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蛇足編

短編集 《主人公の食事風景》

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※主人公は普段はどんな食事をしているのか時系列順に描きました。


――10才までの食事風景――

アリア「坊ちゃま、ご飯ですよ~」
レナ「は~い」
アイラ「うふふっ、今日も美味しそうね」
料理人「ありがとうございます!!」

※10才までの間はレナは屋敷に暮らしていたので使用人が作る料理を食べていました。彼等の職業は料理人ではありませんが、それでも一般家庭と比べると恵まれた食事を取れていました。


――10才~14才――

レナ「はあっ……屋敷の料理が恋しい。でも、自分で料理するのも楽しいな」
ウル「ウォンッ?」

深淵の森で暮らしていた時はレナはウルと共に狩猟を行い、野草などを調合して調味料なども作っていました。調理の技能を覚えていたので料理の時は非常に役立ちました。ちなみにウルは干し肉が大好きです。


――冒険都市に暮らし始めた頃――

レナ「ご飯の時間ですよ~」
コトミン「わぁいっ」
ウル「ウォンッ♪」
スラミン&ヒトミン「ぷるぷるっ♪」

冒険都市で暮らし始めるようになった頃はレナが料理をしていました。コトミンとスラミン達とも一緒に暮らすようになり、全員分の料理を作るようになります。ちなみにレナの稼ぎはウルの餌代などでかなり消費しています。森に暮らしていた時と違って気軽に狩猟も出られないので仕方ない部分もありますが……

ちなみにコトミンは魚料理、スライム達には綺麗な水か果物を搾った果汁、ウルには市場で手に入れた肉などを与えています。コトミンは自分の分の食事は自力で魚を捕まえてくるので生活の負担にはならず、スライム達の餌もそれほどお金は掛かりません。


――マリアとの食事――

マリア「遠慮せずに食べなさい」
レナ「わあっ……凄いご馳走」

冒険都市でマリアから正体を明かされた後、定期的に彼女はレナを呼びつけて冒険都市の中でも高級店に連れ出してくれます。ちなみにウル達は連れて行きませんが、帰る時は必ずお土産を持たせて帰らせます。

レナ「叔母様は料理しないの?」
マリア「できるわよ。最近はする機会も減ってしまったけれど……」

冒険者ギルドを立ち上げる前はマリアも自炊を行っていました。アイラと旅をしている時は二人で交代で料理をしており、意外と家庭料理も得意としています。現在は料理する事も滅多になくなりましたが、レナが頼めば料理を作ってくれたりします。

レナ「ちなみに得意料理は何?」
マリア「オムライスね」
レナ「本当に!?」

マリアは子供が喜びそうな料理が得意です。アイラも似たような感じです。


――現在――

執事「レナ様、料理ができました」
レナ「ありがとう。いつも美味しいよ」
執事「有難きお言葉」

現在は冒険都市に建てた屋敷で昔世話になっていた使用人と共に暮らしており、料理に関しては最初の頃のように使用人に任せています。ちなみにコトミンもティナも料理の修行中であり、一番に料理が上手いのはリンダです。

リンダ「レナ様、私が作った料理も食べて貰えますか?」
レナ「う、美味い!!毎日食べたい!!」
リンダ「そ、そこまで言われると照れますね……」


リンダが知らず知らずのうちにレナの胃袋を掴みそうなのは別のお話です(笑)。


コトミン「思わぬライバルの出現」壁|д゚)
ティナ「むうっ……リンダ、何時の間にレナたんと仲良くなってる」壁|д゚)



――おまけのダイン君の食事風景――

ダイン「何でいつも僕が料理しなきゃならないんだよ!?」
ミイネ「じゃんけんで毎回負けてるからじゃないですか」
ゴンゾウ「すまんな……」

ダインは料理が上手で他の人間と組むときはだいたい彼が料理を行っています。バルに仕込まれて色々な地方の料理を覚えており、仲間内からも人気があります。



――冒険都市に滞在する剣聖組の料理事情と好みの食べ物――

シュン「料理は苦手だ。まあ、師匠ほど下手じゃないとは思うけどな……ちなみに好きな食べ物はメロンだ」
ハヤテ『……生きていくなら生野菜と果物で十分、好き嫌いはない』
ロウガ「それは料理とは言わんだろう!!ちなみに儂は料理は得意だ、特に和国の料理の蕎麦という麵料理が好きだ」
ジャンヌ「料理は勉強中です……好きな食べ物はステーキですね」
ゴウライ『はっはっはっはっ!!肉系なら何でも食べるぞ!!吾輩の得意料理は丸焼き肉だ!!』
シズネ「好き嫌いはあまりないとは思うけど……熱い食べ物はちょっと苦手ね。食べられないわけではないけど、冷たい料理の方が食べやすいと思うわ。一番好きな食べ物は冷やし中華ね」


※この世界にも冷やし中華はあります。


――第一部の黒幕の好物料理――

イレ〇ビト「ラーメンよ。特に豚骨ラーメンは好きね、だから王都で専門のラーメン屋も作ったわ。餃子も好きよ」
カタナヅキ「あの、作品内のキャラクターのイメージが崩れるのでそこまでにしてください」
イレア〇ト「生意気なオークね……始末しなさい」
ミ〇ル「分かりました」
カタナヅキ「(´;ω;`)ギャー」


※ぐふっ……とある槍使いの大将軍にやられたので今日はここまでにしておきます。
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