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英雄編
最優の聖天魔導士
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「ハーフエルフは……許さない!!」
「まっ……!?」
「下がれヨウカっ!!」
レノは豹変したミキに対し、ヨウカを右に突き飛ばし、自分は逆方向に飛ぶ。彼女は杖や媒介も無しに掌に白く光り輝く球体を形成し、大きさはソフトボールほどだが、すぐにレノの直感が危険を知らせる。
「サンシャインッ!!」
カッ!!
裏庭を覆い尽くすほどの凄まじい閃光が放たれ、レノは寸前で瞼を閉じたが、センリとヨウカは目を覆う。
「め、目がぁああっ……!?あれ、そんなに痛くない?」
「よっヨウカ様……!!ミキ、貴女は何てことを……!?」
聖属性の力を宿している2人には耐性があり、一瞬だけ目が眩んだが大丈夫そうである。むしろ、瞼を事前に閉じていたにも関わらず、レノの方が視界が歪む。
「中々の反応ですね!!」
「くっ!?」
ドォンッ!!
視界を封じられ、レノは聴覚を頼りに彼女の攻撃を察知し、右腕で顔面を庇うと強い衝撃が身体に走る。感覚から踵を叩き込まれたようだが、肉体強化の魔術で強化されているため、右腕に痣が生まれる。
「嵐……!?」
「甘い!!」
ズドォンッ!!
「ごはっ!?」
「せいっ!!」
レノが「魔法」を発現する前に彼女の回し蹴りが腹部に的中し、当然ながらにこちらも肉体強化も行っている。あまりの威力に膝を着きそうになるが、すぐに追撃が迫ってくるのを直感で判断し、左腕で庇う。
「くっ……!?いい加減に……!!」
「なっ、見えないはずなのに……!?」
正確にレノの顎を狙おうとしたミキだが、蹴りだした右足の爪先を寸前で受け止められ、そのまま左手で押し出されてバランスを崩す。その間にもレノは右手を地面に向け、彼女に習って完全無詠唱で「乱刃」を発動させる。
ドゴォンッ!!
三日月状の嵐の刃が地面に放たれ、爆風と共に周囲一帯に土煙が舞い、ミキは咄嗟に肉体強化で身体能力を上昇させ、新体操選手のようにバク転を行って離れる。まさかレノも完全無詠唱」まで会得しているとは予測できず、相当な実力者だと認識して冷や汗を流す。
その間にもセンリは薄らと見える視界を頼りにヨウカの元へ近づき、彼女を庇うように千の形態魔法で無数の盾を生み出して彼女を守護する。
「巫女姫様、私の背中から離れように……!!彼女は本気です!!」
「ま、マザー!!こんな事止めてよ!?レノたんは私の……!?」
「駄目です!!冷静さを欠いた今の彼女は人の話を聞きません!!」
長年の付き合いだからこそ、センリはミキが一度激怒したら周りが見えなくなる性格だとよく知っており、年齢を重ねる事でその問題は改善されたが、若返った今の彼女は融通が利かないあの時の性格のままだった。
こうなった彼女を止められるのは誰一人おらず、一頻り暴れて疲れ果てるまで待つしかないのだが相手が悪い。どういう事か分からないが、現在のミキは異様なまでに「ハーフエルフ」のレノに対して凄まじい敵対心を浮かべており、殺しかねない勢いだった。
彼女がハーフエルフに対して因縁があるのは知っているが、それでも若い頃のミキは特に種族差別主義者ではなかった。恐らく、まだレミアの憑依術にミキが完全に馴染んでおらず、生前の記憶が混濁しているのではないかとセンリは予想する。
ボフッ――!!
土煙の上空からレノが飛び出し、完全に視力は回復したらしく、瞼を既に開いていた。すぐに彼は下方を見渡してミキの位置を確認しようとするが、
「駄目です!!空中は彼女の領分です!?」
「えっ?」
下からセンリの声が掛けられ、咄嗟に上を見上げると、背中に光り輝く片翼で飛翔したミキがレノに向けて右足を振り抜き、身体を回転させながら踵落としの体勢で放つ。
「天輪脚!!」
「二重・肉体強化……!!」
咄嗟に最大限にまで身体能力を強化させ、敢えて負傷している左腕で庇うと、彼女の右踵がめり込み、まるでゴンゾウの一撃を想像させる強い衝撃が身体に走る。
ドガァアアンッ!!
「あぐっ……!?」
そのままレノは地面に叩き込まれ、亀裂が走る。左腕は完全に骨折したが、右腕で受けていても同じ結果であり、両腕を負傷をしては戦闘処ではない。何とか立ち上がろうとすると、頭上のミキがまるで燕を想像させる速度で空中を飛行しており、片翼でありながら高速移動するその姿にレノは冷汗を流す。
これが全盛期の彼女であり、まだミキが生きていた頃に年老いた事で随分と弱体化したと本人からよく聞かされていたが、まさかここまで強いとは思ってもいなかった。レノも相当な修羅場を潜り抜けてきたが、ここまで強い人間と出会った事ない。
「火炎槍!!」
ドゴォンッ!!
ミキは右手に火属性の魔力で形成した炎の槍を生み出し、レノの雷槍と酷似しているが、彼女の方が圧倒的に規模が大きく、投擲してくる。
「久しぶりに撃雷!!」
バチィイイイッ!!
レノは嵐と雷の魔力を右腕に螺旋状に纏わせ、向い来る炎の槍に向けて放つ。大分使用していなかったが、それでも魔力の質量は向上しており、正面から打ち払う。
ドガァアアンッ!!
右拳で打ち払われた爆風が舞うが、レノの撃雷は嵐属性の能力も宿しており、爆炎を振り払う。それを確認したミキは両の掌を合わせ、
「アイシクルカノン!!」
ビュオォオオオオッ……!!
彼女の中心に冷気が発生し、徐々に手元から巨大な氷柱が形成されていき、以前にリオが造りだした物よりも遥かに規模を上回る。咄嗟にレノは撃雷から魔鎧に切り替えようとした時、ある考えが浮かぶ。
(もう一度、あの力を……)
闘人都市に降りかかった巨大隕石をカラドボルグで破壊した際、レノは数秒ほどではあるが雷属性の上の段階の「天属性」の力を宿した。今は聖剣を所持していないが、小さい頃から反魔紋の電流を受け続けた彼だからこそ、既にあの時の感覚は掴んでいる。
「雷撃」
ドォオオオンッ!!
右腕に雷の魔力を宿し、その光景にミキは眉を顰める。先ほどの撃雷とは違う魔法だと判断し、彼が行動を移す前に先にミキはアイシクルカノンを放つ。
「はぁああっ!!」
ズドォオオオオオンッ!!
巨大な氷柱がレノに向けて放出され、その速度は尋常ではなく、避ける事は出来ない。
「雷槍!!」
自分の右腕から放たれる魔力を形状変化させ、金色に光り輝く「電撃の槍」が生み出される。何処となくカラドボルグから放出される雷と似ており、天属性の力を生み出す事に成功したようだ。だが、魔力消費は魔鎧の比ではなく、あまり長時間の使用は出来ない。
ゴォオオオオオッ――!!
向い来る巨大な氷柱に対し、レノは勢いよく拳を振りかぶり、天属性の雷を解き放つ。
――ズガァアアアアアンッ!!
まるでレーザーを想像させる速度と軌道を残しながら、氷柱を粉々に砕け散り、そのまま後方で飛翔していたミキが反応する前に片翼を貫く。
「なっ……!?」
翼を失ったことで彼女は空中から落下し、即座に地面に掌を向けて嵐属性の魔法で浮揚しようとするが、レノがそれを許すはずは無く、瞬脚で一瞬にしてミキに接近し、そのまま彼女の頭を掴み上げ、
「何をっ……!?」
「ふんっ!!」
ゴォンッ!!
「あだぁっ!?」
「痛っ……!!」
勢いよく自分の額を彼女の額に叩き込み、そのまま2人とも地面に倒れこむ。
「うわぁっ……痛そう」
「あれは……勝負ありですね」
事の終始を見守っていたヨウカとセンリは、気絶した際に憑依術が解けたレミアと、額を摩るレノに近寄る。
「まっ……!?」
「下がれヨウカっ!!」
レノは豹変したミキに対し、ヨウカを右に突き飛ばし、自分は逆方向に飛ぶ。彼女は杖や媒介も無しに掌に白く光り輝く球体を形成し、大きさはソフトボールほどだが、すぐにレノの直感が危険を知らせる。
「サンシャインッ!!」
カッ!!
裏庭を覆い尽くすほどの凄まじい閃光が放たれ、レノは寸前で瞼を閉じたが、センリとヨウカは目を覆う。
「め、目がぁああっ……!?あれ、そんなに痛くない?」
「よっヨウカ様……!!ミキ、貴女は何てことを……!?」
聖属性の力を宿している2人には耐性があり、一瞬だけ目が眩んだが大丈夫そうである。むしろ、瞼を事前に閉じていたにも関わらず、レノの方が視界が歪む。
「中々の反応ですね!!」
「くっ!?」
ドォンッ!!
視界を封じられ、レノは聴覚を頼りに彼女の攻撃を察知し、右腕で顔面を庇うと強い衝撃が身体に走る。感覚から踵を叩き込まれたようだが、肉体強化の魔術で強化されているため、右腕に痣が生まれる。
「嵐……!?」
「甘い!!」
ズドォンッ!!
「ごはっ!?」
「せいっ!!」
レノが「魔法」を発現する前に彼女の回し蹴りが腹部に的中し、当然ながらにこちらも肉体強化も行っている。あまりの威力に膝を着きそうになるが、すぐに追撃が迫ってくるのを直感で判断し、左腕で庇う。
「くっ……!?いい加減に……!!」
「なっ、見えないはずなのに……!?」
正確にレノの顎を狙おうとしたミキだが、蹴りだした右足の爪先を寸前で受け止められ、そのまま左手で押し出されてバランスを崩す。その間にもレノは右手を地面に向け、彼女に習って完全無詠唱で「乱刃」を発動させる。
ドゴォンッ!!
三日月状の嵐の刃が地面に放たれ、爆風と共に周囲一帯に土煙が舞い、ミキは咄嗟に肉体強化で身体能力を上昇させ、新体操選手のようにバク転を行って離れる。まさかレノも完全無詠唱」まで会得しているとは予測できず、相当な実力者だと認識して冷や汗を流す。
その間にもセンリは薄らと見える視界を頼りにヨウカの元へ近づき、彼女を庇うように千の形態魔法で無数の盾を生み出して彼女を守護する。
「巫女姫様、私の背中から離れように……!!彼女は本気です!!」
「ま、マザー!!こんな事止めてよ!?レノたんは私の……!?」
「駄目です!!冷静さを欠いた今の彼女は人の話を聞きません!!」
長年の付き合いだからこそ、センリはミキが一度激怒したら周りが見えなくなる性格だとよく知っており、年齢を重ねる事でその問題は改善されたが、若返った今の彼女は融通が利かないあの時の性格のままだった。
こうなった彼女を止められるのは誰一人おらず、一頻り暴れて疲れ果てるまで待つしかないのだが相手が悪い。どういう事か分からないが、現在のミキは異様なまでに「ハーフエルフ」のレノに対して凄まじい敵対心を浮かべており、殺しかねない勢いだった。
彼女がハーフエルフに対して因縁があるのは知っているが、それでも若い頃のミキは特に種族差別主義者ではなかった。恐らく、まだレミアの憑依術にミキが完全に馴染んでおらず、生前の記憶が混濁しているのではないかとセンリは予想する。
ボフッ――!!
土煙の上空からレノが飛び出し、完全に視力は回復したらしく、瞼を既に開いていた。すぐに彼は下方を見渡してミキの位置を確認しようとするが、
「駄目です!!空中は彼女の領分です!?」
「えっ?」
下からセンリの声が掛けられ、咄嗟に上を見上げると、背中に光り輝く片翼で飛翔したミキがレノに向けて右足を振り抜き、身体を回転させながら踵落としの体勢で放つ。
「天輪脚!!」
「二重・肉体強化……!!」
咄嗟に最大限にまで身体能力を強化させ、敢えて負傷している左腕で庇うと、彼女の右踵がめり込み、まるでゴンゾウの一撃を想像させる強い衝撃が身体に走る。
ドガァアアンッ!!
「あぐっ……!?」
そのままレノは地面に叩き込まれ、亀裂が走る。左腕は完全に骨折したが、右腕で受けていても同じ結果であり、両腕を負傷をしては戦闘処ではない。何とか立ち上がろうとすると、頭上のミキがまるで燕を想像させる速度で空中を飛行しており、片翼でありながら高速移動するその姿にレノは冷汗を流す。
これが全盛期の彼女であり、まだミキが生きていた頃に年老いた事で随分と弱体化したと本人からよく聞かされていたが、まさかここまで強いとは思ってもいなかった。レノも相当な修羅場を潜り抜けてきたが、ここまで強い人間と出会った事ない。
「火炎槍!!」
ドゴォンッ!!
ミキは右手に火属性の魔力で形成した炎の槍を生み出し、レノの雷槍と酷似しているが、彼女の方が圧倒的に規模が大きく、投擲してくる。
「久しぶりに撃雷!!」
バチィイイイッ!!
レノは嵐と雷の魔力を右腕に螺旋状に纏わせ、向い来る炎の槍に向けて放つ。大分使用していなかったが、それでも魔力の質量は向上しており、正面から打ち払う。
ドガァアアンッ!!
右拳で打ち払われた爆風が舞うが、レノの撃雷は嵐属性の能力も宿しており、爆炎を振り払う。それを確認したミキは両の掌を合わせ、
「アイシクルカノン!!」
ビュオォオオオオッ……!!
彼女の中心に冷気が発生し、徐々に手元から巨大な氷柱が形成されていき、以前にリオが造りだした物よりも遥かに規模を上回る。咄嗟にレノは撃雷から魔鎧に切り替えようとした時、ある考えが浮かぶ。
(もう一度、あの力を……)
闘人都市に降りかかった巨大隕石をカラドボルグで破壊した際、レノは数秒ほどではあるが雷属性の上の段階の「天属性」の力を宿した。今は聖剣を所持していないが、小さい頃から反魔紋の電流を受け続けた彼だからこそ、既にあの時の感覚は掴んでいる。
「雷撃」
ドォオオオンッ!!
右腕に雷の魔力を宿し、その光景にミキは眉を顰める。先ほどの撃雷とは違う魔法だと判断し、彼が行動を移す前に先にミキはアイシクルカノンを放つ。
「はぁああっ!!」
ズドォオオオオオンッ!!
巨大な氷柱がレノに向けて放出され、その速度は尋常ではなく、避ける事は出来ない。
「雷槍!!」
自分の右腕から放たれる魔力を形状変化させ、金色に光り輝く「電撃の槍」が生み出される。何処となくカラドボルグから放出される雷と似ており、天属性の力を生み出す事に成功したようだ。だが、魔力消費は魔鎧の比ではなく、あまり長時間の使用は出来ない。
ゴォオオオオオッ――!!
向い来る巨大な氷柱に対し、レノは勢いよく拳を振りかぶり、天属性の雷を解き放つ。
――ズガァアアアアアンッ!!
まるでレーザーを想像させる速度と軌道を残しながら、氷柱を粉々に砕け散り、そのまま後方で飛翔していたミキが反応する前に片翼を貫く。
「なっ……!?」
翼を失ったことで彼女は空中から落下し、即座に地面に掌を向けて嵐属性の魔法で浮揚しようとするが、レノがそれを許すはずは無く、瞬脚で一瞬にしてミキに接近し、そのまま彼女の頭を掴み上げ、
「何をっ……!?」
「ふんっ!!」
ゴォンッ!!
「あだぁっ!?」
「痛っ……!!」
勢いよく自分の額を彼女の額に叩き込み、そのまま2人とも地面に倒れこむ。
「うわぁっ……痛そう」
「あれは……勝負ありですね」
事の終始を見守っていたヨウカとセンリは、気絶した際に憑依術が解けたレミアと、額を摩るレノに近寄る。
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