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死神の秘密
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俺の突然の告白に、一同は一瞬固まった。
「なに、どうしたの~?」
「ルシェと初めてダンジョンにいったとき、俺は死神化を使っていなかったと思うんだけど。さっき、死神化の状態でステータスを鑑定しようと提案したよな。どうして俺が死神化することを知っているんだ?」
沈黙が流れた。他の二人もルシェに視線をやる。
「まいったな~。ソウタくんって意外と目ざといんだね」
ふたたびの沈黙。誰も口を出す者がいない。
「本当は、もっと距離を縮めてからにしようと思ったんだけど」
いつも柔和なルシェの声色が、深刻な響きを含んでいる。
何を打ち明けるつもりなのだろう。心臓が早鐘のように打った。
「実は私、考古学者なの」
「……考古学者?」
「そう。そしてソウタ君のことはずっと監視していたの」
「なぜ?」
「転生者がくるっていうことは、何か事件が起こる前触れなんだ」
「ちょっと待ってくれ。色々と聞きたいことがあるんだが……まず、ルシェは俺のことをずっと付け回してたってことか?」
答える代わりに俺の肩に触れると、魔力の球体のようなものを取り出した。
「わたし監視魔法が使えるの」
「その球体がそうなのか? というか監視魔法なんて、そんな都合の良いものがあるのか」
「これは便利だけど、誰にでもかけられるわけじゃない。これもエンチャントと同じで、対象に触れないといけないんだよ」
「じゃあ、初めてダンジョンに行った日から俺をつけてたってことか」
「ううん、もっとずっと前から。私とソウタ君は、今日が初めてじゃないよ。君が転生されてきた日、役所で会ってる」
そう言われて、転生されてきた初日のことを思い出してみた。あの日に会ったのは、役所の受付嬢さんだけなはず……。
「……あっ! もしかして、あのときぶつかったのはルシェだったのか!」
転生された日、穴掘りスキルという訳のわからない能力を得たことに対して考えながら歩いていて、ぶつかってしまった女性がいた。
「そうだよ~」
「ただのストーカーじゃないか……」
茶化すつもりで言ったのだが、想像以上にこの場の空気は重く、特にリヴィの雰囲気に禍々しいものを感じた。
そして、それはルシェも感じ取ったらしい。彼女はリヴィに向き直ると、普段とは違い、重々しく言った。
「リヴィちゃん。私にも禍殃討伐を手伝わせてほしいの」
カオウ、という聞き覚えのないワードにとまどう俺をよそに、信じられないという反応のミレイユ、そしてすさまじい殺気を放つリヴィは、あろうことか鎌を出現させてルシェの喉元に向けた。
「あなた、どこまで知っているの?」
「全部知っているよ。知るのが私の仕事だからね」
見たことないほど、リヴィが怖い。ルシェのことを殺してしまいそうな気配すらあった。
「あなたが知っているっていうことを、すべて話して」
リヴィはルシェに対して冷たく言い放った。
「ソウタくんがいるから、初めから説明するね。
遥か昔、禍殃という最凶のモンスターが突如として現れて、この世界をほとんど壊滅させたの。
禍殃は人々の負の感情が溜まって、溢れたときに現れる最上級モンスター。人間の負の感情を大量に吸収して具現化したことで、その姿は限りなく人に近く、言葉も喋ったらしいんだ。
このモンスターを倒すため、世界中の勇者が総出で禍殃に立ち向かった。でも戦死した者やその家族の悲しみや憎しみを吸って更に強大化してしまい、最悪の悪循環になってしまって手のつけようがなくなった。
言い伝えでは、大勇者が伝説の剣を用いて禍殃を倒した、とあるけど、事実は異なるの。
リヴィちゃんの先祖である死神族のひとりが、人知れず禍殃を討伐した」
ルシェの嘘を咎めるつもりが、突然おとぎ話のようなことを聞かされて動揺している。ミレイユも、こんなルシェは見たことがないといった様子で立ちつくしている。
「恐らく、死神族は禍殃に有効な魔法を開発したんだよね? リヴィちゃんはそれを受け継いでいるはず。でも禍殃は何もかもが規格外だったから、ひとりで立ち向かうにはリスクが高すぎる。万が一リヴィちゃんが倒されたら、世界はふたたび崩壊する。だから私にも協力させてほしいんだ」
「無理なことは知っているはずよ。あなたにもしものことがあったら憎しみが連鎖して、また歴史を繰り返すことになる」
「安心して、私たちは孤児で育ったから、悲しむ人はいないよ」
「私、たち?」
「私も孤児院で育ちました。ルシェさんとはそこで知り合ったんです」
リヴィはルシェに突き付けていた鎌をおろした。
ミレイユも、ルシェと同じ孤児院育ちのため、もし自身に何かあっても憎しみが生まれることはないという。特別に深い仲の友達もいないとのこと。
「……偶然にしては出来すぎね」
「偶然なんかじゃないよ。わたしがミレイユちゃんに例の新聞を読むように仕向けたんだもん」
「えっ……そう、なんですか?」
「うん。それに、色々と調べさせてもらったんだよ。ミレイユちゃんが勉強に打ち込んでいるから、友人関係を築かなかったのも知ってるし、防御魔法に秀でていることも、地水火風の基礎属性魔法を努力のみで習得したことも知ってる」
「そこまで入念に……」
「世界のためだからね」
退屈な毎日をただ過ごしていただけの俺にとって、つい先ほどまでの日々はとても素晴らしい非日常だった。しかし、その非日常すら平凡な日にしてしまうほどの壮大な話に、俺はただ聞き入るしかできなかった。
「みんなが協力してくれるというのは、とても心強い。でも、その必要はない。言い伝えのとおり、死神の末裔である私が、自分の命と引き換えに禍殃を討伐するから」
「……えっ」
このことはルシェも知らなかったらしく激しく動揺している。
……というか、リヴィは今何て言った?
自分の命と引き換え?
「ルシェの説は合っているわ。ひとつだけ付け加えるとしたら、禍殃を討伐した魔法が自分の命を代償にする闇魔法だということ」
「そんな……そんなこと、どの資料にもなかった……」
「もちろん、倒す努力はする。そのために新しい鎌も作っているの。前回と違って憎しみを十分に吸っていない状態なら、もしかしたらいけるかもしれないから」
自分の命を犠牲にするなんて、そんなことをする必要はない、とミレイユとルシェはそれぞれ案を出してリヴィを止めようとしている。それをリヴィは余計な犠牲を出す必要はない、と頑なに拒んだ。
そんなやり取りが目の前で繰り広げられているのだが、どこか遠くの景色をぼーっと眺めているような、そんな感覚になった。
まずい。このままこの場にいたら卒倒してしまいそうだ。
俺は居ても立ってもいられなくなり、その場からゆらゆらと立ち去った。誰かが呼び止める声が聞こえたような気がしたが、とにかくこの場から離れたかった俺は無視をした。
「なに、どうしたの~?」
「ルシェと初めてダンジョンにいったとき、俺は死神化を使っていなかったと思うんだけど。さっき、死神化の状態でステータスを鑑定しようと提案したよな。どうして俺が死神化することを知っているんだ?」
沈黙が流れた。他の二人もルシェに視線をやる。
「まいったな~。ソウタくんって意外と目ざといんだね」
ふたたびの沈黙。誰も口を出す者がいない。
「本当は、もっと距離を縮めてからにしようと思ったんだけど」
いつも柔和なルシェの声色が、深刻な響きを含んでいる。
何を打ち明けるつもりなのだろう。心臓が早鐘のように打った。
「実は私、考古学者なの」
「……考古学者?」
「そう。そしてソウタ君のことはずっと監視していたの」
「なぜ?」
「転生者がくるっていうことは、何か事件が起こる前触れなんだ」
「ちょっと待ってくれ。色々と聞きたいことがあるんだが……まず、ルシェは俺のことをずっと付け回してたってことか?」
答える代わりに俺の肩に触れると、魔力の球体のようなものを取り出した。
「わたし監視魔法が使えるの」
「その球体がそうなのか? というか監視魔法なんて、そんな都合の良いものがあるのか」
「これは便利だけど、誰にでもかけられるわけじゃない。これもエンチャントと同じで、対象に触れないといけないんだよ」
「じゃあ、初めてダンジョンに行った日から俺をつけてたってことか」
「ううん、もっとずっと前から。私とソウタ君は、今日が初めてじゃないよ。君が転生されてきた日、役所で会ってる」
そう言われて、転生されてきた初日のことを思い出してみた。あの日に会ったのは、役所の受付嬢さんだけなはず……。
「……あっ! もしかして、あのときぶつかったのはルシェだったのか!」
転生された日、穴掘りスキルという訳のわからない能力を得たことに対して考えながら歩いていて、ぶつかってしまった女性がいた。
「そうだよ~」
「ただのストーカーじゃないか……」
茶化すつもりで言ったのだが、想像以上にこの場の空気は重く、特にリヴィの雰囲気に禍々しいものを感じた。
そして、それはルシェも感じ取ったらしい。彼女はリヴィに向き直ると、普段とは違い、重々しく言った。
「リヴィちゃん。私にも禍殃討伐を手伝わせてほしいの」
カオウ、という聞き覚えのないワードにとまどう俺をよそに、信じられないという反応のミレイユ、そしてすさまじい殺気を放つリヴィは、あろうことか鎌を出現させてルシェの喉元に向けた。
「あなた、どこまで知っているの?」
「全部知っているよ。知るのが私の仕事だからね」
見たことないほど、リヴィが怖い。ルシェのことを殺してしまいそうな気配すらあった。
「あなたが知っているっていうことを、すべて話して」
リヴィはルシェに対して冷たく言い放った。
「ソウタくんがいるから、初めから説明するね。
遥か昔、禍殃という最凶のモンスターが突如として現れて、この世界をほとんど壊滅させたの。
禍殃は人々の負の感情が溜まって、溢れたときに現れる最上級モンスター。人間の負の感情を大量に吸収して具現化したことで、その姿は限りなく人に近く、言葉も喋ったらしいんだ。
このモンスターを倒すため、世界中の勇者が総出で禍殃に立ち向かった。でも戦死した者やその家族の悲しみや憎しみを吸って更に強大化してしまい、最悪の悪循環になってしまって手のつけようがなくなった。
言い伝えでは、大勇者が伝説の剣を用いて禍殃を倒した、とあるけど、事実は異なるの。
リヴィちゃんの先祖である死神族のひとりが、人知れず禍殃を討伐した」
ルシェの嘘を咎めるつもりが、突然おとぎ話のようなことを聞かされて動揺している。ミレイユも、こんなルシェは見たことがないといった様子で立ちつくしている。
「恐らく、死神族は禍殃に有効な魔法を開発したんだよね? リヴィちゃんはそれを受け継いでいるはず。でも禍殃は何もかもが規格外だったから、ひとりで立ち向かうにはリスクが高すぎる。万が一リヴィちゃんが倒されたら、世界はふたたび崩壊する。だから私にも協力させてほしいんだ」
「無理なことは知っているはずよ。あなたにもしものことがあったら憎しみが連鎖して、また歴史を繰り返すことになる」
「安心して、私たちは孤児で育ったから、悲しむ人はいないよ」
「私、たち?」
「私も孤児院で育ちました。ルシェさんとはそこで知り合ったんです」
リヴィはルシェに突き付けていた鎌をおろした。
ミレイユも、ルシェと同じ孤児院育ちのため、もし自身に何かあっても憎しみが生まれることはないという。特別に深い仲の友達もいないとのこと。
「……偶然にしては出来すぎね」
「偶然なんかじゃないよ。わたしがミレイユちゃんに例の新聞を読むように仕向けたんだもん」
「えっ……そう、なんですか?」
「うん。それに、色々と調べさせてもらったんだよ。ミレイユちゃんが勉強に打ち込んでいるから、友人関係を築かなかったのも知ってるし、防御魔法に秀でていることも、地水火風の基礎属性魔法を努力のみで習得したことも知ってる」
「そこまで入念に……」
「世界のためだからね」
退屈な毎日をただ過ごしていただけの俺にとって、つい先ほどまでの日々はとても素晴らしい非日常だった。しかし、その非日常すら平凡な日にしてしまうほどの壮大な話に、俺はただ聞き入るしかできなかった。
「みんなが協力してくれるというのは、とても心強い。でも、その必要はない。言い伝えのとおり、死神の末裔である私が、自分の命と引き換えに禍殃を討伐するから」
「……えっ」
このことはルシェも知らなかったらしく激しく動揺している。
……というか、リヴィは今何て言った?
自分の命と引き換え?
「ルシェの説は合っているわ。ひとつだけ付け加えるとしたら、禍殃を討伐した魔法が自分の命を代償にする闇魔法だということ」
「そんな……そんなこと、どの資料にもなかった……」
「もちろん、倒す努力はする。そのために新しい鎌も作っているの。前回と違って憎しみを十分に吸っていない状態なら、もしかしたらいけるかもしれないから」
自分の命を犠牲にするなんて、そんなことをする必要はない、とミレイユとルシェはそれぞれ案を出してリヴィを止めようとしている。それをリヴィは余計な犠牲を出す必要はない、と頑なに拒んだ。
そんなやり取りが目の前で繰り広げられているのだが、どこか遠くの景色をぼーっと眺めているような、そんな感覚になった。
まずい。このままこの場にいたら卒倒してしまいそうだ。
俺は居ても立ってもいられなくなり、その場からゆらゆらと立ち去った。誰かが呼び止める声が聞こえたような気がしたが、とにかくこの場から離れたかった俺は無視をした。
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