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剣乱武闘 覇者編
集う実力者
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「見つけたぞ‼ 今こそ我らの刃で……ふげっ⁉」
「はい、16人目」
ソフィア達は順調に参加者を撃破し、姿を現したエルフを手刀で気絶させ、木札を回収する。これでポチ子と自分の分を合わせたら18個の木札を回収し、残りは2個で予選突破に必要な木札を集め終えた事になる。
「わぅんっ‼わふふっ‼(そっちはどう?ポチ子)」
「すんすん……わふぅっ‼(あっちの方にエルフの方の匂いが二つします‼ )」
「わぅっ……(またエルフか)」
「くぅ~んっ……(さっきから気になっていたんですけど、ソフィアさんは犬語で喋れんたんですか?)」
「はっ、無意識に犬語を使っていた……⁉」
あまりにポチ子と二人っきりで過ごしていたため、何時の間にか犬語で会話していた事に気付き、ソフィアは回収した木札を収める袋を背中に担いで最後の標的に向けて移動する。
「ポチ子、相手との距離は?」
「くんくんっ……そんなに離れてません。あの建物の向こう側にいるはずです‼」
ポチ子が四足歩行で移動する中、ソフィアは前方に見える建物を確認し、どうやら何処かのギルドの大きな建物らしく、相手に気付かれないうちに屋根に移動して奇襲を仕掛けようとした時、
「わふっ⁉」
「どうしたの?」
「臭いが急に……こっちに向かってます‼」
彼女の言葉と同時に前方の建物の屋根に人影が現れ、そのまま2人に向けて落下してくる。
「魔鎧」
「わうっ‼」
ガキィインッ‼
ソフィアは右腕に魔鎧を発動し、ポチ子は咄嗟に腰の双剣を引き抜いて上空に構えると、上空から振り下ろされた刃と衝突し、金属音が響き渡る。
「やっと見つけた……‼」
「はっ‼ なかなかやるねっ‼」
降りてきたのは森人族と獣人族の少年少女であり、どちらもやたらと刃が長い双剣を構えて距離を取る。
「あ、あの人は……⁉」
「知ってるのポチ子?」
「はい‼ 獣人族の剣士の中でも腕利きの猛者で有名で、あの獣王様の弟さんのワンオウさんです‼」
「中国人っぽい名前だね」
「その名前は気に入らないから、ワオウって呼んでくれないかな……」
ワンオウと告げられた少年は頭を搔きながらソフィア達の前に堂々と立ち、その構えに隙は無い。双剣はポチ子が所有している双剣と同じ方であり、違いがあるとすればポチ子のは白塗りの刃だが、ワオウ(ワンオウ)は黒塗りの刃だった。
「ふんっ……世間話をする気はない。姉君は貴女の事を認めたようだが、私は種族を裏切り、人間側に寝返った貴女を認めない‼」
「貴女、誰?」
「なっ……⁉ わ、私の事を知らないと⁉森人族代表のレフィーヤの護衛部隊のレナを⁉」
「レナ、さんね。ちゃんと名前は覚えたよ」
レフィーヤと同じ緑髪のエルフであり、腕に木札を巻き付けている事から2人とも選手である事は間違いなく、どうやら偶然にも遭遇したらしいが、最後の最後で実力者らしき相手と相対した事になる。
「君、ポチ子ちゃんだよね? 兄貴から色々と聞いているよ。人間の国で大活躍している獣人の女の子だって」
「わふぅっ……(照れ)」
「でも、僕としてはそれほどの腕前がありながら人間に従っているのは気に喰わないんでね。悪いけどここで敗退してもらうよ」
「がるるるっ……(威嚇)」
「せめて普通に話しなさい(なでなで)」
「わふぅ~♪(和む)」
どうやらワオウの標的はポチ子らしく、彼女も既に戦闘態勢に入る。となると残されたソフィアはレナが相手となり、あちらも既に準備は整ている様子だった。
「ハーフエルフでありながら人間の国とはいえ、将軍の地位にまで登り詰めた貴女と魔王を打ち倒した雷光の英雄に関しては正直に言えば憧れも抱いていました……ですが、それほどの力を持ちながらどうして我等森人族の元に戻らず、何時までも人間側に付くのですか⁉ 彼等と私達は永劫に分かり合えない存在なのですよ‼」
「だって、命狙ってくるじゃん」
今更ソフィアは森人族側に従う事が有り得ず、実際に森人族には碌な目に遭わされたことしかない。深淵の森のエルフたちには命を狙われ、ムメイには反魔紋を刻み込まれ、林檎農園を営んでいた老人の近くに住む子供のエルフにも矢を射られたり、正直にいってムミョウとフレイ以外のエルフには命を狙われてばかりである。
レイアと親交のあったレフィーヤとカイザンは友好的だが、彼女達も人間を見下す面はソフィアも気に入らず、第一に今更森人族など信用できない。森人族の影によって三人の義弟を連れ去られ、ホムラに余計な憎悪を抱くことになり、それが原因で色々と面倒な展開に巻き込まれてしまった。
「確かに私達はハーフエルフを蔑むという悪しき習慣があります……しかし、貴女の大きな活躍を起こす度に世界の人々がハーフエルフの可能性に気が付き、これまでの彼等との関係を見直そうとしています‼だからこそ貴女は森人族に戻り、世界中にいる迫害されているハーフエルフの方々のためにも我等と共に生きるべきですわ‼」
「……レナさんはハーフエルフを嫌わないの?」
「当然です‼私の幼馴染はハーフエルフであり、共に一緒に過ごしてきました‼例え半分は他種族の血が流れていようと、彼等は私達と同じ存在ですわ‼」
森人族の中では珍しい価値観の持ち主のレナにソフィアは構えを解き、今までに遭遇したエルフの殆どはハーフエルフを忌み嫌っていたが、ムミョウやフレイ以外にそんな考え方を持つエルフと出会ったのは初めてだった。
「さあ‼私と供に大会を辞退し、そして弟君も連れて我らが領土「アトラス大森林」に向かいましょう‼そして一緒に姉君に直談判してハーフエルフの方たちを救おうではありませんか‼」
「ふむ……」
「そ、ソフィアさんいなくなっちゃうんですか⁉ それは駄目ですよ‼」
「よそ見とは余裕だね‼」
ガキィンッ‼
レナとの会話中、ポチ子はワオウと双剣で打ち合い、どちらも同じく腕力ではなく速度で相手を討ち取るタイプであり、2人はほぼ互角の攻防だった。
その一方でソフィアは同族であるハーフエルフを窮地から救うというレナの提案に対し、確かに最初の頃は自分の事だけで他人に構う余裕はなかったが、今でもハーフエルフだからという理由で子供の頃のソフィア(レノ)のように虐げられている存在が居ると考えると色々と思う所はある。
ハーフエルフはこの世界で最も忌み嫌われた種族であり、それは魔人族も同じではあるが彼等は個体差によって生まれたときから強力な力を持つ者も多く、自力で生き延びる事も出来る。だが、ハーフエルフは普通の人間や森人族と同じように生まれたときは儚く、か弱い存在であり、彼等の真価が発揮するのは十分に育った後なのだ。完全に育つ前に幼少期に虐待されたり、成長したとしてもその膨大な魔力を狙われて薬開発のために魔力を搾り取られたり、森人族同様に大半は美しい容姿の彼等が奴隷として扱われる事が大半だった。
しかし、数年前からハーフエルフであるレノが活躍を始めてから、少しずつ世間のハーフエルフの扱い方も変化し、今では蔑まれる存在から脱却しつつある。もしも本格的にソフィアがハーフエルフの差別を覆すために働いたとしたらきっと良い方向に進む可能性もあるが、
「でも、それって今の立場(人間側)でもいいよね」
「んなぁっ⁉」
「だいたい、今更森人族側に戻っても懐柔されるか、殺されるかだけとしか思えないよ」
別にソフィアが今の立場を抜け出して森人族側に戻る必要性は無く、むしろ今の立場でも十分に対応でき問題だった。現に国王であるアルトは種族差別を行わず、ハーフエルフだからといってソフィア(レノ)を蔑んだことはない。彼も確かに昔はハーフエルフを差別していたが、レノと共に過ごすうちにそんな考え方も捨て去り、今では国王としてハーフエルフの保護を命じているほどである。
彼だけでなく、リノンもポチ子もゴンゾウも、それぞれの種族が違いがあっても彼等はハーフエルフであるレノを差別したことはない。勿論、彼と友達関係だったという理由もあるだろうが、今の彼等ならばレノ以外のハーフエルフと出会ったとしても迫害などするはずがない。
立場など関係なく、ソフィアは今の仲間達と共にハーフエルフという種のために働けるのだ。仮に森人族の元にソフィアが下ったとしても、彼等との関係を絶つ事など出来ず、きっとこれまで通りに共に生きていく方法を探すだろう。
「私はバルトロス王国の大将軍だから人間に付いているんじゃない。この場所が好きだから、ここにいる。だから森人族に従う気はないよ」
「……分かりました。そこまで決意が固いというのならば……ここからは1人の戦士として貴女と経大会ます‼」
そう告げるとレナは腰に装着した双剣を抜き放ち、ソフィアに刃を向ける。
「アトラス大森林の護衛部隊の次期隊長候補、風斬りのレナが相手をしますわ‼」
「はい、16人目」
ソフィア達は順調に参加者を撃破し、姿を現したエルフを手刀で気絶させ、木札を回収する。これでポチ子と自分の分を合わせたら18個の木札を回収し、残りは2個で予選突破に必要な木札を集め終えた事になる。
「わぅんっ‼わふふっ‼(そっちはどう?ポチ子)」
「すんすん……わふぅっ‼(あっちの方にエルフの方の匂いが二つします‼ )」
「わぅっ……(またエルフか)」
「くぅ~んっ……(さっきから気になっていたんですけど、ソフィアさんは犬語で喋れんたんですか?)」
「はっ、無意識に犬語を使っていた……⁉」
あまりにポチ子と二人っきりで過ごしていたため、何時の間にか犬語で会話していた事に気付き、ソフィアは回収した木札を収める袋を背中に担いで最後の標的に向けて移動する。
「ポチ子、相手との距離は?」
「くんくんっ……そんなに離れてません。あの建物の向こう側にいるはずです‼」
ポチ子が四足歩行で移動する中、ソフィアは前方に見える建物を確認し、どうやら何処かのギルドの大きな建物らしく、相手に気付かれないうちに屋根に移動して奇襲を仕掛けようとした時、
「わふっ⁉」
「どうしたの?」
「臭いが急に……こっちに向かってます‼」
彼女の言葉と同時に前方の建物の屋根に人影が現れ、そのまま2人に向けて落下してくる。
「魔鎧」
「わうっ‼」
ガキィインッ‼
ソフィアは右腕に魔鎧を発動し、ポチ子は咄嗟に腰の双剣を引き抜いて上空に構えると、上空から振り下ろされた刃と衝突し、金属音が響き渡る。
「やっと見つけた……‼」
「はっ‼ なかなかやるねっ‼」
降りてきたのは森人族と獣人族の少年少女であり、どちらもやたらと刃が長い双剣を構えて距離を取る。
「あ、あの人は……⁉」
「知ってるのポチ子?」
「はい‼ 獣人族の剣士の中でも腕利きの猛者で有名で、あの獣王様の弟さんのワンオウさんです‼」
「中国人っぽい名前だね」
「その名前は気に入らないから、ワオウって呼んでくれないかな……」
ワンオウと告げられた少年は頭を搔きながらソフィア達の前に堂々と立ち、その構えに隙は無い。双剣はポチ子が所有している双剣と同じ方であり、違いがあるとすればポチ子のは白塗りの刃だが、ワオウ(ワンオウ)は黒塗りの刃だった。
「ふんっ……世間話をする気はない。姉君は貴女の事を認めたようだが、私は種族を裏切り、人間側に寝返った貴女を認めない‼」
「貴女、誰?」
「なっ……⁉ わ、私の事を知らないと⁉森人族代表のレフィーヤの護衛部隊のレナを⁉」
「レナ、さんね。ちゃんと名前は覚えたよ」
レフィーヤと同じ緑髪のエルフであり、腕に木札を巻き付けている事から2人とも選手である事は間違いなく、どうやら偶然にも遭遇したらしいが、最後の最後で実力者らしき相手と相対した事になる。
「君、ポチ子ちゃんだよね? 兄貴から色々と聞いているよ。人間の国で大活躍している獣人の女の子だって」
「わふぅっ……(照れ)」
「でも、僕としてはそれほどの腕前がありながら人間に従っているのは気に喰わないんでね。悪いけどここで敗退してもらうよ」
「がるるるっ……(威嚇)」
「せめて普通に話しなさい(なでなで)」
「わふぅ~♪(和む)」
どうやらワオウの標的はポチ子らしく、彼女も既に戦闘態勢に入る。となると残されたソフィアはレナが相手となり、あちらも既に準備は整ている様子だった。
「ハーフエルフでありながら人間の国とはいえ、将軍の地位にまで登り詰めた貴女と魔王を打ち倒した雷光の英雄に関しては正直に言えば憧れも抱いていました……ですが、それほどの力を持ちながらどうして我等森人族の元に戻らず、何時までも人間側に付くのですか⁉ 彼等と私達は永劫に分かり合えない存在なのですよ‼」
「だって、命狙ってくるじゃん」
今更ソフィアは森人族側に従う事が有り得ず、実際に森人族には碌な目に遭わされたことしかない。深淵の森のエルフたちには命を狙われ、ムメイには反魔紋を刻み込まれ、林檎農園を営んでいた老人の近くに住む子供のエルフにも矢を射られたり、正直にいってムミョウとフレイ以外のエルフには命を狙われてばかりである。
レイアと親交のあったレフィーヤとカイザンは友好的だが、彼女達も人間を見下す面はソフィアも気に入らず、第一に今更森人族など信用できない。森人族の影によって三人の義弟を連れ去られ、ホムラに余計な憎悪を抱くことになり、それが原因で色々と面倒な展開に巻き込まれてしまった。
「確かに私達はハーフエルフを蔑むという悪しき習慣があります……しかし、貴女の大きな活躍を起こす度に世界の人々がハーフエルフの可能性に気が付き、これまでの彼等との関係を見直そうとしています‼だからこそ貴女は森人族に戻り、世界中にいる迫害されているハーフエルフの方々のためにも我等と共に生きるべきですわ‼」
「……レナさんはハーフエルフを嫌わないの?」
「当然です‼私の幼馴染はハーフエルフであり、共に一緒に過ごしてきました‼例え半分は他種族の血が流れていようと、彼等は私達と同じ存在ですわ‼」
森人族の中では珍しい価値観の持ち主のレナにソフィアは構えを解き、今までに遭遇したエルフの殆どはハーフエルフを忌み嫌っていたが、ムミョウやフレイ以外にそんな考え方を持つエルフと出会ったのは初めてだった。
「さあ‼私と供に大会を辞退し、そして弟君も連れて我らが領土「アトラス大森林」に向かいましょう‼そして一緒に姉君に直談判してハーフエルフの方たちを救おうではありませんか‼」
「ふむ……」
「そ、ソフィアさんいなくなっちゃうんですか⁉ それは駄目ですよ‼」
「よそ見とは余裕だね‼」
ガキィンッ‼
レナとの会話中、ポチ子はワオウと双剣で打ち合い、どちらも同じく腕力ではなく速度で相手を討ち取るタイプであり、2人はほぼ互角の攻防だった。
その一方でソフィアは同族であるハーフエルフを窮地から救うというレナの提案に対し、確かに最初の頃は自分の事だけで他人に構う余裕はなかったが、今でもハーフエルフだからという理由で子供の頃のソフィア(レノ)のように虐げられている存在が居ると考えると色々と思う所はある。
ハーフエルフはこの世界で最も忌み嫌われた種族であり、それは魔人族も同じではあるが彼等は個体差によって生まれたときから強力な力を持つ者も多く、自力で生き延びる事も出来る。だが、ハーフエルフは普通の人間や森人族と同じように生まれたときは儚く、か弱い存在であり、彼等の真価が発揮するのは十分に育った後なのだ。完全に育つ前に幼少期に虐待されたり、成長したとしてもその膨大な魔力を狙われて薬開発のために魔力を搾り取られたり、森人族同様に大半は美しい容姿の彼等が奴隷として扱われる事が大半だった。
しかし、数年前からハーフエルフであるレノが活躍を始めてから、少しずつ世間のハーフエルフの扱い方も変化し、今では蔑まれる存在から脱却しつつある。もしも本格的にソフィアがハーフエルフの差別を覆すために働いたとしたらきっと良い方向に進む可能性もあるが、
「でも、それって今の立場(人間側)でもいいよね」
「んなぁっ⁉」
「だいたい、今更森人族側に戻っても懐柔されるか、殺されるかだけとしか思えないよ」
別にソフィアが今の立場を抜け出して森人族側に戻る必要性は無く、むしろ今の立場でも十分に対応でき問題だった。現に国王であるアルトは種族差別を行わず、ハーフエルフだからといってソフィア(レノ)を蔑んだことはない。彼も確かに昔はハーフエルフを差別していたが、レノと共に過ごすうちにそんな考え方も捨て去り、今では国王としてハーフエルフの保護を命じているほどである。
彼だけでなく、リノンもポチ子もゴンゾウも、それぞれの種族が違いがあっても彼等はハーフエルフであるレノを差別したことはない。勿論、彼と友達関係だったという理由もあるだろうが、今の彼等ならばレノ以外のハーフエルフと出会ったとしても迫害などするはずがない。
立場など関係なく、ソフィアは今の仲間達と共にハーフエルフという種のために働けるのだ。仮に森人族の元にソフィアが下ったとしても、彼等との関係を絶つ事など出来ず、きっとこれまで通りに共に生きていく方法を探すだろう。
「私はバルトロス王国の大将軍だから人間に付いているんじゃない。この場所が好きだから、ここにいる。だから森人族に従う気はないよ」
「……分かりました。そこまで決意が固いというのならば……ここからは1人の戦士として貴女と経大会ます‼」
そう告げるとレナは腰に装着した双剣を抜き放ち、ソフィアに刃を向ける。
「アトラス大森林の護衛部隊の次期隊長候補、風斬りのレナが相手をしますわ‼」
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