1,075 / 2,083
真・闘技祭 本選編
紅斧
しおりを挟む
「この感触はっ……」
「……舐めないでください、私だって……剣聖です!!」
「くぅっ!?」
ジャンヌの言葉にカンエンは嫌な予感を覚え、彼女から距離を取る。するといつの間にかジャンヌの身体に「紅色」の魔力のような物が纏わっている事に気付き、これを見たマリアは驚きの声を上げる。
(あれは……土属性の魔力!?)
レナが剣鬼の能力を発動した時と同様、現在のジャンヌも全身に土属性の魔力を宿す。土属性の魔力の本質は「重力」であり、その力を利用して彼女はカンエンの繰り出した蹴りを耐えた。仮に生身の状態で受けていればジャンヌも危うかったが、彼女の纏った魔力は外部へと重力を放つ事で敵からの攻撃を防ぐ事も出来た。
実際の所はジャンヌの魔鎧術は不完全のため、レナのように上手く重力を操作して身体を加速させるなどの芸当は出来ない。しかし、それでも彼女なりに修行を行った結果、ジャンヌはレナの「重力剣」のように武器に土属性の魔力を纏う事に成功する。彼女は魔鎧術を極める事は出来なかったが、自分なりの「魔刀術」を完成させる。
「紅斧!!」
『こ、これは……ジャンヌ選手、残された武器に魔力を集中させているようです!!』
『す、凄い格好いいっす!!』
右手で握りしめた旋斧に土属性の魔力を集中させると、ジャンヌはカンエンと正面から向き合う。一方でカンエンはジャンヌの雰囲気に押され、後退る。その姿を見た途端、ジャンヌは無意識に駆け出して旋斧を振り抜く。
「兜割りっ!!」
「くっ!?」
ジャンヌは本来は両手で握り絞めた状態で上段から振り下す戦技を片腕のみで発動させ、カンエンは咄嗟に右に跳躍して回避する。結果から言えばカンエンの判断は間違っておらず、ジャンヌの振り下した旋斧は試合場を構成する頑丈な石畳を叩き割る。
あまりの破壊力にカンエンは驚き、恐らくはレナの剛剣でもこれほどの威力は引き出せない。ジャンヌは全ての魔力を旋斧に集中させる事で破壊力に特化した一撃を繰り出し、彼女は回転剣技無しでも素早い攻撃を繰り出す。
「はあああっ!!」
「くぅっ……うあっ!?」
「姉者!?」
『形成逆転です!!ジャンヌ選手の猛攻にカンエン選手は押されています!!』
『これは勝負ありですかね!?』
紅斧に対してカンエンは青龍刀を放つが、斧に纏う魔力に触れた途端に弾かれてしまう。生半可な攻撃では旋斧の魔力が生み出す重力には通じず、相応の威力がある攻撃でなければ弾かれてしまう。一方でジャンヌは旋斧を振りかざし、戦技を繰り出す。
「旋風!!」
「受け流……あがぁっ!?」
ジャンヌの攻撃を受け流そうとしたカンエンだったが、戦技を使用してもジャンヌの重い一撃は完全には防ぐことが出来ず、彼女は吹き飛ぶ。その光景を見て観衆の誰もがジャンヌの勝利かと思ったが、吹き飛ばされながらもカンエンは青龍刀を翻し、どうにか石畳に突き刺して場外への落下を防ぐ。
「ま、まだまだっ……!!」
「はあっ……はっ……や、やりますね」
『おっ!?ジャンヌ選手、顔色が悪くなっています!!これはいったい……』
『恐らくは魔力を急速に失った事で疲労が蓄積されています。当然といえば当然の話ですね、魔術師でもない人間が扱う技じゃないんですよ』
『えっ……そ、そうなんですか?』
実況のラビットはジャンヌの異変に気付いて疑問を口にすると、魔鎧術の理屈を知っているホネミンはジャンヌが危険な状態である事を見抜く。
――通常、魔鎧術や魔刀術の類は本来は森人族や人魚族、あるいは魔術師の職業に恵まれた人間が本来扱う技術だった。全ての種族の中でも魔法の才に優れた森人族、もしくは生まれながらに魔術師として才覚がある人間ならば扱う事に問題はない。だが、ジャンヌのような生粋の剣士が魔鎧術や魔刀術を扱うのは無理がある。
魔鎧術を習得する際に一番苦労していたのはジャンヌであり、シズネの場合は人魚族の血筋である事、普段から魔剣を使いこなしているからこそ彼女は比較的に早く習得したが、ジャンヌの場合は相当な鍛錬を積んだが結局は完全には魔鎧術を覚える事は出来なかった。
剣士であるジャンヌは他の者と比べても魔力という点に関しては少なく、そのために彼女が魔鎧術や魔刀術を発動できる時間は限られている。しかし、彼女は勝利を手にするために諦めるつもりはなく、無理を承知で彼女はカンエンに立ち向かう。
(諦めない……私だって、剣聖なんです!!)
ジャンヌは自分が他の剣聖よりも劣っている事は薄々勘付いてはいた。他の剣聖と比べたら年齢が若いという理由もあるが、それでも自分と年齢に大差がないシズネやレナとは大きな差を感じていた。だからこそ魔刀術を扱えるようになった時、彼女はこの力を使いこなせるようになれば二人に追いつけるのではないかと考えた。
魔刀術が自分の肉体に大きな負担を与えている事は理解していた。それでも彼女は実戦で使用したのは負けないためであり、どんな手を使ってでも彼女は勝利を掴みたかった。
「……舐めないでください、私だって……剣聖です!!」
「くぅっ!?」
ジャンヌの言葉にカンエンは嫌な予感を覚え、彼女から距離を取る。するといつの間にかジャンヌの身体に「紅色」の魔力のような物が纏わっている事に気付き、これを見たマリアは驚きの声を上げる。
(あれは……土属性の魔力!?)
レナが剣鬼の能力を発動した時と同様、現在のジャンヌも全身に土属性の魔力を宿す。土属性の魔力の本質は「重力」であり、その力を利用して彼女はカンエンの繰り出した蹴りを耐えた。仮に生身の状態で受けていればジャンヌも危うかったが、彼女の纏った魔力は外部へと重力を放つ事で敵からの攻撃を防ぐ事も出来た。
実際の所はジャンヌの魔鎧術は不完全のため、レナのように上手く重力を操作して身体を加速させるなどの芸当は出来ない。しかし、それでも彼女なりに修行を行った結果、ジャンヌはレナの「重力剣」のように武器に土属性の魔力を纏う事に成功する。彼女は魔鎧術を極める事は出来なかったが、自分なりの「魔刀術」を完成させる。
「紅斧!!」
『こ、これは……ジャンヌ選手、残された武器に魔力を集中させているようです!!』
『す、凄い格好いいっす!!』
右手で握りしめた旋斧に土属性の魔力を集中させると、ジャンヌはカンエンと正面から向き合う。一方でカンエンはジャンヌの雰囲気に押され、後退る。その姿を見た途端、ジャンヌは無意識に駆け出して旋斧を振り抜く。
「兜割りっ!!」
「くっ!?」
ジャンヌは本来は両手で握り絞めた状態で上段から振り下す戦技を片腕のみで発動させ、カンエンは咄嗟に右に跳躍して回避する。結果から言えばカンエンの判断は間違っておらず、ジャンヌの振り下した旋斧は試合場を構成する頑丈な石畳を叩き割る。
あまりの破壊力にカンエンは驚き、恐らくはレナの剛剣でもこれほどの威力は引き出せない。ジャンヌは全ての魔力を旋斧に集中させる事で破壊力に特化した一撃を繰り出し、彼女は回転剣技無しでも素早い攻撃を繰り出す。
「はあああっ!!」
「くぅっ……うあっ!?」
「姉者!?」
『形成逆転です!!ジャンヌ選手の猛攻にカンエン選手は押されています!!』
『これは勝負ありですかね!?』
紅斧に対してカンエンは青龍刀を放つが、斧に纏う魔力に触れた途端に弾かれてしまう。生半可な攻撃では旋斧の魔力が生み出す重力には通じず、相応の威力がある攻撃でなければ弾かれてしまう。一方でジャンヌは旋斧を振りかざし、戦技を繰り出す。
「旋風!!」
「受け流……あがぁっ!?」
ジャンヌの攻撃を受け流そうとしたカンエンだったが、戦技を使用してもジャンヌの重い一撃は完全には防ぐことが出来ず、彼女は吹き飛ぶ。その光景を見て観衆の誰もがジャンヌの勝利かと思ったが、吹き飛ばされながらもカンエンは青龍刀を翻し、どうにか石畳に突き刺して場外への落下を防ぐ。
「ま、まだまだっ……!!」
「はあっ……はっ……や、やりますね」
『おっ!?ジャンヌ選手、顔色が悪くなっています!!これはいったい……』
『恐らくは魔力を急速に失った事で疲労が蓄積されています。当然といえば当然の話ですね、魔術師でもない人間が扱う技じゃないんですよ』
『えっ……そ、そうなんですか?』
実況のラビットはジャンヌの異変に気付いて疑問を口にすると、魔鎧術の理屈を知っているホネミンはジャンヌが危険な状態である事を見抜く。
――通常、魔鎧術や魔刀術の類は本来は森人族や人魚族、あるいは魔術師の職業に恵まれた人間が本来扱う技術だった。全ての種族の中でも魔法の才に優れた森人族、もしくは生まれながらに魔術師として才覚がある人間ならば扱う事に問題はない。だが、ジャンヌのような生粋の剣士が魔鎧術や魔刀術を扱うのは無理がある。
魔鎧術を習得する際に一番苦労していたのはジャンヌであり、シズネの場合は人魚族の血筋である事、普段から魔剣を使いこなしているからこそ彼女は比較的に早く習得したが、ジャンヌの場合は相当な鍛錬を積んだが結局は完全には魔鎧術を覚える事は出来なかった。
剣士であるジャンヌは他の者と比べても魔力という点に関しては少なく、そのために彼女が魔鎧術や魔刀術を発動できる時間は限られている。しかし、彼女は勝利を手にするために諦めるつもりはなく、無理を承知で彼女はカンエンに立ち向かう。
(諦めない……私だって、剣聖なんです!!)
ジャンヌは自分が他の剣聖よりも劣っている事は薄々勘付いてはいた。他の剣聖と比べたら年齢が若いという理由もあるが、それでも自分と年齢に大差がないシズネやレナとは大きな差を感じていた。だからこそ魔刀術を扱えるようになった時、彼女はこの力を使いこなせるようになれば二人に追いつけるのではないかと考えた。
魔刀術が自分の肉体に大きな負担を与えている事は理解していた。それでも彼女は実戦で使用したのは負けないためであり、どんな手を使ってでも彼女は勝利を掴みたかった。
0
お気に入りに追加
16,550
あなたにおすすめの小説
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。