113 / 140
17章:女神の薬師はダンジョンへ
203.一週間前……ギルド会議室にて(上)
しおりを挟む
それは一週間前の事。
女神の森で暗殺者の報を聞き、ギルドへ顔を出した私達は、早速会議室に呼ばれた。
相変わらず狭い会議室に居るのは、冒険者ギルドマスターと、何故か詩人さん。
え、何故彼が?
不思議そうに首を傾げた私に、詩人さんは控えめに微笑み掛けてきた。
それに思わず笑い返すのは、日本人の悪い癖かな。
「とりあえず二人とも座れ。こちらのドミニクス殿は、例の件の情報提供者の為この場に同席して頂いている」
そう促されて私は椅子に座ったけど、アレックスさんは壁際に背を付けて、立っている事にしたみたいだ。
扉から一番遠いところに詩人さんが座り、次にマスター。
マスターの対面に座った私に詩人さんは苦笑していた。え、だって、私はこの中では一番下座が正解でしょう?
ぽちはというと、いつもの通りに私の横にお座りする。
そうして、相談が始まった訳だけれど。
「ベルが凶悪犯に狙われている事は、手紙でも伝えたが……困った事になった。ベルが狙われているだけでは済まないようなんだ。このままでは、村も危ない」
話が始まるなり、いきなりの物騒な話に、私は思わずぽちに縋り付く。
銀色の被毛を抱きしめると、ぽちは大人しく私を受けとめてくれる。
その温かさに和みながらも、聞き返さずにはいられない。
「あの、その事ですが……何故私が?」
「何故かは知らん。知らんが、どうして俺の就任時期にばかりこう面倒な事が襲ってくるんだかなぁ……」
マスターは片目を眇めて不機嫌そうに頭を掻くと、テーブルに資料を広げた。
「ベルは今、悪い意味で有名な元冒険者のテイマーに狙われている。そいつは、村潰しと呼ばれている凶悪犯だ」
「元冒険者の、テイマー……」
私の呟きに、マスターは頷いて資料を示す。
分厚い羊皮紙を綴った資料には、その人物の来歴や賞罰などが記されていた。
マスターは私が資料を軽く読み込む間にも話を続ける。
「話は数年前から始まる。高名な冒険者だった奴は、ある日突然凶行に走った。理由は、珍しいモンスターが欲しいからと、持ち主のテイマーのいる村を焼き払ったんだ」
「なに、それ……」
恐ろしい話に、私はぽちを抱きしめる力を強めた。
珍しいモンスターが欲しい、それだけで、村を焼き払う?
それって、異常だよ。
「一般的に言われる、テイマーとモンスターの契約は死を境に終了する……という説を、逆手に取った形だな。奴は、鳥型モンスターが配達仕事でテイマーから離れた所で、その村に偶々仕事で滞在していた持ち主を村ごと葬ったのさ」
「酷い……」
マスターは私の呟きに頷き、顰め顔で言う。
「そしてまんまと珍しいモンスターは奴の手に渡った。その行いの報いに、奴は国に凶悪犯として手配された訳だが……まさか、今になってこの国に顔を出すとはなぁ」
最後の所は、殆ど愚痴だ。
「何ですかそれ……」
言葉が見つからないとはこういう事をいうのだろう。
欲しいものがあれば周りも気にせずに力を振るい奪う。そんな、理解しがたい人物に狙われているなんて、恐ろしい話だ。
私が青くなっていると、マスターは話を続ける。
「同業者から契約獣を奪い、その上殺しまでする。しかも奴は二度それをやったんだから、本物の危険人物だ。そんな気の触れた人間が、ベルの殺害を企み……いや、正確には違うな。ベルの所有する珍しい契約獣を獲得すべく、動いているという」
私とマスターの目は、話の流れ的にぽちに集中する。
「また、ですか」
「また、だな」
「きゅうん?」
私はぽちと目を合わせる。青い目がきょとんとこっちを見ているので、かわいらしさに思わずもふもふしてしまった。
また、君が欲しい人が出てきたみたいだよ。しかも今度は、モンスターコレクターの凶悪犯だって。
人気者と言っても、こういう人気は嫌だよね。
「ぐるう」
心の中で話し掛ければ、ぽちは小さく唸って尻尾を股の間に挟んだ。あら、耳を伏せちゃってるよ。余程嫌なんだね。
そんな感じでぽちの様子を見る私に、マスターは咳払いし、ぼそりと付け加えた。
「まあ、だ。今日呼んだのはまさにそこでな。奴にこの村を潰されても困るから、この村にはベルもぽちも居ませんよ、という状況を確定させたいと思っている」
うん? 何だか雲行きがおかしくなってきましたよ。
私はぽちをもふもふする手を止めて、マスターに聞いた。
「……ええと、つまり?」
「出来るだけ村から離れた……そうだな、人のいないダンジョンにでも篭もって、奴を退治するなり捕まえるなりしてくれ」
それはきっと、マスターの隠す事無い本心だったろうけれど。
「何ですそれ。私、まだこのギルドの職員なんですよね? 守る努力くらいしてくれないんですか」
私はちょっと傷ついた。だって、それって村に関係ない所で死んでくれって言ってるようなものだよね?
「おい、平気で国を敵に回すような犯罪者を相手に、どうやって守れって言うんだよ。そりゃあギルドの職員は助けたいが、村を焼かれちゃたまらん」
苦み走った表情で私を睨むマスターは、とても不服そうだ。
「それはまあ、そうですが……少しぐらい頑張ってくれても」
「無理無理。俺は基本的に出来ない事は口に出さない事にしてるんだ」
「お話が盛り上がっているところ、失礼しますが」
そうして二人で揉めていると、今回の情報源である詩人さんが口を挟んできた。
「はい、何でしょう?」
言いたい事は山程あるが、情報提供者の話とあっては聞かない訳にはいかない。
私とマスターは話をやめて、彼に目を向けたんだ。
女神の森で暗殺者の報を聞き、ギルドへ顔を出した私達は、早速会議室に呼ばれた。
相変わらず狭い会議室に居るのは、冒険者ギルドマスターと、何故か詩人さん。
え、何故彼が?
不思議そうに首を傾げた私に、詩人さんは控えめに微笑み掛けてきた。
それに思わず笑い返すのは、日本人の悪い癖かな。
「とりあえず二人とも座れ。こちらのドミニクス殿は、例の件の情報提供者の為この場に同席して頂いている」
そう促されて私は椅子に座ったけど、アレックスさんは壁際に背を付けて、立っている事にしたみたいだ。
扉から一番遠いところに詩人さんが座り、次にマスター。
マスターの対面に座った私に詩人さんは苦笑していた。え、だって、私はこの中では一番下座が正解でしょう?
ぽちはというと、いつもの通りに私の横にお座りする。
そうして、相談が始まった訳だけれど。
「ベルが凶悪犯に狙われている事は、手紙でも伝えたが……困った事になった。ベルが狙われているだけでは済まないようなんだ。このままでは、村も危ない」
話が始まるなり、いきなりの物騒な話に、私は思わずぽちに縋り付く。
銀色の被毛を抱きしめると、ぽちは大人しく私を受けとめてくれる。
その温かさに和みながらも、聞き返さずにはいられない。
「あの、その事ですが……何故私が?」
「何故かは知らん。知らんが、どうして俺の就任時期にばかりこう面倒な事が襲ってくるんだかなぁ……」
マスターは片目を眇めて不機嫌そうに頭を掻くと、テーブルに資料を広げた。
「ベルは今、悪い意味で有名な元冒険者のテイマーに狙われている。そいつは、村潰しと呼ばれている凶悪犯だ」
「元冒険者の、テイマー……」
私の呟きに、マスターは頷いて資料を示す。
分厚い羊皮紙を綴った資料には、その人物の来歴や賞罰などが記されていた。
マスターは私が資料を軽く読み込む間にも話を続ける。
「話は数年前から始まる。高名な冒険者だった奴は、ある日突然凶行に走った。理由は、珍しいモンスターが欲しいからと、持ち主のテイマーのいる村を焼き払ったんだ」
「なに、それ……」
恐ろしい話に、私はぽちを抱きしめる力を強めた。
珍しいモンスターが欲しい、それだけで、村を焼き払う?
それって、異常だよ。
「一般的に言われる、テイマーとモンスターの契約は死を境に終了する……という説を、逆手に取った形だな。奴は、鳥型モンスターが配達仕事でテイマーから離れた所で、その村に偶々仕事で滞在していた持ち主を村ごと葬ったのさ」
「酷い……」
マスターは私の呟きに頷き、顰め顔で言う。
「そしてまんまと珍しいモンスターは奴の手に渡った。その行いの報いに、奴は国に凶悪犯として手配された訳だが……まさか、今になってこの国に顔を出すとはなぁ」
最後の所は、殆ど愚痴だ。
「何ですかそれ……」
言葉が見つからないとはこういう事をいうのだろう。
欲しいものがあれば周りも気にせずに力を振るい奪う。そんな、理解しがたい人物に狙われているなんて、恐ろしい話だ。
私が青くなっていると、マスターは話を続ける。
「同業者から契約獣を奪い、その上殺しまでする。しかも奴は二度それをやったんだから、本物の危険人物だ。そんな気の触れた人間が、ベルの殺害を企み……いや、正確には違うな。ベルの所有する珍しい契約獣を獲得すべく、動いているという」
私とマスターの目は、話の流れ的にぽちに集中する。
「また、ですか」
「また、だな」
「きゅうん?」
私はぽちと目を合わせる。青い目がきょとんとこっちを見ているので、かわいらしさに思わずもふもふしてしまった。
また、君が欲しい人が出てきたみたいだよ。しかも今度は、モンスターコレクターの凶悪犯だって。
人気者と言っても、こういう人気は嫌だよね。
「ぐるう」
心の中で話し掛ければ、ぽちは小さく唸って尻尾を股の間に挟んだ。あら、耳を伏せちゃってるよ。余程嫌なんだね。
そんな感じでぽちの様子を見る私に、マスターは咳払いし、ぼそりと付け加えた。
「まあ、だ。今日呼んだのはまさにそこでな。奴にこの村を潰されても困るから、この村にはベルもぽちも居ませんよ、という状況を確定させたいと思っている」
うん? 何だか雲行きがおかしくなってきましたよ。
私はぽちをもふもふする手を止めて、マスターに聞いた。
「……ええと、つまり?」
「出来るだけ村から離れた……そうだな、人のいないダンジョンにでも篭もって、奴を退治するなり捕まえるなりしてくれ」
それはきっと、マスターの隠す事無い本心だったろうけれど。
「何ですそれ。私、まだこのギルドの職員なんですよね? 守る努力くらいしてくれないんですか」
私はちょっと傷ついた。だって、それって村に関係ない所で死んでくれって言ってるようなものだよね?
「おい、平気で国を敵に回すような犯罪者を相手に、どうやって守れって言うんだよ。そりゃあギルドの職員は助けたいが、村を焼かれちゃたまらん」
苦み走った表情で私を睨むマスターは、とても不服そうだ。
「それはまあ、そうですが……少しぐらい頑張ってくれても」
「無理無理。俺は基本的に出来ない事は口に出さない事にしてるんだ」
「お話が盛り上がっているところ、失礼しますが」
そうして二人で揉めていると、今回の情報源である詩人さんが口を挟んできた。
「はい、何でしょう?」
言いたい事は山程あるが、情報提供者の話とあっては聞かない訳にはいかない。
私とマスターは話をやめて、彼に目を向けたんだ。
10
お気に入りに追加
8,125
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
幼馴染み達が寝取られたが,別にどうでもいい。
みっちゃん
ファンタジー
私達は勇者様と結婚するわ!
そう言われたのが1年後に再会した幼馴染みと義姉と義妹だった。
「.....そうか,じゃあ婚約破棄は俺から両親達にいってくるよ。」
そう言って俺は彼女達と別れた。
しかし彼女達は知らない自分達が魅了にかかっていることを、主人公がそれに気づいていることも,そして,最初っから主人公は自分達をあまり好いていないことも。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす
こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。