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第一章「異世界転生侍」
第十一話「訴状の行き先」
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「畜生、駄目だった」
部屋に帰ってくるなり、夢野は毒づいた。ここは品川にある宿で、とある藩の密命を帯びて江戸に来た久恵という少女が泊っている部屋である。
部屋の中には、久恵とその従僕の老人、護衛の綾女、金物職人の粂吉、そして謎の遊び人の遠金であった。
「鍵崎って同心は、話を聞いてくれなかったのか? 真面目そうなやつだったんだろ?」
遠金が訝しげに聞いた。自信満々で夢野が出かけて行ったのであるから、何の成果も得られずに帰って来たのは妙な事だと思っているのだ。
「いや、それがさ。この前捕まえたヤクザ者からさる重大な情報を聞き出したとかで遠くに行ったんだってよ」
夢野は綾女が淹れてくれた茶をすすりながら答えた。
状況としてはこうである。
南町奉行の差配で動く岡っ引きである弁天の六郎は、老中の改革に従ったまでというお題目の元に江戸の町民から贅沢品を大量に巻き上げていた。もちろんこれは全て幕府に提出しなければならないし、それは様々な改革の元金となり、ひいては庶民のために使われるべきものであった。だからこそ庶民は改革による締め付けを苦々しく思いながら、表だって反抗する事は出来なかったのである。
過度な贅沢は良くないと言う事は誰しも理解している事である。それは、坊主の説教や寺子屋で習う様々な道徳から身についた共通認識である。何も武士だけに限った価値観ではない。
もっとも、今回の改革による倹約は、過去の松平定信などの政策に比べ庶民への圧迫があまりにも厳しすぎる所はある。贅沢と判断された物は全て没収されたり、売買が禁止されてしまうのはやり過ぎであろう。それに、芝居などの娯楽も大きな制限を受けている。
夢野の様な娯楽のための書物を専らとする戯作者も大いに弾圧され、夢野自身も処罰を受けたばかりだ。
そうであっても、取り締まる側が襟を正して自らを省みて、厳格な態度をとるのならまだ耐えられる。
だが、弁天の六郎一味はそれを裏切った。
没収した金品の大半を着服し、これを懐に入れようとしている。お上の威光を笠に着て暴虐を働いておいてこれは許されないだろう。なのでこれを目撃してしまった夢野は、何とか訴え出ようとしたのだ。
それで思いついたのは先日知り合った南町奉行所の定町廻同心である鍵崎の事であった。
鍵崎はお上を愚弄した読本を書いたという罪で夢野を捕縛した堅物であるが、その本質は善良である。彼に事態を報告すれば、必ずや良きに計らってくれるはずだった。そして他の同心達は信用出来るか不安であった。六郎の様な岡っ引きは、同心に雇われて様々な下働きをする。つまり六郎と繋がりのある同心がいるはずであり、恐らくその同心は六郎の悪事を知っているはずだ。そして甘い汁すすっているに違いない。
もしもその様な人物に訴え出てしまったら、間違いなく口封じに殺されるだろう。
それなのに唯一信用できる鍵崎がしばらく江戸を留守にしているのだ。これではどうにもならない。
「鍵崎さんが帰ってくるのを待ったら?」
「いつになるか分からないし、多分あいつら高飛びしてしまうぞ。なるべくすぐに動かなくちゃ」
夢野に贅沢品を着服しようとしている所を目撃されたのは、六郎も知るところである。ならば早めに江戸を立ち去るに違いない。
「確か、明日が町奉行所が没収した品を回収する日だから、そこまではいるはずだ。何も提出しなかったら怪しまれてしまうからな。多分明日提出した後岡っ引きの役目を引退する事を申し出て、それでどろんするつもりだろうぜ。故郷に帰って真面目に畑を耕しますとか言えばそれも通るだろうさ。なんせ今の御老中は人返し令を出して、農村に帰る様な御法度を出してるからな。誰も怪しまないだろう」
「となると、明日の日中に没収した財宝の内の一部を提出し、その夜の間にとんずらするって寸法かな? それにしても遠金さん。何か色々詳しいっすね」
夢野が遠金の知識を感心しつつ、自らの推理を述べた。確証がある訳ではないが、理に適っていると自負した内容だ。遠金も、恐らくそんなものだろうと夢野の考えに同意した。
「で、どうすんのよ。鍵崎様がいないんじゃ訴える先が無いじゃない。思い切って、他の同心に訴える? それに、久恵さんの簪はどうすんのよ。持ってかれちゃうじゃん」
正確な現状認識は兎も角、これからどうするかが今は重要である。綾女が言う事はもっともである。そして、久恵が綾女の言葉に驚いた表情を見せる。元々この件は久恵の身につけていた金の簪が六郎に奪われた事から始まったのだが、話が大きく成り過ぎてもう諦めかけていたのである。
だが、綾女は覚えていてくれたのだ。
「う~ん。六郎の悪事を完全に暴いてしまいさえすれば、それに乗じて簪を取り戻せると思うんだけど、どうやってそれを成すかが難しいな。目安箱に訴えても間に合わないだろうし」
評定所の前に設置された目安箱に投書する事で、誰でも将軍に訴え出る事は可能だ。まさか将軍が弁天の六郎如きと通じているはずも無いのでそういう意味では確実に安全である。しかも、目安箱の鍵は将軍が肌身離さず持っているとかで、他の誰かが事前に確認し、隠ぺいする事も不可能である。
だが、目安箱が開かれる日は決まっているため、明日の夜には江戸から姿を眩ます六郎に対する対策にはならないのである。
「北町奉行所に訴え出たらどうだろう。弁天の六郎は南町奉行所の同心の誰かとつるんでいるのだから、北町奉行所ならば一味と関りがないのではないか?」
遠金がそんな事を口にした。これは、夢野達が全く考えていなかった事である。
「でもさ、今月の月番は南町奉行所っすよね。じゃあ北町奉行所は訴えを聞いてくれないんじゃないか?」
「非番であっても月番の時に溜まった仕事を処理するために出仕しているし、そういう話は聞いてくれるだろう。それに、北町奉行は南町奉行の鳥居様と違って老中の派閥ではないから、こういう話も聞いてくれやすいんじゃないかな?」
今回の六郎による事件は、ある意味改革が不十分であった事を示している。そのため、話の持っていき方によっては、お上の政策に逆らう反逆者と見られかねない。特に水野忠邦の派閥で町奉行にまで抜擢された鳥居は全てをうやむやにする可能性もある。鳥居本人にその気が無くとも、部下の与力や同心が忖度してしまう事も有り得るのだ。北町奉行所に訴える事により、その様な恐れが無くなるのなら結構な事である。
「でも、北町奉行の、確か遠山景元様って言ったっけ? 本当に頼りになるんかねえ」
「む?」
夢野は遠金の意見に懐疑的であった。
「そうそう、何でも北町のお奉行様って昔はすっごく暴れていたそうじゃない。それって所謂旗本奴っていうんでしょ? 実家の権力を笠に着て気に入らない奴を切ったりする。そんな人が支配する奉行所に、危なくて相談できないじゃない」
「ううむ。確かに昔は無頼の連中と付き合っていたとか何とか聞いているが、それはお上からの視点ではなく、庶民の実情にも明るいとか言えるのでは?」
綾女に手酷く否定され、遠金は何とか食い下がろうと反論を述べるが、少し押され気味である。
「いやいや遠金さん。悪い連中とつるんで暴れていても、善良な町民の実情は分からんでしょうよ。だって真面目に働いている大半の町人の生活とは全く関係が無いんだから」
「まあ、それはそう……だな」
遠金はこれ以上反論するのは諦めた様だ。口を噤んでしまう。
これ以降どうすべきか様々な意見が交わされてが、どれも危険であったり確実性が無いものばかりだ。手詰まり感が漂ってきたその時、部屋を訪れる者がいた。
「夢野先生、探しましたよ。次に出版する読本の打ち合わせをしたいのですが?」
部屋に入ってきたのは、夢野と取引がある版元の虚屋であった。
部屋に帰ってくるなり、夢野は毒づいた。ここは品川にある宿で、とある藩の密命を帯びて江戸に来た久恵という少女が泊っている部屋である。
部屋の中には、久恵とその従僕の老人、護衛の綾女、金物職人の粂吉、そして謎の遊び人の遠金であった。
「鍵崎って同心は、話を聞いてくれなかったのか? 真面目そうなやつだったんだろ?」
遠金が訝しげに聞いた。自信満々で夢野が出かけて行ったのであるから、何の成果も得られずに帰って来たのは妙な事だと思っているのだ。
「いや、それがさ。この前捕まえたヤクザ者からさる重大な情報を聞き出したとかで遠くに行ったんだってよ」
夢野は綾女が淹れてくれた茶をすすりながら答えた。
状況としてはこうである。
南町奉行の差配で動く岡っ引きである弁天の六郎は、老中の改革に従ったまでというお題目の元に江戸の町民から贅沢品を大量に巻き上げていた。もちろんこれは全て幕府に提出しなければならないし、それは様々な改革の元金となり、ひいては庶民のために使われるべきものであった。だからこそ庶民は改革による締め付けを苦々しく思いながら、表だって反抗する事は出来なかったのである。
過度な贅沢は良くないと言う事は誰しも理解している事である。それは、坊主の説教や寺子屋で習う様々な道徳から身についた共通認識である。何も武士だけに限った価値観ではない。
もっとも、今回の改革による倹約は、過去の松平定信などの政策に比べ庶民への圧迫があまりにも厳しすぎる所はある。贅沢と判断された物は全て没収されたり、売買が禁止されてしまうのはやり過ぎであろう。それに、芝居などの娯楽も大きな制限を受けている。
夢野の様な娯楽のための書物を専らとする戯作者も大いに弾圧され、夢野自身も処罰を受けたばかりだ。
そうであっても、取り締まる側が襟を正して自らを省みて、厳格な態度をとるのならまだ耐えられる。
だが、弁天の六郎一味はそれを裏切った。
没収した金品の大半を着服し、これを懐に入れようとしている。お上の威光を笠に着て暴虐を働いておいてこれは許されないだろう。なのでこれを目撃してしまった夢野は、何とか訴え出ようとしたのだ。
それで思いついたのは先日知り合った南町奉行所の定町廻同心である鍵崎の事であった。
鍵崎はお上を愚弄した読本を書いたという罪で夢野を捕縛した堅物であるが、その本質は善良である。彼に事態を報告すれば、必ずや良きに計らってくれるはずだった。そして他の同心達は信用出来るか不安であった。六郎の様な岡っ引きは、同心に雇われて様々な下働きをする。つまり六郎と繋がりのある同心がいるはずであり、恐らくその同心は六郎の悪事を知っているはずだ。そして甘い汁すすっているに違いない。
もしもその様な人物に訴え出てしまったら、間違いなく口封じに殺されるだろう。
それなのに唯一信用できる鍵崎がしばらく江戸を留守にしているのだ。これではどうにもならない。
「鍵崎さんが帰ってくるのを待ったら?」
「いつになるか分からないし、多分あいつら高飛びしてしまうぞ。なるべくすぐに動かなくちゃ」
夢野に贅沢品を着服しようとしている所を目撃されたのは、六郎も知るところである。ならば早めに江戸を立ち去るに違いない。
「確か、明日が町奉行所が没収した品を回収する日だから、そこまではいるはずだ。何も提出しなかったら怪しまれてしまうからな。多分明日提出した後岡っ引きの役目を引退する事を申し出て、それでどろんするつもりだろうぜ。故郷に帰って真面目に畑を耕しますとか言えばそれも通るだろうさ。なんせ今の御老中は人返し令を出して、農村に帰る様な御法度を出してるからな。誰も怪しまないだろう」
「となると、明日の日中に没収した財宝の内の一部を提出し、その夜の間にとんずらするって寸法かな? それにしても遠金さん。何か色々詳しいっすね」
夢野が遠金の知識を感心しつつ、自らの推理を述べた。確証がある訳ではないが、理に適っていると自負した内容だ。遠金も、恐らくそんなものだろうと夢野の考えに同意した。
「で、どうすんのよ。鍵崎様がいないんじゃ訴える先が無いじゃない。思い切って、他の同心に訴える? それに、久恵さんの簪はどうすんのよ。持ってかれちゃうじゃん」
正確な現状認識は兎も角、これからどうするかが今は重要である。綾女が言う事はもっともである。そして、久恵が綾女の言葉に驚いた表情を見せる。元々この件は久恵の身につけていた金の簪が六郎に奪われた事から始まったのだが、話が大きく成り過ぎてもう諦めかけていたのである。
だが、綾女は覚えていてくれたのだ。
「う~ん。六郎の悪事を完全に暴いてしまいさえすれば、それに乗じて簪を取り戻せると思うんだけど、どうやってそれを成すかが難しいな。目安箱に訴えても間に合わないだろうし」
評定所の前に設置された目安箱に投書する事で、誰でも将軍に訴え出る事は可能だ。まさか将軍が弁天の六郎如きと通じているはずも無いのでそういう意味では確実に安全である。しかも、目安箱の鍵は将軍が肌身離さず持っているとかで、他の誰かが事前に確認し、隠ぺいする事も不可能である。
だが、目安箱が開かれる日は決まっているため、明日の夜には江戸から姿を眩ます六郎に対する対策にはならないのである。
「北町奉行所に訴え出たらどうだろう。弁天の六郎は南町奉行所の同心の誰かとつるんでいるのだから、北町奉行所ならば一味と関りがないのではないか?」
遠金がそんな事を口にした。これは、夢野達が全く考えていなかった事である。
「でもさ、今月の月番は南町奉行所っすよね。じゃあ北町奉行所は訴えを聞いてくれないんじゃないか?」
「非番であっても月番の時に溜まった仕事を処理するために出仕しているし、そういう話は聞いてくれるだろう。それに、北町奉行は南町奉行の鳥居様と違って老中の派閥ではないから、こういう話も聞いてくれやすいんじゃないかな?」
今回の六郎による事件は、ある意味改革が不十分であった事を示している。そのため、話の持っていき方によっては、お上の政策に逆らう反逆者と見られかねない。特に水野忠邦の派閥で町奉行にまで抜擢された鳥居は全てをうやむやにする可能性もある。鳥居本人にその気が無くとも、部下の与力や同心が忖度してしまう事も有り得るのだ。北町奉行所に訴える事により、その様な恐れが無くなるのなら結構な事である。
「でも、北町奉行の、確か遠山景元様って言ったっけ? 本当に頼りになるんかねえ」
「む?」
夢野は遠金の意見に懐疑的であった。
「そうそう、何でも北町のお奉行様って昔はすっごく暴れていたそうじゃない。それって所謂旗本奴っていうんでしょ? 実家の権力を笠に着て気に入らない奴を切ったりする。そんな人が支配する奉行所に、危なくて相談できないじゃない」
「ううむ。確かに昔は無頼の連中と付き合っていたとか何とか聞いているが、それはお上からの視点ではなく、庶民の実情にも明るいとか言えるのでは?」
綾女に手酷く否定され、遠金は何とか食い下がろうと反論を述べるが、少し押され気味である。
「いやいや遠金さん。悪い連中とつるんで暴れていても、善良な町民の実情は分からんでしょうよ。だって真面目に働いている大半の町人の生活とは全く関係が無いんだから」
「まあ、それはそう……だな」
遠金はこれ以上反論するのは諦めた様だ。口を噤んでしまう。
これ以降どうすべきか様々な意見が交わされてが、どれも危険であったり確実性が無いものばかりだ。手詰まり感が漂ってきたその時、部屋を訪れる者がいた。
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