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3 砂漠化の謎を探る
3-17.暗いトンネルの先
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「なんか、足元が上がってきた気がする」
「ほんと?」
どのくらい経っただろう。他愛もない会話の最中に、ぽつりと、ニコが呟いた。
「……たぶん。自信はないけど」
「そろそろ、出口があるのかもしれないわね」
体にかかる水圧が、ぐ、と重くなる。ニコが速度を上げたのだ。
「あっ」
「あ」
声は、ほとんど同時に上がった。斜め上方に、ゆらめく明かりが見えたのだ。ほんのり薄青い、橙色。
「光だわ」
「見間違いじゃ、ないよね」
射し込む光の揺らぎは、それが水中を通って、私たちの目に入っていることを示している。あの先は、明かりのあるところに繋がっているのだ。
どんどん進むと、水の圧力が、だんだんと減ってくる。やがて、頭がぽかりと、水面に出た。
ニコの腕が、私の体を離した。解放感。長く深い息が、肺から出て行く。脱力した私の肩を、ニコが支えてくれた。
「ついに、抜けたね……」
「疲れたわね……ありがとう、ニコ」
久しぶりの明かりの中で、ニコの顔が、僅かに照らされて見える。胸の高さでかすかに輝く水面の反射を受け、白っぽく光る顔。
暗闇にいた時間があまりにも長くて、その顔は、なんだか懐かしいものにすら思えた。
「どうしたの?」
「……あ、ごめんなさい」
私の手は、ニコの頬に添えられていた。つい、手を伸ばしてしまっていた。そこにあるのを、確かめるように。
「構わないよ。……光って、本当に、ありがたいものだね」
ニコが笑う。その笑顔が、ちゃんと、視界に映る。
「本当ね……目を開けても、真っ暗だなんて。初めての体験だったわ」
「不思議だったね。イリスがそこにいるってことは、抱きしめていないと、信じられなかった」
ニコの視線も、私の顔に、まっすぐ注がれている。
「だけど、なんだか距離は、今よりも近い感じがしたわ」
「そうだね。何か、体が溶け合っているような……いや、やめよう。考えると、変な気持ちになりそうだ」
ニコは、視線を逸らした。彼の見る先には、前方の壁から漏れ出てくる、淡い光。
「何かあるわね、あそこに」
「近づいてみようか」
水を掻き分けながら、ゆっくりと進む。壁に手を添えると、それはどうやら、普通の石造りの壁らしかった。組まれた石と石の間から、光がわずかに射し込んでいる。
「壊してみる?」
「そうだね……壁の向こうには、誰もいないみたいだ。空気の膜が張られている感じもない」
ニコが、壁の向こうを魔法で探り、そう言った。ならば、問題はなかろう。
「これ、どうやって壊したらいいかな?」
「他の物質に干渉するのは、難しいのよね。でも、この岩は隙間が空いているから」
私は、石の壁に指を這わせる。ごつごつした大小取り混ぜた石を、ただ組み上げただけ。その雑な組み方によって、石と石の間に、小さな隙間がたくさんある。
「この小さな隙間から、空気を膨らませる、とか。そこに火も混ぜると、さらに爆発力は増すと思う」
「火も?」
「熱が加わると、壊れやすくなるから」
小さな空間に多量の空気を出すと、無理が生じる。その無理が、おそらくこの壁を壊す方向に働くだろう。
「小さな隙間に、空気の膜を張って、膨らませるのか」
「そう。素早く、ね。その勢いで、壊すんだから」
「ふうん……初めて聞いたよ、そんな使い方」
魔法は、イメージが全て。思いつけば実現できるものの、大抵の人は、それを思いつかないのだ。
「やってみるよ」
「もう少し離れましょう」
私とニコは、壁から距離を取る。私の前に、ニコが立った。その背中で、壁の様子が見えなくなる。
「見えないわ」
「わかってる。危ないでしょ? 俺の後ろにいてよ」
私がここで怪我をしたら、迷惑をかけるのは間違いない。私はニコの背に隠れ、そーっと、腕と胴体の隙間から様子を伺う。
ニコは、何か試しているのだろう。水面が揺れる。波紋が広がり、波が立つ。風が起きている証拠だ。やがて、ごと、と石が動く音もした。
「ああ、わかってきたよ。イリス、そろそろ壊せそう。気をつけてね」
ニコに言われ、私は完全に、彼の背に隠れた。ドゴン、と鈍い音がして、光の量が多くなる。
「できた……」
「ニコって、本当にすごいわね。こんな短時間で、これもできるなんて。普通なら、そんなの無理って思い込んで、なかなかうまくいかないのよ」
魔法で物体に干渉し、壊すなんて、無理。
それが一般的な考え方である。その「一般的」に、指導が阻まれたことが、何回もある。
「イリスの言うことは、間違いないって信じているからね」
ニコは、さらりと言った。
その、信頼感が、彼の上達の元なのだ。
「ありがとう」
ニコは頷き、穴の空いた石の壁を見た。どうにか、くぐり抜けられそうだ。その向こうは、先ほどよりも、眩しい光。青っぽく光るその色合いは、魔力を含んだ魔力石の光り方を、思い出させる。
「俺が先に行くよ」
ニコは、壁に近寄り、穴の淵に手をかける。
「この向こう、そのまま床だな」
言いながら、穴の向こうに顔を出す。穴の下側が、向こう側の床に接しているらしい。上半身を穴に入れ、そのまま腕の力で体を向こうに運んだ。
「おいで、イリス」
すぐに、穴からニコの手が差し出される。私は、その手を取った。
水に濡れた服が重い。それでも、薄着で来たことも功を奏して、私の体も、床の上に出た。
「すごい、全身がふやけちゃった」
「本当だね。服もびしょびしょだよ、当たり前だけど」
指が水分を含み、しわしわになっている。ニコは、自分の服の裾を絞っている。びたびた、と音を立てて水が落ちた。服を絞りながら、ニコは周囲を見回す。私も、周りに視線を移した。
大きな、木だ。枝を広げた木が、空間の中心に立っている。その枝が、青白い光に照らされている。青白い光は、木の周り一面に、円形に広がっている。まるで、池のように。
「これが、ベンジャミンが話していた、青い池だって言うの……?」
青い光に照らされた、幻想的な空間。その青い光は、全て、床に置かれた石から放たれている。
ニコが石をひとつ手に取る。青白い光が、瞬時に消えた。
「これ、魔力石だよ」
魔力石によって作られた、青い池。私たちの目の前には、魔力石に囲まれた大樹が、静かに立っていた。
「ここが、王城の中なのかしら」
「そうなのかな。ベンジャミンさんは、青い池に囲まれた樹は、お城の中だって言っていたよね」
魔力石に触れないよう、その池の円周を辿るようにして、私たちは歩く。その中央には、悠然と佇む、大樹。
「あの根元、青く光っているわ」
「魔力石じゃなくて?」
「ううん、樹が光っているわよ」
よく見ると、その大樹は、根元がぼんやりと光っている。見間違いではない。樹自体が、輝きをもっていた。
「ここからなら、近づけそうだね」
周りを歩いていると、その一点に、大樹へと繋がる道がつくられていた。円周から、中心へ向かう一本道。
暗く光を失った魔力石を持ったまま、ニコはその道を歩き始める。私も、その後に続いた。
道の両側には、青く光る魔力石が、広がっている。これが、魔導士たちに配られる魔力石なのだろうか。
とんでもない数だ。この量を人間から取ろうとしたら、何人もの人が犠牲になる。
「本当だ、樹が光ってる」
ニコと私が並んで見下ろす大樹の根っこは、たしかに青白く、光っていた。
「同じ色だね」
言いながら、ニコは何気なく、空の魔力石を樹皮に近づける。音もなく、瞬時に、青白い光が戻った。
「あ……」
「これが、魔力石のもとなの……?」
間違いなく、今、魔力石は、樹に触れたことで光り始めた。
「この樹に、魔力があるんだわ」
生きとし生けるものは、全て、魔力を有している。だが、その量は、身の丈にあったものでしかない。動くことのない樹木に宿るのは、それなりでしかない。
そう思っていたけれど、この光りようからしても、この大樹には、たくさんの魔力が含まれているとしか思えない。
「どういうことだろうね……?」
大樹の明かりは、根元で途切れている。ニコも樹皮に触れながら、不思議そうに呟いた。
「わからないわ」
大量の魔力を、有する大樹。
そんな話、聞いたこともない。
理解できない光景に、私たちは、それ以上の言葉を失う。
「な、何者だ、お前たち!」
警戒心に満ちた声が投げかけられたのは、その時だった。
「ほんと?」
どのくらい経っただろう。他愛もない会話の最中に、ぽつりと、ニコが呟いた。
「……たぶん。自信はないけど」
「そろそろ、出口があるのかもしれないわね」
体にかかる水圧が、ぐ、と重くなる。ニコが速度を上げたのだ。
「あっ」
「あ」
声は、ほとんど同時に上がった。斜め上方に、ゆらめく明かりが見えたのだ。ほんのり薄青い、橙色。
「光だわ」
「見間違いじゃ、ないよね」
射し込む光の揺らぎは、それが水中を通って、私たちの目に入っていることを示している。あの先は、明かりのあるところに繋がっているのだ。
どんどん進むと、水の圧力が、だんだんと減ってくる。やがて、頭がぽかりと、水面に出た。
ニコの腕が、私の体を離した。解放感。長く深い息が、肺から出て行く。脱力した私の肩を、ニコが支えてくれた。
「ついに、抜けたね……」
「疲れたわね……ありがとう、ニコ」
久しぶりの明かりの中で、ニコの顔が、僅かに照らされて見える。胸の高さでかすかに輝く水面の反射を受け、白っぽく光る顔。
暗闇にいた時間があまりにも長くて、その顔は、なんだか懐かしいものにすら思えた。
「どうしたの?」
「……あ、ごめんなさい」
私の手は、ニコの頬に添えられていた。つい、手を伸ばしてしまっていた。そこにあるのを、確かめるように。
「構わないよ。……光って、本当に、ありがたいものだね」
ニコが笑う。その笑顔が、ちゃんと、視界に映る。
「本当ね……目を開けても、真っ暗だなんて。初めての体験だったわ」
「不思議だったね。イリスがそこにいるってことは、抱きしめていないと、信じられなかった」
ニコの視線も、私の顔に、まっすぐ注がれている。
「だけど、なんだか距離は、今よりも近い感じがしたわ」
「そうだね。何か、体が溶け合っているような……いや、やめよう。考えると、変な気持ちになりそうだ」
ニコは、視線を逸らした。彼の見る先には、前方の壁から漏れ出てくる、淡い光。
「何かあるわね、あそこに」
「近づいてみようか」
水を掻き分けながら、ゆっくりと進む。壁に手を添えると、それはどうやら、普通の石造りの壁らしかった。組まれた石と石の間から、光がわずかに射し込んでいる。
「壊してみる?」
「そうだね……壁の向こうには、誰もいないみたいだ。空気の膜が張られている感じもない」
ニコが、壁の向こうを魔法で探り、そう言った。ならば、問題はなかろう。
「これ、どうやって壊したらいいかな?」
「他の物質に干渉するのは、難しいのよね。でも、この岩は隙間が空いているから」
私は、石の壁に指を這わせる。ごつごつした大小取り混ぜた石を、ただ組み上げただけ。その雑な組み方によって、石と石の間に、小さな隙間がたくさんある。
「この小さな隙間から、空気を膨らませる、とか。そこに火も混ぜると、さらに爆発力は増すと思う」
「火も?」
「熱が加わると、壊れやすくなるから」
小さな空間に多量の空気を出すと、無理が生じる。その無理が、おそらくこの壁を壊す方向に働くだろう。
「小さな隙間に、空気の膜を張って、膨らませるのか」
「そう。素早く、ね。その勢いで、壊すんだから」
「ふうん……初めて聞いたよ、そんな使い方」
魔法は、イメージが全て。思いつけば実現できるものの、大抵の人は、それを思いつかないのだ。
「やってみるよ」
「もう少し離れましょう」
私とニコは、壁から距離を取る。私の前に、ニコが立った。その背中で、壁の様子が見えなくなる。
「見えないわ」
「わかってる。危ないでしょ? 俺の後ろにいてよ」
私がここで怪我をしたら、迷惑をかけるのは間違いない。私はニコの背に隠れ、そーっと、腕と胴体の隙間から様子を伺う。
ニコは、何か試しているのだろう。水面が揺れる。波紋が広がり、波が立つ。風が起きている証拠だ。やがて、ごと、と石が動く音もした。
「ああ、わかってきたよ。イリス、そろそろ壊せそう。気をつけてね」
ニコに言われ、私は完全に、彼の背に隠れた。ドゴン、と鈍い音がして、光の量が多くなる。
「できた……」
「ニコって、本当にすごいわね。こんな短時間で、これもできるなんて。普通なら、そんなの無理って思い込んで、なかなかうまくいかないのよ」
魔法で物体に干渉し、壊すなんて、無理。
それが一般的な考え方である。その「一般的」に、指導が阻まれたことが、何回もある。
「イリスの言うことは、間違いないって信じているからね」
ニコは、さらりと言った。
その、信頼感が、彼の上達の元なのだ。
「ありがとう」
ニコは頷き、穴の空いた石の壁を見た。どうにか、くぐり抜けられそうだ。その向こうは、先ほどよりも、眩しい光。青っぽく光るその色合いは、魔力を含んだ魔力石の光り方を、思い出させる。
「俺が先に行くよ」
ニコは、壁に近寄り、穴の淵に手をかける。
「この向こう、そのまま床だな」
言いながら、穴の向こうに顔を出す。穴の下側が、向こう側の床に接しているらしい。上半身を穴に入れ、そのまま腕の力で体を向こうに運んだ。
「おいで、イリス」
すぐに、穴からニコの手が差し出される。私は、その手を取った。
水に濡れた服が重い。それでも、薄着で来たことも功を奏して、私の体も、床の上に出た。
「すごい、全身がふやけちゃった」
「本当だね。服もびしょびしょだよ、当たり前だけど」
指が水分を含み、しわしわになっている。ニコは、自分の服の裾を絞っている。びたびた、と音を立てて水が落ちた。服を絞りながら、ニコは周囲を見回す。私も、周りに視線を移した。
大きな、木だ。枝を広げた木が、空間の中心に立っている。その枝が、青白い光に照らされている。青白い光は、木の周り一面に、円形に広がっている。まるで、池のように。
「これが、ベンジャミンが話していた、青い池だって言うの……?」
青い光に照らされた、幻想的な空間。その青い光は、全て、床に置かれた石から放たれている。
ニコが石をひとつ手に取る。青白い光が、瞬時に消えた。
「これ、魔力石だよ」
魔力石によって作られた、青い池。私たちの目の前には、魔力石に囲まれた大樹が、静かに立っていた。
「ここが、王城の中なのかしら」
「そうなのかな。ベンジャミンさんは、青い池に囲まれた樹は、お城の中だって言っていたよね」
魔力石に触れないよう、その池の円周を辿るようにして、私たちは歩く。その中央には、悠然と佇む、大樹。
「あの根元、青く光っているわ」
「魔力石じゃなくて?」
「ううん、樹が光っているわよ」
よく見ると、その大樹は、根元がぼんやりと光っている。見間違いではない。樹自体が、輝きをもっていた。
「ここからなら、近づけそうだね」
周りを歩いていると、その一点に、大樹へと繋がる道がつくられていた。円周から、中心へ向かう一本道。
暗く光を失った魔力石を持ったまま、ニコはその道を歩き始める。私も、その後に続いた。
道の両側には、青く光る魔力石が、広がっている。これが、魔導士たちに配られる魔力石なのだろうか。
とんでもない数だ。この量を人間から取ろうとしたら、何人もの人が犠牲になる。
「本当だ、樹が光ってる」
ニコと私が並んで見下ろす大樹の根っこは、たしかに青白く、光っていた。
「同じ色だね」
言いながら、ニコは何気なく、空の魔力石を樹皮に近づける。音もなく、瞬時に、青白い光が戻った。
「あ……」
「これが、魔力石のもとなの……?」
間違いなく、今、魔力石は、樹に触れたことで光り始めた。
「この樹に、魔力があるんだわ」
生きとし生けるものは、全て、魔力を有している。だが、その量は、身の丈にあったものでしかない。動くことのない樹木に宿るのは、それなりでしかない。
そう思っていたけれど、この光りようからしても、この大樹には、たくさんの魔力が含まれているとしか思えない。
「どういうことだろうね……?」
大樹の明かりは、根元で途切れている。ニコも樹皮に触れながら、不思議そうに呟いた。
「わからないわ」
大量の魔力を、有する大樹。
そんな話、聞いたこともない。
理解できない光景に、私たちは、それ以上の言葉を失う。
「な、何者だ、お前たち!」
警戒心に満ちた声が投げかけられたのは、その時だった。
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