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第14輪「白銀の回想録」
⑭-2 金色の回想カルテット①
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眩い金色の光。それはレンの光であり、レンそのものだ。それは長い時をアルブレヒトという竜として生きた時代から、ずっとレンの光だった。
その懐かしい光に包まれ、アルベルトは自身をアルブレヒトという竜であったことをより一層実感していく。
光の泡はついに途切れ、世界は草原の広がる大地へと男を誘った。
長く美しいストレートの白銀の髪、その頭から長く伸びた耳、そしてふわふわの尻尾を携え、深緑色と白色の衣を纏う女性が目に映る。金色の瞳を両目に携え、女性は白銀の髪を靡かせる。
「レン……」
呼びかけに答えることもなく、レンはそこに佇んでいた。
「あ……」
不意に、レンが顔を上げる。
「この気配……」
「⁉ レン⁉」
「間違いない、これはティニアだ」
レンはアルベルトを通り過ぎ、そのままふわりと空へと舞い上がった。慌てて空を飛び追いかけるアルベルトは、この場所が記憶の世界であることを知る。そして、その懐かしい風景をまざまざと感じたのだ。
「眼を向ければ、その大陸を覆うが如く。それが美しい山脈ケーニヒスベルク……」
青々とした草木に彩られた山脈、ケーニヒスベルクが眼下に広がる。美しいその山脈を横目に、アルベルトはレンを追いかけた。レンは巫女の衣装をまとった少女に声をかけた所だった。大きな月の幻影が、彼女たちを見下ろしている。
「お姉さん、待って」
「まあ! 空を人が……」
「あ。ボク、人間じゃないんだ」
「では、精霊でしょうか。妖精でしょうか」
「うーん。どっちかっていうと、精霊かな?」
お道化た表情を浮かべるレンに、少女は丁寧にお辞儀をした。レンも慌てて深くお辞儀をすると、少女は驚いて口に手を当てた。
「まあ。景国式の挨拶を熟知なさっているのですね」
「あーまあね。それより、君の名前は? ボクはレンだよ」
「レン様。私は詩阿。民詩阿と申します」
「そうか。詩阿。景国から遠路遥々、ルゼリア大陸へようこそ。でも大陸を行くのであれば、年若い女の子が一人では大変だよ。ルゼリア帝国まで送ってあげられるけれど、どうする?」
民詩阿と名乗った少女は焦茶色の髪をポニーテールにしており、黒い目をしている。大陸ではかなり目立った容姿だ。それでいて、赤い袴の巫女衣装はかなり目立つだろう。
「送るとは、空をお飛びになるのですか?」
「そうだよ。空中散歩なんてどう?」
「空を飛ぶのは初めてです。是非、お願い致します」
「うん。いい返事だね。じゃあ行こうか」
レンは詩阿の手を取ると、ふわりと空へ舞い上がった。慌てて追いかけるアルベルトだったが、レンも詩阿も自身に気付いている様子はない。
「ねえ詩阿」
「はい」
「会わせたい人がいるんだけれど、会ってくれるかな」
「もちろんです。大陸に知り合いも居ませんから」
「ふーん。じゃあどうして、遥々ルゼリア大陸に?」
「…………」
黙り込んだ詩阿は、俯くと眼を閉じた。そのままゆっくりと眼を開き、遠くに青々とした山脈、ケーニヒスベルクを見つめると静かに語った。
「何か、大切なことを忘れているようなのです。何か……」
「そうなんだね」
「いてもたってもいられず、こうして大陸へ渡らせていただきました」
「詩阿はいくつになるの?」
「12歳になります」
「そうか。そしたら、是非彼と会ってもらいたいな。同じ歳だよ」
ふわりと高い塔へ降り立ったレンに、戸惑う詩阿。アルベルトも横へ降り立ったが、すぐに兵士と思しき者たちがレンたちを取り囲む。
「誰かと思えば、レン様じゃないですか。まーた、勝手にルゼリア城内には居られたのですか⁉ 困りますよ」
「悪い悪い。いつもごめんね。それより、彼女。民詩阿っていうんだけど、景国からの客人だよ。丁寧に扱って損はないと思うけれど」
「け、景国から⁉ ……おいお前、景語わかるか?」
「い、いや……」
狼狽する兵士たちを前に、詩阿は丁寧にお辞儀をすると、ルゼリア語で話し出した。そう、詩阿はずっとルゼリア語で話していたのだ。
「言葉はわかります。突然の訪問をお許しください。私は景国の民詩阿と申します。景国では巫女という祈祷を行う職業についておりました」
「ああよかった。巫女というのは、少々ですが伝わってきています。そうですか、貴女が」
「何の騒ぎでしょう」
不意に声がした方向を見ると、そこには眼鏡をかけていないレオンが立っていた。服装から王族であろうことがわかる。
「またレン様ですか」
「やあ。リオン。客人だよ」
「はあ」
「リオン殿下、民詩阿と名乗る巫女様が景国からお越しです」
「ふむ……」
殿下という呼び名に、戸惑った詩阿は慌ててしゃがみ込み、手を組んで陳謝した。
「突然の訪問をお許しください……」
「いえ。貴女が、民詩阿さん?」
「はい」
「そうか。私は、リオン・ゲオルク・ミハエル・フォン・ルギリア。この国の皇子だ」
突如金色の泡が湧きたち、彼らを包み込んだ。場面が泡粒に乗って展開してゆく。
◇◇◇
「巫女制度ですか?」
声がした方をみると、成長した詩阿がたたずんでいた。会話の相手はレン、そして成長したリオンだ。詩阿とリオンは20歳ほどになっていた。もう少女少年のような見た目ではない。
「もう国を動かせる力を宿しているからね。詩阿は」
「そうですね。詩阿はもう、それくらいの権力があったほうがいい」
「権力だなんて。私のようなものには必要ありません」
「アルブレヒトは驚くだろうな」
不意に名を呼ばれ驚くアルベルトだったが、その言葉は空の彼方へと送られていく。
「帝国を廃止、王国にするっていうのは、ボクよくわからないけど」
「フェルドやアンセム地方を掌握したところで、何の意味がある」
「帝国を廃するなんて。波乱の世の中になる。戦争が起こるかもよ」
「その為に、巫女という制度を作ろうというのだろう。大陸全土にわたって活動できる詩阿を、ルギリア帝国、いやルゼリア王国だけに留めておくわけにはいかない」
「そうだねえ。でも二人の子孫に、巫女の力は継承できるけれど、いずれ力を掌握しないか心配だよ」
「そんな事はさせません。決して」
詩阿は頷いた。それに応えるように、リオンも力強く頷く。
「二人とも変わったね。会わせて良かったと思えてくるよ」
「レン」
「なんだい」
「今日で、約束の500年だ」
「…………そんなに経ったんだ。もう忘れちゃったなあ」
レンはお道化たように呆れ顔を作る。それが苦笑いであることを、アルベルトは知っている。
「余裕で行って戻って来られる時間は、過ぎてしまった」
「何かあったんだろうね」
「君だけなら、単身で地球へ渡れるのではないのか」
「9割8割、力を使い果たすけれど、渡れなくはない。ゲートが閉じてるから、湖鏡かな。あれは竜なら通れるからね」
「巫女継承のオーブ設置に、もう随分と力をお使いでは……」
詩阿が心配そうな顔でレンを見つめる。レンは得意げになって笑い出した。
「ボク、エーテル補充に関してはアルブレヒトよりもずっと上だよ」
アルブレヒト。その名が呼ばれたことに、一喜一憂する。
リオンはレンを見つめると、胸へ手を当てて訴えた。
「レン。追いかけるんだ」
「これから未曾有の大混乱の世の中が始まるのに? 何のために年号を改めたの? ネリネ歴元年でしょう?」
捲くし立てるレンに、リオンは更に説得を試みるが、レンは首を縦には振らない。
「なあに、そのうちひょっこり帰ってくるでしょ。ラウルも居るんだしね」
泡が次々と沸き上がり、その泡の中から小さな子供を抱えた詩阿、そして小さな子供の手を握るリオンの姿が見える。
◇◇◇
「本当に、地球へ向かっていただけるのですか」
「5年も説得されたらね」
「お願いします。彼らに何があったのか。私たちだって心配しているんだ。ティニアの詩阿だって……」
「ゲオルク……」
「うん。期待はしないで待ってて」
無数に広がる金色の泡に包まれると、レンは湖に飛び込んで湖の中へ消えていった。
細かな泡が無数に広がると、生い茂った森、月夜の晩に場面は切り替わった。小さな月のある世界は、レスティン・フェレスではない異世界を現すことを、アルベルトは知っている。
そう、この場所は地球だ。
その懐かしい光に包まれ、アルベルトは自身をアルブレヒトという竜であったことをより一層実感していく。
光の泡はついに途切れ、世界は草原の広がる大地へと男を誘った。
長く美しいストレートの白銀の髪、その頭から長く伸びた耳、そしてふわふわの尻尾を携え、深緑色と白色の衣を纏う女性が目に映る。金色の瞳を両目に携え、女性は白銀の髪を靡かせる。
「レン……」
呼びかけに答えることもなく、レンはそこに佇んでいた。
「あ……」
不意に、レンが顔を上げる。
「この気配……」
「⁉ レン⁉」
「間違いない、これはティニアだ」
レンはアルベルトを通り過ぎ、そのままふわりと空へと舞い上がった。慌てて空を飛び追いかけるアルベルトは、この場所が記憶の世界であることを知る。そして、その懐かしい風景をまざまざと感じたのだ。
「眼を向ければ、その大陸を覆うが如く。それが美しい山脈ケーニヒスベルク……」
青々とした草木に彩られた山脈、ケーニヒスベルクが眼下に広がる。美しいその山脈を横目に、アルベルトはレンを追いかけた。レンは巫女の衣装をまとった少女に声をかけた所だった。大きな月の幻影が、彼女たちを見下ろしている。
「お姉さん、待って」
「まあ! 空を人が……」
「あ。ボク、人間じゃないんだ」
「では、精霊でしょうか。妖精でしょうか」
「うーん。どっちかっていうと、精霊かな?」
お道化た表情を浮かべるレンに、少女は丁寧にお辞儀をした。レンも慌てて深くお辞儀をすると、少女は驚いて口に手を当てた。
「まあ。景国式の挨拶を熟知なさっているのですね」
「あーまあね。それより、君の名前は? ボクはレンだよ」
「レン様。私は詩阿。民詩阿と申します」
「そうか。詩阿。景国から遠路遥々、ルゼリア大陸へようこそ。でも大陸を行くのであれば、年若い女の子が一人では大変だよ。ルゼリア帝国まで送ってあげられるけれど、どうする?」
民詩阿と名乗った少女は焦茶色の髪をポニーテールにしており、黒い目をしている。大陸ではかなり目立った容姿だ。それでいて、赤い袴の巫女衣装はかなり目立つだろう。
「送るとは、空をお飛びになるのですか?」
「そうだよ。空中散歩なんてどう?」
「空を飛ぶのは初めてです。是非、お願い致します」
「うん。いい返事だね。じゃあ行こうか」
レンは詩阿の手を取ると、ふわりと空へ舞い上がった。慌てて追いかけるアルベルトだったが、レンも詩阿も自身に気付いている様子はない。
「ねえ詩阿」
「はい」
「会わせたい人がいるんだけれど、会ってくれるかな」
「もちろんです。大陸に知り合いも居ませんから」
「ふーん。じゃあどうして、遥々ルゼリア大陸に?」
「…………」
黙り込んだ詩阿は、俯くと眼を閉じた。そのままゆっくりと眼を開き、遠くに青々とした山脈、ケーニヒスベルクを見つめると静かに語った。
「何か、大切なことを忘れているようなのです。何か……」
「そうなんだね」
「いてもたってもいられず、こうして大陸へ渡らせていただきました」
「詩阿はいくつになるの?」
「12歳になります」
「そうか。そしたら、是非彼と会ってもらいたいな。同じ歳だよ」
ふわりと高い塔へ降り立ったレンに、戸惑う詩阿。アルベルトも横へ降り立ったが、すぐに兵士と思しき者たちがレンたちを取り囲む。
「誰かと思えば、レン様じゃないですか。まーた、勝手にルゼリア城内には居られたのですか⁉ 困りますよ」
「悪い悪い。いつもごめんね。それより、彼女。民詩阿っていうんだけど、景国からの客人だよ。丁寧に扱って損はないと思うけれど」
「け、景国から⁉ ……おいお前、景語わかるか?」
「い、いや……」
狼狽する兵士たちを前に、詩阿は丁寧にお辞儀をすると、ルゼリア語で話し出した。そう、詩阿はずっとルゼリア語で話していたのだ。
「言葉はわかります。突然の訪問をお許しください。私は景国の民詩阿と申します。景国では巫女という祈祷を行う職業についておりました」
「ああよかった。巫女というのは、少々ですが伝わってきています。そうですか、貴女が」
「何の騒ぎでしょう」
不意に声がした方向を見ると、そこには眼鏡をかけていないレオンが立っていた。服装から王族であろうことがわかる。
「またレン様ですか」
「やあ。リオン。客人だよ」
「はあ」
「リオン殿下、民詩阿と名乗る巫女様が景国からお越しです」
「ふむ……」
殿下という呼び名に、戸惑った詩阿は慌ててしゃがみ込み、手を組んで陳謝した。
「突然の訪問をお許しください……」
「いえ。貴女が、民詩阿さん?」
「はい」
「そうか。私は、リオン・ゲオルク・ミハエル・フォン・ルギリア。この国の皇子だ」
突如金色の泡が湧きたち、彼らを包み込んだ。場面が泡粒に乗って展開してゆく。
◇◇◇
「巫女制度ですか?」
声がした方をみると、成長した詩阿がたたずんでいた。会話の相手はレン、そして成長したリオンだ。詩阿とリオンは20歳ほどになっていた。もう少女少年のような見た目ではない。
「もう国を動かせる力を宿しているからね。詩阿は」
「そうですね。詩阿はもう、それくらいの権力があったほうがいい」
「権力だなんて。私のようなものには必要ありません」
「アルブレヒトは驚くだろうな」
不意に名を呼ばれ驚くアルベルトだったが、その言葉は空の彼方へと送られていく。
「帝国を廃止、王国にするっていうのは、ボクよくわからないけど」
「フェルドやアンセム地方を掌握したところで、何の意味がある」
「帝国を廃するなんて。波乱の世の中になる。戦争が起こるかもよ」
「その為に、巫女という制度を作ろうというのだろう。大陸全土にわたって活動できる詩阿を、ルギリア帝国、いやルゼリア王国だけに留めておくわけにはいかない」
「そうだねえ。でも二人の子孫に、巫女の力は継承できるけれど、いずれ力を掌握しないか心配だよ」
「そんな事はさせません。決して」
詩阿は頷いた。それに応えるように、リオンも力強く頷く。
「二人とも変わったね。会わせて良かったと思えてくるよ」
「レン」
「なんだい」
「今日で、約束の500年だ」
「…………そんなに経ったんだ。もう忘れちゃったなあ」
レンはお道化たように呆れ顔を作る。それが苦笑いであることを、アルベルトは知っている。
「余裕で行って戻って来られる時間は、過ぎてしまった」
「何かあったんだろうね」
「君だけなら、単身で地球へ渡れるのではないのか」
「9割8割、力を使い果たすけれど、渡れなくはない。ゲートが閉じてるから、湖鏡かな。あれは竜なら通れるからね」
「巫女継承のオーブ設置に、もう随分と力をお使いでは……」
詩阿が心配そうな顔でレンを見つめる。レンは得意げになって笑い出した。
「ボク、エーテル補充に関してはアルブレヒトよりもずっと上だよ」
アルブレヒト。その名が呼ばれたことに、一喜一憂する。
リオンはレンを見つめると、胸へ手を当てて訴えた。
「レン。追いかけるんだ」
「これから未曾有の大混乱の世の中が始まるのに? 何のために年号を改めたの? ネリネ歴元年でしょう?」
捲くし立てるレンに、リオンは更に説得を試みるが、レンは首を縦には振らない。
「なあに、そのうちひょっこり帰ってくるでしょ。ラウルも居るんだしね」
泡が次々と沸き上がり、その泡の中から小さな子供を抱えた詩阿、そして小さな子供の手を握るリオンの姿が見える。
◇◇◇
「本当に、地球へ向かっていただけるのですか」
「5年も説得されたらね」
「お願いします。彼らに何があったのか。私たちだって心配しているんだ。ティニアの詩阿だって……」
「ゲオルク……」
「うん。期待はしないで待ってて」
無数に広がる金色の泡に包まれると、レンは湖に飛び込んで湖の中へ消えていった。
細かな泡が無数に広がると、生い茂った森、月夜の晩に場面は切り替わった。小さな月のある世界は、レスティン・フェレスではない異世界を現すことを、アルベルトは知っている。
そう、この場所は地球だ。
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