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真・最終章 七魔将編
オリハルコンのゴーレム
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「さっきは本当に助かったでござる。まさか、あのような化物がいるとは……」
「姿形を変化できる悪霊がいるとは聞いた事があります。しかし、まさか実在したとは……ここはいったい何なんでしょうか」
レミアは洞窟を照らしながらこの場所が何の目的で造り出されたのかが気になり、勇者を鍛え上げるために作り出された施設にしては異質さを感じさせた。世界中に存在するどの大迷宮よりも危険性が高く、魔物を倒さなければ先に進めない仕組みに疑問を抱く。
ハンゾウはレミアと合流できたことに喜び、やはり一人で動くよりも他の人間と合流した方が心強い。もしもハンゾウだけだったならば今頃は悪霊に殺されていた可能性が高く、彼女はレミアに感謝した。
「レミア殿、この恩は忘れないでござる」
「いえ、お気になさらずに……さあ、とにかくここから離れましょう」
「何処へ行くのでござるか?」
「一先ずは私がこの場所に転移する際に利用した門まで戻りましょう。ここよりは明るくて安全です」
「そうでござるか……」
暗闇の洞窟の中では落ち着いて話す事もできず、もう魔物はいないと思われるが油断はできない。先ほどの戦闘で悪霊は倒したので洞窟の何処かに新しい黒門が出現している可能性もあるが、戦闘の疲れを癒すのも兼ねてレミアは最初に自分が転移した場所に戻ろうとした――
――同時刻、最後の転移者であるホムラは奇妙な場所に転移した。彼女が転移したのは闘技場のような場所であり、闘技祭で利用された闘技場と酷似していた。彼女は闘技場の中心にある試合場に立ち、彼女の前には全身がオリハルコンで構成ゴーレムが立っていた。
「ドゴンッ!!」
「ふんっ!!」
オリハルコン製のゴーレムはホムラに大して拳を振り下ろすと、彼女は攻撃を避けて薙刀を構える。こちらの薙刀は一度破壊されたが、レナの手によって修復されていた。彼女は聖剣レーヴァティンを受け取っているが、それを使わずにゴーレムに薙刀を振りかざす。
「爆火斬!!」
「ドゴォッ!?」
薙刀が斬りつけた瞬間に強烈な爆炎が発生してゴーレムを吹き飛ばす。並のゴーレムならば一撃で破壊できる威力は存在するが、まともに攻撃を受けたにも関わらずにゴーレムは無傷で立っていた。
「ドゴォンッ!!」
「ちっ……厄介だな、オリハルコンとやらは」
オリハルコンで構成されたゴーレムは凄まじく高い魔法耐性を誇り、火の聖痕の持ち主であるホムラの魔法攻撃さえも受け付けない。オリハルコンは硬度はアダマンタイトには劣るが、その分に非常に高い魔法耐性を誇る。
波の魔法金属ならばホムラの生み出す火炎の熱で溶かす事はできるが、オリハルコンは彼女の爆炎さえも受け付けず、先ほどから何度も攻撃をくらわしているのに一向に倒せる気配がない。このままではホムラの方が先に魔力が尽きてしまうが、彼女は意地でも自分の武器で戦うつもりだった。
(この程度の相手に苦戦するようでは……奴等には勝てない)
ホムラは先日に戦ったレナとシズネの事を思い出し、里では無敗を誇っていた彼女だが、闘技祭ではシズネに敗れて後にレナにも負けてしまった。その事に彼女は悔しく思い、もっと強くなるために力を求める。
「はぁああああっ!!」
「ドゴンッ!!」
薙刀に炎を纏わせたホムラはゴーレムに立ち向かい、そんな彼女にゴーレムは拳を振りかざす――
――その一方でレナ達の方は順調に仲間を集めて先に進んでいた。回復役であるコトミンとティナと合流できたのは幸いであり、二人のお陰で怪我をしても治して貰えた。レナも回復魔法は扱えるが二人には及ばず、早々に合流できたのは運が良かった。
「はんどぱわぁっ」
「はふぅっ……コトミンちゃんの回復魔法は気持ちいいね」
「こうするともっと気持ちいい」
「やんっ!?そ、そこは怪我してないよ……あんっ」
「なにしてんねん」
コトミンは治療と称してミナの胸を掴み、感触を楽しむように揉みしだく。そんな彼女の頭をレナは軽く小突き、改めて仲間達の数を確認する。最初に同行していたジャンヌ、続いてミナとダインと合流し、最後にティナとコトミンと再会した(おまけでスラミンとヒトミン)。
これでレナを含めれば6人が集まった事になるが、スラミンとヒトミンを数に加えても最初に転移した人間の半分程度しか集まっていない。今頃は他の仲間達も別の空間で戦っているはずであり、先に急ぐ必要があった。
「よし、そろそろ行こうか」
「次はどんな場所に転移するんだろう……ちょっと心配だよね」
「また火山の真上とか、海の中とかは勘弁してほしいよな……」
「それは同感」
ダインの言葉に全員が頷き、転移場所はどうにかならないのかと思いながらもレナ達は仲間と合流するために行動を開始した。これまではレナ一人で黒門を通過して先の様子を確認していたが、今回は共に行動する者もいた。
「姿形を変化できる悪霊がいるとは聞いた事があります。しかし、まさか実在したとは……ここはいったい何なんでしょうか」
レミアは洞窟を照らしながらこの場所が何の目的で造り出されたのかが気になり、勇者を鍛え上げるために作り出された施設にしては異質さを感じさせた。世界中に存在するどの大迷宮よりも危険性が高く、魔物を倒さなければ先に進めない仕組みに疑問を抱く。
ハンゾウはレミアと合流できたことに喜び、やはり一人で動くよりも他の人間と合流した方が心強い。もしもハンゾウだけだったならば今頃は悪霊に殺されていた可能性が高く、彼女はレミアに感謝した。
「レミア殿、この恩は忘れないでござる」
「いえ、お気になさらずに……さあ、とにかくここから離れましょう」
「何処へ行くのでござるか?」
「一先ずは私がこの場所に転移する際に利用した門まで戻りましょう。ここよりは明るくて安全です」
「そうでござるか……」
暗闇の洞窟の中では落ち着いて話す事もできず、もう魔物はいないと思われるが油断はできない。先ほどの戦闘で悪霊は倒したので洞窟の何処かに新しい黒門が出現している可能性もあるが、戦闘の疲れを癒すのも兼ねてレミアは最初に自分が転移した場所に戻ろうとした――
――同時刻、最後の転移者であるホムラは奇妙な場所に転移した。彼女が転移したのは闘技場のような場所であり、闘技祭で利用された闘技場と酷似していた。彼女は闘技場の中心にある試合場に立ち、彼女の前には全身がオリハルコンで構成ゴーレムが立っていた。
「ドゴンッ!!」
「ふんっ!!」
オリハルコン製のゴーレムはホムラに大して拳を振り下ろすと、彼女は攻撃を避けて薙刀を構える。こちらの薙刀は一度破壊されたが、レナの手によって修復されていた。彼女は聖剣レーヴァティンを受け取っているが、それを使わずにゴーレムに薙刀を振りかざす。
「爆火斬!!」
「ドゴォッ!?」
薙刀が斬りつけた瞬間に強烈な爆炎が発生してゴーレムを吹き飛ばす。並のゴーレムならば一撃で破壊できる威力は存在するが、まともに攻撃を受けたにも関わらずにゴーレムは無傷で立っていた。
「ドゴォンッ!!」
「ちっ……厄介だな、オリハルコンとやらは」
オリハルコンで構成されたゴーレムは凄まじく高い魔法耐性を誇り、火の聖痕の持ち主であるホムラの魔法攻撃さえも受け付けない。オリハルコンは硬度はアダマンタイトには劣るが、その分に非常に高い魔法耐性を誇る。
波の魔法金属ならばホムラの生み出す火炎の熱で溶かす事はできるが、オリハルコンは彼女の爆炎さえも受け付けず、先ほどから何度も攻撃をくらわしているのに一向に倒せる気配がない。このままではホムラの方が先に魔力が尽きてしまうが、彼女は意地でも自分の武器で戦うつもりだった。
(この程度の相手に苦戦するようでは……奴等には勝てない)
ホムラは先日に戦ったレナとシズネの事を思い出し、里では無敗を誇っていた彼女だが、闘技祭ではシズネに敗れて後にレナにも負けてしまった。その事に彼女は悔しく思い、もっと強くなるために力を求める。
「はぁああああっ!!」
「ドゴンッ!!」
薙刀に炎を纏わせたホムラはゴーレムに立ち向かい、そんな彼女にゴーレムは拳を振りかざす――
――その一方でレナ達の方は順調に仲間を集めて先に進んでいた。回復役であるコトミンとティナと合流できたのは幸いであり、二人のお陰で怪我をしても治して貰えた。レナも回復魔法は扱えるが二人には及ばず、早々に合流できたのは運が良かった。
「はんどぱわぁっ」
「はふぅっ……コトミンちゃんの回復魔法は気持ちいいね」
「こうするともっと気持ちいい」
「やんっ!?そ、そこは怪我してないよ……あんっ」
「なにしてんねん」
コトミンは治療と称してミナの胸を掴み、感触を楽しむように揉みしだく。そんな彼女の頭をレナは軽く小突き、改めて仲間達の数を確認する。最初に同行していたジャンヌ、続いてミナとダインと合流し、最後にティナとコトミンと再会した(おまけでスラミンとヒトミン)。
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「よし、そろそろ行こうか」
「次はどんな場所に転移するんだろう……ちょっと心配だよね」
「また火山の真上とか、海の中とかは勘弁してほしいよな……」
「それは同感」
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