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【1】部室
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三上優愛はソファの上で顔を上気させ、涙を滲ませながら唇を噛んでいた。床には丸まったショーツが転がり、短くした制服のスカートが雑に脱ぎ捨てられている。脚を広げ、閉じないように自ら膝を抱えながら、自分の花弁に舌を這わせている男――鍛冶秀一のつむじを眺めていた。
「はあ……あぁぁ……か、鍛冶コーチ……」
「声は出すな」
「は、いぃ……」
言われなくても優愛はわかっている。至極丁寧に施される刺激に、先程から優愛の秘部は痙攣が止まらないのだ。
テニス部の優愛と外部委託コーチの鍛冶。
厳しくも愛のある指導で人気のある鍛冶に声を掛けられた優愛は、土曜日の午後、学校で鍛冶の特別レッスンを受けたのだった。
今までも、鍛冶のレッスンに参加した生徒は何人かいた。マンツーマンではなく複数レッスンとも聞いていたし、評判の良い指導内容に優愛も興味があった。
しかし、今日来てみると生徒は優愛たった一人。他の生徒はみな予定ができてしまったらしく、優愛は逆にラッキーだと思っていた。
なのに、こんな恥ずかしい目に遭うなんて……。
襞の重なり合った部分に、蕾のように包皮に包まれている突起を、鍛冶は何度も優しく食んでは舌で転がし続ける。
奥の方から熱い蜜が溢れ続けているが気に留めない。たまに思い出したように蜜を舌先ですくって、優愛の蕾を再び味わっていた。当然、蜜は垂れ流れているのでキャンバス地のソファには大きな染みを作られていた。
(コーチが……こんなに舐めてるせいなのに、なんでそんな意地悪言うの……)
こんな卑猥なことをされているのに、優しくしてくれない鍛冶に優愛は泣きたくなるが、愛撫だけは優しく、とびきり甘く淫らだ。
午後からは部活もなく、教師たちも部室までは来ない。
ここにいるのは優愛と鍛冶だけなのだ。
部室のソファの上で、コーチに蕾を吸われ、愛液を啜られているなんて――。
大きなうねりが優愛の下腹部を襲う。
「う……ぅう、うぅん、んぅっ」
「イキそうか?」
鍛冶はすべて見通しているかのように意地悪く微笑みを見せる。さっきから優愛の腰がもじもじと揺れて止まらないことも、愛液がとろとろに出続けていることも、声を我慢しながら甘いため息が出ていることも知っているのだ。
「ち、違いますっ……」
「そうか。じゃあ、もうやめておこう」
「え、え……?」
鍛冶がすっと体を離し、手の甲で唇を拭う。そして肩透かしを食らってきょとんとしている優愛の膝を閉じさせながら、ティッシュで彼女の秘部を拭いてやった。
「あの、コーチ……これで終わり……ですか?」
「そうだが……何か不服なのか?」
優愛は、顔を真っ赤にさせて「い、いえ……」と口ごもる。
鍛冶はそんな優愛を眺めてニヤニヤと笑うのだった。
「はあ……あぁぁ……か、鍛冶コーチ……」
「声は出すな」
「は、いぃ……」
言われなくても優愛はわかっている。至極丁寧に施される刺激に、先程から優愛の秘部は痙攣が止まらないのだ。
テニス部の優愛と外部委託コーチの鍛冶。
厳しくも愛のある指導で人気のある鍛冶に声を掛けられた優愛は、土曜日の午後、学校で鍛冶の特別レッスンを受けたのだった。
今までも、鍛冶のレッスンに参加した生徒は何人かいた。マンツーマンではなく複数レッスンとも聞いていたし、評判の良い指導内容に優愛も興味があった。
しかし、今日来てみると生徒は優愛たった一人。他の生徒はみな予定ができてしまったらしく、優愛は逆にラッキーだと思っていた。
なのに、こんな恥ずかしい目に遭うなんて……。
襞の重なり合った部分に、蕾のように包皮に包まれている突起を、鍛冶は何度も優しく食んでは舌で転がし続ける。
奥の方から熱い蜜が溢れ続けているが気に留めない。たまに思い出したように蜜を舌先ですくって、優愛の蕾を再び味わっていた。当然、蜜は垂れ流れているのでキャンバス地のソファには大きな染みを作られていた。
(コーチが……こんなに舐めてるせいなのに、なんでそんな意地悪言うの……)
こんな卑猥なことをされているのに、優しくしてくれない鍛冶に優愛は泣きたくなるが、愛撫だけは優しく、とびきり甘く淫らだ。
午後からは部活もなく、教師たちも部室までは来ない。
ここにいるのは優愛と鍛冶だけなのだ。
部室のソファの上で、コーチに蕾を吸われ、愛液を啜られているなんて――。
大きなうねりが優愛の下腹部を襲う。
「う……ぅう、うぅん、んぅっ」
「イキそうか?」
鍛冶はすべて見通しているかのように意地悪く微笑みを見せる。さっきから優愛の腰がもじもじと揺れて止まらないことも、愛液がとろとろに出続けていることも、声を我慢しながら甘いため息が出ていることも知っているのだ。
「ち、違いますっ……」
「そうか。じゃあ、もうやめておこう」
「え、え……?」
鍛冶がすっと体を離し、手の甲で唇を拭う。そして肩透かしを食らってきょとんとしている優愛の膝を閉じさせながら、ティッシュで彼女の秘部を拭いてやった。
「あの、コーチ……これで終わり……ですか?」
「そうだが……何か不服なのか?」
優愛は、顔を真っ赤にさせて「い、いえ……」と口ごもる。
鍛冶はそんな優愛を眺めてニヤニヤと笑うのだった。
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