遺言探偵

ロニー

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君の名は、

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僕とれんくんが、遺言探偵になって
10日がたった。
その間に学校の使っていない
教室で、はじめました!
しかし、いきなり作っても
人は1人も来なかった!
わかっていたが、
信じる者がいなかった、あまりに無謀
すぎたのだ。僕は諦めかけていた、
「あぁ~人来ないね~」
れんくん「そうだな~待つしかねーよ」
すると、コンコン!
「え!!まさか!!」
れんくん「おい!失礼のないように」
「おっけ~!」
「どうぞー!」
みなみさん「すいません。ここで
無料で死んだ人の言葉を聞いて
くれるっていうのを、ききました、
本当にできますか?」
「はい、写真か何かありますか?」
みなみさん「それが、この写真です」
れんくん「なるほど、ぼやけてますね
できるか?」
「やってみるよ」
目を閉じ、頭の中を無に、
五感を集中させる。
なんだろう、この感じは?
そうか、たぶんこれは、「愛」
という感情、でも、何かを
知りたがっていた?
そこで、途切れてしまった。
みなみさん「どうでしたか?」
れんくん「なんかあったのか?」
「なんていうんだろう、
たぶん、あなたに対して好意が
あったみたいです。
そして、あなたに対してありがとう
感情しているっという、感情が
見てとれました。」
みなみさん「そうですか、あの人は
私をわかっててくれたのか!」
れんくん「っと、どういうことですか?」
みなみさん「私は、1年前に事故で
記憶喪失したんです。
だからあの人のことを覚えてないんです
でも、その人は私にとっても、
大事な人だったような気がします。」
「僕は、写真しか、見ていません、
その人の手がかりがすこしだけ
入ってきました。
たぶんその人の家です。
行ってみますか?」
みなみさん「そんな代金がありません」
「うちの事務所は、無料ですよ」
手がかりがあるのだけれど
広い街で一件を見つけるのは、
すごく難しい。
れんくん「他に手がかりないのかよー」
みなみさん「確かにこれじゃあ
情報不足ですよね!」
「みなみさん、頭の中にその写真の人を
思い浮かべて、僕と手を 
つないでください。
写真の人はあなたに会いたがっていた
すこし、気を発生させれば
導かれるとおもいます。」
みなみさんは深く目を閉じた。
みなみさん「は!?」
「どうでしたか?」
みなみさん「わかりました!
思い出しました!こっちです!」
すると、恐ろしいぐらいに
近くにあった!
「ありましたね!
さっそく入ってみましょう!」
ピンポン~
家の人が出てきた。
奥さん「はーい」
「あの、すいません!
奥さんにお伺いしたいこと
がありまして~」
奥さん「わかりました~
お上がりください!」
気のいい奥さんだとおもった。
そして、リビングに連れて行かれ
お茶をだしてもらった。
奥さん「まさか、みっちゃんが
来てくれるとは思わなかったわ!」
みなみさん「私の事ご存知なんですか?」
奥さん「ご存知っていわれても
あつやと、みっちゃんは昔から
幼馴染じゃないの」
れんくん「すいません、彼女は、
1年前に記憶をなくしているんです。
奥さん「そういうことだったの
だから、あの時お見舞いに
これなかったのね」
みなみさん「なぜか、あっくんの写真を
みて、大事なものをなくしているような
失ったようなとても、悲しくて
寂しいような、記憶がないのに
会いたくなって、会いたくて
仕方なくなってここにいました。
みなみさんは、たぶん
不意に思い出したあっくんという言葉
だとおもう。でも、僕は
そこには、突っ込まなかった。
泣いていたからだ。
奥さん「お部屋にいってみる?」
みなみさん「お願いします」
部屋は男の子らしい部屋だった
いままで、誰かが生活していたような
そんか感じがするぐらいなにも、
触れていないのだろう。
奥さん「かたずけられなかったの
かたずけてしまったら、
あの子の生きていた証拠が
なくなるような気がして。」
「奥さん、あの机の上にあるアルミ缶の
箱はなんです?」
奥さん「あぁ~そういえば、」
そして奥さんは、そのアルミ缶の箱を
開けて、たぶん感謝したい人や
家族に伝えたいことがあって、
自分が死んだ時に見れるように
手紙にしてあるのだろう。
沢山の封筒があった。
奥さん「あ!?あったわよ!」
みなみさん「これは?」
奥さん「あの子が病院でなくなるまでに
書いた、あなたへのお手紙よ。」
みっちゃんへ、最近顔を見ないから
何かあったのでは?っと心配になります
みっちゃんとは、幼稚園からいっしょで
小、中、高一緒で、それまでま、
ただの幼馴染と思ってた。
でも、俺が重い病気ってこと知って
泣いてそのあと泣きすぎて
真っ赤に腫れた目を泣かないように
踏ん張りながら「大丈夫、私が付いてる」そういってキスしてくれたよね?
その時たぶん世界が変わったよ
今の病院生活で、色のない窓の景色に
フルカラーになったような、
昔と今の自分では、
みているすべてが美しく見えて
みっちゃんの事をたまらなく
好きになった。
同時に死にたくないって
おもった。
でも、神様は、残酷だよ
いくら心が変わっても僕の命は
削られていく
時間は待ってくれなかった。
もっともっと、一緒にいて
笑いあっていたかった。
でも、叶わないね笑
あの時言えなかった言葉を
手紙で伝えたいと思います。
大好きです。
愛してます。
みっちゃん僕の代わりに
幸せになれよ!
あつやより
「そうか、あとの時の知りたかったことって、急に見舞いに来なくなったこと」
みなみさん「わたしも好きだよバカ」
泣きながら苦しそうな胸を
ぐっと、こらえていた
れんくん「記憶は思い出したの?」
みなみさん「思い出した。
わたしも大好きだったんだよ」
奥さん「 あつやはたぶん近くにいるよ
あの子が見守ってくれてる」
僕には見えた一瞬だけど
あつやさんがみなみさんのあたまに
手をあてて抱きしめている
そのあと、満足したように
スッといなくなった。
あとから聞いたけど
あの時みなみさんの耳元で
ありがとうっといったそうだ、
「霊は思い 
最後に会いたかったんだと思うよ」
みなみさん「はい」
そして次の日
コンコン!
みなみさん「こんにちは」
れんくん「あれ?また、なんかあるんですか?」
「どうしたんです?」
みなみさん「あの、わたしもここに
入れてください!」
れんくん「えぇー!笑」
「大歓迎だよ笑」
「それじゃあ、よろしく
おねがいします!」
みなみさん「はい!」
そうして、3人目のメンバーみなみさん
が、はいった、

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