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剣乱武闘編
アルトの異変
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「……随分とやつれたね」
「まあね……君と違って、忙しい身だからね」
「ふ~ん……」
「君の方こそ、こんな店で何をしてるんだ?」
「こんな店って……」
レノの後ろから女店主の気分を害した声が聞こえるが、特にアルトは気にした風もなく、彼の姿を観察する。
「……以前より、鍛え込まれているね。大会に備えて何もしなかったわけじゃなさそうだな」
「まあ……そうかな」
この1ヶ月は魔鎧(フラム)の訓練しか行わなかったが、暇を見つければ枯葉の森でハイ・ゴブリン達の集落造りも手伝っていたため、以前よりも筋力は付いたかもしれない。そのままアルトは店の中を見渡し、剣乱武闘の影響で品数が少ない事を確認すると、
「始めろ!!」
「「はっ!!」」
「ちょっ、ちょっと!?何すんだい!?」
彼の後方に待機していた兵士達が動き出し、店内の中を駆け巡って商売品を調べ始める。
「一体何だってんだい!?」
「僕は王国調査官だ。この都市の魔道具店(アイテムショップ)は全て調べ上げる」
「はあっ!?2日前にも受けたばかりじゃないかい!?」
店内を荒らし回る兵士達に女店主はカウンターから飛びたそうとしたが、アルトは懐から書状らしき物を取り出し、
「つい最近、この闘人都市で大会期間中は販売が禁止されている魔石の目撃情報が入った。だから念のためにもう一度調査を行う」
「魔石って……うちの店には転移結晶なんて取り扱ってないよ!!」
転移結晶という単語にレノはアルトに視線を向け、彼はいつもとは違う態度で部下たちに店の調査を行わせる。その間にも女店主は頭を抱え込み、一介の商人では彼らの行動に逆らえない。
「ああ……そっちの本棚は気を付けてくれよ!!骨董品とは言え、貴重なんだからね!!」
「うるさい!!邪魔をするな!!」
「奥の方も調べさせてもらうぞ!!」
兵士たちが女店主を押しのけ、そのまま奥に入り込む。レノはどうするべきかと女店主とアルトを確認するが、ここで兵士の邪魔をするわけには行かない。一応はレノも王国側であることに間違いなく、止める事は出来ない。
「……大会で会おう」
「……ああ」
店中の調査を一通り終わると、アルトは不審物が発見されなかった事を確認して、そのまま泣き顔の女店主に「ご苦労」と一言だけ告げると、最後にレノに視線を向けたが、枯葉不敵な笑みを浮かべてその場を去る。
「……大丈夫?」
「……今は話しかけないでくれよ……ああ、あいつら片づけもしないで……」
店の中は悲惨な状況であり、品物は散乱としており、中にはもう商品として扱えないほどに破損している物も多い。これほどまでに荒々しい調査が必要とは思えず、それに別れ際のアルトの表情も気にかかる。
以前の彼ならばここまで無茶な調査をするはずがなく、もっと人を気遣う行動を取れたはず。やはり、彼の間に何らかの「異変」が起きている可能性が高い。
「邪魔したね」
「ああ……たく、厄日かい……」
項垂れる女店主に一声かけ、レノはそのまま店を後にして「魔甲虫」が入った小瓶を片手に移動を行う。
「どうするかな……こいつ」
小瓶の中には再び虫が暴れ回り、カンカンと瓶の内側を叩いている。鋭利な顎は相当な硬度だが、この香水が入っていた小瓶はホノカから頂いた特別品であり、頑丈な水晶壁で形成された瓶を破壊することは出来ない。
「殺すのは不味い、持ち歩くのは不利、かと言って何処かに捨てたら他の人間に迷惑が掛かる可能性もある……なら」
レノは周囲を見渡し、丁度良い具合に目当ての物を見つけ、
「ほりゃっ!!」
カランカランッ!
道端に設置されたゴミ箱に小瓶を捨てると、そのまま何事もなかったように立ち去る。この方法ならばゴミと一緒に小瓶も紛れ込み、拾い上げる人間もいないだろう。また、直接的に殺すわけではないのでレノ自身に何らかの事態が起きるとは思えない。
「さて……予選か」
明日の正午から大会出場を果たした各種族の予選が開始され、具体的な内容や人数は未だに把握していない。1つだけ言える事は闘技場の特設試合場で行われるらしく、一緒に予選に参加する森人族の殆どがハーフエルフのレノを最初の標的にするはず。
以前に30人のエルフに襲われたことがあったが、今回はその比ではない人数が襲い掛かるのは間違いない。また、レノの姿として参加した以上は全壊のようにソフィアの強化術は頼れない。
「まあいいか……新しい技も試したいし」
この1ヶ月で習得した「魔鎧」を利用した新しい戦闘法もあり、それに先日センリから教わった新しい魔法も試したい。
「そういえば……あの変な奴どうしたのかな」
不意に闘技場の地下施設で先ほど出会った「フードの人物」を思いだし、声音から女性とは分かるが、どうにも気にかかる。
「まさか……これが恋?いや、あんな不審人物が初恋だなんて嫌だな……」
「……誰に恋したの?」
「おおうっ……コトミ?」
後方から声を掛けられ、振り返ると馬車で別れたはずのコトミが立っており、彼女は首を傾げて尋ねる。
「……誰かに恋したの?」
「いや……急に魚が食いたくなって」
「……?」
「ああ……鯉(コイ)もいないのかこの世界」
適当に誤魔化そうとしたが、意味が通じなかったらしく、コトミは不思議そうに見つめてくる。彼女の反応にこの世界が久しぶりに異世界だと認識させられ、レノはそのままコトミを連れて近くの定食屋に向かう事にする。
「まあね……君と違って、忙しい身だからね」
「ふ~ん……」
「君の方こそ、こんな店で何をしてるんだ?」
「こんな店って……」
レノの後ろから女店主の気分を害した声が聞こえるが、特にアルトは気にした風もなく、彼の姿を観察する。
「……以前より、鍛え込まれているね。大会に備えて何もしなかったわけじゃなさそうだな」
「まあ……そうかな」
この1ヶ月は魔鎧(フラム)の訓練しか行わなかったが、暇を見つければ枯葉の森でハイ・ゴブリン達の集落造りも手伝っていたため、以前よりも筋力は付いたかもしれない。そのままアルトは店の中を見渡し、剣乱武闘の影響で品数が少ない事を確認すると、
「始めろ!!」
「「はっ!!」」
「ちょっ、ちょっと!?何すんだい!?」
彼の後方に待機していた兵士達が動き出し、店内の中を駆け巡って商売品を調べ始める。
「一体何だってんだい!?」
「僕は王国調査官だ。この都市の魔道具店(アイテムショップ)は全て調べ上げる」
「はあっ!?2日前にも受けたばかりじゃないかい!?」
店内を荒らし回る兵士達に女店主はカウンターから飛びたそうとしたが、アルトは懐から書状らしき物を取り出し、
「つい最近、この闘人都市で大会期間中は販売が禁止されている魔石の目撃情報が入った。だから念のためにもう一度調査を行う」
「魔石って……うちの店には転移結晶なんて取り扱ってないよ!!」
転移結晶という単語にレノはアルトに視線を向け、彼はいつもとは違う態度で部下たちに店の調査を行わせる。その間にも女店主は頭を抱え込み、一介の商人では彼らの行動に逆らえない。
「ああ……そっちの本棚は気を付けてくれよ!!骨董品とは言え、貴重なんだからね!!」
「うるさい!!邪魔をするな!!」
「奥の方も調べさせてもらうぞ!!」
兵士たちが女店主を押しのけ、そのまま奥に入り込む。レノはどうするべきかと女店主とアルトを確認するが、ここで兵士の邪魔をするわけには行かない。一応はレノも王国側であることに間違いなく、止める事は出来ない。
「……大会で会おう」
「……ああ」
店中の調査を一通り終わると、アルトは不審物が発見されなかった事を確認して、そのまま泣き顔の女店主に「ご苦労」と一言だけ告げると、最後にレノに視線を向けたが、枯葉不敵な笑みを浮かべてその場を去る。
「……大丈夫?」
「……今は話しかけないでくれよ……ああ、あいつら片づけもしないで……」
店の中は悲惨な状況であり、品物は散乱としており、中にはもう商品として扱えないほどに破損している物も多い。これほどまでに荒々しい調査が必要とは思えず、それに別れ際のアルトの表情も気にかかる。
以前の彼ならばここまで無茶な調査をするはずがなく、もっと人を気遣う行動を取れたはず。やはり、彼の間に何らかの「異変」が起きている可能性が高い。
「邪魔したね」
「ああ……たく、厄日かい……」
項垂れる女店主に一声かけ、レノはそのまま店を後にして「魔甲虫」が入った小瓶を片手に移動を行う。
「どうするかな……こいつ」
小瓶の中には再び虫が暴れ回り、カンカンと瓶の内側を叩いている。鋭利な顎は相当な硬度だが、この香水が入っていた小瓶はホノカから頂いた特別品であり、頑丈な水晶壁で形成された瓶を破壊することは出来ない。
「殺すのは不味い、持ち歩くのは不利、かと言って何処かに捨てたら他の人間に迷惑が掛かる可能性もある……なら」
レノは周囲を見渡し、丁度良い具合に目当ての物を見つけ、
「ほりゃっ!!」
カランカランッ!
道端に設置されたゴミ箱に小瓶を捨てると、そのまま何事もなかったように立ち去る。この方法ならばゴミと一緒に小瓶も紛れ込み、拾い上げる人間もいないだろう。また、直接的に殺すわけではないのでレノ自身に何らかの事態が起きるとは思えない。
「さて……予選か」
明日の正午から大会出場を果たした各種族の予選が開始され、具体的な内容や人数は未だに把握していない。1つだけ言える事は闘技場の特設試合場で行われるらしく、一緒に予選に参加する森人族の殆どがハーフエルフのレノを最初の標的にするはず。
以前に30人のエルフに襲われたことがあったが、今回はその比ではない人数が襲い掛かるのは間違いない。また、レノの姿として参加した以上は全壊のようにソフィアの強化術は頼れない。
「まあいいか……新しい技も試したいし」
この1ヶ月で習得した「魔鎧」を利用した新しい戦闘法もあり、それに先日センリから教わった新しい魔法も試したい。
「そういえば……あの変な奴どうしたのかな」
不意に闘技場の地下施設で先ほど出会った「フードの人物」を思いだし、声音から女性とは分かるが、どうにも気にかかる。
「まさか……これが恋?いや、あんな不審人物が初恋だなんて嫌だな……」
「……誰に恋したの?」
「おおうっ……コトミ?」
後方から声を掛けられ、振り返ると馬車で別れたはずのコトミが立っており、彼女は首を傾げて尋ねる。
「……誰かに恋したの?」
「いや……急に魚が食いたくなって」
「……?」
「ああ……鯉(コイ)もいないのかこの世界」
適当に誤魔化そうとしたが、意味が通じなかったらしく、コトミは不思議そうに見つめてくる。彼女の反応にこの世界が久しぶりに異世界だと認識させられ、レノはそのままコトミを連れて近くの定食屋に向かう事にする。
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