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学園編 3年目
夏季休暇 北部3-2
しおりを挟む学生組が集まったのは、昼を直前にした時刻だ。
ギルバートはもっと早くに起きていたようだが昨夜の失態(酔っ払い)が恥ずかしく、部屋の中で鍛錬を只管していたらしい。少しは気分が晴れた所で部屋から出て来たようだ。
ハンスは楽しかった思い出だけを引っ提げて、寝坊した事さえ笑い話にして起きて来た。
普段規則正しいイルラは、慣れない寒さもあり疲労が取れないのか、カカココと共に眠たそうに最後に談話室へ案内されてきた。
食堂へと移動し、昼食の時間になってもロキは姿を現さない。
「先生昨日めちゃくちゃ酔ってたもんな」
テオドールがスープを飲みながら空席を眺める。花は朝食後に部屋に持って戻った。花の事も、朝の事も、誰にも話すつもりはないらしい。
「意外と飲んべえさんだったっすね。今頃二日酔いになってるんじゃねぇっすか」
1人でワインを何本も開けていたロキを思い出し、ハンスは面白がるように言った。
パンを毟ってカカココへ食べさせているイルラが顔を上げる。
「先生は見かけによらず、よく食べてよく飲むヒトだった」
冷淡で美麗、黙っていると精巧な作り物にさえ見える魔術教師。保護責任者として来ていた彼が、昨夜は率先して食事し飲酒しマイペースに晩餐を楽しんでいた。ジンは後から知らされたのだが、学生達の飲酒を許可したのもロキだったそうだ。本当に学園を離れると快楽主義の本質が表に出る人だ。
「……俺はもう、酒など飲まん」
ギルバートがぽつりと決意を口にすると、一瞬場が静まった。直後に各々が静かに噴き出し、ギルバートは両手を組んで項垂れた。ジンは大きく態度には出さないが、昨夜のギルバートを思い出しては口元を緩ませる。怒っていたが常に涙目で、更に酔いが進むと管を巻きながら泣いていた。つまり、泣き上戸だったのだ。全員記憶を失う程に泥酔したわけでもなく、悲しいかな、ギルバート本人もしっかり覚えていて、恥ずかしくて仕方ないらしい。
泣いていた理由が「ジンに勝ちたい」と言う内容だったのが、ジンには溜まらなく可愛く思えた。
それはジン以外も同じで、笑った事を謝ったり、一緒に頑張ろうと励ましたり、俺達だけの秘密だからと慰めたりと代わる代わるギルバートを宥めていた。
そんな和気藹々とした昼食も終え、皆でロキの部屋へと向かう。
―――コンコン
ジンがドアをノックするが反応はない。一度皆と顔を見合わせ、再びノックした。
「せんせ」
声を掛けてみる。気配を探るともぞもぞと動く気配がし、ゆっくりとドアへと向かうロキの動きが分かった。
静かに開いたドア。開放された隙間は5センチ程だ。
「…先生、大丈夫?」
「………ああ」
元より白い肌が青白く、目に生気がない。寝起きで乱れた髪をそのままにして、額を押さえる指が頭の痛みを訴えてくる。
「…みんなで外で遊んで来るよ。先生は休んでて」
「………引率を」
「すぐ近くの山だし、近所の遊び場なんだ。危険はないし、気にしないで」
「……そうか、では頼む」
バタンとドアが閉まった。黙っていた4人はジンを見た。本来引率者として来ているので、ロキは同行しなければ職務怠慢となるのだが、今の顔色を見て引き摺り出す気は出ない。
「じゃあ、行こうか」
振り返ったジンの顔を見て4人は素直に頷く。ジンが良いと言うなら良いのだろう。実際に5人が向かった雪山はなだらかで、小動物がちらほらと現れる程度の穏やかな場所だった。
氷属性を使って雪だるまを大量生産するハンスにドラゴは大喜びでついて回り、イルラは雪景色を母や村人へ送りたいと座り込んで絵葉書を描き出し、テオドールは村人が残していった1枚の板を見つけては、教えてもいないのに斜面を軽快に滑る遊びを始め、ギルバートはフィルと共に山を走りに行った。
各々好きに遊ぶ彼らを1人眺めながら(一緒に遊ぶんじゃねぇんだ)と、ジンは思う。
.
.
.
その頃、ロキは漸く二度寝から目を覚ましていた。
気を利かせたのか、使用人達は窓のカーテンを開けにも来ていない。隙間から柔らかな日差しが入り込み、薄暗い室内の一部を照らしている。
(…今、何時だ)
つい先程、ジンが呼びに来た気がするがロキは判然としない。起き上がり、ベッド脇に置いてある水差しからグラスへと水を注ごうとした。しかし、水は3分の1も満たさずに切れてしまう。
「……はあ…」
頭痛はマシになっているが、喉の渇きが治まらない。少ない水を煽って立ち上がり、椅子の背凭れからガウンを掴んで廊下へと出た。
静かだった。異様な程に。
灰色と黒の廊下。飾られている装飾は銀の鎧や剣などが多く、絵画や美術品も厳かな物ばかりで、どうにも気配が重々しい。窓からは燦燦と太陽が降り注ぐと言うのに、温かみがまるでない。
(来た時から変な場所だと思っていたが…)
ガウンを羽織りつつ広範囲の『感知』魔術で屋敷全体へと魔力を広げた。ジンの手前、遠慮していた探りを入れる。そしてロキは足を止めた。
あれ程いた使用人達の気配がひとつも感じられない。
ロキは右を向く。上下に繋がる階段。恐らく上に家主達の部屋が存在しているのだろう。不自然に『感知』出来ない部屋がいくつも存在している。それはわざとらしさすら感じるものだ。
上級貴族で最も黒い噂が絶えないカプソディア辺境伯。快く宿泊の許可を与え、挨拶もなしで姿を見せない当主。噂が嘘のように気安い代理当主のエリク。それも理由をつけて初日以降は姿を見せていない。
ジンは何かを分かっている上で、この家を信用しているように思えた。だから何も聞かず、気にしないようにしていた。
―――キイ
階段の上から微かな音がした。人も魔力も『感知』していないのに音は続く。ロキは溜息を吐いた。
(これは、誘われているな)
誰の仕業かは見当がつく。抗う選択肢も過ったが、ロキの足は自然と階段へと向かった。踊り場を何度か曲がり、最上階へと辿り着く。
―――キイ
音がした方へと顔を向けると、車椅子に老人を乗せたメイドがひとつの部屋へと消えていくのが見えた。あからさまな誘導にロキは呆れながらも乗る。もう『感知』も意味はないと解除し、メイドが消えた部屋へと向かう。扉は開けっ放しだった。
「失礼」
挨拶も馬鹿らしいとロキは不躾に中へ入り、すぐに止まった。部屋の中には車椅子がひとつあり、老人が背を向けて座ったままだ。それは良い。ロキが動きを止めたのは、部屋の様相が異様だったからだ。
そこは広い個室だ。階層からしても当主やそれに準ずる者の部屋。重厚な家具に、繊細な彫刻が施された調度品、火は点いていないが大きなシャンデリアがぶら下がっている。それら全てが、焼け焦げて切り刻まれ、本来の姿とは違う形で存在していた。
隣室があるようだが、壁が殆どない。蝶番に辛うじて繋がっているドアも半分以上が叩き割られたような有様だ。
「……なんだ、此処は」
隣室はカーテンが締め切られていて暗い。ただ薄らと寝室なのだろうと、ベッドの輪郭が見えて思った。
「……おい、私に何の用だ」
車椅子の老人へ話し掛ける。部屋にはそれ以外に扉はないにも関わらず、メイドの姿はない。話し掛けられるのは老人だけだ。ロキは車椅子へと近付く。煤けた絨毯の下、床が軋む度に、する筈のない焦げた匂いが漂う気がした。老人に反応はなく、ロキは顔を覗き込み、紫の瞳を大きく見開いた後、盛大に舌打ちをしながら顔を背けた。
「全く悪趣味な」
「おや、ご挨拶したいと申していたではありませんか」
軽やかに歌うような声が響いた。振り返るロキ。入り口にはリパが居た。皺のない燕尾服を着こなし、いつも通りに美しい姿勢の執事。珍しいピーコックブルーの瞳は微笑んでいるのに暖かみがない。
「…挨拶?コレが辺境伯家当主とでも言う気か」
ロキが車椅子を足で蹴る。車椅子が回り、座っていた老人が床に落ちた。ガシャンと崩れるような音がして、糸の切れたマリオネットのように関節をあらぬ方向に折って沈黙した。
それは人の形をしているだけの何らかの皮だ。
「おや、随分と乱暴な。歳上は敬いませんと」
リパは音もなく歩き、落ちた人形の元へと向かう。
「歳を取っただけで偉そうにする種族と馴れ合うのは趣味じゃないんでな」
「では死者は如何ですか?冒涜は罪ですよ」
人形の元に辿り着き、お辞儀をするような優雅さで人形に手を伸ばす。
「死者本人が冒涜されたと騒ぐのなら謝ってやろう」
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流石にロキは絶句した。
「ああ、貴方様は現当主にご挨拶したかったのでしてね。では改めまして、現在カプソディアが持つ全ての権限を握っております。『楽団』座長のマエストロと申します。さあ、ご挨拶をどうぞ。承ります」
にこやかで胡散臭い笑みと共に、上品かつ大袈裟な程に優雅なお辞儀を見せる。それは名の通り、まるで高尚な指揮者のような洗練さがあった。
「……楽団、だと」
ただの音楽家集団の事ではないと分かる。それ以外で『楽団』を名乗るのは、あの組織のひとつでしかない。
「暗殺ギルド…」
ロキは俄かには信じ難い。
暗殺ギルドなど、噂の域を出ない存在だったからだ。だが昔から伝わる物語のように、その存在は広く語り継がれている。更に誰が創り出したのか、名前まで囁かれている組織もあった。
『晩餐』『アトリエ』そして、
『楽団』
最も格式高く歴史も深いギルド。
その男が今目の前にいる老執事だと、ロキはどう反応すれば良いのか困惑した。暗殺ギルドなど夢物語、民衆が退屈な毎日に刺激が欲しくて創り出した世迷言だと。事実、この3つの名はゴシップ記事から知ったのだ。学園長が俗世的な笑い話を好むから。
本当に暗殺ギルドが存在するなら、ゴシップ記事如きに抜かれるものかと、ロキは思っていた。
「…妄想癖でもあるのか?それとも私をおちょくってるのか?年寄りの遊びにしては、趣味が悪い」
「おや、手厳しい。少しは遠慮なさっては如何ですか?仮にも暗殺ギルドの長を名乗る相手に…」
困ったからと下手に出る男ではない。ロキは鼻で笑い、リパもまた笑みを持って返す。
「ハ、もしそれが事実ならば、何故私に名乗り出る?私の暗殺でも目論んでるのか?」
「ふふっ、そうですね。これから殺されるという方と語らうのも悪くありませんが…貴方様には生きて頂きたいので、どうぞ誤解なきようお願い致します。ワタクシはただ、貴方様と取引がしたいだけなので御座います」
「取引だと?」
「ええ、偉大なる高等魔術師であらせられるロキ様。貴方様に」
足音も気配もない歩みでリパは車椅子の元へ歩き、持っていた頭蓋骨を椅子へ置き、眉をしなる独特な妖艶さを見せる笑顔で振り返った。
「ジン坊ちゃんを消す協力をお願いしたい」
ロキは固まった。脳裏にジンとリパが話す景色が過ぎる。目線だけで会話をするような親しさを感じていた。ジンの様子から親愛を超えた信頼を感じた。リパとて可愛がっているように見えた。なのに。
「……何を言ってる」
それしか出て来ない。意味が分からない、意図も読めない。理解出来ない。
「あ、勘違いなされないで下さいね。殺すなどと勿体ない事を言うつもりは御座いません、ご存知でしょう?彼の能力を。動体視力、身体能力、魔力に魔術、戦闘スキルにそのセンス。亡くすには非常に惜しい…」
ひとつひとつ丁寧にリパは指を立てていき、最後に掌を見せた。黒の革手袋。ロキの記憶では今まで執事らしく白い手袋がされていた筈だ。
ロキは冷めた視線を手袋から胡散臭い笑みへと引き上げる。
「で?」
「彼に精神魔術を掛け、人格を消して頂きたいのです。報酬はお望みの物をご用意致します。何なりと」
「……本人を直接誘えば良いだろ。案外簡単に暗殺者になると言うかもしれんぞ」
「いえ、彼の将来は既に決まっていますから。それにね、今の彼では駄目なのです。反抗されたら勝てませんから。なので、お願いしてるのです。彼を心のないマリオネットとして作り替えて下さい、ワタクシの言いなりになるように」
ロキは無意識に組んでいた腕に爪を立てた。ギリギリと服に、皮膚に食い込む。だが表情筋をピクリとも動かさず、目の前の男を見据えた。
窓を背に、車椅子の横に並ぶように向かい合うリパは、返答を待たずに続きを話す。
「今すぐとは言いません。卒業後にワタクシの元に来るよう仕込んで頂ければ」
「……何故私が」
「ずるいではありませんか。ワタクシが丹精込めて作り上げたと言うのに。まさか学園に通わせた程度であの様な腑抜けになってしまうとは。貴方様を見た瞬間に、その理由が分かってしまいまして」
「…私に絆されたとでも?」
「彼は面食いですから。ですがそれはもう良いんです、貴方様がこの取引に応じて下されば」
「…彼奴は精神魔術に掛かり難い。面倒だ」
「そうですね、ですが貴方様の事を随分と慕っているではありませんか。貴方様になら気を許すでしょうし、心を開く筈。ほら、既に最初の難関を突破してらっしゃる。後は時間を掛けてゆっくりと、確実に洗脳して下さい」
「…『隷属』にでもするつもりか」
『隷属』
禁術に指定されている精神干渉魔術だ。
名の通りに他者を隷従させる魔術で、隷属された方は術者に逆らえず、一切の暴力・攻撃・抵抗も出来なくなる。隷属状態のレベルは術者に委ねられ、意識を奪われる事さえあると言う。
この禁術の恐ろしい所は、少ない魔力でも術式を間違えず、条件を満たせば、誰でも隷属する事が出来る事だ。
嫌味のつもりで口に出したが、リパが知らない可能性の方が高かった。禁術と指定されたのは大昔で、現在『隷属』について知っている者は魔塔の上層部か王族だけだ。ロキが知ったのは、偶々魔塔主が討論中に口を滑らせたからに過ぎない。
だが、リパは意外な反応を見せる。
「おや、流石は高等魔術師様。『隷属』をご存知とは恐ろしいですね。ワタクシとしては必要な時に駒になって頂ければ結構なので…もし貴方様が望むなら、不必要な時は実験体にでもされて下さい。お好きなのでしょう?魔術の実験が」
心も実力も読めない執事だ。知っていたのならば『隷属』を頼めば早い。洗脳に拘る理由が何かあるのだろうかと深読みした所で、ロキには分からない。
「……そうだな、私の趣味だ」
ロキは口元を隠していた手で唇を強めに撫でる。足元にブンッと広がった真っ黒な円が、あっという間に部屋の床を闇に染めた。
「実験の成果を見せるのもな」
パチンと指を鳴らすと、リパの足元の闇から突き出た無数の棘。人の背丈ほどある鋭い棘は先端を四方に散らして止まった。当たったのなら、身体を突き刺し引き裂く事も容易だったろう。
燕尾服の裾が揺れている。
棘の先端で優雅に立つリパ。その身には擦り傷ひとつなく、大袈裟に頭を振った。憐憫を含んだ溜息を吐く。
「交渉は決裂と言う事でしょうか、残念です」
「他者の思い通りに動くのは、私も嫌いでな」
薄ら笑うリパに無表情のロキ。
互いの目が強く光った。
.
.
.
「ちーがーう!!ジンはヘタ!ハンス!!ここ!もっとシュッとしろ!!そうだ!すごい!!オレ様だ!」
「え、俺のも良い出来だと思うんだけど」
「ジンのは…味があるっすね、ウン」
その頃ジンは、ドラゴにせがまれハンスと共にドラゴンの雪像を作った。並んだ雪像は今にも動き出しそうなリアルなドラゴンと、歪で丸く太ったドラゴン。確かにハンスのドラゴンはカッコよく、かなり上手い。それはそれとして、ジンは「丸いと可愛いだろ」と謎の好みをドラゴに伝え、更に怒られていた。
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