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第3章 シュルトーリア

スキル確認③

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「ガウッ!(ご主人様、もう我慢できません!今すぐシましょう!)」

ロアが短く吠えると足元から自在に動く鞭のような影が生え、俺の服の内側に入ると体をまさぐっていく。

「ちょっ!ロア!」

体をまさぐる影は枝分かれして俺の腕を縛りあげ、服を脱がし始める。

ロアの闇魔法、シャドウバインドだが以前の靄のような状態ではなく密度が高くなり、影を実体化させたような状態だ。それでいて影らしく非実体化というか靄のようにすり抜けることもできるので腕を縛る影が服を脱がす邪魔になることもないほど使いこなせるようになっている。

「(では、我も。)」
「(バラムもー!)」

ガルドは剣を置き、貫頭衣を脱ぎだす。バラムは鎧の状態から体を伸ばし、ロアのシャドウバインドと共に体をまさぐっていく。

「お、おい、一緒になるな!ロアを止めろ!」 

「(まずは綺麗にしますね。)」

そうこうしている間に俺は全裸にされ、ロアが俺の体(主に下半身)を舐め始める。

「わっ!バ、バカ汚いだろ!」
「(こちらに体を預けると良い。)」

縛られた腕でロアの頭を押し返していると服を脱いで俺の後ろに回り込んだガルドに腕を上げさせられ、後ろに引き倒される。腕を掴まれてる俺はそのままガルドにもたれるように横になるしかなかった。

「お前ら……真っ昼間からこんなところで……。」
「(ダメなの?)」
「(開放的で気持ちいいじゃないですか、何か問題でもあるんですか?)」
「(我の時もロア殿の時も外だったのだ。いまさら問題なかろう?)」

ガルドの指摘にぐうの音もでない。俺が涙目になりながら3人を睨むがこいつらに時間とか場所は全く関係ないみたいだ。

3人とも動きを止めず、ロアはピチャピチャと音を立てながら俺の体を舐めまわし、ガルドは片手で俺の腕を、もう片手で俺の顔を押さえつけ、口づけをすると舌を捻じ込んでくる。バラムはプックリと膨らんだ乳首を吸い上げ、体内で作った突起でコリコリとつまみ刺激してくる。

「んっ、んん。あぁ。んぁっ!」

快感に流されないように気を張りながら耐えているとズルリと尻から侵入してくる物を感じる。

ロアはまだ下半身を舐めている。ガルドは俺の腕と顔を掴んでるので手は空いていない。そうなると入ってきたのはバラムだ。

それに気が付いた瞬間、奥に何かを注がれて体が熱くなる。

「あぁぁっ!」

途端に全身の感度が上がり、ガルドにもたれた背中も、バラムが刺激する乳首も、ロアが舐めるモノも俺に先ほどよりずっと強い快感与える。その快感の波が理性を流し、俺は肉欲に溺れていく。

「あっ!あぁっ!」
「(……良い顔になったな。あぁ、実に堪らない。)」

そう言うガルドのモノは既に上を向き、滴を垂らしている。

「(ガルドさん。今日は僕の番ですよ。)」
「(なに?)」

そのままもたれた俺の体を持ち上げ、入れようとするガルドにロアが待ったをかける。

「(ガルドさんとバラムさんはこの間したんでしょ?なら今日は僕の番です。)」
「(む、むぅ……。わかった。我慢しよう。)」

ガルドはそう言うと俺の持ち上げ方を変えて座り、自身のモノは仰向けの俺の顔の横に。俺の両足を掴んで開き、尻をロアの方に突き出させる。

「(妻よ、今回はロア殿の番だ。変わりその口でしてもらえぬか?
「あっ……。」

俺が顔を傾けると目の前に溢れ出る先走りでテラテラと光るガルドのモノが突き出される。

俺はそれに舌を這わせ、モノを伝わる先走りを舐め取っていく。

「(あぁ、そうだ。良いぞ。)」
「(じゃあ僕もいきますよ。)」

ロアが俺に覆い被さると晒された尻にロアのモノが当てられる。

「あぁぁ。早く、早く入れてくれ。」

体内の疼きに俺がねだるとロアは応えるようにゆっくりと腰を進める。

慣らしてないがバラムが潤滑液変わりになって、内壁を押し広げながらスムーズに入ってくる。

「あっ、くはぁ!あぁぁっ、拡がる!」
「(あぁ、良く締まって気持ちいいです。でも、もっと力抜かないと怪我しちゃいますよ。)」

ロアはそう言うが腰の動きは止まらない。根元まで入れては腰をゆっくり腰を引く。その動きは卑猥な水音と共に次第に早くなり、力強い突きでより深いところを抉ってくる。

「あっあっあぁっ!」
「(むぅ、妻よ。こちらも続けてくれ。)」
「むぐっ!」

喘ぎ声を漏らす俺の口にガルドのモノが無理矢理捩じ込まれる。

「(あぁ、また締まります。)」
「(こちらも喉が良く震える。)」

 喉を塞がれ、わずかな隙間から必死に酸素を取り込む。その苦しさに涙目になりながら痙攣したように喉を震わせ、尻に力が入ってしまう。

「んーんー!」

ロアの動きに合わせ、バラムもどんどん奥に入ってくる。気が付くと腸全体に行き渡って動いているのか体内で蠢く不思議な感覚と腹がボコボコと歪に動いている。

バラムはさらに触手を伸ばし、先を筒状にすると内側にびっしりと細かい触手を作る。その触手は俺のモノを包み込むと力強い吸い付きと激しいうねりで俺を責めたてた。

「ん゛ん゛ー‼」

その刺激に耐え切れず、俺はあっという間に果てるとバラムが白く染まっていく。

「(あぁ、そんなに締め付けたらもうダメです!イきます!)」
「(我もイクぞ!)」

二人が同時に雄叫びを上げると中に熱い欲望が注がれる。

ロアが注いだものは中のバラムが吸収しているのか下腹部は膨らまず、俺の尻に伸ばしているバラムの触手が白く染まってきている。
喉の奥に出されたガルドの精は逆流することなく胃に流れ込んでくる。バラムは胃までは上がってきていないのかガルドの出したものは胃に溜まり、上腹部が風船のように膨らんでいく。

ガルドが吐精を終え、ぶるりと身を震わせると俺の喉を犯していたモノが引き抜かれる。

それに合わせて肺一杯に息を吸おうとしてそれができないことに気が付いた。

俺は自身の射精とロアの中出しの快感に浸りながら必死に呼吸をしようとするが喉の奥に蓋がされたように全く空気が流れなかった。

俺はそこで喉を塞いでいる物に見当がつく。

「(バ、バラム!直ぐに俺から出てこい!俺の中の精を吸収する!)」

喉を塞いでいるのはガルドの精だ。ガルドは射精の最後に濃い精で漏れないように蓋をする。それが喉の奥に完全に蓋をしているのだ。

「(は~い。)」

バラムが返事をすると歪に膨らんだ腹部がボコボコ激しく波をうちロアと俺を繋ぐ結合部から白く染まったバラムの体が吹き出す。
それはロアの精を受け止めきれずに中出しされながら吹き出しているようだった。

バラムが完全に抜けるがまだロアは俺の中で精を放っている。それを受けて俺の下腹部は膨らみ始めた。

適応スキルで少ない呼吸でも問題なくなっていた状態でもさすがに苦しくなっていた俺は余韻に浸ることなくスキルでガルドとロアの精を吸収するとすぐに喉の詰まりは解消される。

「すぅ~~はぁ~~。」

鼻から大きく息を吸うと新鮮な空気が肺を満たす。そして、引き抜かれてそのまま顔のすぐそばにあったガルドのモノとそれについた精の臭いが鼻孔いっぱいに広がる。

その臭いに思わずまた体が熱くなるが、一度イって冷静になった頭で流された理性を引き戻す。

「(ご主人様、大丈夫ですか?)」

俺が息を整えてる間にロアも出し切ったのか既にモノは抜かれ、心配そうにこちらを覗き込んでいる。

「あぁ、大丈夫だ。まったく、ダメだと言ってるのに。まだ受けたら依頼の討伐が終わってないんだぞ。」
「(あぅ~、すみません。)」

ロアは伏せるとしゅんとした上目遣いでこちらを見る。

「バラムとガルドもだぞ。ロアを止めろって言ったのに一緒になって。」
「(む、むぅぅ、すまない。)」
「(ごめんなさい……。)」

2人に目を向けるとこちらもばつが悪そうにしている。それを見て甘いとは思うがついつい絆されてしまう。

俺は一つため息をついてそれぞれ頭を撫でてやるともういいから気にするなと言って着替えを済ませると討伐を再開した。
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