16 / 73
1 砂出しの働き方改革
1-16.リックの魔法上達作戦
しおりを挟む
リックは初めてだから、壁が見えるところが良い。
そう注文を付け加えたところ、リックは、要求に合った場所へ向かってくれているようだった。
「詳しいのね」
「もう働き出して一年になりますから」
「若いのに、すごいわ」
「俺より若いイリスさんに言われると、変な感じですね……」
気持ちの上では、私はもう二十代後半。どちらかというとニコに近くて、リックのことは、年下の新人を見ている気分だ。
ただ、肉体の年齢は、十代らしいのである。リックに年下扱いされるのは、違和感がある。
「働けるようになって、すぐ働き出したんです。魔法が使えないから、砂出しみたいな仕事しかなかったんですけど……稼がないといけないんで」
「家の事情?」
「そうです。よくある話ですよね。俺、四人きょうだいの長男なんで、何かと」
弟たちの方がずっと魔法が使えるんですけど、と言いながらリックははにかんだ。
やんちゃそうな風貌のリックだけれど、家族のために働く一面もあるのだ。人は見かけによらない。そんな当たり前のことを、私は改めて実感した。
「この辺りです」
「ちょうどいいわ。さすがね」
リックが連れてきてくれたのは、壁の間際に、砂が山となっている場所。昨日、ニコとの練習に使ったような、砂と壁を同時に視界に収められる空間である。
ここなら、最初の練習にはぴったりだ。
「イリスさん、お願いします!」
砂山の前で、姿勢を正すリック。鳶色の瞳が、生き生きと輝いている。
「ねえ、リックって、風はどのくらい出せるの?」
「ほんのちょっとです」
「ちょっと、って言われても……実力を見ないと」
ニコが水筒を上限だと思っていたように、リックは何を上限だと思っているのか。自身で定めている限界を知り、それを超えさせてあげることが、最初の一歩になる。
「それは……言えません」
だから必要なことなのだけれど、リックはさっきまでのやる気はどこへやら、眉尻を垂らして本気で拒否している。
「うーん。困ったわ」
今のままやらせても、魔法は間違いなく失敗に終わるだろう。
リックは、限界を超えられるかもしれないという期待は持っていても、自信はまだ持っていない。具体的なイメージを持たないと、魔法はうまく使えない。
「俺、風の魔法は、ほんとに、限定的なことにしか使えなくて」
「だから、それを聞いているのに」
「ちょっと、イリスさんにお伝えしていいようなことでは……」
要領を得ないリックの物言いに、私はイライラしてきた。
魔法を使うことを望んだのは、リックだ。それがこんな、一歩踏み出す前からつまずくなんて。
「教えてよ。それを元に、やり方を考えるんだから」
「いや、あの……なら、俺、ニコラウスさんにだけ、言います」
「ニコは、まだ具合が悪いのよ」
「もうずいぶんよくなったよ」
見ると、ニコの顔色は、先ほどより良くなっている。
「俺に話すの? なに?」
語気の強い私とのバランスを取るかのように、優しい声音で問いかけながら、リックに顔を寄せる。
リックはニコの耳に顔を近づけ、口元に手を添えて、こそこそと何か言う。聞いているニコの顔が、にやにやと緩み始めた。
「ああ……それは、イリスに言うには、恥ずかしいね」
「そうなんですよ! ニコラウスさんには、わかりますよね!」
「まあ……でも、いいんじゃない? 年相応でしょ」
ニコはこちらに向き直る。
いじわるな笑顔を浮かべ、今しがた聞いたばかりのリックの秘密を、何の躊躇もなく言い放った。
「女の子のスカートをめくるためにしか使えないらしいよ」
「あああー! 何で言っちゃうんですか!」
ニコの背後で、頭を抱えて嘆くリック。
なるほどね。年相応とは、そういうことか。小さい男の子の考えそうなことだ。
ある目的のために使っているうち、それしかできなくなる、ということは、ままある話である。
以前教えた若い魔導士の中には、とんでもなく暑がりで、涼を取るために冷風を出すことに長けてしまい、風の温度を調整できなくなってしまった者もいた。
スカートをめがけて風を送り、うまく裾を翻らせていたとしたら、コントロールの良さがある。応用さえできれば、ニコのように、砂の山くらいすぐに動かせるようになる。
「もう、今はしてませんから! ほんとに!」
「疑ってないわよ。それで、本当に他の用途には、風を出せないの?」
「それが……他のことに使おうとしても、俺がそういうことに魔法を使ったのを見た親に、こっぴどく叱られたことがちらついて」
「そりゃあ、叱るわよね」
自分の子供がそんな悪ふざけに魔法を使っていたら、親ならそれを叱るだろう。当たり前のことをしょんぼりと語るリックが面白くて、私はくすりと笑ってしまった。
「うーん、どうしようかしら」
リックの抱えている問題は、目的の固定化だけではない。「叱られた」という記憶が蓋になり、風の魔法自体が使えなくなっている。
まずは蓋を取り外すこと。それができないと、魔法を使うという、最初の段階にもたどり着けない。
「何か、問題があるの?」
「え?」
「イリスが難しい顔をしてるから、リックが落ち込んでるよ」
ニコに聞かれて見ると、確かに、リックが悲しげな顔をしている。
「私のせいなの? ニコのせいじゃなくて?」
彼が落ち込んでいるのは、言わないでと頼んだことを、ニコがすぐにばらしたからではなかろうか。
「俺のせいじゃないよ。そんなに黙ってたら、不安になるって」
ニコがあまりに自信ありげなので、ならそうなのだろうか、という気がしてくる。
「魔法で風を出すと叱られる、ってイメージを取り除かないと、先に進まないなあと思っていたの」
「ふうん……スカートをめくられて叱らない人なんて、いないだろうしねえ」
「ニコラウスさん、何度も言わないでくださいよ……」
力無く反応するリック。
ほら、やっぱり。彼が落ち込んでいるのは、ニコの言動が原因なのだ。
「魔法を使うとこうなる」という誤ったイメージ。それが原因で魔法が使えないときには、「魔法を使っても大丈夫」という経験を重ねると、使えるようになることが多い。
リックの場合、魔法で風を出しても叱られないという経験を積めば、風自体は出せるようになる。
ただし、彼は風を悪ふざけのためにしか使えない、という問題がある。そして、彼のする悪ふざけを、笑って流してくれる女性はいないだろう。
まして今のリックは、そうしたおふざけの許される年齢をとうに過ぎた、青年である。
「叱らない人……そうだわ」
リックとニコの顔を、順に見比べながら考えていた私は、あることを思いついた。
「とりあえず、一度宿に戻りましょう」
まずは、詰所に寄る。
ゴードンに、現場をひとつ片付けたことを報告した。相応の対価を受け取る。
その後、一旦作業を離れる許しを貰い、私は、リックとニコとともに宿へ戻ってきた。
「イリス……これ、本当に、意味があるの? 君の趣味じゃない?」
「ニコみたいなごつい男の人に、そんなものを着せる趣味はないわ」
昨日ニコに買ってもらった、新しい王都の服。
私にちょうど良いサイズのそれは、ニコが着ると、肩や胸元がかなりきつそうだった。元々ゆったりした作りをしているだけあって、着られないということはない。肝心なスカートのあたりは、それらしくひらひらしている。
「思っていたより、似合うわね」
ニコは体格は良いけれど、顔立ちは、どちらかというと中性寄りだ。髭もないし、肌は、日焼けはしているものの、それなりにきめ細かい。眉も太すぎないし、肩幅の広さに目をつぶれば、見られないほどではない。
「その褒め言葉は、嬉しくないね」
「何でもいいのよ。リック、始めましょう」
「始めましょうって……そういうことですよね?」
話の流れとニコの姿に、これから始まることを、もうリックは察したらしい。げんなりした表情で、「わかりました」と続ける。
リックの、「風の魔法を使うと叱られる」という蓋を外す作業。その名も、「ニコのスカートをめくろう! 大作戦」の開始である。
「ねえイリス、これ、誰得なの?」
「リックが魔法を使えるようになったら、皆の得じゃない」
「そうだけど……それ以前の段階で、俺とリックはかなり損する気がするよ」
ニコの言葉に、うんうんと繰り返し頷くリック。
「文句があるなら、他の案を考えてよ」
「あの、あの、例えば、イリスさんのスカートでやるって言うのは……」
「俺、それを本気で言うなら怒るよ」
リックの申し出は、ニコが一蹴する。
「ほら。ニコがやるしかないじゃない」
私が言うと、リックとニコは、揃って項垂れた。
そう注文を付け加えたところ、リックは、要求に合った場所へ向かってくれているようだった。
「詳しいのね」
「もう働き出して一年になりますから」
「若いのに、すごいわ」
「俺より若いイリスさんに言われると、変な感じですね……」
気持ちの上では、私はもう二十代後半。どちらかというとニコに近くて、リックのことは、年下の新人を見ている気分だ。
ただ、肉体の年齢は、十代らしいのである。リックに年下扱いされるのは、違和感がある。
「働けるようになって、すぐ働き出したんです。魔法が使えないから、砂出しみたいな仕事しかなかったんですけど……稼がないといけないんで」
「家の事情?」
「そうです。よくある話ですよね。俺、四人きょうだいの長男なんで、何かと」
弟たちの方がずっと魔法が使えるんですけど、と言いながらリックははにかんだ。
やんちゃそうな風貌のリックだけれど、家族のために働く一面もあるのだ。人は見かけによらない。そんな当たり前のことを、私は改めて実感した。
「この辺りです」
「ちょうどいいわ。さすがね」
リックが連れてきてくれたのは、壁の間際に、砂が山となっている場所。昨日、ニコとの練習に使ったような、砂と壁を同時に視界に収められる空間である。
ここなら、最初の練習にはぴったりだ。
「イリスさん、お願いします!」
砂山の前で、姿勢を正すリック。鳶色の瞳が、生き生きと輝いている。
「ねえ、リックって、風はどのくらい出せるの?」
「ほんのちょっとです」
「ちょっと、って言われても……実力を見ないと」
ニコが水筒を上限だと思っていたように、リックは何を上限だと思っているのか。自身で定めている限界を知り、それを超えさせてあげることが、最初の一歩になる。
「それは……言えません」
だから必要なことなのだけれど、リックはさっきまでのやる気はどこへやら、眉尻を垂らして本気で拒否している。
「うーん。困ったわ」
今のままやらせても、魔法は間違いなく失敗に終わるだろう。
リックは、限界を超えられるかもしれないという期待は持っていても、自信はまだ持っていない。具体的なイメージを持たないと、魔法はうまく使えない。
「俺、風の魔法は、ほんとに、限定的なことにしか使えなくて」
「だから、それを聞いているのに」
「ちょっと、イリスさんにお伝えしていいようなことでは……」
要領を得ないリックの物言いに、私はイライラしてきた。
魔法を使うことを望んだのは、リックだ。それがこんな、一歩踏み出す前からつまずくなんて。
「教えてよ。それを元に、やり方を考えるんだから」
「いや、あの……なら、俺、ニコラウスさんにだけ、言います」
「ニコは、まだ具合が悪いのよ」
「もうずいぶんよくなったよ」
見ると、ニコの顔色は、先ほどより良くなっている。
「俺に話すの? なに?」
語気の強い私とのバランスを取るかのように、優しい声音で問いかけながら、リックに顔を寄せる。
リックはニコの耳に顔を近づけ、口元に手を添えて、こそこそと何か言う。聞いているニコの顔が、にやにやと緩み始めた。
「ああ……それは、イリスに言うには、恥ずかしいね」
「そうなんですよ! ニコラウスさんには、わかりますよね!」
「まあ……でも、いいんじゃない? 年相応でしょ」
ニコはこちらに向き直る。
いじわるな笑顔を浮かべ、今しがた聞いたばかりのリックの秘密を、何の躊躇もなく言い放った。
「女の子のスカートをめくるためにしか使えないらしいよ」
「あああー! 何で言っちゃうんですか!」
ニコの背後で、頭を抱えて嘆くリック。
なるほどね。年相応とは、そういうことか。小さい男の子の考えそうなことだ。
ある目的のために使っているうち、それしかできなくなる、ということは、ままある話である。
以前教えた若い魔導士の中には、とんでもなく暑がりで、涼を取るために冷風を出すことに長けてしまい、風の温度を調整できなくなってしまった者もいた。
スカートをめがけて風を送り、うまく裾を翻らせていたとしたら、コントロールの良さがある。応用さえできれば、ニコのように、砂の山くらいすぐに動かせるようになる。
「もう、今はしてませんから! ほんとに!」
「疑ってないわよ。それで、本当に他の用途には、風を出せないの?」
「それが……他のことに使おうとしても、俺がそういうことに魔法を使ったのを見た親に、こっぴどく叱られたことがちらついて」
「そりゃあ、叱るわよね」
自分の子供がそんな悪ふざけに魔法を使っていたら、親ならそれを叱るだろう。当たり前のことをしょんぼりと語るリックが面白くて、私はくすりと笑ってしまった。
「うーん、どうしようかしら」
リックの抱えている問題は、目的の固定化だけではない。「叱られた」という記憶が蓋になり、風の魔法自体が使えなくなっている。
まずは蓋を取り外すこと。それができないと、魔法を使うという、最初の段階にもたどり着けない。
「何か、問題があるの?」
「え?」
「イリスが難しい顔をしてるから、リックが落ち込んでるよ」
ニコに聞かれて見ると、確かに、リックが悲しげな顔をしている。
「私のせいなの? ニコのせいじゃなくて?」
彼が落ち込んでいるのは、言わないでと頼んだことを、ニコがすぐにばらしたからではなかろうか。
「俺のせいじゃないよ。そんなに黙ってたら、不安になるって」
ニコがあまりに自信ありげなので、ならそうなのだろうか、という気がしてくる。
「魔法で風を出すと叱られる、ってイメージを取り除かないと、先に進まないなあと思っていたの」
「ふうん……スカートをめくられて叱らない人なんて、いないだろうしねえ」
「ニコラウスさん、何度も言わないでくださいよ……」
力無く反応するリック。
ほら、やっぱり。彼が落ち込んでいるのは、ニコの言動が原因なのだ。
「魔法を使うとこうなる」という誤ったイメージ。それが原因で魔法が使えないときには、「魔法を使っても大丈夫」という経験を重ねると、使えるようになることが多い。
リックの場合、魔法で風を出しても叱られないという経験を積めば、風自体は出せるようになる。
ただし、彼は風を悪ふざけのためにしか使えない、という問題がある。そして、彼のする悪ふざけを、笑って流してくれる女性はいないだろう。
まして今のリックは、そうしたおふざけの許される年齢をとうに過ぎた、青年である。
「叱らない人……そうだわ」
リックとニコの顔を、順に見比べながら考えていた私は、あることを思いついた。
「とりあえず、一度宿に戻りましょう」
まずは、詰所に寄る。
ゴードンに、現場をひとつ片付けたことを報告した。相応の対価を受け取る。
その後、一旦作業を離れる許しを貰い、私は、リックとニコとともに宿へ戻ってきた。
「イリス……これ、本当に、意味があるの? 君の趣味じゃない?」
「ニコみたいなごつい男の人に、そんなものを着せる趣味はないわ」
昨日ニコに買ってもらった、新しい王都の服。
私にちょうど良いサイズのそれは、ニコが着ると、肩や胸元がかなりきつそうだった。元々ゆったりした作りをしているだけあって、着られないということはない。肝心なスカートのあたりは、それらしくひらひらしている。
「思っていたより、似合うわね」
ニコは体格は良いけれど、顔立ちは、どちらかというと中性寄りだ。髭もないし、肌は、日焼けはしているものの、それなりにきめ細かい。眉も太すぎないし、肩幅の広さに目をつぶれば、見られないほどではない。
「その褒め言葉は、嬉しくないね」
「何でもいいのよ。リック、始めましょう」
「始めましょうって……そういうことですよね?」
話の流れとニコの姿に、これから始まることを、もうリックは察したらしい。げんなりした表情で、「わかりました」と続ける。
リックの、「風の魔法を使うと叱られる」という蓋を外す作業。その名も、「ニコのスカートをめくろう! 大作戦」の開始である。
「ねえイリス、これ、誰得なの?」
「リックが魔法を使えるようになったら、皆の得じゃない」
「そうだけど……それ以前の段階で、俺とリックはかなり損する気がするよ」
ニコの言葉に、うんうんと繰り返し頷くリック。
「文句があるなら、他の案を考えてよ」
「あの、あの、例えば、イリスさんのスカートでやるって言うのは……」
「俺、それを本気で言うなら怒るよ」
リックの申し出は、ニコが一蹴する。
「ほら。ニコがやるしかないじゃない」
私が言うと、リックとニコは、揃って項垂れた。
1
お気に入りに追加
334
あなたにおすすめの小説
【完結】聖女の手を取り婚約者が消えて二年。私は別の人の妻になっていた。
文月ゆうり
恋愛
レティシアナは姫だ。
父王に一番愛される姫。
ゆえに妬まれることが多く、それを憂いた父王により早くに婚約を結ぶことになった。
優しく、頼れる婚約者はレティシアナの英雄だ。
しかし、彼は居なくなった。
聖女と呼ばれる少女と一緒に、行方を眩ませたのだ。
そして、二年後。
レティシアナは、大国の王の妻となっていた。
※主人公は、戦えるような存在ではありません。戦えて、強い主人公が好きな方には合わない可能性があります。
小説家になろうにも投稿しています。
エールありがとうございます!
輝夜坊
行原荒野
BL
学生の頃、優秀な兄を自分の過失により亡くした加賀見亮次は、その罪悪感に苦しみ、せめてもの贖罪として、兄が憧れていた宇宙に、兄の遺骨を送るための金を貯めながら孤独な日々を送っていた。
ある明るい満月の夜、亮次は近所の竹やぶの中でうずくまる、異国の血が混ざったと思われる小さくて不思議な少年に出逢う。彼は何を訊いても一言も喋らず、身元も判らず、途方に暮れた亮次は、交番に預けて帰ろうとするが、少年は思いがけず、すがるように亮次の手を強く握ってきて――。
ひと言で言うと「ピュアすぎるBL」という感じです。
不遇な環境で育った少年は、色々な意味でとても無垢な子です。その設定上、BLとしては非常にライトなものとなっておりますが、お互いが本当に大好きで、唯一無二の存在で、この上なく純愛な感じのお話になっているかと思います。言葉で伝えられない分、少年は全身で亮次への想いを表し、愛を乞います。人との関係を諦めていた亮次も、いつしかその小さな存在を心から愛おしく思うようになります。その緩やかで優しい変化を楽しんでいただけたらと思います。
タイトルの読みは『かぐやぼう』です。
※表紙イラストは画像生成AIで作成して加工を加えたものです。
グラティールの公爵令嬢
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
ファンタジーランキング1位を達成しました!女主人公のゲーム異世界転生(主人公は恋愛しません)
ゲーム知識でレアアイテムをゲットしてチート無双、ざまぁ要素、島でスローライフなど、やりたい放題の異世界ライフを楽しむ。
苦戦展開ナシ。ほのぼのストーリーでストレスフリー。
錬金術要素アリ。クラフトチートで、ものづくりを楽しみます。
グルメ要素アリ。お酒、魔物肉、サバイバル飯など充実。
上述の通り、主人公は恋愛しません。途中、婚約されるシーンがありますが婚約破棄に持ち込みます。主人公のルチルは生涯にわたって独身を貫くストーリーです。
広大な異世界ワールドを旅する物語です。冒険にも出ますし、海を渡ったりもします。
漫画の様にスラスラ読める小説をめざしたらネームになった物語の1つ。クライツオブハーツ
NN
ファンタジー
日本に某有名RPGゲームが生まれて数十年。その頃に作られた王道 勇者設定!
そんな勇者と仲間たちのお話… と、思いきや
次々に覆されて行く ”王道ストーリーs”
行きつく先は過去の王道なのか?現代の王道(?)なのか?
そして そう まさに この小説こそが 20年前に書かれたものだという事実が何よりの…
しかし今更 作り変えることも出来ず 手を加えることもままらなかったため ちょっと古いテイストにて始まります
段々現代風(?)になっていきます
…
…行ってるかな?
注)本作品は過去up作品『漫画のようにスラスラ~。ありきたりな勇者伝説』の原作となります。
【 登場人物・国・その他 基本設定 】
ザッツロード→ 主人公 男 勇者の末裔 剣と魔法が使える。ローレシア国王第2王子
ラーニャ → ヒロイン? 女 勇者の仲間の末裔 魔法使い。ローレシア領域キャリトールの町出身
ミラ → 女 勇者の仲間の末裔 魔術師。ローレシア領域ソイッド村出身
レーミヤ → 女 勇者の仲間の末裔 占い師。ローレシア領域テキスツの町出身
プログラマー→ 男 科学技術が最も優れたガルバディア国のプログラマー ホログラムで姿を現している
※元は上記仲間たちの出会いの話がありましたが現代風にするため(?)割愛させて頂きました。
ヘクター → 男 アバロン国の大剣使い
物語はヘクターを仲間に迎える辺りから始まります。
お幸せに、婚約者様。私も私で、幸せになりますので。
ごろごろみかん。
恋愛
仕事と私、どっちが大切なの?
……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。
彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ?
婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。
お幸せに、婚約者様。
私も私で、幸せになりますので。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
夫の告白に衝撃「家を出て行け!」幼馴染と再婚するから子供も置いて出ていけと言われた。
window
恋愛
伯爵家の長男レオナルド・フォックスと公爵令嬢の長女イリス・ミシュランは結婚した。
三人の子供に恵まれて平穏な生活を送っていた。
だがその日、夫のレオナルドの言葉で幸せな家庭は崩れてしまった。
レオナルドは幼馴染のエレナと再婚すると言い妻のイリスに家を出て行くように言う。
イリスは驚くべき告白に動揺したような表情になる。
子供の親権も放棄しろと言われてイリスは戸惑うことばかりでどうすればいいのか分からなくて混乱した。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる