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神代 コウ

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裏切りと失望と絶望と

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 晴れて念願だった海へと旅立ったロロネー。仕事で海へ出た時とは違い、目的や時間に縛られることもなく、思うがままに船旅を出来ることが何よりも嬉しく、そしてこの海の先にある冒険や出会いに胸が踊った。

 勿論、船の旅は楽しい事ばかりではなかった。大地を行く旅とは違い、天候がそのまま生死に関わる脅威へとなるからだ。彼の乗る小さな船では、それこそ嵐の大波など乗り切れるものではない。

 海の旅では天候を読めるかどうかで、その旅路は大きく変わる。ロロネーがベンジャミンに教わった航海術の中に、結晶を使った天候の予測を行うことのできる面白い装置の存在を知った。

 それは“ストームグラス“と呼ばれるもので、グラスの中に結晶と透明な液体、樟脳や硝酸カリウム、エタノールなどの化学薬品を溶かしたものが入っている。その結晶が天候の変化によって様子を変えることで、先の天候を予測するといったものだ。

 例えば、結晶が下に溜まり動きや変化が見られない時は晴れとなり、小さな結晶が沢山できてグラスの中を浮遊していると雨が降るといった変化が見られる。

 どういった原理でそのような現象が起こっているのかロロネーには分からなかったが、旅立つ彼への選別だとベンジャミンがいくつか持たせてくれ、作り方のレシピや必要な物も荷物の中に入れてくれていた。

 本来なら航海士のように天候を読むことのできるスキルを持つ者を同行させるか、本人がそのクラスに就くなどするのだが、今のロロネーではまだ難しいものだった。誰でも簡単に使える代物だが、消耗品な上にあくまで予測をするものなので正確な天候や距離を測れるものではない。

 それに海の上の脅威はそれだけではない。陸上の旅と同じくモンスターも生息し、かつてのベンジャミンと同じ賊も海を闊歩している。海賊がロロネーの乗っているような船を狙うとも思えないが、モンスターは別だ。

 彼らのテリトリーに入ってしまえば、船ごと攻撃されかねない。空にも海にも、常に注意を払っていなければならない大変な旅だったが、ロロネーにとってそれは苦にならなかった。

 自分がっしたくてしていること、望んで飛び込んだ世界。奉公人をして死ぬのと、海で死ぬのでは全く別のもののように感じていた。死という概念に変わりはない。だが死の環境を選べるというのは、人生において幸福の一つなのかもしれない。

 ロロネーは初めに地図に描かれていた小さな港町を目指した。いきなり広大な大海原に飛び出すのではなく、一人旅の経験を積もうと考えたのだ。しかし、航海というものは彼の想像していたものよりも遥かに過酷なものだった。

 一人での旅に限界を悟った彼は、最初の小さな港町につくと共に海へ出てくれる仲間を探すことにした。仲間といっても、彼が提供できるものなど限られている。最初は下っ端でも何でもいいと、海賊に加えてもらおうと交渉をする。

 小さな港町でも、海賊はいた。それ程大きな規模ではなく、少ない集団がいくつか飲み屋で酒を呷っているのを目撃したロロネーは、自分も船に加えてもらえないかと話を持ちかけるが、当然どこの誰とも知らない少年など加える海賊団などなく、大笑いしながら断られるばかりだった。

 そんな彼を不憫に思ったのか、様子を見ていた海賊団の一つがロロネーに声をかけた。特に深く探ってくる訳でもなく、船に乗せてやってもいいと。如何やら彼らも人手を探しているようで、ロロネーのような少年の手でも借りたいほどなのだという。

 しかし、彼らの船もロロネーの船より大分大きいとはいえ、小さな船を積み込めるほどの余裕はなかった。やっとの思いで購入した船だが、このままではこの先の海は越えていけない。

 ロロネーは自らの船を売り飛ばし金銭に変えると、彼らの船に荷物を運び込み晴れて海賊の仲間に加わった。ベンジャミンの話にも出てきた海賊。海で逞しく生きていくには、彼らの持つ知識も身につける必要がある。

 彼らの元で経験を積み、いつの日か自分の海賊団を作り上げるのだと、夢への一歩を踏み出したように感じたロロネーに、明るい表情が戻る。

 出発は翌日になるそうで、荷物の移動等で時間を潰してしまった彼らは、新しく仲間となったロロネーの歓迎会をしようと、酒場で大いに盛り上がった。まだ酒の味を知らないロロネーに、大人の食べ物や飲み物を振る舞い、見たこともない料理に戸惑う彼のリアクションを楽しんでいた。

 久々の楽しい時間にすっかり夜も更け、彼らの取っていた宿屋へ案内されたロロネーは、同じ部屋で今度は眠くなるまで海に出てからの話を語り尽くした。酒と雰囲気に酔ったロロネーはいつの間にか彼らと同じように泥酔したかのように、床や椅子で寝転がり眠りについた。

 どれくらいの時間が経ったのか。暫くしてトイレに行きたくなったロロネーが目を覚ます。外はまだ暗く、窓からは水平線の先に薄っすらと明かりが色をつける。フラつく足でゆっくり立ち上がるロロネー。そこで彼は漸く気がついた。

 一緒に食事をし、語り合った筈の彼らがいなくなっていることを。まだ頭が回らなかったロロネーは、トイレを済まそうと廊下に出ると宿の従業員に合い、耳を疑う話を聞くことになる。

 「君は確か・・・彼らに置いていかれたのかい?」

 「・・・?」

 置いていかれたのが自分であることを理解するのに、僅かなラグがあった。宿の者が言っている言葉の意味に気づき、真っ青に青ざめるロロネー。一緒に出発する筈だった彼らが何処へ行ったのかと尋ねる。

 「彼らなら既に出航したよ」

 それを聞いた瞬間、彼の足は船が停泊してある港へ向かって走り出した。大粒の汗を流し、息を切らしながら到着したロロネーが目にしたのは、自らの船を売り飛ばし、ベンジャミンから貰った様々な荷物。その全てを積み込んだ筈の海賊船が、そこになかった。

 ロロネーは彼らに騙され、全てを失った。その時の彼の脳裏に蘇ったのは、出発時にベンジャミンが口にしていた言葉だった。“簡単に相手を信用するな“。決して油断していた訳ではない。だが、久々に人と真面に会話をして気持ちが僅かに浮いてしまっていたのだ。

 夢に見た世界は、綺麗なものばかりじゃない。ロロネーは全てを失った絶望と、自分を騙した彼らに強い怒りと、簡単に騙されてしまった情けなさで涙が溢れた。如何やら港町ではよくある光景なのだという。

 明るくなるまで感情をぶちまけたロロネーは、海の向こうから顔を覗かせる太陽の光を浴びながら、深い喪失感に覆われながら呆然と憧れた海を眺め、波の音と潮の香りに当たりながら、心の中で静かに決意する。

 人を見抜く眼を養うのだ。他人に自分の人生を邪魔されてたまるか。

 ロロネーはその日から海賊を狙った窃盗を繰り返すようになる。盗んだものを売り飛ばし資金を貯めると、航海に必要なものを買い集め、隠れ家にしていた場所に隠し、再び海へ出る準備を始める。

 そして一通りの道具を揃えると、ロロネーは規模の大きそうな海賊の船を一隻盗み、誰の力を借りることなく再び海へと駆り出していった。最初の船出の時とは真逆の心境だった。

 夢に憧れた汚れの知らないあの頃の自分が、少しだけ恥ずかしかった。その未熟さが招いた失態。それが彼を一つ成長させた。ロロネーの成長はいつも暗い出来事からなることばかりだった。

 彼の心にあった闇は、あの頃よりも更に増幅し悪道へ足を踏み入れていく。

 大きな船を手に入れたロロネーは、海で遭遇する海賊にも眼をつけられるようになる。その都度彼は、身を守る術を身につけていき、船にトラップを仕掛けたり、暗闇から飛びかかり短剣で喉元を切り裂く技術が身についていく。

 訪れる島で盗賊のクラスに就き、みるみるその頭角を現していく。力をつけたロロネーは次第に自ら海賊船を襲うようになり、海賊狩りとして一部の界隈で有名となる。

 噂を耳にした者達が、ロロネーの傘下に加わろうとやって来る。名も知れたところで一人での活動に危険を感じ始めていた彼は、徐々に部下を増やしていく。だが当然、ロロネーは誰一人信用などしていなかった。その為、部下達に厳格なルールを定め、残虐非道な行いを部下達に見せることで、恐怖による統制をするようになった。

 皮肉なことに、過去に受けたトラウマを今度は自分が与える立場へとなってしまう。

 悪行の数々ですっかり有名になったロロネー海賊団は、ある日グラン・ヴァーグという港町で行われている、フォリーキャナル・レースというものを知り、珍しい武具や財宝を求め参加するようになる。

 丁度同じくらいレースへ参加するようになった海賊には、チン・シーやロッシュといった面々がおり、互いに優勝を競い合う大物海賊として世界にその存在を知らしめる。

 既にレースの常連となっていたエイヴリー海賊団が優勝候補を独占しており、年々その規模を拡大していく。そして何度目かのレースの後、シーギャングを名乗るキングが参戦したり、一人でレースに参加し強烈なデビューを飾るハオランなど、参加者の面子も豪華になり、競争は熾烈を極めていく。

 圧倒的な力を持つライバル達の中、ロロネー海賊団はその勢いについて行けなくなってしまい、次第にその影を薄くしていってしまう。度々優勝から遠退くことに、再び他者から自分の世界を邪魔されることに苛立ちを覚えるロロネー。

 そしてロロネー海賊団の中では、今後の方針について擦れ違いが生じるようになり、衝突もしばしばあった。だがそんな部下の意見も、ロロネーによって一蹴されてしまう。皆、彼の恐ろしさを知っているからこそ、あまり強く意見することができなかったのだ。

 内部でも問題を抱えるようになってしまったところで、ロロネー海賊団は力を求め激しい海流で有名な海域へと踏み込んでしまい、難破してしまう。仲間達はちりじりとなり、船も大きく破損してしまい真面に動かせなくなってしまう。

 ロロネーは奇跡的にも破損した海賊船と共に座礁した島で眼を覚まし、船に残っていた部下達と共に上陸する。食料も物資もう失い、彼らは近くにあった農村や町を襲い、まずは口にするものをありったけ掻き集めた。

 だがロロネーの不運は続き、その国の警備隊が訪れた際に彼らの恐慌が軍の耳に入り、大人数による制圧隊との戦闘を強いられることになる。町中は紛争地帯のようになり、部下達も次々に殺された。

 最早敗北は目に見えている。それでもこんな死は受け入れられないと、ロロネーは死体の血を全身に塗りたくり制圧隊の眼を欺いた。隙を見て一人逃れたロロネーは、その国で行われていた光景に眼を疑う。

 それは、かつての自分達と同じように、人を人とも思わない者達による労働の現場だった。痩せ細った身体で重い荷物を運ばされ、地面に転がる死体に足を取られるような酷い環境。

 ロロネーを苦しめた地獄の幼少時代を、彼は再び別の視点で目撃することになり、世界は何処に行っても変わらず、あの頃から何も変わっていない事に、深い絶望と煮え滾るような怒りが込み上げていた。
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