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終章
最終話「門出」
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明治元年十二月一日の事である。
横浜居留地の一角に炎が上がっていた。断頭台の残骸が集められ、焼却処分をされているのである。
数多の命を奪ってきた殺人機械は、今この世から完全に消滅しようとしている。
「さて、もうそろそろ行きましょうか」
「はい。あまり船を待たせるのも悪いですからね」
断頭台を包んだ炎が完全に沈黙しようとした頃、それを見守っていた若い二人の男女がその場を立ち去った。
男は山田半左衛門吉直、女はアンリエット・サンソンである。
彼らは断頭台を巡る戦いを終え、最後の後始末に取り掛かろうとしている。残った断頭台の刃を仏蘭西のサンソン家に持ち帰るのだ。日本での戦いでずっとアンリエット共に行動してきたのだ。最後の最後まで付き合うつもりである。
「行くか。元気でな。アンリエットさんもうちの倅をよろしく頼みます」
乗り込む予定の船に向かう二人の前に、見送りの者達が集まって来た。代表して声をかけて来たのは吉直の父である。七代目山田朝右衛門として数多くの罪人を処刑してきた人物であるが、この前息子にその役目を譲り、今では隠居の身である。純粋な罪人のみならず、時の為政者の意図で命を奪った事もある。後悔はしていないが、今は鎮魂の日々を送っている。
「どれだけかかるか分かりませんが、必ず戻って参ります」
「別に戻って来なくとも良いぞ。広い世界を経験して来るが良い」
養父の言葉にうなずくと、吉直達は皆に別れを告げた。
見送りに来てくれたのは、山田朝右衛門の他には元町奉行浜田文吾、旧幕府の重臣勝海舟、アンリエットの上司であるフランス陸軍少佐のアドンである。
二人は揃って船に乗り込んだ。
「しかしアドン少佐、意外と話が分かるな。仏蘭西行きの商船に話をつけてくれたんだからな。そうでなかったら、少し面倒だったでしょうに」
「きちんと話してみるって大事なんですね。まさかこうまで上手くいくとは思っていませんでした」
京での決戦を終えた二人は、東京に戻った後様々な後始末に取り掛かった。その一環として仏蘭西への輸送に関する調整が必要なので、横浜居留地における仏蘭西の要人であるアドン少佐に交渉したのである。元々アドン少佐は処刑人の末裔である二人に対して偏見を持っていた。そのため、無礼極まりない発言をした事もある。
だが、正面から話してみると意外と話の分かる人物であった。京で粘り強く交渉した経験もあり、何とか和解して仏蘭西行きの船を調整する事が出来た。
もっとも、二人がアドン少佐と話すよりももっと前に、大村益次郎により徹底的に罵倒に近い論破をされた経験があるからこうも素直に話を聞いてくれたのかも知れない。極東の野蛮人だと思っていた相手から、論理的に罵倒されるのは衝撃的な経験だっただろう。あの経験を経ているので、もっと穏やかに話をしてくれる二人はまだましに感じたかもしれない。
「あれは……」
「タンプル塔の亡霊――ルイ十七世ですね。そういえばこの船でフランスまで護送するのでした」
甲板を歩いている二人の前を、腰縄をされた老人が引き立てられて行き、船内に消えて行った。仏蘭西人である彼を日本で裁くわけにもいかず、仏蘭西本国に連れて行く事になったのだ。
「まさか、処刑された仏蘭西国王の息子だったとはね。慶喜様が滅んだテンプル騎士団の末裔だとか言ってたから少し信じてたけど、全然違いましたね」
「よく考えてみたらそんな何百年も前の組織とか関係している訳が有りませんね。あまりにも真に迫って言うので騙されました」
捕らえて尋問した結果、世界革命団の首領であるタンプル塔の亡霊の正体は、数十年前のフランス革命で処刑されたルイ十六世の息子であるルイ十七世であった。革命後彼はタンプル塔に幽閉され、そこで息を引き取ったとされている。だが、実は生き延びており、そのためタンプル塔の亡霊を名乗っていたのである。
ルイ十七世が生きているという噂はフランスでもかなり根強く民衆に囁かれていた。アンリエットがもう少しフランスの世情に詳しければ、直ぐにその正体に辿り着いただろう。
「そういえば、なんで断頭台で天子様を処刑しようとした時、躊躇ったりしたんだろう? 躊躇わなければ多分間に合わなかっただろうに」
「日本の皇帝がルイ十七世に言った言葉なんですが、あれはルイ十六世が処刑前に言った言葉に似ているんです。だから、躊躇ったのでしょう。断頭台で処刑を繰り返していたのも、革命を世界に広げるためだとは言ってましたが、本当はお父さんの敵討ちだったのかもしれませんね。だから、お父さんと同じ様な事を言った者を殺すのに抵抗があったのかもしれません」
「真相は誰にも分かりませんけどね」
ルイ十七世がフランスに護送された後、一体どうなるのであろうか。フランスでも殺人を繰り返してたと言うが、果たして裁判にかけられるのであろうか。ルイ十七世はその存在そのものが今の政府に対する爆弾の様なものである。また、今のフランスに君臨している皇帝ナポレオン三世は、お人好しな人物らしい。案外と同情してくれ、あまり重罪にならないかもしれない。
だが、例え微罪になったとしてもルイ十七世は数十年を復讐に生きて来た男である。既に七十歳は超えた老人だ。果たして罪が軽かったとして、それがどうだというのだろう。
こればかりは、吉直にもアンリエットにも分からなかった。その部下の内日本人はこれから国内で裁きを受けると聞いているが、こちらもどうなるのであろう。数多くの命を奪い、戦いを誘発させてきた者達であるが、どうか生きていて欲しいと思う二人である。
少々しんみりしていた二人であるが、その感傷を掻き消す様に汽笛が鳴った。船の煙突からは黒い煙が噴き出し、ゆっくりと横浜港を離れていく。
遠ざかる横浜居留地の姿と、進行方向に広がる大海原を見た二人は、新たな世界への希望が胸に広がっていくのを感じていた。
ただ待っているだけでは希望の世界は訪れないし、自分から動いたとしても望み通りになるとは限らない。
だが、進み続け、戦い続ける事で一歩でも前に進める事を信じる若い二人であった。
横浜居留地の一角に炎が上がっていた。断頭台の残骸が集められ、焼却処分をされているのである。
数多の命を奪ってきた殺人機械は、今この世から完全に消滅しようとしている。
「さて、もうそろそろ行きましょうか」
「はい。あまり船を待たせるのも悪いですからね」
断頭台を包んだ炎が完全に沈黙しようとした頃、それを見守っていた若い二人の男女がその場を立ち去った。
男は山田半左衛門吉直、女はアンリエット・サンソンである。
彼らは断頭台を巡る戦いを終え、最後の後始末に取り掛かろうとしている。残った断頭台の刃を仏蘭西のサンソン家に持ち帰るのだ。日本での戦いでずっとアンリエット共に行動してきたのだ。最後の最後まで付き合うつもりである。
「行くか。元気でな。アンリエットさんもうちの倅をよろしく頼みます」
乗り込む予定の船に向かう二人の前に、見送りの者達が集まって来た。代表して声をかけて来たのは吉直の父である。七代目山田朝右衛門として数多くの罪人を処刑してきた人物であるが、この前息子にその役目を譲り、今では隠居の身である。純粋な罪人のみならず、時の為政者の意図で命を奪った事もある。後悔はしていないが、今は鎮魂の日々を送っている。
「どれだけかかるか分かりませんが、必ず戻って参ります」
「別に戻って来なくとも良いぞ。広い世界を経験して来るが良い」
養父の言葉にうなずくと、吉直達は皆に別れを告げた。
見送りに来てくれたのは、山田朝右衛門の他には元町奉行浜田文吾、旧幕府の重臣勝海舟、アンリエットの上司であるフランス陸軍少佐のアドンである。
二人は揃って船に乗り込んだ。
「しかしアドン少佐、意外と話が分かるな。仏蘭西行きの商船に話をつけてくれたんだからな。そうでなかったら、少し面倒だったでしょうに」
「きちんと話してみるって大事なんですね。まさかこうまで上手くいくとは思っていませんでした」
京での決戦を終えた二人は、東京に戻った後様々な後始末に取り掛かった。その一環として仏蘭西への輸送に関する調整が必要なので、横浜居留地における仏蘭西の要人であるアドン少佐に交渉したのである。元々アドン少佐は処刑人の末裔である二人に対して偏見を持っていた。そのため、無礼極まりない発言をした事もある。
だが、正面から話してみると意外と話の分かる人物であった。京で粘り強く交渉した経験もあり、何とか和解して仏蘭西行きの船を調整する事が出来た。
もっとも、二人がアドン少佐と話すよりももっと前に、大村益次郎により徹底的に罵倒に近い論破をされた経験があるからこうも素直に話を聞いてくれたのかも知れない。極東の野蛮人だと思っていた相手から、論理的に罵倒されるのは衝撃的な経験だっただろう。あの経験を経ているので、もっと穏やかに話をしてくれる二人はまだましに感じたかもしれない。
「あれは……」
「タンプル塔の亡霊――ルイ十七世ですね。そういえばこの船でフランスまで護送するのでした」
甲板を歩いている二人の前を、腰縄をされた老人が引き立てられて行き、船内に消えて行った。仏蘭西人である彼を日本で裁くわけにもいかず、仏蘭西本国に連れて行く事になったのだ。
「まさか、処刑された仏蘭西国王の息子だったとはね。慶喜様が滅んだテンプル騎士団の末裔だとか言ってたから少し信じてたけど、全然違いましたね」
「よく考えてみたらそんな何百年も前の組織とか関係している訳が有りませんね。あまりにも真に迫って言うので騙されました」
捕らえて尋問した結果、世界革命団の首領であるタンプル塔の亡霊の正体は、数十年前のフランス革命で処刑されたルイ十六世の息子であるルイ十七世であった。革命後彼はタンプル塔に幽閉され、そこで息を引き取ったとされている。だが、実は生き延びており、そのためタンプル塔の亡霊を名乗っていたのである。
ルイ十七世が生きているという噂はフランスでもかなり根強く民衆に囁かれていた。アンリエットがもう少しフランスの世情に詳しければ、直ぐにその正体に辿り着いただろう。
「そういえば、なんで断頭台で天子様を処刑しようとした時、躊躇ったりしたんだろう? 躊躇わなければ多分間に合わなかっただろうに」
「日本の皇帝がルイ十七世に言った言葉なんですが、あれはルイ十六世が処刑前に言った言葉に似ているんです。だから、躊躇ったのでしょう。断頭台で処刑を繰り返していたのも、革命を世界に広げるためだとは言ってましたが、本当はお父さんの敵討ちだったのかもしれませんね。だから、お父さんと同じ様な事を言った者を殺すのに抵抗があったのかもしれません」
「真相は誰にも分かりませんけどね」
ルイ十七世がフランスに護送された後、一体どうなるのであろうか。フランスでも殺人を繰り返してたと言うが、果たして裁判にかけられるのであろうか。ルイ十七世はその存在そのものが今の政府に対する爆弾の様なものである。また、今のフランスに君臨している皇帝ナポレオン三世は、お人好しな人物らしい。案外と同情してくれ、あまり重罪にならないかもしれない。
だが、例え微罪になったとしてもルイ十七世は数十年を復讐に生きて来た男である。既に七十歳は超えた老人だ。果たして罪が軽かったとして、それがどうだというのだろう。
こればかりは、吉直にもアンリエットにも分からなかった。その部下の内日本人はこれから国内で裁きを受けると聞いているが、こちらもどうなるのであろう。数多くの命を奪い、戦いを誘発させてきた者達であるが、どうか生きていて欲しいと思う二人である。
少々しんみりしていた二人であるが、その感傷を掻き消す様に汽笛が鳴った。船の煙突からは黒い煙が噴き出し、ゆっくりと横浜港を離れていく。
遠ざかる横浜居留地の姿と、進行方向に広がる大海原を見た二人は、新たな世界への希望が胸に広がっていくのを感じていた。
ただ待っているだけでは希望の世界は訪れないし、自分から動いたとしても望み通りになるとは限らない。
だが、進み続け、戦い続ける事で一歩でも前に進める事を信じる若い二人であった。
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