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第14輪「白銀の回想録」
⑭-7 金色のお別れを、君と
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その服はレスティン・フェレスに居た時、よく身に着けていた深緑の羽織に、長い袴のような白いスカートだ。
「キミは、ここで何をしているの」
焦点の定まらない視線で、その女性は問いかけた。慌てて周囲を見渡すが、膨大な泡が取り囲んでいるだけだった。
「キミに言っているんだよ。アルベルト」
「レン……? 俺が、わかるのか?」
「厳密にはわからない。今のボクは残留思念だから。記憶として残っているエーテル体。要するに、亡霊みたいなものだね」
「レン……‼ 教えてくれ、お前を止めたいんだ」
レンは眼を閉じたまま首を横に振るう。ゆっくりと瞳を開いた眼は、左目だけであり、右眼には眼帯をしている。その瞳は金色の瞳であり、光の当たり具合でヘーゼルにも緑色に見える。
「ボクはもう壊れてしまっているんだろう。壊すしかないよ」
「そんなことはない! お願いだ、俺はどうすればいいんだ」
「竜だったことを受け入れたんだ。……竜の力を継承するの?」
「お前、俺の頭を詠んだな?」
「うん。ここはそういう場所でしょ。忘れたの?」
レンは焦点の定まらない瞳で、ぼんやりとアルベルトを見つめている。ふらふらとしながらも、倒れることはない。それはレンの存在があやふやなせいだ。
「レン、頼む! 俺は、お前を……」
「ボクを殺せ。アルベルト」
レンは笑みを浮かべながら、胸に当てていた手をアルベルトに手を伸ばした。慌てて掴もうとするものの、その手はすり抜けていく。
「ボクはもう駄目だ。完全に上書きされているみたいなんだ。直る直らないの問題じゃないんだよ」
「もうお前は、ティニアになってしまったのか?」
「肝心なのはそこじゃない。問題なのは、ボクの死後にキミが暴走して世界を滅ぼさんとすること。力を使い切ったところで、奴らはゲートのありかを聞き出そう思っていたんだろうね。奴ら、地球のことなんで何とも思っていないよ」
「だが……。何か方法があるなら……」
「ラウルが拠点を壊滅させたけれど、まだ息のある人間が何人もいる。各地で散り散りだけどね。里のありかは奴らに知られていないし、里に来ることは出来ないだろう。ボクが設置した里のセキュリティは完璧なんでね」
レンは差し出した手を片手で優しくさすりながら、寂しそうに微笑んだ。
「キミは力の継承を怖がっている。昔のキミと変わらない」
「そんな事は……」
「ううん。キミはキミだもの。キミは力を恐れている。だから、竜であることを受け入れられないと思っていた」
「…………力の継承は、銀時計を使う。そうなんだな?」
「そうだね。それがあれば継承できると思うよ。記憶媒体として、内なる力の封印を解くようなものだから」
レンは嬉しそうに、それでいて悲しそうに笑った。虚ろいだ焦点の定まらない瞳は、アルベルトを見ることはない。
「レン……」
「どうしたの。キミはそんなに、寂しがり屋だったっけ?」
「レン……。俺は、お前を抱きしめることも、触れる事も出来ないのか」
「ボクは残留思念だっていったでしょ。ただの記憶エーテルから出来た亡霊なんだよ。そういったじゃないか」
レンはアルベルトの両手に握られた白銀の懐中時計を見つめた。一つは傷だらけであり、レンのものだ。もう随分と昔に手元を離れたかのような表情を浮かべ、寂しそうに呟いた。
「ボクは銀時計にいる。いつか、キミに伝えられたらいいと思って、エーテルの思念体を仕込んでいたんだ。ラウルなら、きっと何かあれば君を頼ると思って。この場所も全て、それが発動しただけ。それから、約束して欲しい。キミは必ず、レスティン・フェレスへ帰るんだよ」
「お前を置いていけるか!」
レンは首を横に振ると、アルベルトに向かった。しかし、アルベルトと視線が合う事はない。
「帰れよ。戦艦だってあるんだ。それで、ゲオルクの作った噴水を見て。ゲオルクは言っていたよ。相互理解のその先の、信頼のその先にあるものを見つけたのだと」
「ゲオルクが……。再会の町の、噴水か……?」
「ああ。聞いていたんだね。そう、その噴水だよ。大丈夫、キミは帰れる。言葉にすれば、成らないものも成るものだよ」
「レン……」
「そんな寂しそうな顔をするんじゃないよ。大丈夫。ボクもまた生まれ変わり、生きていく。大丈夫、また会えるよ」
「俺だって、今は地球人だ。いつまで生きられるかはわからない。地球人は短命なんだ……」
「だったら」
レンはアルベルトの瞳を見据えた。じっと、じっと見つめた。
「だったら、生まれ変わってまた会おう。大丈夫。ボクは物理法則を超えられるから。レスティン・フェレスで、必ず生き返るよ」
「やめてくれ、縁起でもない。物理法則を超えられるのなら、どうか元に戻ってくれ……!」
レンは視線を斜め下へ外した。金色の瞳は淡く輝き、そのまま虚ろになっていく。
「それはもう、無理だ。ボクは機械の身体と生身の身体の合体だから。もう自由に魔法も使えなくなっている。ごめんね……。軽率だったよ。すぐにでも力が欲しくて、改造される道を選んでしまった。結果的に、拠点の位置を暴けたし、破壊出来たけどね」
「レン……」
「ゲオルクも、ティニアも。ラウルだってずっと苦しんできた。彼らの罪も軽くしてあげたいんだ」
レンの儚げな微笑みは、今までにないほどに悲しい。
「さようなら。それだけ伝えられたら、ボクはそれで……」
「待ってくれ、レン!」
「ありがとう。添い寝、してあげられたら良かったね」
レンは遠ざかっていく。慌てて駆けだすものの、距離は開いていく。
周囲の泡が多くなり、レンの姿は見えなくなっていく。
「待ってくれ、ティニア‼」
「あはは。その名で呼ぶんだ。そうだね、君にとって、今のボクはティニアだものね」
立ち止まって微笑む彼女は、レンであり、ティニアであった。
「ティニア、待って。待ってくれ! 俺は、お前が……」
「なに? 今は聞いても、ボク本人じゃないからね。そうだなあ、再会したら聞くよ。レスティン・フェレスへ帰ってきたら話すって言っていた話もあるんでしょう……。その時にまとめて……」
レンの声が遠ざかる。そのまま姿は泡となって消えた。
「ティニアああああ……‼」
汗だくで目を覚ましたアルベルトの目の前には、心配そうに手をつかんで離さないフリージア、そして心配そうにのぞき込むラウルの姿だった。
「キミは、ここで何をしているの」
焦点の定まらない視線で、その女性は問いかけた。慌てて周囲を見渡すが、膨大な泡が取り囲んでいるだけだった。
「キミに言っているんだよ。アルベルト」
「レン……? 俺が、わかるのか?」
「厳密にはわからない。今のボクは残留思念だから。記憶として残っているエーテル体。要するに、亡霊みたいなものだね」
「レン……‼ 教えてくれ、お前を止めたいんだ」
レンは眼を閉じたまま首を横に振るう。ゆっくりと瞳を開いた眼は、左目だけであり、右眼には眼帯をしている。その瞳は金色の瞳であり、光の当たり具合でヘーゼルにも緑色に見える。
「ボクはもう壊れてしまっているんだろう。壊すしかないよ」
「そんなことはない! お願いだ、俺はどうすればいいんだ」
「竜だったことを受け入れたんだ。……竜の力を継承するの?」
「お前、俺の頭を詠んだな?」
「うん。ここはそういう場所でしょ。忘れたの?」
レンは焦点の定まらない瞳で、ぼんやりとアルベルトを見つめている。ふらふらとしながらも、倒れることはない。それはレンの存在があやふやなせいだ。
「レン、頼む! 俺は、お前を……」
「ボクを殺せ。アルベルト」
レンは笑みを浮かべながら、胸に当てていた手をアルベルトに手を伸ばした。慌てて掴もうとするものの、その手はすり抜けていく。
「ボクはもう駄目だ。完全に上書きされているみたいなんだ。直る直らないの問題じゃないんだよ」
「もうお前は、ティニアになってしまったのか?」
「肝心なのはそこじゃない。問題なのは、ボクの死後にキミが暴走して世界を滅ぼさんとすること。力を使い切ったところで、奴らはゲートのありかを聞き出そう思っていたんだろうね。奴ら、地球のことなんで何とも思っていないよ」
「だが……。何か方法があるなら……」
「ラウルが拠点を壊滅させたけれど、まだ息のある人間が何人もいる。各地で散り散りだけどね。里のありかは奴らに知られていないし、里に来ることは出来ないだろう。ボクが設置した里のセキュリティは完璧なんでね」
レンは差し出した手を片手で優しくさすりながら、寂しそうに微笑んだ。
「キミは力の継承を怖がっている。昔のキミと変わらない」
「そんな事は……」
「ううん。キミはキミだもの。キミは力を恐れている。だから、竜であることを受け入れられないと思っていた」
「…………力の継承は、銀時計を使う。そうなんだな?」
「そうだね。それがあれば継承できると思うよ。記憶媒体として、内なる力の封印を解くようなものだから」
レンは嬉しそうに、それでいて悲しそうに笑った。虚ろいだ焦点の定まらない瞳は、アルベルトを見ることはない。
「レン……」
「どうしたの。キミはそんなに、寂しがり屋だったっけ?」
「レン……。俺は、お前を抱きしめることも、触れる事も出来ないのか」
「ボクは残留思念だっていったでしょ。ただの記憶エーテルから出来た亡霊なんだよ。そういったじゃないか」
レンはアルベルトの両手に握られた白銀の懐中時計を見つめた。一つは傷だらけであり、レンのものだ。もう随分と昔に手元を離れたかのような表情を浮かべ、寂しそうに呟いた。
「ボクは銀時計にいる。いつか、キミに伝えられたらいいと思って、エーテルの思念体を仕込んでいたんだ。ラウルなら、きっと何かあれば君を頼ると思って。この場所も全て、それが発動しただけ。それから、約束して欲しい。キミは必ず、レスティン・フェレスへ帰るんだよ」
「お前を置いていけるか!」
レンは首を横に振ると、アルベルトに向かった。しかし、アルベルトと視線が合う事はない。
「帰れよ。戦艦だってあるんだ。それで、ゲオルクの作った噴水を見て。ゲオルクは言っていたよ。相互理解のその先の、信頼のその先にあるものを見つけたのだと」
「ゲオルクが……。再会の町の、噴水か……?」
「ああ。聞いていたんだね。そう、その噴水だよ。大丈夫、キミは帰れる。言葉にすれば、成らないものも成るものだよ」
「レン……」
「そんな寂しそうな顔をするんじゃないよ。大丈夫。ボクもまた生まれ変わり、生きていく。大丈夫、また会えるよ」
「俺だって、今は地球人だ。いつまで生きられるかはわからない。地球人は短命なんだ……」
「だったら」
レンはアルベルトの瞳を見据えた。じっと、じっと見つめた。
「だったら、生まれ変わってまた会おう。大丈夫。ボクは物理法則を超えられるから。レスティン・フェレスで、必ず生き返るよ」
「やめてくれ、縁起でもない。物理法則を超えられるのなら、どうか元に戻ってくれ……!」
レンは視線を斜め下へ外した。金色の瞳は淡く輝き、そのまま虚ろになっていく。
「それはもう、無理だ。ボクは機械の身体と生身の身体の合体だから。もう自由に魔法も使えなくなっている。ごめんね……。軽率だったよ。すぐにでも力が欲しくて、改造される道を選んでしまった。結果的に、拠点の位置を暴けたし、破壊出来たけどね」
「レン……」
「ゲオルクも、ティニアも。ラウルだってずっと苦しんできた。彼らの罪も軽くしてあげたいんだ」
レンの儚げな微笑みは、今までにないほどに悲しい。
「さようなら。それだけ伝えられたら、ボクはそれで……」
「待ってくれ、レン!」
「ありがとう。添い寝、してあげられたら良かったね」
レンは遠ざかっていく。慌てて駆けだすものの、距離は開いていく。
周囲の泡が多くなり、レンの姿は見えなくなっていく。
「待ってくれ、ティニア‼」
「あはは。その名で呼ぶんだ。そうだね、君にとって、今のボクはティニアだものね」
立ち止まって微笑む彼女は、レンであり、ティニアであった。
「ティニア、待って。待ってくれ! 俺は、お前が……」
「なに? 今は聞いても、ボク本人じゃないからね。そうだなあ、再会したら聞くよ。レスティン・フェレスへ帰ってきたら話すって言っていた話もあるんでしょう……。その時にまとめて……」
レンの声が遠ざかる。そのまま姿は泡となって消えた。
「ティニアああああ……‼」
汗だくで目を覚ましたアルベルトの目の前には、心配そうに手をつかんで離さないフリージア、そして心配そうにのぞき込むラウルの姿だった。
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