書いたような文面には、早く帰ってきて欲しいという旨が書かれていた。達筆の文字はアルブレヒトの生存を喜ぶと同時に、息子の死を悼む気持ちが書かれていた。
「リジェレクトさん、ゆっくり休んでいってくださいね。ここは俺の家じゃないが、セシュール国だから」
「はい、そうさせていただきます」
リジェレクト氏が下がったとき、鐘の音は鳴りやんでいた。もうティトーたちは塔の上へ到着した頃だろう。
レオポルトは、マリアに会えただろうか。ミラージュ王女は、自分と会ってくれるだろうか。
国賓として招かれたミラージュ王女は、ルゼリア国の代表でもあるのだ。
「…………」
復興の道は、険しく遠い。
アルブレヒトは胸ポケットから白銀の懐中時計を取り出した。そしてポケットから、もう一つの白銀の懐中時計を取り出した。
対となっている銀時計には、どちらもグリフォンが描かれており、一方は傷だらけだ。
「………………」
言葉にならない想いが、後から後から溢れ出ていく。彼女に誓ったアンザインの復興を諦めるわけにはいかない。彼女に、愛しいケーニヒスベルクに。
アルブレヒトにとって辛いのは、自身を王族として認めないという意見だった。しかし、リジェレクト氏の残した手紙は、そんな内容ではなかった。
手紙は肯定的な意見から、なぜもっと早く帰国しないのかという、懇願した内容がほとんどだったのだ。
アルブレヒトにとって、それが嬉しくもあり、歯がゆくもある。なぜもっと早く、故郷を見ようとしてこなかったのか、と。
故郷を見つめ直したきっかけを与えたのは、ティトーだった。
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