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学園編 3年目
???と男爵家男孫
しおりを挟むーーその男は最初から異質だった。
上からの命令で監視する事になった男はドラゴンの従属主だと言う。この国にドラゴンがいるなどバカバカしい噂話と思っていたが、実際目の当たりにして驚いた。
漆黒の鱗に黒曜石の瞳を持つ、見紛う事なきブラックドラゴン
(黒は最も凶暴なドラゴンだと伝えられているのに…)
3頭身もないドラゴンは監視対象の従属主にベッタリで、よく喋りよく懐いていると外野の自分達でも分かる。更にアイスハウンドに見えるもう1匹も、実はフェンリルだと言うから衝撃が走ったものだ。
おかげで監視対象の情報収集を強く要求されている。確かに何故この様な最上位魔物を2匹も同時に従属出来ているのか、謎でしかない。
だが相手は従属主とは言え所詮は学生。地味で特出するものもなく、影は薄いが監視はそう難しくない筈だ。気を付けるべきはドラゴンの優れた感知能力とフェンリルの鋭い嗅覚くらいだろう。
(我らこそ"影"を冠する組織。事実、ドラゴンもフェンリルも我々に気付いてる素振りはない。厳重だと言われている学園の結界にも感知されていない。このまま慎重を重ねれば、こんな任務おままごとみたいなもの…)
去年の夏以降、監視指令を受け幾人もの"影"が学園へ入り込んだ。いくら内側からの手引きがあったとは言え、噂ほどもない学園のセキュリティには肩透かしを食らいつつ、監視が始まった。
(…全く、先行部隊はこんな簡単な任務すらまともに行えなかったのか)
任務に当たった連中はろくな情報を持って帰って来なかった。中央ギルドに張り込んでいた連中もだ。
口を揃えて『見失った』『見つけきれない』と…
(存在感がないとは言え、見失うような男か?冒険者だという報告さえ嘘に感じるほど平凡だぞ)
ここに来てまだ3日。油断は禁物と思いつつも、監視対象の何もなさに気が緩んでしまう。
その時
グイッと、唐突に壁の隙間に入り込んでいた男のズボンの尻部分が引っ張られた。何事かと目線を向けると、前方に居た筈のフェンリルが男の尻の布を噛んでいた。
「……へ」
目が合うと爛々と輝く月色の瞳が笑ったような気がする。(まさか…)と思った瞬間
「やめ…」
ーーーービリリリリッ!!
器用に、かつ思いっ切り、尻の布を破かれた。声を出すわけにはいかず、声なき声を上げ、フェンリルを追い払おうとするが、その手を避けて「わんっ!!!」と吠えられ、口の前に人差し指を立てて頭を振った。
(静かにしろ!何吠えてんだ!えっ!?と言うかお前は何でここに居るんだよ!!)
「シーィィ!!」と懸命に伝えてもフェンリルはきょとんとしている。魔物なのだから多少理解出来ている筈だ。
「フィルー」
監視対象が呼ぶと、フェンリルは立てていた尾を振った。バッと正面へと顔を向け直す。
監視対象の姿が、ない。
基本三人一組で動くので、慌てて仲間へ目線を送った。しかし残りの2人も見失ったのか、アイコンタクトに気付かずきょろきょろしている。
(どう言う事だ…!)
貴族塔の中庭に面する列柱廊だ。死角は潰していたし、隠れるような時間はなかった。しかし現にどこにも監視対象はいない。あのフェンリルを呼ぶ声は一体どこから聞こえたのだろうか。
(唐突に目の前から消えると言う報告は…こう言う事か!)
ここまで存在感がないのならいっそスカウトしたい。諦めて一度立て直しするしかないと肩を落とした時、集中が切れたのか途端に尻がスースーした。
確認するとデッカイ穴が開いている。尻が丸出しだった。フェンリルはヘッと笑うように口を開けた。足元には黒装束と共に下着の端切れも落ちており、理由は明白だった。
「…なんて事を……」
着替えなど持ってきていない。いくら容易くても結界の出入りは危険なので、出るならばそれは撤退と同じだ。身体を清める魔術はあっても、服を修繕するような魔術などない。
仲間がこちらへ来ると合図をしたので慌てて尻を壁に付けて隠そうとして、フェンリルにぶつかってしまった。まだ居たのか。
「……がるる」
え
「がるるるる……」
鼻の頭に皺を作り、唸り出したフェンリルに血の気が引く。騒ぎを起こす訳にはいかない今は抵抗さえ難しいのに。
「おち、落ち着いてくれ…!」
「ゔー…」
「ちょっ…!」
「がうっ!!がうがうっ!!」
「ぎゃあああ!!」
逃げるように場所を移動したが、フェンリルはその瞬足でついて来て、鼻息荒く尻を噛んだ。
瞬殺だった。
.
.
.
尻を噛まれた男は回復薬で治癒したが、尻が破けたままでは迷惑極まりない。あいつの汚いケツなど誰も得しないからだ。
こっそりと拝借した黒い布を腰に巻かせて、任務を続行させている。
(馬鹿な奴、油断するからだ。あの男のような失態は起こさない)
学舎の廊下にて監視対象を発見し追尾する。新学期が始まってしまい、他生徒の目があるので廊下の天井裏に身を潜める。気配を探りつつ、魔具である『 透視具』で下を観察した。
監視対象の黒髪が見える。隣には友人である生徒も居る。楽しげに話す友人を見る監視対象の目は優しい。
(顔立ちは良いようだが…フェロモンがないと言うのは酷だな)
報告するべき事項か分からないが、監視対象はフェロモンがほぼ感じられない。そのせいでかなり影が薄く地味な印象だ。そんな事を考えていたら、監視対象と目が合った。黒髪から覗く赤褐色の瞳が、的確に天井越しに見上げて来ている。思わず床に近付けていた身を起こす。
スッと目線が逸れた。
(た、偶々か…?)
安堵したのも束の間、突然背後が明るくなった。
「あッッッづ!!!」
チリチリとした熱につい声を上げてしまった。振り返ると火のついた蝋燭を片手にドラゴンが居た。
「……」
「……」
無言で見詰め合う。可能ならばドラゴンを攫ってくるように言われている。これはチャンスだ。
「って、熱い!やめろ!」
そんな事を考えてる間にもドラゴンは無言で蝋燭の火を尻に近付けて来る。肛門を的確に燃やそうとしているようだ。やめろ。身動きが取りにくいので、尻を振る形でしか抵抗出来ない。何と言う辱めだ。
近場に居た仲間達が集まって来るが、これまた大きな動きは出来ないので見ているだけとなる。やめろ。
前進して避けようとするがドラゴンは後ろにピッタリと張り付いて、蝋燭で尻を燃やす。容赦なく、本当に燃やそうとしているようだ。
「あつッ!あつ!やめ、やめろ!」
地味に熱いし痛い。布に燃え移ったらやばい。
声を顰めつつ手や足で振り払おうとするが、するりと避けてまた尻に蝋燭をくっつけて来る。大体その火、何でそれだけ動いて消えないんだよ。
「こんな所で火事になったらどうするんだ!」
少し強めに声を出した。お喋りな印象が強かったドラゴンだが、今は理解してるのかしていないのかも分からないほど無言だ。
そしてついにボッと股座から明るくなった。
「あっちぃ!!」
手で叩くが燃え移った火は小さいのに何故か消えない。ドラゴンは尚も無言で、まだ蝋燭を突き出して来る。
「燃えてる燃えてる!」
「とにかく逃げろ!」
仲間のひそひそとした声を聞きつつ、四つん這いで逃げ、手で尻の火を消そうとするが消えない。水属性を持つ仲間はここには居ないと言うのに、火はどんどん大きくなる。
「ジンの火は強い。消えないぞ。すごいだろ!」
子供が自慢するような声がした。元々火属性による火炎は通常の火よりも消しにくく、魔力によっては水の中ですら展開出来ると聞く。しかし目にした事はない。その魔力は人を超えると言われているからだ。
「やばい!燃え移る前に何とかしろ!」
仲間の声が遠い。何とかって言われても、この広い天井裏からまず脱出する事が困難だと分かってるだろう。そうこうしている内に、尻の火は布を燃やしながら皮膚も焼いて来る。
死ぬ。
ーーーバシャンッ
その瞬間、全身がびしょ濡れになった。
尻の火も消え、辺りは再び暗闇が訪れる。
「「「……」」」
ヒリついて尻は痛むが、丸焦げになる事もなく、建物を燃やす事もなく、安堵に気が抜けた。
この水がどこから来たのか、誰の魔術なのかも分からないが、本当に助かった。
ポムと肩を叩かれ顔を上げると、仲間の1人が生温い微笑を浮かべていた。薄気味悪い。なんだ。
スッとそいつがもう片方の手を差し出す。そこには黒い布があった。
ああそうか、尻の布、燃えたのか……
情けなくもその布を有難く手に取った。
.
.
.
「お前ら本当に情けないな!」
寮室へ戻った監視対象を追い掛け、尻丸出しを黒布で隠す2人を強く責める。目だけが出ている衣装だが、2人に不満がある事ははっきり分かる。ふん、と鼻を鳴らし、先程より狭い天井裏へ1人で入った。
『透視具』で下を見る。監視対象はソファで膝を枕に寝ているフェンリルの頭を撫でていた。ドラゴンは人用のベッドで丸くなっている。
ドアが開き、銀髪が入って来た。監視対象の同室だ。公爵の地位があるとは言え、南部の異民族である象徴の褐色肌は受け付け難い筈だが、監視対象と異民族はただならぬ関係のようだ。
監視対象が男色家だから、そう言う目で見ているのかもしれないが。
(この国では同性愛者への法整備はそれほど進んでいなかった筈だろう。異民族とは言え腐っても公爵家。好きに出来ると言う事か)
男爵家である監視対象からすれば、公爵家との姦淫も棚ぼたなのだろうか。公爵家と言えど異民族と触れ合うなど、拷問でもなければ好んでする奴は居ないと思っていた。
監視対象は銀髪を優しく出迎え、わざわざ立ち上がって手を差し出した。首にぶら下がっていた双頭の蛇が、監視対象の差し出した手に懐いている。微笑む銀髪の顔は、まあ、うん、悪くないが所詮はガキだ。いやガキも偶には悪くないだろう。
監視対象は双頭の蛇に上から口を寄せた。口付けでもしてるのだろうか?まさか、男色なだけでなく獣愛者か。稀に存在する獣や魔物、鬼やオークなどの鬼人族へ性愛を向ける人種のことだ。はっきり言って変態だ。
(…だったら異民族の方がマシだろ。このガキは小さいが色気はある。手篭めに出来るならしても良いな)
銀髪は荷物を机に置き、制服の上着を脱いだ。どうせ何事もない。少し楽しむくらい良いだろう。
そう思って黒いうなじを舐めるように眺めていると、
ーーードンッ!!
と強い衝撃がした。驚いて心臓が早まる。音の方向を見ると、監視対象が棒のような物を握ってこちらを見上げていた。
「……!!?!?」
"影"の中でも気配を殺す事に長けていると言うのに、監視対象は穴が開いてる訳でもない天井越しに見上げて来ていた。その肩に乗る、双頭の蛇もだ。
(い、いや、気のせいだろう…)
しかし監視対象は更に腹がある部分をドンッと突き上げて来た。寝そべっていた体勢から、そろりと腹を浮かして四つん這いになる。ドンッとまた突き上げて来る。
例え偶然でも落ち着かない。場所を変えようと移動すると、再びドンッ!と的確に移動した場所を突かれる。
更に追い払うにドンッ!ドンッ!と突き上げが激しくなって来た。
(気付かれている…!?高ランク冒険者と言うのは本当なのか??いや、それでも気付かれない自信がある!俺はSSランクの冒険者を追尾した事もあるんだぞ!!それが、こんな…!)
ズルズルと移動している内に端へと追いやられてしまい、もう上に這い上がり外に出るしかない。
「くそ…!」
この監視対象、隙だらけだったのはフリだったのか。
いや、そもそも従魔、特に喋れるドラゴンが気付いていたのに従属主に報告していない訳がなかった。
『絶対に捕まるな』
今回の絶対条件はこれだけだ。ならば撤退が吉。体制を整えよう。
天井裏は上の階の床下へ繋がっている。まずは床下へ戻りーー
「あぐァッッ!!」
その時、尻を突き上げる激しい衝撃に見舞われた。その衝撃は内臓を潰し脳天を貫いた。それほど強い衝撃だった。
(し、尻に……!尻に何か…はい…っ…)
床下に上半身を乗り出した所だった。だから下半身は良く見えない。ただハッキリと分かるのは、使った事のなかった後ろの純潔が、よく分からないもので散らされた事だ。
(か、かあちゃ…)
そのままバタリと気を失った。
.
.
.
時は少し戻りーー
「…何してるんだ」
着替えようとしていたイルラが不審な同室の様子に声を掛ける。
帰って来て早々、機嫌が悪くなったカカココを預かると言って首に掛け、そのまま天井を見上げて動かなくなったからだ。カカココまで。
ジンは「んー」と口も開けずに答えると、パッと右手に青い槍を握った。どこからともなく現れた槍にイルラは動きを止めて見詰める。『空間収納』と言う無属性の上位魔術だと分かってはいても、突然取り出された武器に固ってしまう。
ジンは上を向いたまま、穂先を下に向け、石突で天井を突き上げた。
ドンッ!と言う音にイルラはビクッと肩を跳ねた。
その後、少しずつ移動しながらドンッ!ドンッ!と突き上げ続けるジンにイルラの眉が寄る。
ジンの力ならば天井に穴が開いてもおかしくない。少し不安げに見ていたが、穴は開いていない。
「カカココ、今だ」
ジンの声を合図に、カカココが同時に「カッ‼︎」と鳴いた。イルラに肌感覚として伝わって来たのは、天井裏に何か土属性の魔術を放った事だ。
イルラも天井を見上げてみたが、何の異変も感じられない。
「よしよし、カカココ。少しはスッキリしたか」
双頭を丁寧に撫でるジンと、撫でられるカカココだけは何やら満足そうだ。
「……天井に何かあるのか?」
「ネズミだよ。食えないネズミ」
「……ネズミって」
流石にこの隠語の意味は理解出来たイルラは、再び天井を見上げた。集中すると魔力を感じる。
「ジン…防音壁をしてるだろ」
「うん、まあね。ネズミの鳴き声って耳に障るじゃん」
「……そのネズミの目的は」
「俺だろうな。去年の夏休み以降、時々尾け回されてるから。それより着替えの途中だろ」
制服の上着を半端に脱いだ状態で止まっていたイルラへと寄って行く。カカココはしゅるしゅるとジンの身体から降りて行き、観葉植物が並ぶ自分の寝床へと向かった。
「なぜオマエを?ドラゴやフィル狙いか?学園の生徒か?」
「俺も分かんねぇ。生徒じゃねぇ、どっかの密偵かなんかだろう。プロだよ、あれは」
「……どうやってココに入り込んでる。学園の防衛は王宮に匹敵すると聞いてる。結界にも引っ掛からず、警備にも見付からず、ここまで来てるのか」
静かにだが少し動揺しているらしく、イルラは着替え途中のままジンに詰め寄った。
ジンは微笑み、イルラの上着を脱がして腕に掛け、ネクタイを解く。
「まあ、そう言う事になるな」
「…学園長は?あの学園長さえ気付いてないのか?」
されるがままのイルラに笑みを深める。
「どうだろうな。学園長は気付いてんじゃねぇかな」
「……だ、だったらなぜ…」
ネクタイも腕に引っ掛け、シャツのボタンを外していく。襟を開くと、下に着ている袖なしのインナーが見えた。
「だから、そう言う事なんだろ」
「そう言うって…どう言う」
シャツを脱がして晒される褐色の肩へ口付け、呟いた。
「黙認」
イルラは息を飲んだ。
.
.
.
夕方から天候が崩れ始め、夜には雨が降り出した。
途切れることのない雨音は静かに夜を包み込む。
「それでこの有様?」
寮の一室、灯りのひとつもなく、雨音が室内の静寂をより静かなものにした。
たった一言を最後に室内はまた沈黙が満ちる。
遠くで微かな雷鳴が鳴った。
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「……相手は男色家。手っ取り早い方法はあるけどね……色仕掛けなんかして、本気になられたらどうしようか」
カッと雷光が空を裂き、男の姿を浮き彫りにする。
「まあ良いや、退屈しのぎに少しからかってあげよう」
緑色の瞳を細め、仕方なさそうな声を漏らした薄い唇が北叟笑む。キラリと男の胸元が小さく光を弾いた。
その瞬間、咽せ返るようなフェロモンの匂いが立ち込めて、3つの影は床に突っ伏す。
「我が帝国の為にも」
顔を上げられなくなった影に笑いながら、男は窓の外を見る。
青い春雷が轟き、雨足が強まる。
白桃の花が無惨にその花弁を散らすだろう。
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