13 / 66
13修羅場が始まったのだが?
しおりを挟む
戦闘による経験値によりスライムのレベルが上限に達しました。
スキル【魔法解析】が解放されました。
対戦者よりスキルを入手しました。
スキル【神級身体強化魔法】入手しました。
マスターへのスキル付与がなされます。
スキル【魔法解析】が付与されました。
スキル【神級身体強化魔法 】が付与されました。
ゲリンの神級魔法の他に【魔法解析】というスキルが手に入ったな。聞いたことがないスキルだ。後でどんなモノか確認しておこう。
そんなことを思っていると。
「ア、アル様ぁ!」
バフっ!
いきなりリーゼが飛びついて来た。
「リーゼ、もうアル様のモノのになります!」
そう言って、俺を押し倒すとグイグイ唇を押し付けようとしてくる。
いや、リーゼは妹のような存在で、異性として意識したことがなくて。
「ちょっ、ちょっと待て、リーゼ! 落ち着け! 俺達兄妹みたいなもんだろ?」
「あら、そんなことを思っていたのはアル様だけですよ。安心してください。このまま勢いに任せてアル様を押し倒そうとか。……決して、そう決してアル様と既成事実を作ってしまおうとかそういうやましい気持ちはありませんので。本当なんです、ええ、決して!」
いや、もう押し倒してるんだが?
「さあ、アル様しばらく我慢してください。大丈夫です。ちょっと、お日さまがまぶしいかもしれませんが、今日は雲の数が多いので、雲の数でも数えて頂いていれば、なにすぐ済みます」
「な、なにをする気? ど、どうしてそういうことになる!……て、ちょっと、おい! ズボンを脱がせようとするの止めろ!」
リーゼが俺のズボンに手をかけて脱がせようとしてきたので必死に抵抗する。……が、今度はひしっと俺の胸にしがみついてくる。女の子に乱暴なことができる訳もなく。誰か助けて。
「ああ、アル様の汗の匂い……クンクン。ずっとこうしていたい……幸せ」
俺は倫理感に苛まれて地獄なんだが?
「アル様……正直になっていいんですよ。私、外の世界で奴隷がどんな存在かが良くわかりました。アル様はきっと、人が良いので、こういう事しなかったんですね。正直になってください。――――私はいつでも、どこでも大丈夫です!」
いや、いつの間に何があったの? 俺、困るんだけど?
「だ、誰か助け、助けてぇ!」
いや、どうしよう? 力ずくで何とかしたくないし、俺も男なので、これ以上可愛いリーゼにあまり密着されると理性が。すでにリーゼの柔らかい身体や胸の感触がヤバい。ああ、何気にいい匂いもする!
そんな時、救世主が現れた。
「ア、アル……一体何してるん? 私というものがありながら?」
いや、むしろかえってヤバかった。そこに現れたのは幼馴染のクリスだった。
「ち、違うんだ! 俺はただ、リーゼを助けていただけなんだ。誓ってやましい事はしてない」
「あっ♪ ベルトが外せた♪」
「リーゼぇ! 俺のズボンを下ろそうとするなぁ!」
はっとして、クリスの方を向くと。そこには鬼がいた。
「ま、待て、待ってくれ! 何、魔力高めてんの? まさか魔力弾ぶち込むつもり?」
「当たり前やろう! この浮気者! 尻軽!」
ヤバい、クリスは怒ると関西弁になる。今、クリスが激おこぷんぷん丸なのは間違いない。
でも、どうして?
「「この女、誰よ!!」」
二人の声が重なる。
「いや、こっちが俺の幼馴染のクリスで、こっちが俺の領にいたころの俺の世話係で、俺の妹のような感じの使用人でリーゼって言うんだ。ホント誤解だから」
リーゼが俺の上から馬乗りになった状態から降りて、クリスと対峙し始めたので、俺はベルトをカチャカチャと締めて、クリスに弁解しようとすると。
「あなたが負けヒロイン確定の幼馴染のクリス様ですね。私はアル様のお世話をさせて頂いているリーゼと申します。毎日……毎晩お世話をさせて頂いております」
ぽッと頬を赤らめて、リーゼは服の袖をつまみ、可愛い仕草をする。
余計勘違いが増えるのだが?
「そ、そうなのね。アルは貴族で、あなたは使用人。その隷属の魔法陣、あなた奴隷ね。あなたが毎晩アルの夜の処理の相手をしていたのね。そやけど、今日からは大丈夫。亜人のあなたなんて、アルは相手にせえへんわ! アルのことは今日から私が毎晩お相手する!」
いや、クリス何言ってんの? 夜の相手なんて、俺達の年齢だと早すぎるし、貴族のクリスがそんなことしていい訳ないんだが。俺がクリスの父上に合わせる顔がなくなるのだが。
「亜人ごときがアルの伴侶を狙うなんて許されへん! 亜人ごときぃ!!」
いや、クリス、お前、何言ってんの? 散々亜人のことを考えてきて、『亜人と私たちに何も違いがない』って言ってたよな? 言ったよな?
「ク、クリス? クリスは亜人には理解があるはずなんだが?」
「この子は例外なの! この子が誰であろうが、あかんの! 例え、王族だってダメ! 王族ごときにだってアルを取られたないのぉ!」
う~ん。クリスが俺のことを好きだと言ってくれるのは嬉しいのだが。
クリスは侯爵家の令嬢、好き嫌いで結婚もお付き合いもできない身分だ。
絶対クリスはそのこと忘れてる。
リーゼも俺のこと好きなのは嬉しいけど、俺にとって妹みたいな存在だったし、いきなり関係を迫られると困る。俺達それはまだ早い年齢だし、リーゼは自分が奴隷だから構わないって。
俺はそんなことは許せない。俺にとって、リーゼは妹、家族なんだ。断じて奴隷としてなんて扱わない。
そんな俺の想いをよそに、二人に言い合いは過熱して、遂にグーでの殴りあいが始まった。
なんか、修羅場が始まったのだが?
スキル【魔法解析】が解放されました。
対戦者よりスキルを入手しました。
スキル【神級身体強化魔法】入手しました。
マスターへのスキル付与がなされます。
スキル【魔法解析】が付与されました。
スキル【神級身体強化魔法 】が付与されました。
ゲリンの神級魔法の他に【魔法解析】というスキルが手に入ったな。聞いたことがないスキルだ。後でどんなモノか確認しておこう。
そんなことを思っていると。
「ア、アル様ぁ!」
バフっ!
いきなりリーゼが飛びついて来た。
「リーゼ、もうアル様のモノのになります!」
そう言って、俺を押し倒すとグイグイ唇を押し付けようとしてくる。
いや、リーゼは妹のような存在で、異性として意識したことがなくて。
「ちょっ、ちょっと待て、リーゼ! 落ち着け! 俺達兄妹みたいなもんだろ?」
「あら、そんなことを思っていたのはアル様だけですよ。安心してください。このまま勢いに任せてアル様を押し倒そうとか。……決して、そう決してアル様と既成事実を作ってしまおうとかそういうやましい気持ちはありませんので。本当なんです、ええ、決して!」
いや、もう押し倒してるんだが?
「さあ、アル様しばらく我慢してください。大丈夫です。ちょっと、お日さまがまぶしいかもしれませんが、今日は雲の数が多いので、雲の数でも数えて頂いていれば、なにすぐ済みます」
「な、なにをする気? ど、どうしてそういうことになる!……て、ちょっと、おい! ズボンを脱がせようとするの止めろ!」
リーゼが俺のズボンに手をかけて脱がせようとしてきたので必死に抵抗する。……が、今度はひしっと俺の胸にしがみついてくる。女の子に乱暴なことができる訳もなく。誰か助けて。
「ああ、アル様の汗の匂い……クンクン。ずっとこうしていたい……幸せ」
俺は倫理感に苛まれて地獄なんだが?
「アル様……正直になっていいんですよ。私、外の世界で奴隷がどんな存在かが良くわかりました。アル様はきっと、人が良いので、こういう事しなかったんですね。正直になってください。――――私はいつでも、どこでも大丈夫です!」
いや、いつの間に何があったの? 俺、困るんだけど?
「だ、誰か助け、助けてぇ!」
いや、どうしよう? 力ずくで何とかしたくないし、俺も男なので、これ以上可愛いリーゼにあまり密着されると理性が。すでにリーゼの柔らかい身体や胸の感触がヤバい。ああ、何気にいい匂いもする!
そんな時、救世主が現れた。
「ア、アル……一体何してるん? 私というものがありながら?」
いや、むしろかえってヤバかった。そこに現れたのは幼馴染のクリスだった。
「ち、違うんだ! 俺はただ、リーゼを助けていただけなんだ。誓ってやましい事はしてない」
「あっ♪ ベルトが外せた♪」
「リーゼぇ! 俺のズボンを下ろそうとするなぁ!」
はっとして、クリスの方を向くと。そこには鬼がいた。
「ま、待て、待ってくれ! 何、魔力高めてんの? まさか魔力弾ぶち込むつもり?」
「当たり前やろう! この浮気者! 尻軽!」
ヤバい、クリスは怒ると関西弁になる。今、クリスが激おこぷんぷん丸なのは間違いない。
でも、どうして?
「「この女、誰よ!!」」
二人の声が重なる。
「いや、こっちが俺の幼馴染のクリスで、こっちが俺の領にいたころの俺の世話係で、俺の妹のような感じの使用人でリーゼって言うんだ。ホント誤解だから」
リーゼが俺の上から馬乗りになった状態から降りて、クリスと対峙し始めたので、俺はベルトをカチャカチャと締めて、クリスに弁解しようとすると。
「あなたが負けヒロイン確定の幼馴染のクリス様ですね。私はアル様のお世話をさせて頂いているリーゼと申します。毎日……毎晩お世話をさせて頂いております」
ぽッと頬を赤らめて、リーゼは服の袖をつまみ、可愛い仕草をする。
余計勘違いが増えるのだが?
「そ、そうなのね。アルは貴族で、あなたは使用人。その隷属の魔法陣、あなた奴隷ね。あなたが毎晩アルの夜の処理の相手をしていたのね。そやけど、今日からは大丈夫。亜人のあなたなんて、アルは相手にせえへんわ! アルのことは今日から私が毎晩お相手する!」
いや、クリス何言ってんの? 夜の相手なんて、俺達の年齢だと早すぎるし、貴族のクリスがそんなことしていい訳ないんだが。俺がクリスの父上に合わせる顔がなくなるのだが。
「亜人ごときがアルの伴侶を狙うなんて許されへん! 亜人ごときぃ!!」
いや、クリス、お前、何言ってんの? 散々亜人のことを考えてきて、『亜人と私たちに何も違いがない』って言ってたよな? 言ったよな?
「ク、クリス? クリスは亜人には理解があるはずなんだが?」
「この子は例外なの! この子が誰であろうが、あかんの! 例え、王族だってダメ! 王族ごときにだってアルを取られたないのぉ!」
う~ん。クリスが俺のことを好きだと言ってくれるのは嬉しいのだが。
クリスは侯爵家の令嬢、好き嫌いで結婚もお付き合いもできない身分だ。
絶対クリスはそのこと忘れてる。
リーゼも俺のこと好きなのは嬉しいけど、俺にとって妹みたいな存在だったし、いきなり関係を迫られると困る。俺達それはまだ早い年齢だし、リーゼは自分が奴隷だから構わないって。
俺はそんなことは許せない。俺にとって、リーゼは妹、家族なんだ。断じて奴隷としてなんて扱わない。
そんな俺の想いをよそに、二人に言い合いは過熱して、遂にグーでの殴りあいが始まった。
なんか、修羅場が始まったのだが?
31
お気に入りに追加
2,543
あなたにおすすめの小説
戦争から帰ってきたら、俺の婚約者が別の奴と結婚するってよ。
隣のカキ
ファンタジー
国家存亡の危機を救った英雄レイベルト。彼は幼馴染のエイミーと婚約していた。
婚約者を想い、幾つもの死線をくぐり抜けた英雄は戦後、結婚の約束を果たす為に生まれ故郷の街へと戻る。
しかし、戦争で負った傷も癒え切らぬままに故郷へと戻った彼は、信じられない光景を目の当たりにするのだった……
追放聖女。自由気ままに生きていく ~聖魔法?そんなの知らないのです!~
夕姫
ファンタジー
「アリーゼ=ホーリーロック。お前をカトリーナ教会の聖女の任務から破門にする。話しは以上だ。荷物をまとめてここから立ち去れこの「異端の魔女」が!」
カトリーナ教会の聖女として在籍していたアリーゼは聖女の証である「聖痕」と言う身体のどこかに刻まれている痣がなくなり、聖魔法が使えなくなってしまう。
それを同じカトリーナ教会の聖女マルセナにオイゲン大司教に密告されることで、「異端の魔女」扱いを受け教会から破門にされてしまった。そう聖魔法が使えない聖女など「いらん」と。
でもアリーゼはめげなかった。逆にそんな小さな教会の聖女ではなく、逆に世界を旅して世界の聖女になればいいのだと。そして自分を追い出したこと後悔させてやる。聖魔法?そんなの知らないのです!と。
そんなアリーゼは誰よりも「本」で培った知識が豊富だった。自分の意識の中に「世界書庫」と呼ばれる今まで読んだ本の内容を記憶する能力があり、その知識を生かし、時には人類の叡知と呼ばれる崇高な知識、熟練冒険者のようなサバイバル知識、子供が知っているような知識、そして間違った知識など……旅先の人々を助けながら冒険をしていく。そうこれは世界中の人々を助ける存在の『聖女』になるための物語。
※追放物なので多少『ざまぁ』要素はありますが、W主人公なのでタグはありません。
※基本はアリーゼ様のほのぼの旅がメインです。
※追放側のマルセナsideもよろしくです。
外れスキル『レベル分配』が覚醒したら無限にレベルが上がるようになったんだが。〜俺を追放してからレベルが上がらなくなったって?知らん〜
純真
ファンタジー
「普通にレベル上げした方が早いじゃない。なんの意味があるのよ」
E級冒険者ヒスイのスキルは、パーティ間でレベルを移動させる『レベル分配』だ。
毎日必死に最弱モンスター【スライム】を倒し続け、自分のレベルをパーティメンバーに分け与えていた。
そんなある日、ヒスイはパーティメンバーに「役立たず」「足でまとい」と罵られ、パーティを追放されてしまう。
しかし、その晩にスキルが覚醒。新たに手に入れたそのスキルは、『元パーティメンバーのレベルが一生上がらなくなる』かわりに『ヒスイは息をするだけでレベルが上がり続ける』というものだった。
そのレベルを新しいパーティメンバーに分け与え、最強のパーティを作ることにしたヒスイ。
『剣聖』や『白夜』と呼ばれるS級冒険者と共に、ヒスイの名は世界中に轟いていく――。
「戯言を。貴様らがいくら成長したところで、私に! ましてや! 魔王様に届くはずがない! 生まれながらの劣等種! それが貴様ら人間だ!」
「――本当にそうか、確かめてやるよ。この俺出来たてホヤホヤの成長をもってな」
これは、『弱き者』が『強き者』になる――ついでに、可愛い女の子と旅をする物語。
※この作品は『小説家になろう』様、『カクヨム』様にも掲載しております。
最難関ダンジョンで裏切られ切り捨てられたが、スキル【神眼】によってすべてを視ることが出来るようになった冒険者はざまぁする
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【第15回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作】
僕のスキル【神眼】は隠しアイテムや隠し通路、隠しトラップを見破る力がある。
そんな元奴隷の僕をレオナルドたちは冒険者仲間に迎え入れてくれた。
でもダンジョン内でピンチになった時、彼らは僕を追放した。
死に追いやられた僕は世界樹の精に出会い、【神眼】のスキルを極限まで高めてもらう。
そして三年の修行を経て、僕は世界最強へと至るのだった。
勇者に闇討ちされ婚約者を寝取られた俺がざまあするまで。
飴色玉葱
ファンタジー
王都にて結成された魔王討伐隊はその任を全うした。
隊を率いたのは勇者として名を挙げたキサラギ、英雄として誉れ高いジークバルト、さらにその二人を支えるようにその婚約者や凄腕の魔法使いが名を連ねた。
だがあろうことに勇者キサラギはジークバルトを闇討ちし行方知れずとなってしまう。
そして、恐るものがいなくなった勇者はその本性を現す……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
底辺回復術士Lv999 勇者に追放されたのでざまぁした
島風
ファンタジー
勇者パーティーでお荷物扱いされていたアルは、とうとう勇者にクビを宣告されてしまう。
だが、実は彼はユニークスキル『パーティステータス2倍』の持ち主。パーティ全体の能力を2倍にしてパーティーに大きく貢献していた。
にもかかわらず、アルは最愛の幼馴染の恋人を寝取られ、都合が悪いからとダンジョンの奈落の底に突き落とされて殺害されてしまう。
しかし、死んだかと思われたアルは運よく奈落の底で生き残った。そして奈落の底で魔剣と膨大な経験値をもらい前人未踏のレベル999と勇者をも超える力を手に入れた。
アルは復讐の為、魔王を自ら滅ぼし、卑怯な勇者エルヴィンを法の元裁こうと決意する。
だが復讐に燃えていた彼は王女様と出会い、何故かパーティーに入ってほしいと勧誘される。おまけに、王女様をはじめ後輩や妹や彼を慕う女の子からも何故か次々と求婚されてしまう。
一方、アルを追放した勇者は当然落ちぶれて行き、次第にどん底へと追い詰められていく。
落ちぶれた糞勇者エルヴィンはアルに土下座して泣きつくが、もう時すでに遅い。そして遂にエルヴィンは外道が災いして底辺奴隷に落とされるのであった。
外れスキル【削除&復元】が実は最強でした~色んなものを消して相手に押し付けたり自分のものにしたりする能力を得た少年の成り上がり~
名無し
ファンタジー
突如パーティーから追放されてしまった主人公のカイン。彼のスキルは【削除&復元】といって、荷物係しかできない無能だと思われていたのだ。独りぼっちとなったカインは、ギルドで仲間を募るも意地悪な男にバカにされてしまうが、それがきっかけで頭痛や相手のスキルさえも削除できる力があると知る。カインは一流冒険者として名を馳せるという夢をかなえるべく、色んなものを削除、復元して自分ものにしていき、またたく間に最強の冒険者へと駆け上がっていくのだった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる