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7話 初出勤
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僕は会社についた、出勤時間は他の社員より30分早い時間でみんなが来る前に掃除を任せられていた。
以前までは分担制だったが今日からは僕の仕事だ。
ロッカールームに向かい事務服に着替える。僕も他の社員と同じロッカールームで着替えで鉢合わせするのは気まづいと思い早く出勤するのは嫌ではなかった。
僕は、トイレ、オフィス、社長室、応接室と順番に掃除をしていく。
そうしているうちに他の社員もぞろぞろ出勤してきた。
「ひよりちゃんおはよう~」
「おはようございます。」
「掃除が無くなると楽ね~本当助かる!」
「いえいえ、私にできる事がまだ少ないので」
「ちゃんと私にいいえ変えているんで昨日は僕って言っていたから、僕っ子も良かったのに笑」
「社長に、指摘されまして…笑」
そんな事を話しながら掃除を終えた。
掃除が終わると僕のする事は先輩に何か言われるまで特にする事はない。
イベント内容の相談をされたり
衣装どれの方が良いとか
お茶やコーヒーを入れたり
買い出ししたりと
していると社長が出勤した。
「みんなおはよう~」
「おはようございます!」
みんな、元気よく挨拶をしていた。
「ひより、頑張っているね~」
僕は社長のお気に入りだ、些細な事でもすぐに褒めてくれる。怒られるのは女性らしく出来ていなかった時だけだ。
それは他の社員も同じで僕の仕草や言動が女性らしくない時は指摘される。
あっという間に昼ごはんの時間になった。
僕はみんなに言われたご飯を買いにコンビニ向かった。
僕の分も買っていいと言われ、前まではがっつりした弁当を食べていたが何か言われそうな気がしたので他の社員と同じようなご飯を買って会社に戻った。
「ひよりちゃん、ありがとう。あらちゃんと、意識して買ってきたのねこれで男性みたいなご飯買ってきてたら怒ってたわ笑」
「そうですよね。。。笑」
ご飯を食べ終わると社長に呼ばれた。
「少し出かけるわよ。」
「わかりました。社長。」
事務服から私服に着替え社長の元へ行く。
その途中で先輩に服を褒められたが僕はちっとも嬉しくはなかった。
車にのり連れて行かれたのは脱毛サロンだった。
「脱毛ですか?」
「そうよ、PR動画をとってほしいって言われていたんだけどうちの社員みんなもう脱毛してて、そこに丁度ひよりが入ってきてくれて助かったわ。」
「私が動画に出るんですか!?」
「そうよ、結構自分が出てる子もいるわよ。」
「男性ってバレないですか!?」
「大丈夫よ、女性にしか見えないから笑」
話しているとサロンのスタッフさんが来た。
「よろしくお願いします。あら、本当に男性?麗華さん聞かされていたけどこれなら全然大丈夫ね!」
「はぁ…」
「カメラは回っているけど緊張せずに自然にカウンセリングに応えてね、施術中は特に話さなくてもいいからね。」
僕はそう言われて、カウンセリングに答えた後に施術を受けた。
「ありがとうございました!次回からはカメラは回ってないので安心してくださいねひよりさん!」
「いえ、こちらこそありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。」
僕は丁寧に返事をし社長とサロンを出た。
会社に戻り、残りの時間も手伝いをして今日の仕事は終わりだ。
ちょうど、ひかりも仕事を終わらせて一緒にロッカールームへ向かうところだった。
「ひかりさん。先に着替えてもらって大丈夫ですよ。私はここで待っているので」
「気遣いありがとう。でも気にしないからいいわよ。」
ひかりとひよりは一緒にロッカールームに入った。入社順でのロッカーが割り振られているので僕たちは隣だった。
僕は着替えを見られるのが恥ずかしくてなかなか着替えずにいると
「早く着替えなさいよ。ひよりの着替えを見るのはいいけど見られるのは嫌よ。」
「そ、それなら出て行きますよ…」
「いいから早く着替えなさいよ。男でしょ!」
「は、はいすいません。」
僕は先輩に逆らう事が出来ない。
ベストを脱いでリボンを解きブラウスを脱ぐ。
「あら可愛い下着ね、パッドまで入れちゃって、小さいのは恥ずかしいもんね!」
「こ、これは社長に言われたので…」
そのまま私服のブラウスを着ようとすると
「スカートも先に脱ぎなさいよ。」
そう言われて私服のスカートもブラウスもとられてしまった。
いうことを聞かないと返してもらえないと思い僕はスカートを脱いでストッキングも脱いだ。
下着姿にされて僕は泣きそうなくらい恥ずかしかった。
「本当華奢な身体ね、胸さえあれば女の子の身体よ笑」
ひかりそう言いながら僕の股間にデコピンをした。
「あっ!」
僕は思わず声をあげてしまった。
「小さいけどちゃんとついているのね、パンツ越しだと見ただけじゃわからないわ笑」
そう言って私服を返してくれた。
着替えて終えてロッカールームを先に出た。
ひかりの着替えを待ち一緒に会社を出るのであった。
以前までは分担制だったが今日からは僕の仕事だ。
ロッカールームに向かい事務服に着替える。僕も他の社員と同じロッカールームで着替えで鉢合わせするのは気まづいと思い早く出勤するのは嫌ではなかった。
僕は、トイレ、オフィス、社長室、応接室と順番に掃除をしていく。
そうしているうちに他の社員もぞろぞろ出勤してきた。
「ひよりちゃんおはよう~」
「おはようございます。」
「掃除が無くなると楽ね~本当助かる!」
「いえいえ、私にできる事がまだ少ないので」
「ちゃんと私にいいえ変えているんで昨日は僕って言っていたから、僕っ子も良かったのに笑」
「社長に、指摘されまして…笑」
そんな事を話しながら掃除を終えた。
掃除が終わると僕のする事は先輩に何か言われるまで特にする事はない。
イベント内容の相談をされたり
衣装どれの方が良いとか
お茶やコーヒーを入れたり
買い出ししたりと
していると社長が出勤した。
「みんなおはよう~」
「おはようございます!」
みんな、元気よく挨拶をしていた。
「ひより、頑張っているね~」
僕は社長のお気に入りだ、些細な事でもすぐに褒めてくれる。怒られるのは女性らしく出来ていなかった時だけだ。
それは他の社員も同じで僕の仕草や言動が女性らしくない時は指摘される。
あっという間に昼ごはんの時間になった。
僕はみんなに言われたご飯を買いにコンビニ向かった。
僕の分も買っていいと言われ、前まではがっつりした弁当を食べていたが何か言われそうな気がしたので他の社員と同じようなご飯を買って会社に戻った。
「ひよりちゃん、ありがとう。あらちゃんと、意識して買ってきたのねこれで男性みたいなご飯買ってきてたら怒ってたわ笑」
「そうですよね。。。笑」
ご飯を食べ終わると社長に呼ばれた。
「少し出かけるわよ。」
「わかりました。社長。」
事務服から私服に着替え社長の元へ行く。
その途中で先輩に服を褒められたが僕はちっとも嬉しくはなかった。
車にのり連れて行かれたのは脱毛サロンだった。
「脱毛ですか?」
「そうよ、PR動画をとってほしいって言われていたんだけどうちの社員みんなもう脱毛してて、そこに丁度ひよりが入ってきてくれて助かったわ。」
「私が動画に出るんですか!?」
「そうよ、結構自分が出てる子もいるわよ。」
「男性ってバレないですか!?」
「大丈夫よ、女性にしか見えないから笑」
話しているとサロンのスタッフさんが来た。
「よろしくお願いします。あら、本当に男性?麗華さん聞かされていたけどこれなら全然大丈夫ね!」
「はぁ…」
「カメラは回っているけど緊張せずに自然にカウンセリングに応えてね、施術中は特に話さなくてもいいからね。」
僕はそう言われて、カウンセリングに答えた後に施術を受けた。
「ありがとうございました!次回からはカメラは回ってないので安心してくださいねひよりさん!」
「いえ、こちらこそありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。」
僕は丁寧に返事をし社長とサロンを出た。
会社に戻り、残りの時間も手伝いをして今日の仕事は終わりだ。
ちょうど、ひかりも仕事を終わらせて一緒にロッカールームへ向かうところだった。
「ひかりさん。先に着替えてもらって大丈夫ですよ。私はここで待っているので」
「気遣いありがとう。でも気にしないからいいわよ。」
ひかりとひよりは一緒にロッカールームに入った。入社順でのロッカーが割り振られているので僕たちは隣だった。
僕は着替えを見られるのが恥ずかしくてなかなか着替えずにいると
「早く着替えなさいよ。ひよりの着替えを見るのはいいけど見られるのは嫌よ。」
「そ、それなら出て行きますよ…」
「いいから早く着替えなさいよ。男でしょ!」
「は、はいすいません。」
僕は先輩に逆らう事が出来ない。
ベストを脱いでリボンを解きブラウスを脱ぐ。
「あら可愛い下着ね、パッドまで入れちゃって、小さいのは恥ずかしいもんね!」
「こ、これは社長に言われたので…」
そのまま私服のブラウスを着ようとすると
「スカートも先に脱ぎなさいよ。」
そう言われて私服のスカートもブラウスもとられてしまった。
いうことを聞かないと返してもらえないと思い僕はスカートを脱いでストッキングも脱いだ。
下着姿にされて僕は泣きそうなくらい恥ずかしかった。
「本当華奢な身体ね、胸さえあれば女の子の身体よ笑」
ひかりそう言いながら僕の股間にデコピンをした。
「あっ!」
僕は思わず声をあげてしまった。
「小さいけどちゃんとついているのね、パンツ越しだと見ただけじゃわからないわ笑」
そう言って私服を返してくれた。
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