246 / 520
Part2
В.в つかの間の休日 - 02
しおりを挟む
「王国では、こういった色合いが流行っているのかしら?」
アプリコットに、淡いエメラルド、淡いミントに、淡いピンク。
全部、パステルカラーに近い、軽やかで、淡い色合いばかりだ。
今は、春の終わりにかけて、初夏にさしかかろうとしている時期だから、まあ、そういった明るいパステルカラーの布地が多くても、不思議ではない。
でも、セシルは、自分の容姿が白っぽくみられがちなので、パステル系だけのドレスは着ない。
そんな淡いカラーを身に着けていたら、ただ、強弱もなく、銀髪の髪の毛と一緒に同化したような、薄い印象だけを見せてしまうものだ。
「刺繍は凝っていて、素敵なんですけれどねぇ……」
どこの織物だろうか?
随分、丁寧な刺繍がほどこされ、その模様も、手触りも、完璧に仕上がっている。
これが、淡いピンクでなければ、即座に、セシルだってこの布地を買っていたのに。
グルリと、店内を見渡してみても、今回は、セシルが望むような色合いの布地はないようである。
それを簡単に見切ったセシルは、もう、このお店には用がなかった。
「あの……、お客様」
オーナーの女性が、まだ、にこやかな笑みを浮かべながら、セシルに声をかけてきた。
「なんでしょう?」
「なにか、お探しのものがございましたか?」
「いえ、今日は――そうですね、探していたものが見当たらなかったようですから。また、次の機会にでも」
だが、セシルには、次の機会などないも同然だ。
まだ、にこやかな表情を崩さず(張り付いたまま)、オーナーが上品に首を少しだけ倒してみせた。
「どのようなものをお探しでいらっしゃったのか、お聞きしても、構いませんでしょうかしら?」
まあ、これくらいの接客は、客商売には必要な行動だ。
セシルだって、そうやって領地の商売人に教え込んでいるくらいだから、このオーナーの努力も、無視するのは失礼だろう。
「私の容姿には、淡い色使いだと、ぼやけて、大した強弱も見られなくなってしまうものでして。それで、もっと、色合いのはっきりしているものを選ぶ傾向がありましてね」
「まあ、そうでございましたか。実は――ここに置いてあるもの以外は、お店の奥にもしまってあるのですが、その中には、色合いの違うものもございます。そちらの方も、ご覧になられますか?」
「あら、そうなんですの? では、見させていただけます?」
「もちろんでございます。申し訳ございませんが、どうぞ、こちらの方へいらしてくださいませ」
丁寧にセシル達を誘導するオーナーに従って、セシル達三人は、ゾロゾロと、ドアを抜けた奥の部屋にも向かってみた。
オーナーの話す通り、その場所にも布地がたくさん置かれていて、でも、お店のように売りに出している品物ではないのか、壁側などには、蓋の閉まった大きな木箱も、何台も積み重なって置かれていた。
「こちらは、今年の秋に、お店に並べようかと考えていた布なのですが――」
それで、棚に並べられた大きな筒を、オーナーが引っ張り出してきた。
「あぁ、これは素敵なバイオレットですのね。布地も――少し厚手で」
「はい。秋から冬にかけて、ジャケットのような上着にも、合わせることができると思いますの」
「ええ、それもいいですわね。これ、このまま買いたいのですけれど、今すぐ持ち帰るわけにも――いかないと思うんですのよね……。それに、まとめ買いした場合、今日は、絶対に一人で運べませんしね」
「――まとめ買い?」
セシルの漏らした一言に、オーナーの瞳が、きらりん、と輝いたのは、セシルも見逃していた。
セシルは、たくさん買い込んだ荷物をどうやって運ぶか、置く場所はどこか、どうやって自領に持ち帰るか、そんなことを考えているのに忙しく、オーナーの態度には気を配っていなかったのだ。
「まとめ買い――など、よく、なされますの?」
「ええ、そうですね。わざわざ、何度も王都に戻って来るのは面倒ですから、王都にやって来たら、つい、簡単に、まとめ買いをしてしまうんです」
それは、自国のノーウッド王国での話だ。
アトレシア大王国でのショッピングは、今日が初めてなので、アトレシア大王国での場面には当てはまらない。
「別に、今年の新作ではなくても、シーズン遅れの布地とかありません?」
「ええ、ございますけれど……。少々、トレンドから外れてしまうかもしれませんわ」
「別に構いません。私は、ほとんど、シーズンやトレンドなど追っていませんから」
「まあ、そうでしたか……」
でも、貴族の令嬢なら、流行物を身につけなければ、時代遅れと思われ、ドレス一つも着飾れないような、野暮ったい令嬢だと思われてしまう。
そんな悪口や悪評など、このお客は気にしないというのだろうか。
なんて、オーナーも考えてしまう。
「いい布というものは、流行など関係なく、たくさんの使い道があるものですわ」
「ええ、そうでございますね……」
売れ残りや、余った布地は、今でもちゃんと倉庫にしまってある。
流行遅れになってしまっても、布地を取り寄せた経費だってあるだけに、オーナーだって、簡単に投げ捨てたりはしないのだ。
それに、オーナーだって、そうやって買い付けた布地は、多少なりとも、思い入れがあるのだ。
「ただ……、今日は、さすがに、持ち運びに無理がありまして……」
「よろしければ、こちらから、お買い上げされた商品を、お届けすることもできますが?」
「できるんですか?」
「はい」
普段は、貴族のお屋敷に届ける程度の配達はするが、個人的な配達サービスはしていない。
だが、まとめ買い――してくれるかもしれない、ある意味、上客を逃しては、商売繁盛にはならないことも、オーナーは十分に承知している。
「それは……とても助かりますけれど……」
でも、セシル達は、今、王国騎士団の宿舎の一部を借りている状態だ。
そんな場所に、セシルの私物を持ち込んでもいいのだろうか?
ちらりと、セシルの視線がギルバートに向けられた。
「えーと……、我々の場所では、問題はありませんが」
「そうですか?」
「ええ、そうですね。荷物を王宮の方まで運んでくれるのでしたら、お帰りになられるまで、荷の管理もできると思います。あの場所は、用の無い人間は入れませんので、むしろ、私物を置いていても安全かと」
「もし……ご迷惑でなければ、すごく助かりますの……」
「もちろん、迷惑ではありませんよ」
アプリコットに、淡いエメラルド、淡いミントに、淡いピンク。
全部、パステルカラーに近い、軽やかで、淡い色合いばかりだ。
今は、春の終わりにかけて、初夏にさしかかろうとしている時期だから、まあ、そういった明るいパステルカラーの布地が多くても、不思議ではない。
でも、セシルは、自分の容姿が白っぽくみられがちなので、パステル系だけのドレスは着ない。
そんな淡いカラーを身に着けていたら、ただ、強弱もなく、銀髪の髪の毛と一緒に同化したような、薄い印象だけを見せてしまうものだ。
「刺繍は凝っていて、素敵なんですけれどねぇ……」
どこの織物だろうか?
随分、丁寧な刺繍がほどこされ、その模様も、手触りも、完璧に仕上がっている。
これが、淡いピンクでなければ、即座に、セシルだってこの布地を買っていたのに。
グルリと、店内を見渡してみても、今回は、セシルが望むような色合いの布地はないようである。
それを簡単に見切ったセシルは、もう、このお店には用がなかった。
「あの……、お客様」
オーナーの女性が、まだ、にこやかな笑みを浮かべながら、セシルに声をかけてきた。
「なんでしょう?」
「なにか、お探しのものがございましたか?」
「いえ、今日は――そうですね、探していたものが見当たらなかったようですから。また、次の機会にでも」
だが、セシルには、次の機会などないも同然だ。
まだ、にこやかな表情を崩さず(張り付いたまま)、オーナーが上品に首を少しだけ倒してみせた。
「どのようなものをお探しでいらっしゃったのか、お聞きしても、構いませんでしょうかしら?」
まあ、これくらいの接客は、客商売には必要な行動だ。
セシルだって、そうやって領地の商売人に教え込んでいるくらいだから、このオーナーの努力も、無視するのは失礼だろう。
「私の容姿には、淡い色使いだと、ぼやけて、大した強弱も見られなくなってしまうものでして。それで、もっと、色合いのはっきりしているものを選ぶ傾向がありましてね」
「まあ、そうでございましたか。実は――ここに置いてあるもの以外は、お店の奥にもしまってあるのですが、その中には、色合いの違うものもございます。そちらの方も、ご覧になられますか?」
「あら、そうなんですの? では、見させていただけます?」
「もちろんでございます。申し訳ございませんが、どうぞ、こちらの方へいらしてくださいませ」
丁寧にセシル達を誘導するオーナーに従って、セシル達三人は、ゾロゾロと、ドアを抜けた奥の部屋にも向かってみた。
オーナーの話す通り、その場所にも布地がたくさん置かれていて、でも、お店のように売りに出している品物ではないのか、壁側などには、蓋の閉まった大きな木箱も、何台も積み重なって置かれていた。
「こちらは、今年の秋に、お店に並べようかと考えていた布なのですが――」
それで、棚に並べられた大きな筒を、オーナーが引っ張り出してきた。
「あぁ、これは素敵なバイオレットですのね。布地も――少し厚手で」
「はい。秋から冬にかけて、ジャケットのような上着にも、合わせることができると思いますの」
「ええ、それもいいですわね。これ、このまま買いたいのですけれど、今すぐ持ち帰るわけにも――いかないと思うんですのよね……。それに、まとめ買いした場合、今日は、絶対に一人で運べませんしね」
「――まとめ買い?」
セシルの漏らした一言に、オーナーの瞳が、きらりん、と輝いたのは、セシルも見逃していた。
セシルは、たくさん買い込んだ荷物をどうやって運ぶか、置く場所はどこか、どうやって自領に持ち帰るか、そんなことを考えているのに忙しく、オーナーの態度には気を配っていなかったのだ。
「まとめ買い――など、よく、なされますの?」
「ええ、そうですね。わざわざ、何度も王都に戻って来るのは面倒ですから、王都にやって来たら、つい、簡単に、まとめ買いをしてしまうんです」
それは、自国のノーウッド王国での話だ。
アトレシア大王国でのショッピングは、今日が初めてなので、アトレシア大王国での場面には当てはまらない。
「別に、今年の新作ではなくても、シーズン遅れの布地とかありません?」
「ええ、ございますけれど……。少々、トレンドから外れてしまうかもしれませんわ」
「別に構いません。私は、ほとんど、シーズンやトレンドなど追っていませんから」
「まあ、そうでしたか……」
でも、貴族の令嬢なら、流行物を身につけなければ、時代遅れと思われ、ドレス一つも着飾れないような、野暮ったい令嬢だと思われてしまう。
そんな悪口や悪評など、このお客は気にしないというのだろうか。
なんて、オーナーも考えてしまう。
「いい布というものは、流行など関係なく、たくさんの使い道があるものですわ」
「ええ、そうでございますね……」
売れ残りや、余った布地は、今でもちゃんと倉庫にしまってある。
流行遅れになってしまっても、布地を取り寄せた経費だってあるだけに、オーナーだって、簡単に投げ捨てたりはしないのだ。
それに、オーナーだって、そうやって買い付けた布地は、多少なりとも、思い入れがあるのだ。
「ただ……、今日は、さすがに、持ち運びに無理がありまして……」
「よろしければ、こちらから、お買い上げされた商品を、お届けすることもできますが?」
「できるんですか?」
「はい」
普段は、貴族のお屋敷に届ける程度の配達はするが、個人的な配達サービスはしていない。
だが、まとめ買い――してくれるかもしれない、ある意味、上客を逃しては、商売繁盛にはならないことも、オーナーは十分に承知している。
「それは……とても助かりますけれど……」
でも、セシル達は、今、王国騎士団の宿舎の一部を借りている状態だ。
そんな場所に、セシルの私物を持ち込んでもいいのだろうか?
ちらりと、セシルの視線がギルバートに向けられた。
「えーと……、我々の場所では、問題はありませんが」
「そうですか?」
「ええ、そうですね。荷物を王宮の方まで運んでくれるのでしたら、お帰りになられるまで、荷の管理もできると思います。あの場所は、用の無い人間は入れませんので、むしろ、私物を置いていても安全かと」
「もし……ご迷惑でなければ、すごく助かりますの……」
「もちろん、迷惑ではありませんよ」
0
お気に入りに追加
77
あなたにおすすめの小説
【R18】らぶえっち短編集
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
調べたら残り2作品ありました、本日投稿しますので、お待ちくださいませ(3/31)
R18執筆1年目の時に書いた短編完結作品23本のうち商業作品をのぞく約20作品を短編集としてまとめることにしました。
※R18に※
※毎日投稿21時~24時頃、1作品ずつ。
※R18短編3作品目「追放されし奴隷の聖女は、王位簒奪者に溺愛される」からの投稿になります。
※処女作「清廉なる巫女は、竜の欲望の贄となる」2作品目「堕ちていく竜の聖女は、年下皇太子に奪われる」は商業化したため、読みたい場合はムーンライトノベルズにどうぞよろしくお願いいたします。
※これまでに投稿してきた短編は非公開になりますので、どうぞご了承くださいませ。
もしも○○だったら~らぶえっちシリーズ
中村 心響
恋愛
もしもシリーズと題しまして、オリジナル作品の二次創作。ファンサービスで書いた"もしも、あのキャラとこのキャラがこうだったら~"など、本編では有り得ない夢の妄想短編ストーリーの総集編となっております。
※ 作品
「男装バレてイケメンに~」
「灼熱の砂丘」
「イケメンはずんどうぽっちゃり…」
こちらの作品を先にお読みください。
各、作品のファン様へ。
こちらの作品は、ノリと悪ふざけで作者が書き散らした、らぶえっちだらけの物語りとなっております。
故に、本作品のイメージが崩れた!とか。
あのキャラにこんなことさせないで!とか。
その他諸々の苦情は一切受け付けておりません。(。ᵕᴗᵕ。)
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
箱入り悪役令息は兄達から激重執着されている事に気づいていません!
なつさ
BL
『悪役令息に転生したので死なないよう立ち回り始めたが何故か攻略対象達に執着されるように』の続編シリーズ
今回は前作エヴァの息子達が主人公に!
エヴァの息子として生まれたユキは、兄達に蝶よ花よと持て囃されたせいで正真正銘わがまま悪役令息に。
しかし、世間知らずなせいでド天然なユキは、ユキに恋情を抱くヤンデレ兄達から激重執着を抱かれてることに気づかず・・・
「僕は完璧だから皆から崇め称えられて当然なんだ!ん?どうしたの兄さん。えっどうしてそんなとこ触るの?んっ・・・僕が可愛いから?あっ…♡ん…そっかぁ・・・それなら仕方ないのかぁ・・・」
自称ヒロインに「あなたはモブよ!」と言われましたが、私はモブで構いません!!
ゆずこしょう
恋愛
ティアナ・ノヴァ(15)には1人の変わった友人がいる。
ニーナ・ルルー同じ年で小さい頃からわたしの後ろばかり追ってくる、少しめんどくさい赤毛の少女だ。
そしていつも去り際に一言。
「私はヒロインなの!あなたはモブよ!」
ティアナは思う。
別に物語じゃないのだし、モブでいいのではないだろうか…
そんな一言を言われるのにも飽きてきたので私は学院生活の3年間ニーナから隠れ切ることに決めた。
モブだった私、今日からヒロインです!
まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。
このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。
そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。
だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン……
モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして?
※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。
※印はR部分になります。
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
【本編完結】至高のオメガに転生したのに、最強ヤンデレアルファの番に攻められまくっています
松原硝子
BL
安村誠司、27歳。職業、実家暮らしの社畜サラリーマン。
これまでの人生も今までの人生も、モブとして地味に生きていく予定だったーー。
ところがある日、異世界に生きる”シュプリーム”と呼ばれる至高のオメガ・若柳飛鳥(わかやなぎあすか)に転生してしまう。
飛鳥にはすでに銀髪にアクアマリンの瞳を持つ最強の”アルティメット”アルファの番がいる。けれどその番はヒートの時以外、飛鳥の前には現れることがなく、名前も教えてくれないなど、秘密と謎が多い存在だ。
また自宅には血の繋がらない弟・金成(かんなり)が同居していた。
金成は「インフェリア」と呼ばれる劣等アルファで、口を聞くことができない。
転生前の飛鳥は「番がヒートの時期しか来てくれないのは、他のアルファ、つまり弟が同居しているせいだ」と思い込み、ネグレクトと虐待を繰り返していた。
最初は環境の変化に戸惑う誠司だったが、次第に弟と仲良くなっていく。しかし仲良くなればなるほど、ヒートの時期しか姿を見せないはずの番が夜な夜な部屋へ現れるようになる。
正体を明かさない最強アルファの番と口の聞けない劣等アルファの弟に囲まれて、平凡に生きたいはずの人生はどんどん思う方向とは違う道へ進んでしまう。
そして誠司は番に隠されたある秘密を知ってしまい……!?
ヤンデレ溺愛最強アルファから逃げられない美人オメガがハッピーエンドを目指して奮闘する物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる