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真・最終章 七魔将編
聖剣リヴァイアサン
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「ホネミン、お邪魔するよ」
『ちょっ、今着替え中なんですけど!?』
「大丈夫だよ、骸骨に欲情なんてしないから」
『失礼ですね、それは骨状態の時の私の話でしょうがっ!!』
レナはホネミンの部屋の前で漫才のようなやり取りを行った後、彼女に部屋に入れてもらう。ホネミンはレナが訪れるとベッドの上に座り込み、胸元を覆い隠しながら頬を赤らめる。
「急に来るなんて……ま、まさか夜這いならぬ昼這いですか!?」
「はり倒すぞ」
「はいはい、それで私の元に来たのはなんですか?まあ、アイリスさんから何か言われたんでしょうけど……」
ホネミンはアイリスとレナの関係を知っており、彼女もかつてはアイリスと交信を行えた。だが、肉体を失った時にその能力を失われ、彼女はずっと塔の大迷宮で過ごしていた。外見は少女のように見えるが実年齢はレナよりもずっと年上であり、かつては英雄と呼ばれた人物でもあった。
「アイリスからホネミンに話を聞けと言われたんだけど……」
「そうですか……なら仕方ありませんね、話してあげましょう。私の過去を……」
「過去?」
「大分前になりますが私がドラゴンに食べられて骨だけの身体になった話は覚えてますか?」
「ああ、うん。そんな事を言ってたね」
塔の大迷宮にてレナはホネミンと遭遇した際、彼女が隠れ家としている古城で色々と話を聞いた。ホネミンは元々は生身の人間だったのだが、ある時にドラゴンに食べられてしまい、肉体が消化されて骨だけの身体となった聞いている。
ドラゴンは無事に倒されたが彼女はすでに骨だけの状態だったため、当時の彼女の仲間達はホネミンを埋葬しようとした。しかし、実はホネミンはドラゴンに飲み込まれる前に初代勇者が残したという伝説の秘薬「復活薬」を飲んで生き延びていた。だが、彼女は意識を覚ました時には自分が骨だけの姿になっていると知り、アンデッドやスケルトンと勘違いされる前に逃げ出してしまう。
「あの時は本当に辛かったんですよ、目を覚ましたら骨だけの姿になっていて喋る事もできませんでしたしね。しかも冷静さを失っていたせいで魔鎧術で肉体を構成するという発想もできませんでした」
「それは辛かったね」
「アイリス様とも交信できませんし、こんな姿の私を受け入れてくれる相手なんて死霊使いぐらいだけですし、だから人里を離れて塔の大迷宮で隠れて暮らしていたんです」
「そう考えると俺よりも壮絶な人生を送っているな……」
かつての仲間の前に助けを求める事もできず、ホネミンは何百年も一人で過ごしてきた。しかし、数十年ほど前に彼女の元に「カイ」という男性が訪れ、その人物のお陰でレナはホネミンの存在を知る事ができた。
「カイさんがレナさんに会ったのは驚きでしたね。できれば存命中に会いたかったですけど……」
「そっか……」
「しんみりしちゃいましたね。話を戻して私が食べられたドラゴンの話に戻しますが……実はドラゴンというのはリヴァイアサンの事なんです」
「えっ!?」
リヴァイアサンの名前が出てきた事にレナは驚き、アイリスは自分が亡くなった当時の事を語る。彼女はとある理由でリヴァイアサンの討伐のために仲間達と共に出向き、その過程で食べられてしまった事を話す。
「実は私が戦ったリヴァイアサンは特殊な個体で聖剣リヴァイアサンを飲み込んでいたんです。そもそもの話、初代勇者は聖剣が他の人間の手に簡単に渡らないように聖剣をリヴァイアサンの体内に封じたみたいなんです」
「何でそんな事を……」
「聖剣の力を国の戦争に利用されるのを恐れたからですよ。聖剣は恐ろしい兵器ですからね、特に聖剣リヴァイアサンは海上では最強の兵器です。津波や竜巻を渦潮を発生させるほどの力がありますから、もしも海でその力を発揮したら大変な事になります」
「なるほど」
聖剣が人の手に渡る事を恐れた初代勇者は名前の由来となったリヴァイアサンと呼ばれる竜種に飲み込ませたが、ホネミン達はその聖剣の回収のためにリヴァイアサンと交戦した。どうして聖剣を回収しようとしたのかというと、当時の国の港町でリヴァイアサンが襲撃した事が原因だった。
港町にリヴァイアサンが現れ、暴れ回った事で街の住民は逃げる暇もなく全滅してしまった。それを知った国々は力を合わせて海の脅威であるリヴァイアサンの討伐を行う。そこでエルフ王国(ヨツバ王国の基となった国)からはホネミン(アイラ・ハヅキ)が派遣された。
「リヴァイアサンの強さは想像以上でしたね。それでもアイリス様と一緒に考えた作戦で倒す事には成功しましたが、私は一瞬の隙を突かれて飲み込まれてしまい、あんな姿に……」
「それは……苦労したね」
「まあ、骨の姿の時も割と楽しんでましたけどね。夜にいちゃついているバカップルを脅かしたり、実力もないのに大迷宮に訪れた冒険者を追い掛け回して安全な場所に避難させたり、スケルトンと勘違いされていたので魔物から襲われる事も滅多にありませんでした」
「何してんだよ」
「プルミンさんを仲間にしてからは魔鎧術で肉体を作り出した後、その表面にプルミンさんを張り付けて人間の姿に擬態した時は一番嬉しかったですね」
最初の頃は骨だけの姿になった事に悲観していたホネミンだったが、自分がスケルトンに化ける事で人間を脅かして楽しんでいたりもしたらしい。それに魔鎧術を利用して疑似的に肉体を作り出す術を身に着けてからは割と自由に生きてきた事も話す。
※新作「下級魔導士と呼ばれた少年」を投稿しました!!興味を持った方はよろしければ読んでください!!
『ちょっ、今着替え中なんですけど!?』
「大丈夫だよ、骸骨に欲情なんてしないから」
『失礼ですね、それは骨状態の時の私の話でしょうがっ!!』
レナはホネミンの部屋の前で漫才のようなやり取りを行った後、彼女に部屋に入れてもらう。ホネミンはレナが訪れるとベッドの上に座り込み、胸元を覆い隠しながら頬を赤らめる。
「急に来るなんて……ま、まさか夜這いならぬ昼這いですか!?」
「はり倒すぞ」
「はいはい、それで私の元に来たのはなんですか?まあ、アイリスさんから何か言われたんでしょうけど……」
ホネミンはアイリスとレナの関係を知っており、彼女もかつてはアイリスと交信を行えた。だが、肉体を失った時にその能力を失われ、彼女はずっと塔の大迷宮で過ごしていた。外見は少女のように見えるが実年齢はレナよりもずっと年上であり、かつては英雄と呼ばれた人物でもあった。
「アイリスからホネミンに話を聞けと言われたんだけど……」
「そうですか……なら仕方ありませんね、話してあげましょう。私の過去を……」
「過去?」
「大分前になりますが私がドラゴンに食べられて骨だけの身体になった話は覚えてますか?」
「ああ、うん。そんな事を言ってたね」
塔の大迷宮にてレナはホネミンと遭遇した際、彼女が隠れ家としている古城で色々と話を聞いた。ホネミンは元々は生身の人間だったのだが、ある時にドラゴンに食べられてしまい、肉体が消化されて骨だけの身体となった聞いている。
ドラゴンは無事に倒されたが彼女はすでに骨だけの状態だったため、当時の彼女の仲間達はホネミンを埋葬しようとした。しかし、実はホネミンはドラゴンに飲み込まれる前に初代勇者が残したという伝説の秘薬「復活薬」を飲んで生き延びていた。だが、彼女は意識を覚ました時には自分が骨だけの姿になっていると知り、アンデッドやスケルトンと勘違いされる前に逃げ出してしまう。
「あの時は本当に辛かったんですよ、目を覚ましたら骨だけの姿になっていて喋る事もできませんでしたしね。しかも冷静さを失っていたせいで魔鎧術で肉体を構成するという発想もできませんでした」
「それは辛かったね」
「アイリス様とも交信できませんし、こんな姿の私を受け入れてくれる相手なんて死霊使いぐらいだけですし、だから人里を離れて塔の大迷宮で隠れて暮らしていたんです」
「そう考えると俺よりも壮絶な人生を送っているな……」
かつての仲間の前に助けを求める事もできず、ホネミンは何百年も一人で過ごしてきた。しかし、数十年ほど前に彼女の元に「カイ」という男性が訪れ、その人物のお陰でレナはホネミンの存在を知る事ができた。
「カイさんがレナさんに会ったのは驚きでしたね。できれば存命中に会いたかったですけど……」
「そっか……」
「しんみりしちゃいましたね。話を戻して私が食べられたドラゴンの話に戻しますが……実はドラゴンというのはリヴァイアサンの事なんです」
「えっ!?」
リヴァイアサンの名前が出てきた事にレナは驚き、アイリスは自分が亡くなった当時の事を語る。彼女はとある理由でリヴァイアサンの討伐のために仲間達と共に出向き、その過程で食べられてしまった事を話す。
「実は私が戦ったリヴァイアサンは特殊な個体で聖剣リヴァイアサンを飲み込んでいたんです。そもそもの話、初代勇者は聖剣が他の人間の手に簡単に渡らないように聖剣をリヴァイアサンの体内に封じたみたいなんです」
「何でそんな事を……」
「聖剣の力を国の戦争に利用されるのを恐れたからですよ。聖剣は恐ろしい兵器ですからね、特に聖剣リヴァイアサンは海上では最強の兵器です。津波や竜巻を渦潮を発生させるほどの力がありますから、もしも海でその力を発揮したら大変な事になります」
「なるほど」
聖剣が人の手に渡る事を恐れた初代勇者は名前の由来となったリヴァイアサンと呼ばれる竜種に飲み込ませたが、ホネミン達はその聖剣の回収のためにリヴァイアサンと交戦した。どうして聖剣を回収しようとしたのかというと、当時の国の港町でリヴァイアサンが襲撃した事が原因だった。
港町にリヴァイアサンが現れ、暴れ回った事で街の住民は逃げる暇もなく全滅してしまった。それを知った国々は力を合わせて海の脅威であるリヴァイアサンの討伐を行う。そこでエルフ王国(ヨツバ王国の基となった国)からはホネミン(アイラ・ハヅキ)が派遣された。
「リヴァイアサンの強さは想像以上でしたね。それでもアイリス様と一緒に考えた作戦で倒す事には成功しましたが、私は一瞬の隙を突かれて飲み込まれてしまい、あんな姿に……」
「それは……苦労したね」
「まあ、骨の姿の時も割と楽しんでましたけどね。夜にいちゃついているバカップルを脅かしたり、実力もないのに大迷宮に訪れた冒険者を追い掛け回して安全な場所に避難させたり、スケルトンと勘違いされていたので魔物から襲われる事も滅多にありませんでした」
「何してんだよ」
「プルミンさんを仲間にしてからは魔鎧術で肉体を作り出した後、その表面にプルミンさんを張り付けて人間の姿に擬態した時は一番嬉しかったですね」
最初の頃は骨だけの姿になった事に悲観していたホネミンだったが、自分がスケルトンに化ける事で人間を脅かして楽しんでいたりもしたらしい。それに魔鎧術を利用して疑似的に肉体を作り出す術を身に着けてからは割と自由に生きてきた事も話す。
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