上 下
101 / 108
第3章 シュルトーリア

白濁シャワー

しおりを挟む
「くぁぁ~~……。」

一通り洗い終えた俺は浴槽に入って思わず声が漏れる。浴槽が深いから立湯状態だ。

「(こっちに来たらどうだ?)」
「おっ、ありがとう。」

そんな状態の俺を見かねたガルドが俺の肩を抱き寄せて胡坐をかいた上に座らせてくれた。おかげで湯の高さが肩より少し低いくらいでいい感じで。

「(風呂、気持ちいい。)」

横を見れば、初めての風呂にダブが蕩けた顔で寛いでいる。それに倣って俺も体をガルドに預け、しっかり湯に浸かると疲れが湯に溶け出るように体から抜けていくのがわかる。

「(……妻よ、そろそろ良いのではないか?)」
「ん?そろそろ上がるか?」

ガルドに寄りかかって5分か10分か。そのくらいしてガルドが鼻息を荒くして声を掛けてきた。

「(あのように我を挑発しておいて、何もなく終わるはずがなかろう?)」

そう言うとガルドがガバッと俺を抱き込みギリギリと締め上げる。しかも、さすがに加減を分かっているのか身じろぎ一つできないが苦しさは一切ない絶妙な加減だ。

「ちょっ、ガルド!んっ……。」

抵抗できない俺の首筋をガルドの舌がぬるりと撫でる。

「(ほれ、我はもう準備万端だぞ。)」

ガルドが腰を動かすと湯の中で赤黒い肉のドリルがユラユラと揺れるのが見えた。

「(その愛らしい口で鎮めてくれ。)」

ガルドがそう言って俺を立たせると自分は浴槽から上がり、その縁に腰を掛けた。丁度俺の目の前でダブのドリル状のイチモツがビクビクと震えている。

「しょうがないな。」

俺は開かれたガルドの股に顔を埋め、イチモツに舌を這わせる。チロチロと小刻みに舌を動かし、根本から先端に向かってゆっくりと何往復もする。次第に先端から透明な先走りが溢れ始め、糸を引きながら滴り落ちる。
それを顔で受け止めながら焦らすように決して咥えることなくひたすらペロペロチロチロとガルドのイチモツを丁寧に舐め上げる。

「(……妻よ、もう良いだろ。そろそろ咥えてくれ。)」

痺れを切らしたガルドがビクビクとモノを震わせて催促してきた。俺はそれに応えるよう見せかけて、先端部分だけ口に含んだ。しかし、奥まで咥えこむことはしないで同じように口の中でチロチロと先端をした先で転がして弄ぶ。
舌を動かすたびにガルドのイチモツが跳ねて、先走りが口の中に広がる。

「(見ろよ、コレ。ほとんど唾液じゃなくて先走りだからな。)」

俺はガルドのイチモツの先端をした先に乗せたまま口を開いて、中に溜まったガルドの先走りを見せつける。

「ッ!?」
「うぐっ!」

それを見た瞬間ガルドのイチモツがビクンと跳ね、また俺の口に先走りが注がれる。ガルドは荒く鼻息を吐くと俺の髪を掴み、強引に喉の奥まで咥えるように頭を押さえつけた。さらにそのまま俺の頭を上下に動かし、強引に喉の奥を犯す。

「(そのような、欲情的な姿を見せつけて!我がどれだけ我慢をしていると思っている!)」
「ゔっ!ん゛っ!」

ガルドのモノが喉の奥に差し込まれるたびに胃の中のモノが逆流しそうになるがそれを涙目になりながら必死に抑える。そして必死に抑えているせいで喉の奥が痙攣してガルドのイチモツをいっそう刺激する。

「(またそのような涙目で!喉を震わせて我を昂らせる!イクぞっ!)」

ガルドがそういうと俺の頭を押さえつけ根本まで押し込むと一気に頭を引き上げ、イチモツを俺の口から引き抜いた。

「ブフィィィィ!」

雄叫びを上げると引き抜かれたイチモツから白濁の液体が吹き出し、俺に降り注いだ。顔から受け止めたその液体は風呂の湯より熱く感じられた。

「はぁはぁはぁ。満足、したか?」

窒息と嘔吐寸前の状態が続き、息も絶え絶えになりながらガルドも見上げる。

「(うむ。我は満足したが……。)」

そう言って言葉を濁すガルドが俺の後ろに目をやった。その視線を追うように後ろを振り返るとダブがすぐそばで立っていた。

「(主様、オデも……)」

そういってダブが腰を突き出すと硬くなったイチモツの先端が水面に顔を出した。

「ったく。それじゃあダブはそこに寄りかかって。」

ダブを壁際に寄りかからせると水面から顔を出したイチモツの先端に舌を這わせる。先端から溢れる蜜を舐めとり、クルクルと舌で円を描く。そのまま水中ではダブのイチモツを両手で掴み、上下に扱く。

するとすぐに溢れ出る蜜の量が増えてきた。

「(主様、出そう……。)」
「いいぞ。このまま出せ。」

そういうとダブの目一杯口を開いてイチモツを咥える。あまりの大きさに先端を少し口に含むだけで口はパンパンだ。

「(わかった。……出る。出る!)」

ダブが吼えるとイチモツがさらにプックリと膨れ、口に収まり切らなくなってボロンと口からこぼれた。そして、ビュービューと噴水のように白い液体が吹き上がる。

「あぁぁ……。」

ダブの射精が終わると2人分の精液が湯の中でゼリーのように固まってユラユラと泳ぎ、俺の体に絡まってくる。

「(妻よ……。)」

呼ばれて振り返ると浴槽の縁に座ったままのガルドのイチモツは再び熱を持ち、上を向いていた。

「(白く染まった姿を見て、また熱を持ってしまった。もう一度頼む。)」

それからガルドの相手をするとダブが発情し、ダブの相手をするとガルドが発情するというのを繰り返し、それぞれ3回ずつ抜いた所でようやく落ち着いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

主人公の兄になったなんて知らない

さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を レインは知らない自分が神に愛されている事を 表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346

異世界で新型ウイルスが流行したために、少年達に子作りしてもらうことになりました

あさきりゆうた
BL
 異世界転移者が新型ウイルスを持ち込んでしまい、異世界は大変なことになった!  女性の大半は死に絶え、成人男性は身体能力と生殖機能をなくし、そして少年だけがなぜかずっと子供の姿のままとなり、赤ちゃんを産める体となってしまった!?  そんな世界に腐女子の富場 詩代が転移することになり、少年達の子作りの活性のため、少年を探し当て、カップリングを成立させ、時には自作のショタの薄い本で性教育をして、子孫繁栄のために頑張っていく物語である! 22.02.03  元々似たような小説を投稿しましたが、設定が面白くなりそうで、性癖が個人的に刺さるという理由で大幅にリニュアールして投稿し直しました。とりあえず二話投稿。三話目でR18行く予定です。 22.02.06  新しいお話を投稿しました。  初めてショタ同士でエッチする回を書いたが、気がつけば性癖のチョモランマ盛り回となりました。

ちっちゃくなった俺の異世界攻略

鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた! 精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!

虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)

美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!

弟いわく、ここは乙女ゲームの世界らしいです

BL
――‥ 昔、あるとき弟が言った。此処はある乙女ゲームの世界の中だ、と。我が侯爵家 ハワードは今の代で終わりを迎え、父・母の散財により没落貴族に堕ちる、と… 。そして、これまでの悪事が晒され、父・母と共に令息である僕自身も母の息の掛かった婚約者の悪役令嬢と共に公開処刑にて断罪される… と。あの日、珍しく滑舌に喋り出した弟は予言めいた言葉を口にした――‥ 。

魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました

タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。 クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。 死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。 「ここは天国ではなく魔界です」 天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。 「至上様、私に接吻を」 「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」 何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?

タイは若いうちに行け

フロイライン
BL
修学旅行でタイを訪れた高校生の酒井翔太は、信じられないような災難に巻き込まれ、絶望の淵に叩き落とされる…

エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!

たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった! せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。 失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。 「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」 アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。 でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。 ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!? 完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ! ※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※ pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。 https://www.pixiv.net/artworks/105819552

処理中です...