6 / 106
6その頃勇者エルヴィンのパーティでは1
しおりを挟む
俺はアルベルトの婚約者であるフィーネを抱いていた。
「もう止めて!? 無理!」
「なんだよ、まだまだこれからなのに?」
俺はぐったりしたフィーネを放り出し、白い肌を露わにしたフィーネを眺めて半笑いになる。
本当に良い気分だ。アルベルトの女はおとなしくて、何でも言う事を聞く。何でもありだ。
ホント、アイツの最期の顔、魔法写真でも撮っておけばよかった。写真にして、何度も見て、思い出して笑いたい。
愛していた女を寝取られ、なす術もなくぼろ雑巾の様に崖から突き落とされるなんて、どこまでも哀れなヤツ。フィーネは抱かせなければ戦いでアルベルトを守ってやらないと言ったら、あっさりと股を開いた。フィーネは弱いアルベルトが何度も大怪我をしそうになって、精神が弱っていた。そこに付け込んだら、あっさりだった。ちょろいもんだぜ。
それにしても本当にアイツには腹が立つ、村一番の器量良しのフィーネだけでなく、大半の女の子がアルベルトの事が好きだった。なんであんなヤツが? 唯の底辺回復術士のアイツが? 俺は認めん。女の子みなから好かれるのは勇者である、この俺であるべきなのだ。
それにしても、次はアルベルトの妹、シャルロッテでも、ものにするか? なに、兄が亡くなって心が落ち込んでいる筈だ。そこに付け込めばきっと簡単だ。 ああ、今からワクワクする、俺が殺した男の妹が俺に股を開く、想像するだけでたまらない。
それにしても、アルベルトの知らない処でフィーネを弄ぶ日々も楽しかったが、今はそれができないのが残念だ。アイツがフィーネと俺がどういう関係かを知った時の顔と言ったら、傑作だったな。まあ、今は隠す必要も無くフィーネが抱ける利点もあるが。
それにしてもフィーネは気が弱いせいか、何でも言う事を聞く。アルベルトが死んで以来、ちょっと、慰めてやると、いとも簡単に股を開く。フィーネはドMの才能もあるようだ。あれの具合もいいし、躾けをしたら、腰使いもどんどん良くなっていった、口の方も上手くなってきたな。そうだな、そろそろ後ろの穴も開発するか?
足でまといもいなくなったし、これでダンジョンの攻略もはかどるだろう。勇者はこの大陸に一国に一人程度しか現れる事がない才能だ。この大陸でたったの7人しかいない。俺は選ばれた人間なのだ。だから、アルベルトごときに負けるなど、あってはならないのだ。ましてや、アイツは俺が庇ってやらなければ、何度死んでいた事か。
「勇者として魔王を討伐して、名声を手に入れたら…」
酒池肉林だ。そう、俺はそれを手に入れるつもりだ。勇者である俺には相応しい生き方だ。俺はアルベルトなどとは違う種類の人間なのだ。
アルベルト、あの世から見ていろよ、先ずはお前の妹の股を開かせてやる。お前を殺した男に股を開かせてやる。そして、俺の名声がこの大陸に刻まれて、貴様の事は誰の記憶からも消えるのだ。はっ、ははははははっ、何て楽しいんだ。
☆☆☆
「勇者エルヴィン、リストラは済んだようだな?」
勇者エルヴィンの国、プロイセン王国の侯爵、ダニエルはエルヴィンに語りかけた。彼は勇者エルヴィンのパトロンで勇者パーティ強化の責任者でもあった。
「はい、ダニエル様。パーティの足手まといアルベルトを上手く処分しました」
エルヴィンの言葉に、ダニエル侯爵は一瞬アルベルトが誰の事か思いだせないようだったが、ふとあの底辺回復術士の名前かと顔を思い出したようだ。
「ああ、あの底辺回復術士か…底辺、まさしく無能だな」
「はい。パーティの活動で、半年も一緒に行動しているのですが、レベルは俺達の半分しかあがりませんでした。その上、ポーションがもったいないので、庇ってやる必要があり、俺が怪我する事もありました。回復役の為に怪我をする…そもそも、あいつがいなければ、回復役はいらないんじゃないかとさえ思えました。正しく無能です」
「それは大変だったな。国王陛下が勇者パーティメンバーには気を遣うよう言われていての。無能にまで気を遣わされて、大変だったのじゃ。国王にあの底辺回復術士をクビにしたいと申し上げたら、激しく止められての、そなたに処分してもらうよりなかったのだ」
「はぁ、本当にあの無能には苦労させられました。しかし、ダニエル様が殺してしまえばいいと、ご判断されて、俺も躊躇なく処分できました。流石侯爵様です」
「まあ、勇者パーティも実力主義でいかんとな、魔王軍との戦いで、勇者である君が死んでしまいでもしたら大変だ。その為にはアルベルト君の死は必要なことだ」
「おっしゃる通りでございます、ダニエル様」
「勇者エルヴィン、それから、あの無能へは国王陛下より特別弔慰金を賜る事になる。もちろん無能の親に渡す必要なぞない。私と其方で山分けじゃが、異存はないか?」
「異存などございません。あの無能が俺の役に立つのなら天国で喜ぶでしょう」
「うむ、これからも頼むぞ。お前はここ100年で最高のステータスを誇る勇者じゃ、魔王に止めをさすのは其方だと信じておるのだ」
「もちろんです、侯爵様、魔王には必ず俺が止めを刺してご覧にいれます」
「頼むぞ」
ダニエル侯爵と勇者エルヴィンは互いにニヤリと笑う。
あくる日、エルヴィンはダンジョンへと向かった。そして勇者パーティが集まる。
「あの、エルヴィンさん。今日はいつもの半分の階層までにした方がいいと思います」
新人の司祭、ナディヤが意見をしてきた。ナディヤは冒険者として活躍していて、レベルは既に50を超えている。期待されている新人だ。スタイルもいい、エルヴィンはそちらの方も期待していた。
「ナディヤ。何を言っているんだ? 足でまといがいなくなったんだぞ、むしろ前より深い処まで潜るぞ」
「ま、前より深い処? 冗談ですか?」
「冗談じゃない。回復役の底辺回復術士アルベルトより強力な司祭の君が入ったんだぞ。その上、あの足でまといがいなくなったんだ。当然じゃないか? 戦死者が出て気が落ち込んでいるんだろうが、気持ちを切り替えろ。むしろ、あいつがいなくなって、状況が好転したんだ」
「アルベルトさんがいないんですよ?」
「ナディヤ、何を言っているんだ?」
ナディヤは不安そうな顔をした。
「アルベルトさんがいなくなったら、強化魔法が…なく…」
ナディヤはこのパーティで唯一レベル50を超えていた。天の声とステータス魔法が使えた。彼女は自身のステータスを見て、パーティに強化魔法2倍がかかっている事を知っている唯一の人間だった。だが、パーティへ入ったばかりの新人が勇者に意見できる筈もなかった。
「さぁ、今日は一気に最終階層を目指すぞ!」
……勇者エルヴィンの威勢のいい声を聞き、ナディヤは困惑と疑問を感じた。本当にアルベルトさん無しでこのパーティは大丈夫なんだろうか?
「もう止めて!? 無理!」
「なんだよ、まだまだこれからなのに?」
俺はぐったりしたフィーネを放り出し、白い肌を露わにしたフィーネを眺めて半笑いになる。
本当に良い気分だ。アルベルトの女はおとなしくて、何でも言う事を聞く。何でもありだ。
ホント、アイツの最期の顔、魔法写真でも撮っておけばよかった。写真にして、何度も見て、思い出して笑いたい。
愛していた女を寝取られ、なす術もなくぼろ雑巾の様に崖から突き落とされるなんて、どこまでも哀れなヤツ。フィーネは抱かせなければ戦いでアルベルトを守ってやらないと言ったら、あっさりと股を開いた。フィーネは弱いアルベルトが何度も大怪我をしそうになって、精神が弱っていた。そこに付け込んだら、あっさりだった。ちょろいもんだぜ。
それにしても本当にアイツには腹が立つ、村一番の器量良しのフィーネだけでなく、大半の女の子がアルベルトの事が好きだった。なんであんなヤツが? 唯の底辺回復術士のアイツが? 俺は認めん。女の子みなから好かれるのは勇者である、この俺であるべきなのだ。
それにしても、次はアルベルトの妹、シャルロッテでも、ものにするか? なに、兄が亡くなって心が落ち込んでいる筈だ。そこに付け込めばきっと簡単だ。 ああ、今からワクワクする、俺が殺した男の妹が俺に股を開く、想像するだけでたまらない。
それにしても、アルベルトの知らない処でフィーネを弄ぶ日々も楽しかったが、今はそれができないのが残念だ。アイツがフィーネと俺がどういう関係かを知った時の顔と言ったら、傑作だったな。まあ、今は隠す必要も無くフィーネが抱ける利点もあるが。
それにしてもフィーネは気が弱いせいか、何でも言う事を聞く。アルベルトが死んで以来、ちょっと、慰めてやると、いとも簡単に股を開く。フィーネはドMの才能もあるようだ。あれの具合もいいし、躾けをしたら、腰使いもどんどん良くなっていった、口の方も上手くなってきたな。そうだな、そろそろ後ろの穴も開発するか?
足でまといもいなくなったし、これでダンジョンの攻略もはかどるだろう。勇者はこの大陸に一国に一人程度しか現れる事がない才能だ。この大陸でたったの7人しかいない。俺は選ばれた人間なのだ。だから、アルベルトごときに負けるなど、あってはならないのだ。ましてや、アイツは俺が庇ってやらなければ、何度死んでいた事か。
「勇者として魔王を討伐して、名声を手に入れたら…」
酒池肉林だ。そう、俺はそれを手に入れるつもりだ。勇者である俺には相応しい生き方だ。俺はアルベルトなどとは違う種類の人間なのだ。
アルベルト、あの世から見ていろよ、先ずはお前の妹の股を開かせてやる。お前を殺した男に股を開かせてやる。そして、俺の名声がこの大陸に刻まれて、貴様の事は誰の記憶からも消えるのだ。はっ、ははははははっ、何て楽しいんだ。
☆☆☆
「勇者エルヴィン、リストラは済んだようだな?」
勇者エルヴィンの国、プロイセン王国の侯爵、ダニエルはエルヴィンに語りかけた。彼は勇者エルヴィンのパトロンで勇者パーティ強化の責任者でもあった。
「はい、ダニエル様。パーティの足手まといアルベルトを上手く処分しました」
エルヴィンの言葉に、ダニエル侯爵は一瞬アルベルトが誰の事か思いだせないようだったが、ふとあの底辺回復術士の名前かと顔を思い出したようだ。
「ああ、あの底辺回復術士か…底辺、まさしく無能だな」
「はい。パーティの活動で、半年も一緒に行動しているのですが、レベルは俺達の半分しかあがりませんでした。その上、ポーションがもったいないので、庇ってやる必要があり、俺が怪我する事もありました。回復役の為に怪我をする…そもそも、あいつがいなければ、回復役はいらないんじゃないかとさえ思えました。正しく無能です」
「それは大変だったな。国王陛下が勇者パーティメンバーには気を遣うよう言われていての。無能にまで気を遣わされて、大変だったのじゃ。国王にあの底辺回復術士をクビにしたいと申し上げたら、激しく止められての、そなたに処分してもらうよりなかったのだ」
「はぁ、本当にあの無能には苦労させられました。しかし、ダニエル様が殺してしまえばいいと、ご判断されて、俺も躊躇なく処分できました。流石侯爵様です」
「まあ、勇者パーティも実力主義でいかんとな、魔王軍との戦いで、勇者である君が死んでしまいでもしたら大変だ。その為にはアルベルト君の死は必要なことだ」
「おっしゃる通りでございます、ダニエル様」
「勇者エルヴィン、それから、あの無能へは国王陛下より特別弔慰金を賜る事になる。もちろん無能の親に渡す必要なぞない。私と其方で山分けじゃが、異存はないか?」
「異存などございません。あの無能が俺の役に立つのなら天国で喜ぶでしょう」
「うむ、これからも頼むぞ。お前はここ100年で最高のステータスを誇る勇者じゃ、魔王に止めをさすのは其方だと信じておるのだ」
「もちろんです、侯爵様、魔王には必ず俺が止めを刺してご覧にいれます」
「頼むぞ」
ダニエル侯爵と勇者エルヴィンは互いにニヤリと笑う。
あくる日、エルヴィンはダンジョンへと向かった。そして勇者パーティが集まる。
「あの、エルヴィンさん。今日はいつもの半分の階層までにした方がいいと思います」
新人の司祭、ナディヤが意見をしてきた。ナディヤは冒険者として活躍していて、レベルは既に50を超えている。期待されている新人だ。スタイルもいい、エルヴィンはそちらの方も期待していた。
「ナディヤ。何を言っているんだ? 足でまといがいなくなったんだぞ、むしろ前より深い処まで潜るぞ」
「ま、前より深い処? 冗談ですか?」
「冗談じゃない。回復役の底辺回復術士アルベルトより強力な司祭の君が入ったんだぞ。その上、あの足でまといがいなくなったんだ。当然じゃないか? 戦死者が出て気が落ち込んでいるんだろうが、気持ちを切り替えろ。むしろ、あいつがいなくなって、状況が好転したんだ」
「アルベルトさんがいないんですよ?」
「ナディヤ、何を言っているんだ?」
ナディヤは不安そうな顔をした。
「アルベルトさんがいなくなったら、強化魔法が…なく…」
ナディヤはこのパーティで唯一レベル50を超えていた。天の声とステータス魔法が使えた。彼女は自身のステータスを見て、パーティに強化魔法2倍がかかっている事を知っている唯一の人間だった。だが、パーティへ入ったばかりの新人が勇者に意見できる筈もなかった。
「さぁ、今日は一気に最終階層を目指すぞ!」
……勇者エルヴィンの威勢のいい声を聞き、ナディヤは困惑と疑問を感じた。本当にアルベルトさん無しでこのパーティは大丈夫なんだろうか?
20
お気に入りに追加
2,218
あなたにおすすめの小説
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
金貨増殖バグが止まらないので、そのまま快適なスローライフを送ります
桜井正宗
ファンタジー
無能の落ちこぼれと認定された『ギルド職員』兼『ぷちドラゴン』使いの『ぷちテイマー』のヘンリーは、職員をクビとなり、国さえも追放されてしまう。
突然、空から女の子が降ってくると、キャッチしきれず女の子を地面へ激突させてしまう。それが聖女との出会いだった。
銀髪の自称聖女から『ギフト』を貰い、ヘンリーは、両手に持てない程の金貨を大量に手に入れた。これで一生遊んで暮らせると思いきや、金貨はどんどん増えていく。増殖が止まらない金貨。どんどん増えていってしまった。
聖女によれば“金貨増殖バグ”だという。幸い、元ギルド職員の権限でアイテムボックス量は無駄に多く持っていたので、そこへ保管しまくった。
大金持ちになったヘンリーは、とりあえず念願だった屋敷を買い……スローライフを始めていく!?
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる