超能力組織ブラート

キヨ

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第一章 5つの組織

異界の門

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優人は、これから初任務を頼まれるところだった
「俺たちは、能力者の能力悪用を防ぐための組織だ。だから今からここにいる5人で、パトロールを開始するぞ。」 
と近藤が言った。
「まじすか、平和なのは良いことだけど、何もないし、能力使わないしつまんないっすけど。」
と西城が言った。だが本当にパトロールはつまんないのである。だが優人はなぜかうきうきしているのだった。

町に出てパトロールが始まった
「いやー、まじゴミ拾いしながら、人助けや困ってる人を助けないといけないとか、能力者以外誰でもできる気がするんだが」
ついつい優人は本音をこぼしてしまい、近藤さんの無言のげんこつを優人はくらったのである。
それを遠くの隙間から見ている者がいた。本間は気配を感じ周りを見回すが何もなかった。

その時、すごく大きな物音がした。
「キャー泥棒よ」
とっさに近藤たちは声の方へ向かった。都合の良い展開である。窓ガラスが割れていて、その店の何かを盗み取ったらしい。
「何があったのですか?」
と優人が
「能力の力、能力の穴みたいな場所に入ってどこか行ってしまいました。宝石がいくつか盗まれて、、。」
若い店員は落ち込みながら優人に言った。すると優人以外のみんなが黙って下を向いた、そして
「異界の門か、異界の門を使って逃げるとはこれは本当に厄介だな。」
と近藤が言い高波が 、
「すまんが店員、宝石を取り返すのに少し待っててくれるか。」
と言い店員は
「はい」
と言った。異界の門はどういうものなのか、気になった優人であった。
「異界の門か、パープルさんは他の任務でいないし、誰か他に使える者はマスター。だがマスターの手を借りるわけには。」
と高波言った。すると、
「あ、あの人なら確か。」
と本間か
「え、まじすか、あのロビーの方に」
と青ざめた西城が言った。
そうロビーの方とはあのオネェさまである。西城が入ったばかりの時にしつこく絡まれて、任務の前には、くたくたで大変なのである。それで、苦手意識を持っている。今日も任務に行く前ウィンクをされたのだ。
「仕方ないだろ人助けのためだ、能力を使う任務だから。」
と近藤さんが言い、優人たちはアジトへ戻って行った。

アジト
優人たちはロビーにいるオネェさまを呼びだした
「あっらぁ、わたぁしになんのよう。康くんたら、いつも逃げちゃうくせに。うふ」
と女子力満載(笑)でオネェさまが言った。
(ちょっと、ナレーションさんいつもわたぁしをオネェさまていうけど、あけみって名前ついてるんだ、け、ど)
うわ、よくわからん能力で、ハイハイわかりました。以降オネェさまのことは、あけみとつづります。

近藤さんが言った
「すいませんがあけみさんの能力を使って、異界の門に行かして下さい」
すまん、近藤お前は、オネェさまと言ったのだが、あけみになってしまった。
「良いわよぉ」
とあけみが言った。続いて
「出でよ、異界の門。」
と言って、大きな時空の穴を作り出した
「じゃあ、いってらっしゃい」
と言いウィンクをした

異界の中
「すっごーい、ここか異界、いや楽園か。」
優人は初めて異世界に行き最高に喜んでいた
「気を抜くな、モンスターはでないけど。任務だからな。」
と近藤さんが

異界の門
異世界と地上界を繋げる技である、だが異世界だからと言って猫耳娘やエルフ、など居なくモンスターもいないただの空き地に過ぎないのだ。なぜならグランドマスターが作り出した、安全な世界だからだ。テキトーにグランドマスターが作り出した地球だから地図は存在しない。三界戦争の間の人間だけの休息所だ。だが近年、異界の門にドラゴンが生まれたと言う噂がある。

「異界の中に来たのはいいが、どうやって犯人を見つけるんですか?」
と優人が、すると、
「簡単さ、そこらじゅうに水たまりがあるでしょ。水を操る能力だから水たまりが写し出したものは、見ることができるの」
と本間が、そして
「水の子らよ、我が願いに答えたまえ、ほんの十分前に異界を出入りしたものの場所にいた水たまりよ、光輝きたまえ」
美しく透き通るようなささやきで本間は呪文を唱えた。すると近くの水たまりが一つだけ光だした。
「これは、ガラスの破片がついた。男が写っているここだ。」
と言って異界を出た。異界の門は入る時は能力がいるけど出る時は特殊な魔石で出れるのだ。
優人たちは犯人のアジトへついた。アジトの目の前に出たと近藤は言っている
「おーい誰かいませんか」
とてもうすぐらく、廃校だった。すると
「待ってたぜ、探偵野郎たちさん。これでお役ごめんだ盗んだ宝石は店に返しといてな。デルタリカの羊さんよ」
と、廃校の扉から盗んだ宝石の入った袋が全部優人たちに向かって飛ばされたそして、近藤さんの目の前に向かってナイフが飛ばされてきた。近藤さんはナイフを手で掴んで溶かそうとしたが、能力は効かなく溶けることなく手に刺さっていた。
「なんのつもりだ」
と西城が能力を使って皆の前にたった、そして謎の男が現れた。
「能力の力を受けないナイフ、どうでしたか?衝撃で体が震えますかね、ははははは」
と言った優人は怒りがこみ上げてきた。
「ドリームワールド」
優人は眠りについた。
「能力とはいえ、戦いの最中にねるなんて、笑いを通り越して殺したくなりますね。」
と謎の男はナイフを優人の喉にあてた。すると次の瞬間謎の男の腕が血を流さずなくなっていた。謎の男は
「な、なんなんだこれは、うでが血を流さず
、痛くないのに!うでがない。」
と状況を理解できないまま口にしたそして、優人は目を覚ました。
優人は夢の中で近藤さんに向かってナイフを投げた方の手が、無くなれば良いのにと願い、切らないまま、手を無くしたのだ。切らない方法を使い大量出血しない、命だけは取らなかったのだ。
「ドリームワールド、に喧嘩売るなんて俺は、絶対に無理だマスター」
と言い謎の男は自分の心臓にナイフを突き刺した。
「命をなんだと思ってるんだあいつは」
優人と近藤は同時に言った。そして優人たちは
宝石を返した後アジトへ戻って行った。

一方悪的組織では、
「能力を消すナイフで挑んで、負けただと、あの近藤に?狙いはドリーム誘拐だろうが、マスターに殺されるわ、ばかたれ。次の作戦ねるぞ。」
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