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高校1年生
13話 文化祭1日目
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文化祭一日目。
今日は生徒のみでの開催だ。
体育館で一年生の出物を見て
午後は自由行動だ。
チアの出し物は2.3日目なので僕たちは劇のみの出番、他のクラスはダンスだったり合唱だったりしていた。
僕たちは準備をしていた。
僕は服飾部に作ってもらったドレスを着る。
特殊なデザインのため一人で着る事ができない。
結衣と栞が手伝ってくれた。
もともと細いウエストをコルセットでさらに細くする。
パニエを履いて、その上からドレスを着せてもらう。
ウエストが細くなった分胸の大きさが強調され、胸の小さい僕でも女性らしいシルエットになった。
後ろでひもを結んで着るタイプなので栞に結んでもらった。
丈は膝より少し上でオフショル、色はピンクと白、髪は下ろしてヘッドドレスをつけてヒールを履いて完成だ。
「超可愛い!」
「人形みたい!」
二人にそう言われて恥ずかしくなった。
緊張と恥ずかしさが混ざってよくわからない感じがする。
出番が来た。
たくさん練習したから話し方や仕草も演劇部の生徒から指導受けて完璧だ。
僕が舞台に出ると
可愛いと言う声がたくさん上がった。
みんな練習したから演劇は大成功だ。
特に最後のシーンで綾くんが僕をお姫様抱っこして舞台袖に行くシーンはものすごく盛り上がった。
舞台袖に行っても綾くんは何故か僕を下ろしてくれない。
「ねぇ、終わったから降ろしてよ。」
「めちゃくちゃ歓声あったからさあ、このまま教室まで行ってみようよ笑」
周りも劇が成功してテンションが上がっていた。
「なにそれ、おもしろうじゃん。そのまま行こうよ!」
「俺らが王子と姫を案内します!」
ふざけて僕はこのまま教室までお姫様抱っこされることになった。
僕はたくさんの生徒に見られて、写真も撮られた。
綾くんはノリノリで写真を撮られてた。
僕は恥ずかしくて、顔を伏せたりしたがそれがまた、可愛いと言われ大盛況だった。
教室についてやっと下ろしてもらえた。
僕は着替えるために、栞と結衣を呼んだ。
栞も結衣も褒めてくれた。
男なのにこんな格好で恥ずかしかったけど頑張ってきた事を褒められたのは素直に嬉しかった。
制服に着替えクラスに戻ると
クラスメイトたちが
「明日明後日は、演劇終わりにここでみずきをお姫様抱っこできるブースをつくろうよ!」
「いいね!絶対たくさん人くるよ!次の日の宣伝にもなるし、思い出にもなるしね!」
「決まりだね!」
「そう言う事で頼んだのみずき!」
「わかった!」
僕の知らないところでいろいろ進んでて急に言われたので反射的に答えてしまった。
「嫌がるかと思った!」
美憂にそう言われると
「え、そんな嫌なことなの?」
僕は適当に答えたのを後悔した。
午後からは
2年生は各教室でお化け屋敷やメイドカフェ、ゲームだったりいろいろ店をしてて3年生は売店をしてた
僕たちは
いろいろ回って楽しんだ、放課後はチア部の出し物のために集まって実際に衣装着て練習をした。
みんな似合ってて気合いが入った。
アー写を真似て写真を撮ってSNSで宣伝した。
明日から一般の人も来る。
この学校で誰よりも女の子としているのは僕かもしれない。
そう思うと僕は恥ずかしくて仕方がなかった。
今日は生徒のみでの開催だ。
体育館で一年生の出物を見て
午後は自由行動だ。
チアの出し物は2.3日目なので僕たちは劇のみの出番、他のクラスはダンスだったり合唱だったりしていた。
僕たちは準備をしていた。
僕は服飾部に作ってもらったドレスを着る。
特殊なデザインのため一人で着る事ができない。
結衣と栞が手伝ってくれた。
もともと細いウエストをコルセットでさらに細くする。
パニエを履いて、その上からドレスを着せてもらう。
ウエストが細くなった分胸の大きさが強調され、胸の小さい僕でも女性らしいシルエットになった。
後ろでひもを結んで着るタイプなので栞に結んでもらった。
丈は膝より少し上でオフショル、色はピンクと白、髪は下ろしてヘッドドレスをつけてヒールを履いて完成だ。
「超可愛い!」
「人形みたい!」
二人にそう言われて恥ずかしくなった。
緊張と恥ずかしさが混ざってよくわからない感じがする。
出番が来た。
たくさん練習したから話し方や仕草も演劇部の生徒から指導受けて完璧だ。
僕が舞台に出ると
可愛いと言う声がたくさん上がった。
みんな練習したから演劇は大成功だ。
特に最後のシーンで綾くんが僕をお姫様抱っこして舞台袖に行くシーンはものすごく盛り上がった。
舞台袖に行っても綾くんは何故か僕を下ろしてくれない。
「ねぇ、終わったから降ろしてよ。」
「めちゃくちゃ歓声あったからさあ、このまま教室まで行ってみようよ笑」
周りも劇が成功してテンションが上がっていた。
「なにそれ、おもしろうじゃん。そのまま行こうよ!」
「俺らが王子と姫を案内します!」
ふざけて僕はこのまま教室までお姫様抱っこされることになった。
僕はたくさんの生徒に見られて、写真も撮られた。
綾くんはノリノリで写真を撮られてた。
僕は恥ずかしくて、顔を伏せたりしたがそれがまた、可愛いと言われ大盛況だった。
教室についてやっと下ろしてもらえた。
僕は着替えるために、栞と結衣を呼んだ。
栞も結衣も褒めてくれた。
男なのにこんな格好で恥ずかしかったけど頑張ってきた事を褒められたのは素直に嬉しかった。
制服に着替えクラスに戻ると
クラスメイトたちが
「明日明後日は、演劇終わりにここでみずきをお姫様抱っこできるブースをつくろうよ!」
「いいね!絶対たくさん人くるよ!次の日の宣伝にもなるし、思い出にもなるしね!」
「決まりだね!」
「そう言う事で頼んだのみずき!」
「わかった!」
僕の知らないところでいろいろ進んでて急に言われたので反射的に答えてしまった。
「嫌がるかと思った!」
美憂にそう言われると
「え、そんな嫌なことなの?」
僕は適当に答えたのを後悔した。
午後からは
2年生は各教室でお化け屋敷やメイドカフェ、ゲームだったりいろいろ店をしてて3年生は売店をしてた
僕たちは
いろいろ回って楽しんだ、放課後はチア部の出し物のために集まって実際に衣装着て練習をした。
みんな似合ってて気合いが入った。
アー写を真似て写真を撮ってSNSで宣伝した。
明日から一般の人も来る。
この学校で誰よりも女の子としているのは僕かもしれない。
そう思うと僕は恥ずかしくて仕方がなかった。
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