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六月
三日『ポンコツの日』
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「ただいまぁ」
「お帰りあのさあハル、俺のプリン食ったろ?」
バイトを終えて帰った晴日を待っていたのは、思いのほか不機嫌な信周だった。
「ごめんね、だって昨日ノブくんいなくて寂しかったの。これ、お詫び……」
晴日がもじもじと紙袋を差し出すと、信周は中を覗き見て表情をふっと緩めた。大きな手が俯く晴日の髪を優しく撫でる。
――よかった、ノブくんチョロくて助かったぁ。
晴日は心の中でぺろっと舌を出す。
参照◇六月二日『裏切りの日』
「お帰りあのさあハル、俺のプリン食ったろ?」
バイトを終えて帰った晴日を待っていたのは、思いのほか不機嫌な信周だった。
「ごめんね、だって昨日ノブくんいなくて寂しかったの。これ、お詫び……」
晴日がもじもじと紙袋を差し出すと、信周は中を覗き見て表情をふっと緩めた。大きな手が俯く晴日の髪を優しく撫でる。
――よかった、ノブくんチョロくて助かったぁ。
晴日は心の中でぺろっと舌を出す。
参照◇六月二日『裏切りの日』
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