1,842 / 2,083
蛇足編
マリアの苦悩
しおりを挟む
「――それでどうなったのかしら?」
「はっ……あの馬鹿共が酒場で争い始めた結果、店は全壊して店主はこちらに損害賠償を求めています」
「……困った子達ね」
マリアは頭をシノビからの報告を受けて頭を抑え、自分のギルドに所属する冒険者が問題を起こした事にため息を吐き出す。よりにもよって氷雨の代表ともいえる冒険者達が騒ぎを起こした事で噂が広がっていた。
世界中の冒険者ギルドの中でも最大規模と実績を誇るのが氷雨であり、現在では黒虎も氷雨と協力経営している。そのお陰で氷雨は有能な人材が有り余っているはずなのだが、どうしても騒ぎを超こす人間はいた(今回の一件はホムラとハルナも関わっているが)。
「あの馬鹿共の処罰はどうしますか?」
「とりあえずは全員に一か月謹慎させましょう。それと壊れた建物の賠償金の一部を支払わせなさい」
「分かりました。すぐに報告致します」
「全く……バルが羨ましいわね」
「バル、ですか?」
ここでバルの名前が出た事にシノビは疑問を抱くと、マリアは苦笑いを浮かべながら理由を告げた。
「ああ見えてもバルは問題児ばかりを取り仕切るギルドの長よ、この手の問題は私よりも早く解決するでしょうね」
「ほう、それは意外ですね」
「まあ、彼女の場合は問題を起こした冒険者を殴り飛ばして二度と問題を起こさせないように反省させるようだけど……」
「……それはそれで問題がありそうですね」
マリアの言葉にシノビは何とも言えない表情を浮かべ、一方でマリアは疲れた表情を浮かべていた。最近の彼女は多忙で休む暇もなく、これまで貯め込んでいた仕事を一人で行っていた。しかも彼女は現在はハヅキ家の当主であり、他にも仕事を抱えていた。
ハヅキ家は現在は緑影と呼ばれるヨツバ王国最強の暗殺部隊も支配下に置いており、今後はバルトロス王国とヨツバ王国の架け橋となって両国の良好な関係を築かなければならない。だが、流石に一人で仕事を行うのも限界がある。
「これからどんどんと忙しくなりそうね……猫の手も借りたい気分だわ」
「それならばバルに手伝わせてはどうですか?」
「そうしたいのは山々だけど、あの子はあの子で自分のギルドの管理で手一杯なのよ」
氷雨と協力する事になったとはいえ、黒虎のギルドの長はあくまでもバルである。彼女も仕事が山積みであり、先日の吸血鬼アルドラのせいで冒険都市は大変な事態に陥っていた。その後処理のために彼女も頑張っており、とても仕事を手伝える余裕はない。
「マリア様、こんな時になんですが次の闘技祭はいつ開催されるのか問い合わせが殺到しています。特に和国からの要望が多く……」
「あんなお祭り騒ぎは十年に一度で十分よ。それよりも謹慎処分を受けた子達が受けるはずだった仕事を見せて頂戴」
「了解しました」
問題を起こしたゴウライ達は一か月の間は謹慎処分となり、その間に彼等が引き受けていた仕事は別の人間に任せなければならない。だが、仮にも剣聖の彼等の引き受けていた仕事となると普通の冒険者では解決できそうにない依頼も多い。
全員の依頼内容を確認し、困った事に普通の冒険者では対応できない依頼が幾つか残っていた。その主な依頼は魔物や賊の討伐であり、これらの問題を解決できるとしたらS級冒険者以外にはあり得ない。
「生態系が乱れた事で各地にまた危険度が高い魔物が出現したようね」
「どうしますか?奴等の謹慎処分は取り下げて別の罰を与えるのはどうかと……」
「それでは示しがつかないわ。そうね……ここはうちの子に任せましょう」
「うちの子、というと?」
「勿論、この国で一番頼りになる男の子よ」
マリアは誇らしげな表情を浮かべると、それを見たシノビはため息を吐き出す。彼女がこんな表情を浮かべる相手は限られており、すぐにシノビはハンゾウを呼び出した――
――ハンゾウは連絡を受けるとすぐに黒虎のギルドへ向かい、ギルドマスターのバルに相談して氷雨が請け負うはずだった依頼を受けて欲しいと頼む。彼女が指定したのはS級冒険者であるレナであり、剣聖と同等かそれ以上の力を持つ彼ならば仕事の依頼人も納得するという事でレナの貸し出しを願う。
「と言う事でレナ殿を一時的に氷雨でお借りしたいでござる」
「いきなりそんな事を言われてもね……これだけの仕事をあいつ一人に押し付けるのかい?」
「勿論、こちら側も必要とあらば冒険者を同行させるでござる。拙者も当然ながら付いていくでござる」
「なるほどね、余程マリアの奴も忙しいみたいだね」
バルはレナが所属する黒虎の代表のため、彼女が承諾すればレナは仕事を正式に引き受けられる。しかし、本来ならば氷雨の冒険者が受けるはずの仕事を他のギルドの冒険者に任せるのは氷雨の威信に関わる。それなのにマリアがレナを指定した事にバルは頭を掻く。
「どうしてうちのレナに頼むんだい?剣聖級とまではいかなくてもあんた等の所には腕のいい冒険者は多いだろう?」
「それが先日のアルドラの一件のせいでまだ立ち直れていない冒険者が多いのでござる」
「まだ落ち込んでるのかい!?」
アルドラに操られた女性冒険者によって男性冒険者は大きな被害を受け、特に氷雨のギルドの冒険者は自尊心が高い者も多く、よりにもよって女性に敗れた事でショックを受けてまともに仕事にありつけない者も少なからず存在した。
「はっ……あの馬鹿共が酒場で争い始めた結果、店は全壊して店主はこちらに損害賠償を求めています」
「……困った子達ね」
マリアは頭をシノビからの報告を受けて頭を抑え、自分のギルドに所属する冒険者が問題を起こした事にため息を吐き出す。よりにもよって氷雨の代表ともいえる冒険者達が騒ぎを起こした事で噂が広がっていた。
世界中の冒険者ギルドの中でも最大規模と実績を誇るのが氷雨であり、現在では黒虎も氷雨と協力経営している。そのお陰で氷雨は有能な人材が有り余っているはずなのだが、どうしても騒ぎを超こす人間はいた(今回の一件はホムラとハルナも関わっているが)。
「あの馬鹿共の処罰はどうしますか?」
「とりあえずは全員に一か月謹慎させましょう。それと壊れた建物の賠償金の一部を支払わせなさい」
「分かりました。すぐに報告致します」
「全く……バルが羨ましいわね」
「バル、ですか?」
ここでバルの名前が出た事にシノビは疑問を抱くと、マリアは苦笑いを浮かべながら理由を告げた。
「ああ見えてもバルは問題児ばかりを取り仕切るギルドの長よ、この手の問題は私よりも早く解決するでしょうね」
「ほう、それは意外ですね」
「まあ、彼女の場合は問題を起こした冒険者を殴り飛ばして二度と問題を起こさせないように反省させるようだけど……」
「……それはそれで問題がありそうですね」
マリアの言葉にシノビは何とも言えない表情を浮かべ、一方でマリアは疲れた表情を浮かべていた。最近の彼女は多忙で休む暇もなく、これまで貯め込んでいた仕事を一人で行っていた。しかも彼女は現在はハヅキ家の当主であり、他にも仕事を抱えていた。
ハヅキ家は現在は緑影と呼ばれるヨツバ王国最強の暗殺部隊も支配下に置いており、今後はバルトロス王国とヨツバ王国の架け橋となって両国の良好な関係を築かなければならない。だが、流石に一人で仕事を行うのも限界がある。
「これからどんどんと忙しくなりそうね……猫の手も借りたい気分だわ」
「それならばバルに手伝わせてはどうですか?」
「そうしたいのは山々だけど、あの子はあの子で自分のギルドの管理で手一杯なのよ」
氷雨と協力する事になったとはいえ、黒虎のギルドの長はあくまでもバルである。彼女も仕事が山積みであり、先日の吸血鬼アルドラのせいで冒険都市は大変な事態に陥っていた。その後処理のために彼女も頑張っており、とても仕事を手伝える余裕はない。
「マリア様、こんな時になんですが次の闘技祭はいつ開催されるのか問い合わせが殺到しています。特に和国からの要望が多く……」
「あんなお祭り騒ぎは十年に一度で十分よ。それよりも謹慎処分を受けた子達が受けるはずだった仕事を見せて頂戴」
「了解しました」
問題を起こしたゴウライ達は一か月の間は謹慎処分となり、その間に彼等が引き受けていた仕事は別の人間に任せなければならない。だが、仮にも剣聖の彼等の引き受けていた仕事となると普通の冒険者では解決できそうにない依頼も多い。
全員の依頼内容を確認し、困った事に普通の冒険者では対応できない依頼が幾つか残っていた。その主な依頼は魔物や賊の討伐であり、これらの問題を解決できるとしたらS級冒険者以外にはあり得ない。
「生態系が乱れた事で各地にまた危険度が高い魔物が出現したようね」
「どうしますか?奴等の謹慎処分は取り下げて別の罰を与えるのはどうかと……」
「それでは示しがつかないわ。そうね……ここはうちの子に任せましょう」
「うちの子、というと?」
「勿論、この国で一番頼りになる男の子よ」
マリアは誇らしげな表情を浮かべると、それを見たシノビはため息を吐き出す。彼女がこんな表情を浮かべる相手は限られており、すぐにシノビはハンゾウを呼び出した――
――ハンゾウは連絡を受けるとすぐに黒虎のギルドへ向かい、ギルドマスターのバルに相談して氷雨が請け負うはずだった依頼を受けて欲しいと頼む。彼女が指定したのはS級冒険者であるレナであり、剣聖と同等かそれ以上の力を持つ彼ならば仕事の依頼人も納得するという事でレナの貸し出しを願う。
「と言う事でレナ殿を一時的に氷雨でお借りしたいでござる」
「いきなりそんな事を言われてもね……これだけの仕事をあいつ一人に押し付けるのかい?」
「勿論、こちら側も必要とあらば冒険者を同行させるでござる。拙者も当然ながら付いていくでござる」
「なるほどね、余程マリアの奴も忙しいみたいだね」
バルはレナが所属する黒虎の代表のため、彼女が承諾すればレナは仕事を正式に引き受けられる。しかし、本来ならば氷雨の冒険者が受けるはずの仕事を他のギルドの冒険者に任せるのは氷雨の威信に関わる。それなのにマリアがレナを指定した事にバルは頭を掻く。
「どうしてうちのレナに頼むんだい?剣聖級とまではいかなくてもあんた等の所には腕のいい冒険者は多いだろう?」
「それが先日のアルドラの一件のせいでまだ立ち直れていない冒険者が多いのでござる」
「まだ落ち込んでるのかい!?」
アルドラに操られた女性冒険者によって男性冒険者は大きな被害を受け、特に氷雨のギルドの冒険者は自尊心が高い者も多く、よりにもよって女性に敗れた事でショックを受けてまともに仕事にありつけない者も少なからず存在した。
0
お気に入りに追加
16,550
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界居酒屋さわこさん細腕繁盛記
鬼ノ城ミヤ(天邪鬼ミヤ)
ファンタジー
陸奥さわこ 3*才独身
父が経営していた居酒屋「酒話(さけばなし)」を父の他界とともに引き継いで5年
折からの不況の煽りによってこの度閉店することに……
家賃の安い郊外へ引っ越したさわこだったが不動産屋の手違いで入居予定だったアパートはすでに入居済
途方にくれてバス停でたたずんでいたさわこは、そこで
「薬草を採りにきていた」
という不思議な女子に出会う。
意気投合したその女性の自宅へお邪魔することになったさわこだが……
このお話は
ひょんなことから世界を行き来する能力をもつ酒好きな魔法使いバテアの家に居候することになったさわこが、バテアの魔法道具のお店の裏で居酒屋さわこさんを開店し、異世界でがんばるお話です
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。