上 下
54 / 108
第3章 シュルトーリア

進化の影響

しおりを挟む
名前 :タカシ(Lv35)
職業 :テイマー(Lv20)
状態 : 精液吸収変換(残り時間:1時間) 妊娠(0日目)
HP :3600/3600
MP :1700/1700
STR :170(+150)
VIT :180(+100)
DEX :140(+40)
INT :160(+40)
MEN :130(+40)
AGL :110(+45)
スキル :
体力増加(Lv5)  精力増加(Lv5)  超回復(Lv5)  超再生(Lv5)  適応(Lv5)  痛覚変換(快)(Lv5)  射精量増加(Lv5)  鑑定(Lv5)  空間魔法(Lv3)  魔物魅了(雄・無)(Lv5)  精液吸収変換(Lv5)  妊娠(Lv5)  剣術(Lv3)  魔力操作(Lv4)  MP回復量上昇(Lv3)  MP上昇(Lv2) 生産の極み(Lv5) 魔法の極み(制限付き)(Lv5)
職業スキル :
テイム  感覚共有(現在共有可能な感覚:全感覚(制限なし)
)  念話(有効距離:10m)  Mモンスターヒール  Mモンスターキュア  Mモンスターパワーライズ  Mモンスターディフェンスライズ  経験値分配(現在の分配率:全経験値平等分配)

Mモンスターキュア
テイム済みの魔物の軽度の状態異常を回復させる。
一度に指定できる対象は1体。

Mモンスターパワーライズ
テイム済みの魔物のSTRに上昇補正(小)をつける。
一度に指定できる対象は1体。

Mモンスターディフェンスライズ
テイム済みの魔物のVITに上昇補正(小)をつける。
一度に指定できる対象は1体。

経験値分配
自身とテイムした魔物が得た経験値を共有し、設定した分配率に応じて割り振る。
現在の分配率:全経験値平等分配


「…………に、妊……娠?」

俺は状態に表示された2文字に目が釘付けになる。

「(どうした?やはり、無理をさせてしまったか……。)」
「いや、なんでもない。俺は大丈夫だから。」

ガルドになんでもないことを念押ししてバラムに体や周りにまき散らされた体液の処理を頼んでステータスに視線を戻す。

「…………よし!これは今深く考えちゃダメなやつだ。」

これについて考え始めたらしばらく動けなくなりそうなので帰ってから考えることにして他の項目に目を通していく。

「ガルド達に比べてレベルが上がってないのはこれのせいか。」

俺は経験値分配の項目を指でなぞる。

「帰ってきたファイアアントを倒してるうちにバラム達のレベルが上がって、俺のテイマーレベルも上がったのか。それで経験値分配を取得。巣の中のファイアアントが酸欠で倒れて得た経験値がガルド達に分配されたってところか。それからガルド達のレベルが上がれば……。」

俺とガルド達のレベルの上がり具合の差とテイマーレベルの急激な上昇から現状を考察する。

「経験値分配はいいけどデフォルトがテイマー取り分なしはないだろ……。」

巣のファイアアントで俺が得たであろう経験値を考え肩を落とす。

「(ご主人さまー、綺麗になったよー。)」
「おっ、ありがとう。助かった。」
「(えへへー。)」

俺はバラムの体を撫でて褒めてやると2人に鑑定を掛けた。

名前 :バラム
種族 :ビッグサキュバススライム(Lv1)
状態 :合体(+30)
HP :3200(+1000)
MP :1350(+300)
STR :230(+80)
VIT:320(+100)
DEX :205(+100)
INT :135(+50)
MEN :115(+30)
AGL :90(+20)
スキル :
酸弾(Lv5)  吸精(Lv4)  産卵(Lv2)  消化(Lv4)  潜り込み(Lv3)  媚薬生成(Lv5)  形状変化(Lv4)  性感帯検知(Lv4)  硬化(Lv4)  物理攻撃耐性(Lv4)  吸引(Lv4)  眷属化(Lv3)  合体(Lv3)  分離(Lv3)  巨大化(Lv2) 縮小化(Lv2) 
備考 :タカシの従魔 

巨大化
体のサイズを大きくすることができる。
サイズはスキルレベルと元サイズに依存。

縮小化
体のサイズを小さくすることができる。
サイズはスキルレベルと元サイズに依存。


名前 :ガルド
種族 :オークジェネラル(Lv1)
HP :2050
MP :900
STR :305
VIT :205
DEX :85
INT :90
MEN :85
AGL :100
スキル :
剣術(Lv5)  大剣術(Lv3)  嗅覚上昇(Lv3)  精力増加(Lv4)  射精量微増(Lv5)  威圧(Lv1)  指揮(Lv2)  支配(Lv1)
備考 :タカシの従魔

威圧
存在感で対象を委縮させ行動を阻害する。
自身より弱い者ほど効果的。自身より強い者には無効。

指揮
配下の者を指揮する際に指揮を受けた者に補正を掛ける。

支配
同種かつ自身より格が低いものを配下にする。
配下の者に若干のステータス補正を与える。


状態欄の進化中がなくなりビッグサキュバススライムとオークジェネラルに進化が完了している。2人とも進化直前からステータスも上がっている。

バラムはビッグスライム系に進化し小さかった体がずいぶん大きくなり、今では立った俺の腰ほどの大きさになっている。スキルに巨大化、縮小化があるのである程度のサイズ変更ができるかそのうち確認が必要だ。

ガルドはナイトからジェネラルに進化し、身長が2.5m程だろうか。いくつかのスキルレベル上昇と指揮、支配スキルを取得してジェネラルらしいスキル構成に思えるけど支配するオーク種がいないと意味がない。

「とりあえずこれだけ確認しておけばいいか。いい加減戻らないといけないけど……。」

幸い俺の服はガルドが理性あるうちに脱がせてくれたので無事だがガルドの服と皮鎧は大きくなったガルドの体に耐え切れずにボロボロになってしまった。
体液でドロドロになっていた服と床はバラムが吸い取ってくれたので問題ない。

「ここでしてたことはこれでバレないだろうけど……。」

身支度を整えながら進化した2人を見る。

「進化のことはごまかせないよなぁ。」

一番の問題は進化したバラムとガルドだ。

「2人のランクはどのくらいだろ……。ベルグさんにまた何か言われるだろうなぁ。」

異空間収納から適当な布を取り出し、ガルドの腰に巻かせるとため息を付きながらディメンジョンルームの出口を開いた。

----------------------------------------------------------------------------------------------------
あとがき

やってしまいました。
適当に進めてたらランクBでLv20の出会った当初のロアのステータスより、今のガルド、バラムのステータスの方が高くなってる……。
ジェネラルでランクがBの上位もしくはAというのも、上位種とは言えビッグ系スライムがランクB以上というのも無理がある気が……。
そのうち各キャラクターのステータスを修正するか成長率の高い主人公の異世界人補正の効果をロアより長く受けてるせいにするか悩み中。
見直してるうちに他にも修正したいところがワラワラと……。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

俺は成人してるんだが!?~長命種たちが赤子扱いしてくるが本当に勘弁してほしい~

アイミノ
BL
ブラック企業に務める社畜である鹿野は、ある日突然異世界転移してしまう。転移した先は森のなか、食べる物もなく空腹で途方に暮れているところをエルフの青年に助けられる。 これは長命種ばかりの異世界で、主人公が行く先々「まだ赤子じゃないか!」と言われるのがお決まりになる、少し変わった異世界物語です。 ※BLですがR指定のエッチなシーンはありません、ただ主人公が過剰なくらい可愛がられ、尚且つ主人公や他の登場人物にもカップリングが含まれるため、念の為R15としました。 初投稿ですので至らぬ点が多かったら申し訳ないです。 投稿頻度は亀並です。

束縛系の騎士団長は、部下の僕を束縛する

天災
BL
 イケメン騎士団長の束縛…

強制結婚させられた相手がすきすぎる

よる
BL
※妊娠表現、性行為の描写を含みます。

ゲームの世界で美人すぎる兄が狙われているが

BL
 俺には大好きな兄がいる。3つ年上の高校生の兄。美人で優しいけどおっちょこちょいな可愛い兄だ。  ある日、そんな兄に話題のゲームを進めるとありえない事が起こった。 「あれ?ここってまさか……ゲームの中!?」  モンスターが闊歩する森の中で出会った警備隊に保護されたが、そいつは兄を狙っていたようで………?  重度のブラコン弟が兄を守ろうとしたり、壊れたブラコンの兄が一線越えちゃったりします。高確率でえろです。 ※近親相姦です。バッチリ血の繋がった兄弟です。 ※第三者×兄(弟)描写があります。 ※ヤンデレの闇属性でビッチです。 ※兄の方が優位です。 ※男性向けの表現を含みます。 ※左右非固定なのでコロコロ変わります。固定厨の方は推奨しません。

愛されなかった俺の転生先は激重執着ヤンデレ兄達のもと

糖 溺病
BL
目が覚めると、そこは異世界。 前世で何度も夢に見た異世界生活、今度こそエンジョイしてみせる!ってあれ?なんか俺、転生早々監禁されてね!? 「俺は異世界でエンジョイライフを送るんだぁー!」 激重執着ヤンデレ兄達にトロトロのベタベタに溺愛されるファンタジー物語。 注※微エロ、エロエロ ・初めはそんなエロくないです。 ・初心者注意 ・ちょいちょい細かな訂正入ります。

宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている

飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話 アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。 無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。 ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。 朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。 連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。 ※6/20追記。 少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。 今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。 1話目はちょっと暗めですが………。 宜しかったらお付き合い下さいませ。 多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。 ストックが切れるまで、毎日更新予定です。

運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…

こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』  ある日、教室中に響いた声だ。  ……この言い方には語弊があった。  正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。  テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。  問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。 *当作品はカクヨム様でも掲載しております。

超絶美形な悪役として生まれ変わりました

みるきぃ
BL
転生したのは人気アニメの序盤で消える超絶美形の悪役でした。

処理中です...