1,499 / 1,646
ベルンハルト戦、決着
しおりを挟む
ブルースとバルトロメオだけになり、手薄となった司令室に現れた真っ黒な靄に覆われた謎の人物。音楽家のベルンハルトらが呼び寄せる謎の人物達とは桁違いに強く、単純な武術でもブルースより強く、魔力の高いバルトロメオの攻撃をも凌ぐ。
「クソッ!何つぅ速さだッ・・・!全っ然捉えられねぇ!」
阿修羅の幻影を背後に携え、邪魔をするベルンハルトを狙いながら隙あらばブルースの援護を行う。広範囲に攻撃が可能なバルトロメオが暴れるだけで雑兵がみるみる消え去っていく。
しかし肝心の真っ黒な人物とベルンハルトは捕まえられずにいた。その間にもブルースは得意の身のこなしで辛うじて真っ黒な人物に食らいつき、何度も攻撃を仕掛ける。
近距離も衝撃波を用いた遠距離攻撃も織り交ぜ、持てる力を全てぶつけるも彼の素早い動きを捉えることが出来ない。しかし、宮殿入り口で同じ様な人物と対峙しているジルが気が付いたものと同じ音を、ブルースも彼の側から感じた。
「音・・・?音楽を聴いているのか?」
素早い足技の連続で、複数の衝撃波を生み出し黒い人物に撃ち放つと、飛ばした衝撃波と共に強引に接近するブルース。やはり彼が聞いた謎の音楽は、確かに黒い人物の側から聞こえていた。
「何の曲だ?妙にテンポの速い・・・」
すると、ブルースの反応を見た黒い人物が僅かに動きを止める。
「・・・イッテイ ノ ネンレイ ニハ キコエナイ サイク ヲ シタノニ・・・」
「年齢?モスキート音の事か?確かに音を操るのであれば周波数を変えて、ある程度の対象に分けて音を届けることも可能・・・という事か?」
「ニタヨウナ モノダ。 ソシテ コレハ オレダケ ノ・・・」
ブルースの問いに言葉を返した黒い人物は、彼以上に素早い動きで移動して視界から消えた。気配を感知することは出来ず、肉眼で視認する他ない相手との戦いの中で、視界から見失うということは次の一手は相手のタイミングで攻撃が出来るという大きなアドバンテージとなる。
わざわざ姿を消したということは、何か大きな攻撃をしようとしているのだろうと予測したブルースは、敵の仲間であるベルンハルトにターゲットを変え、接近戦を仕掛け始めた。
「ッ!?どうしたんだぁッ!?大将!急に戦略でも変えたのか!?」
「奴を見失った・・・」
「おいおい、こんな狭い部屋の中でか?でも、それとこれとでどんな関係が・・・」
「じっとしていては奴の恰好の的だ。それなら奴の仲間を隠れ蓑に使う」
素早い動きでベルンハルトを翻弄するブルース。黒い人物が何をしようとしているのかは分からないが、明らかに他の取り巻き達とは扱いの違うベルンハルトを盾に使えば、そう簡単には仕掛けられないのではと考えたのだ。
「あぁ~、なるほど・・・。えッじゃぁ俺はッ!?」
「狙いは俺だろう。どれくらいの規模の攻撃を仕掛けてくるかは分からんが、衝撃には備えておけよ、バルト・・・」
ブルースに言われた通り、黒い人物の攻撃に備える為、四本の腕を防御体勢に切り替えると、ブルースに追われるベルンハルトの逃げ道を塞ぐ様に、青い炎を飛ばして援護するバルトロメオ。
二人の攻撃が次第にベルンハルトを追い詰め始めた頃、それは二人の想像を超える威力で襲い掛かる。何かの合図を受け取った様に、ベルンハルトは月光写譜を取り出して素早い動きで、鍵盤を踊るように指を走らせる。
するとその直後、彼を覆うように分かりやすいバリアのような光の障壁が張られる。突然防御体勢を取り始めたベルンハルトに、嫌な予感を感じたブルースがその場を飛び退きながら天井の方を見上げる。
そこには既に床に着地しそうになっている黒い人物の残像が残されていた。
「しまッ・・・!?」
いち早く攻撃を察して防御体勢に入っていたのが唯一の救いだったか、司令室の中央に拳を叩きつけた黒い人物。その様はまるでスローモーションになったかのように、ブルースには時の流れが遅く進んでいたことだろう。
せめてものまもりと、顔の前に両腕で壁を作るも、まるでそんなものは意味をなさないと言わんばかりの衝撃が、一瞬にして周囲のものを吹き飛ばしていく。衝撃に飲まれたバルトロメオの幻影は、蝋燭の火を吹き消すように容易く消滅して、彼とブルースの身体は激しく壁に打ち付けられた。
「なッ・・・んだよ、これ・・・!?」
凄まじい勢いで衝突したブルースは、一瞬器から魂が離れてしまい意識を失う。慌てて第三者目線で状況を確認した後に器へと戻ると、強度の落ちた足でふらふらと立ち上がる。
「何故・・・急にこんな力がッ・・・」
「オンガク ノ・・・、力ですよ」
「ッ!?」
「何ッ!?オメェはッ・・・!?」
不気味な声から人らしい声へと変わる。そして黒い靄に覆われていたその身体がゆっくりと露わになる。一切その素性が分からなかった黒い人物の正体は、誰もが予想だにしていなかった人物だった。
「曲を変えたんです。アップテンポな曲から、心臓を打ち鳴らすような“ドラム”や“ベース”の効いたヘビィメタルな曲に・・・」
「ドラム・・・?ベース・・・?何を言っている?」
「音楽ってもっと魂で聴くモノですよね。人は音楽でどんな人間にも変わることが出来る。・・・いや、どんな気持ちにもなれるって言った方が正しいですよね、ヴァルター・シュレジングァさん」
その者はブルースの嘗ての名前を知っていた。教団に手を差し伸べられて以降、その名前の男はこの世から姿を消した。以前の記録にこそ残っていようと、彼の魂が現在していることを知る人物は少ない筈。
つまりその人物もまた、ブルースやバルトロメオが世話になっていた教団に関わっていた、或いは既に教団の中枢の人物とコンタクトが取れる立場にある人物という事になる。
だが、今のアルバに教団と大きな関わりのある人物は、マティアス司祭を除き殆ど殺されているはず。確かに目の前に現れた人物が、あの中年のマティアス司祭であったのなら驚きもするだろうが、二人の反応はそれ以上に驚愕したものだった。
「特別な体質・・・いや、概念になっている貴方には、この血塗られた悍ましき歴史の世界から消えてもらう他ありません・・・。因果を新たな歴史に持っていくことは許されないッ・・・!」
決意にも似たその言葉を口にすると同時に、何の躊躇いもなくその人物は一瞬にしてブルースとの間合いを詰める。
「ブルースッ!!!」
立場もしがらみも忘れたバルトロメオの声が司令室に響き渡る。その瞬間、その場にいた者達の意識を刈り取るような強い衝撃が放たれ、司令室の戦いにピリオドが打たれる。
「クソッ!何つぅ速さだッ・・・!全っ然捉えられねぇ!」
阿修羅の幻影を背後に携え、邪魔をするベルンハルトを狙いながら隙あらばブルースの援護を行う。広範囲に攻撃が可能なバルトロメオが暴れるだけで雑兵がみるみる消え去っていく。
しかし肝心の真っ黒な人物とベルンハルトは捕まえられずにいた。その間にもブルースは得意の身のこなしで辛うじて真っ黒な人物に食らいつき、何度も攻撃を仕掛ける。
近距離も衝撃波を用いた遠距離攻撃も織り交ぜ、持てる力を全てぶつけるも彼の素早い動きを捉えることが出来ない。しかし、宮殿入り口で同じ様な人物と対峙しているジルが気が付いたものと同じ音を、ブルースも彼の側から感じた。
「音・・・?音楽を聴いているのか?」
素早い足技の連続で、複数の衝撃波を生み出し黒い人物に撃ち放つと、飛ばした衝撃波と共に強引に接近するブルース。やはり彼が聞いた謎の音楽は、確かに黒い人物の側から聞こえていた。
「何の曲だ?妙にテンポの速い・・・」
すると、ブルースの反応を見た黒い人物が僅かに動きを止める。
「・・・イッテイ ノ ネンレイ ニハ キコエナイ サイク ヲ シタノニ・・・」
「年齢?モスキート音の事か?確かに音を操るのであれば周波数を変えて、ある程度の対象に分けて音を届けることも可能・・・という事か?」
「ニタヨウナ モノダ。 ソシテ コレハ オレダケ ノ・・・」
ブルースの問いに言葉を返した黒い人物は、彼以上に素早い動きで移動して視界から消えた。気配を感知することは出来ず、肉眼で視認する他ない相手との戦いの中で、視界から見失うということは次の一手は相手のタイミングで攻撃が出来るという大きなアドバンテージとなる。
わざわざ姿を消したということは、何か大きな攻撃をしようとしているのだろうと予測したブルースは、敵の仲間であるベルンハルトにターゲットを変え、接近戦を仕掛け始めた。
「ッ!?どうしたんだぁッ!?大将!急に戦略でも変えたのか!?」
「奴を見失った・・・」
「おいおい、こんな狭い部屋の中でか?でも、それとこれとでどんな関係が・・・」
「じっとしていては奴の恰好の的だ。それなら奴の仲間を隠れ蓑に使う」
素早い動きでベルンハルトを翻弄するブルース。黒い人物が何をしようとしているのかは分からないが、明らかに他の取り巻き達とは扱いの違うベルンハルトを盾に使えば、そう簡単には仕掛けられないのではと考えたのだ。
「あぁ~、なるほど・・・。えッじゃぁ俺はッ!?」
「狙いは俺だろう。どれくらいの規模の攻撃を仕掛けてくるかは分からんが、衝撃には備えておけよ、バルト・・・」
ブルースに言われた通り、黒い人物の攻撃に備える為、四本の腕を防御体勢に切り替えると、ブルースに追われるベルンハルトの逃げ道を塞ぐ様に、青い炎を飛ばして援護するバルトロメオ。
二人の攻撃が次第にベルンハルトを追い詰め始めた頃、それは二人の想像を超える威力で襲い掛かる。何かの合図を受け取った様に、ベルンハルトは月光写譜を取り出して素早い動きで、鍵盤を踊るように指を走らせる。
するとその直後、彼を覆うように分かりやすいバリアのような光の障壁が張られる。突然防御体勢を取り始めたベルンハルトに、嫌な予感を感じたブルースがその場を飛び退きながら天井の方を見上げる。
そこには既に床に着地しそうになっている黒い人物の残像が残されていた。
「しまッ・・・!?」
いち早く攻撃を察して防御体勢に入っていたのが唯一の救いだったか、司令室の中央に拳を叩きつけた黒い人物。その様はまるでスローモーションになったかのように、ブルースには時の流れが遅く進んでいたことだろう。
せめてものまもりと、顔の前に両腕で壁を作るも、まるでそんなものは意味をなさないと言わんばかりの衝撃が、一瞬にして周囲のものを吹き飛ばしていく。衝撃に飲まれたバルトロメオの幻影は、蝋燭の火を吹き消すように容易く消滅して、彼とブルースの身体は激しく壁に打ち付けられた。
「なッ・・・んだよ、これ・・・!?」
凄まじい勢いで衝突したブルースは、一瞬器から魂が離れてしまい意識を失う。慌てて第三者目線で状況を確認した後に器へと戻ると、強度の落ちた足でふらふらと立ち上がる。
「何故・・・急にこんな力がッ・・・」
「オンガク ノ・・・、力ですよ」
「ッ!?」
「何ッ!?オメェはッ・・・!?」
不気味な声から人らしい声へと変わる。そして黒い靄に覆われていたその身体がゆっくりと露わになる。一切その素性が分からなかった黒い人物の正体は、誰もが予想だにしていなかった人物だった。
「曲を変えたんです。アップテンポな曲から、心臓を打ち鳴らすような“ドラム”や“ベース”の効いたヘビィメタルな曲に・・・」
「ドラム・・・?ベース・・・?何を言っている?」
「音楽ってもっと魂で聴くモノですよね。人は音楽でどんな人間にも変わることが出来る。・・・いや、どんな気持ちにもなれるって言った方が正しいですよね、ヴァルター・シュレジングァさん」
その者はブルースの嘗ての名前を知っていた。教団に手を差し伸べられて以降、その名前の男はこの世から姿を消した。以前の記録にこそ残っていようと、彼の魂が現在していることを知る人物は少ない筈。
つまりその人物もまた、ブルースやバルトロメオが世話になっていた教団に関わっていた、或いは既に教団の中枢の人物とコンタクトが取れる立場にある人物という事になる。
だが、今のアルバに教団と大きな関わりのある人物は、マティアス司祭を除き殆ど殺されているはず。確かに目の前に現れた人物が、あの中年のマティアス司祭であったのなら驚きもするだろうが、二人の反応はそれ以上に驚愕したものだった。
「特別な体質・・・いや、概念になっている貴方には、この血塗られた悍ましき歴史の世界から消えてもらう他ありません・・・。因果を新たな歴史に持っていくことは許されないッ・・・!」
決意にも似たその言葉を口にすると同時に、何の躊躇いもなくその人物は一瞬にしてブルースとの間合いを詰める。
「ブルースッ!!!」
立場もしがらみも忘れたバルトロメオの声が司令室に響き渡る。その瞬間、その場にいた者達の意識を刈り取るような強い衝撃が放たれ、司令室の戦いにピリオドが打たれる。
0
お気に入りに追加
297
あなたにおすすめの小説
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
戦闘職をしたくてVRMMOを始めましたが、意図せずユニークテイマーという職業になったので全力でスローライフを目指します
地球
ファンタジー
「え?何この職業?」
初めてVRMMOを始めようとしていた主人公滝沢賢治。
やろうと決めた瞬間、戦闘職を選んでいた矢先に突然出てきた職業は【ユニークテイマー】だった。
そのゲームの名はFree Infinity Online
世界初であるフルダイブ型のVRゲームであり、AIがプレイヤーの様子や行動を把握しイベントなどを考えられるゲームであった。
そこで出会った職業【ユニークテイマー】
この職業で、戦闘ではなくてスローライフを!!
しかし、スローライフをすぐにはできるわけもなく…?
「お前のような役立たずは不要だ」と追放された三男の前世は世界最強の賢者でした~今世ではダラダラ生きたいのでスローライフを送ります~
平山和人
ファンタジー
主人公のアベルは転生者だ。一度目の人生は剣聖、二度目は賢者として活躍していた。
三度目の人生はのんびり過ごしたいため、アベルは今までの人生で得たスキルを封印し、貴族として生きることにした。
そして、15歳の誕生日でスキル鑑定によって何のスキルも持ってないためアベルは追放されることになった。
アベルは追放された土地でスローライフを楽しもうとするが、そこは凶悪な魔物が跋扈する魔境であった。
襲い掛かってくる魔物を討伐したことでアベルの実力が明らかになると、領民たちはアベルを救世主と崇め、貴族たちはアベルを取り戻そうと追いかけてくる。
果たしてアベルは夢であるスローライフを送ることが出来るのだろうか。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
全校転移!異能で異世界を巡る!?
小説愛好家
ファンタジー
全校集会中に地震に襲われ、魔法陣が出現し、眩い光が体育館全体を呑み込み俺は気絶した。
目覚めるとそこは大聖堂みたいな場所。
周りを見渡すとほとんどの人がまだ気絶をしていてる。
取り敢えず異世界転移だと仮定してステータスを開こうと試みる。
「ステータスオープン」と唱えるとステータスが表示された。「『異能』?なにこれ?まぁいいか」
取り敢えず異世界に転移したってことで間違いなさそうだな、テンプレ通り行くなら魔王討伐やらなんやらでめんどくさそうだし早々にここを出たいけどまぁ成り行きでなんとかなるだろ。
そんな感じで異世界転移を果たした主人公が圧倒的力『異能』を使いながら世界を旅する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる