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その他
ハロウィン小話詰め
しおりを挟む遅刻ギリギリ
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【アリスと真冬】西原side
「見てください先輩っ!チシャ猫のコスプレしました!」
李世は可愛いからなんでも似合う。
「可愛いね、猫耳ついてる……」
「えへへ…あ、トリックオアトリートです!」
……あぁ、
「お菓子……これで良かった?」
今は甘いものしか持っていなかった、可哀想だけどこれで勘弁して欲しい。
「…やです。いたずらです」
「えーやだぁ」
なんて話をしていたら、真冬が来た。
「あ、おかえり真冬、長いトイレだったね」
「……」イラッ
なんかイライラしてる、生理かな?
「あれ?真冬ー、なんで着てないの?着るまで出せないようにしてたのに」
「…っ……さい、しね」
え、なに
「あ、真冬のことトイレに閉じ込めてたんです!アリスのコスプレ衣装着ないと出られないトイレでした」
酷い…………
「どうやって出たの?1回着て脱いだの?」
「……」ツ-ン
「何か言ってよぉ、…あ、ちなみにこの生徒会室も真冬がコスプレしないと出られない部屋にしてあ「しね!!」わぁ」
何か溜まっていたのか、真冬は涙目だった。
「……」グス
「ごめん、ごめんね真冬?誰かに見られちゃった?」
ぐずる真冬を宥める李世、その表情は心配なんて全くしていない、キラキラした目だった。
「悪い、遅くなった」
「あ、りゅーき」
いいところに龍輝が来てくれた。
「……あ、真冬………」
龍輝は少し気まずそうに真冬を見て、真冬も龍輝を見た。
……そして、
「ッ…………しね!!!!」
……その場にあった鞄を龍輝に向かって盛大にぶん投げた。
「っ、真冬?!悪かった、悪かったってば!!」
「っ……るさい、しね、しねばか、くそぶた!!!」
…こんなに喋る真冬初めて見た
龍輝に向けて鞄を振り回す真冬、身長差で顔には届いてないけど必死だった。
「ま、まさかトイレに行ったら真冬がコスプレしてるなんて思わないだろ…?!見たのは悪かった、でも、」
「…ッだまれ!!!」
…………あ、なるほど
「真冬~、その辺にしてあげて~?どうせ今からまた着るんだから」
「李世やめて…そろそろやめてあげて………」
真冬になんの恨みがあるんだろう、この子…………
ーーー
【トリックしかない】優馬side
「さくらぎちゃん、トリックオアトリート?」
「気持ち悪い呼び方すんな、誰がお前にお菓子なんてやるか」
……お、それは
「トリックを選ぶという事でいいですか?」
「あ……、…ッ!!」ビク
やってみたかったパイタッ……
「っ…やめ、」
「服越しでも伝わってくるエロさがたまらないです桜木さん」
「気持ち悪い!!助けて澪………ッ、……ん、」
…………え?
「……っ…//////」
「なぁ、今お前声出なかった??!」
興味津々で顔を覗き込んだら、
「…優馬、トリックオアトリート?」
「へ、あ、待って何も無…………ッぅわ!!」
床ドンされた
「じゃあいたずらだね………僕を巻き込んだ事後悔させてやるから」
「へ…へぇぇっ?/////」
その後めちゃくちゃいたずら(パイタッ…)された。
ーーー
【澪とお菓子】海斗side
下ネタ、いじめっぽい注意
麩菓子には謝ります
「トリックオアトリート!おかし!」
澪ってほんと食い意地張ってるな。
「はい、チョコレート」
「嬉しい、ありがと海斗」
なんとなくそういうのは苦手だけど、澪は小学生みたいな見た目をしているし、育ち盛りな気がしてあげてしまう。
「あの食い意地お化けを分からせる方法があるぞ」
「優馬。…そんな方法あるのか?」
というか優馬が澪を分からせるって、……そんな事出来るんだ。
「澪ー、こっち、お菓子あげる」
「お菓子…?!…行く」トテトテ
優馬が出したお菓子。
「はい、麩菓子!」
澪の目の前に太くて長いお菓子…麩菓子を出した。
「なにそれ…」
「麩菓子っていうお菓子なんだけど美味しいんだよ、小包みないから今食べて」
そう言って自分の膝の前に麩菓子を出して、澪にその場に座るように言った。
(え……これって)
「…ん、」
なんかすごい下ネタっぽいーー…………
「あ…、…っあま、」
「美味しいだろ?…もっと食べなよ」
「ん”……ッ!!…?っ、くるし、」
何見せられてるのか分からないけどものすごく恥ずかしい。
「あ……、…まって、とめて、」
「いいからはやく食べなー?」
「ッ……」
無理矢理全部食べさせられた。
「まだあるけど食べる??」ニコッ
「優馬の馬鹿!!!」
その後めちゃくちゃ殴られてた。
ーーー
雑で申し訳ないです………ハッピ-ハロウィン!!
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