917 / 2,083
S級冒険者編
レベルダウン?
しおりを挟む
「――えっ?」
扉を開いた途端、レナ達の視界は光に包まれ、次の瞬間には見知らぬ草原に存在した。全員が驚いて辺りを見渡し、最初は何が起きているのか理解できなかった。
「あ、あれ!?僕達、さっきまで建物の中にいたよな!?」
「ど、どうして外に……」
「まさか、転移したのか?」
「いえ、そんなはずはありません!!転移魔法で別の場所に飛ばされたとしても魔力を一切感知できませんでしたし、そもそもあの建物の中では魔法は使えないはずです!!」
「いったいどうなってるの……?」
見知らぬ草原にいつの間にか移動していたレナ達は何が起きたのか理解できず、周囲を見渡す。だが、ここでレナは自分の格好の異変に気づき、更に他の人間にも変化が起きていた。
「あれ、なんだこの格好……ていうか、もしかしてそっちはホネミンなの?」
「は?こんな時に何を言ってるんですか?もう、しっかりしてくださいよレナさん……あれ?声が……」
「ちょ、ちょっと待てよ!!ホネミン、お前……人間に戻ってるぞ!?」
――レナ達の服装がいつの間にか全身を覆いこむ競泳水着のような恰好に変化を果たしており、しかもホネミンの場合はいつの間にか完全に人間の姿へと変化していた。プルミンを身に付けて人間に擬態した時と瓜二つの容姿だが、違いがあるとすれば今現在の方が表情が豊かだった。
「あれ、あれ!?私、戻ったんですか?人間に戻って……いや、私は森人族なんですけど!?」
「落ち着け!!まずは冷静に身体を確かめろ、本当に肉体を取り戻したの?」
「間違いありませんよ!!この感覚、本物です!!」
ホネミンは自分の身体を確かめて数百年ぶりに自分の肉体が存在する感覚を得て感動した。だが、どうして急に自分が肉体を取り戻したのか理解できず、そもそもどうして装備まで切り替わっているのかと戸惑う。
「ホネミンが戻ったのはいいけどさ、何だよ僕達のこの格好……」
「私の雪月花までなくなってるわ……」
「俺も退魔刀が……」
「ぼ、僕の槍もないよっ!?」
「セイソウミンもいなくなってる……」
「いったいどうなってるんだ?」
理由は不明だが現在のレナ達の装備品は消失し、今現在は何も所持していない状態だった。とりあえずはレナは空間魔法を発動させようとしたとき、脳内に奇妙な声が響く。
『これより、戦闘訓練を開始します。第一フェーズに入ります』
「はっ!?な、何だこの声!?」
「どうなってるんだ!?」
脳内に響く声はレナだけではなく、他の者たちにも聞こえたらしく、アイリスの交信ではない事を悟ったレナは「第一フェーズ」という単語に嫌な予感を覚えた。
『各自、準備を整えてください。1分後に第一フェーズが始まります。危険度レベル1、皆さんのレベルは10です』
「危険度?それにレベル10って……どういう意味だよ?」
「いったい何が起きてるんだ……?」
「ああっ!?」
「ど、どうした!?」
謎の声が聞こえた後、ミナが唐突に大声を上げる。そんな彼女の反応にレナ達は振り返ると、ミナは茫然とした表情で呟く。
「ぼ、僕のレベルが……10に戻ってる!!」
「何だと!?」
「そんな馬鹿なっ……確か、レベル50は超えてたとか言ってたよね?」
「ま、間違いないよ……僕のレベルが10になってる!!」
ミナは涙目で虚空に視線を向け、恐らく彼女の眼にはステータス画面が表示されているのだろう。自身のステータスは自分自身にしか確認できず、レナのように鑑定眼のような固有スキルを覚えていなければ他の人間のステータスを確認する事は出来ない。
他の全員も自分自身のステータス画面を確認すると、確かにレベルの項目だけが「10」へと変更していた。通常、レベルは下がる事などはありえず、ステータスを低下させる魔法は存在してもレベルその物を変化させる魔法など存在しない。だが、現実にレナ達のレベルは10まで下がっていた。
「ぎゃああっ!?やっとレベル60になりそうだったのにレベル10に戻ってる!?」
「お、俺もだ……」
「私も下がっているわね」
「がーんっ……」
「俺もだ……さっきまではレベル80だったのに」
「私もですよ……これは、ちょっとまずい状況ですね」
全員のレベルがいつの間にか10へと変化している事が発覚し、覚えた技能などの能力に関しては特に変化はないが、試しにレナは空間魔法を発動させて自分が事前に預けていた武器の類を取り出そうとしたが、何故か異空間に収めていたはずの荷物も消えていた。
(魔法は使えるのか……それにSPを消費して強化した魔法はそのまま使えるのか)
レベルが落ちても元から所有していた能力の類は変化はなく、空間魔法の類が強化前の収納魔法に戻るというような事はなかった。しかし、折角苦労して上昇させたレベルが落ちているという事実にレナ達は動揺を隠せない。
※連続投稿終了
カタナヅキ「えっ……予定であって別に確定ではない?はい、分かりました。なら、今回もアイリスのイラストはお蔵入りという事になるかも……その代わりにダインかゴンゾウが表紙に?なるほど、分かりました(´・ω・)ノ電話」
アイリス「ん?何を話してるんですかね?(´ω`)♪」←何も知らずに上機嫌な駄目天使
レナ「不憫な……(´;ω;`)」
※実際の所はアイリスも登場(予定)です。おたのしみください!!
扉を開いた途端、レナ達の視界は光に包まれ、次の瞬間には見知らぬ草原に存在した。全員が驚いて辺りを見渡し、最初は何が起きているのか理解できなかった。
「あ、あれ!?僕達、さっきまで建物の中にいたよな!?」
「ど、どうして外に……」
「まさか、転移したのか?」
「いえ、そんなはずはありません!!転移魔法で別の場所に飛ばされたとしても魔力を一切感知できませんでしたし、そもそもあの建物の中では魔法は使えないはずです!!」
「いったいどうなってるの……?」
見知らぬ草原にいつの間にか移動していたレナ達は何が起きたのか理解できず、周囲を見渡す。だが、ここでレナは自分の格好の異変に気づき、更に他の人間にも変化が起きていた。
「あれ、なんだこの格好……ていうか、もしかしてそっちはホネミンなの?」
「は?こんな時に何を言ってるんですか?もう、しっかりしてくださいよレナさん……あれ?声が……」
「ちょ、ちょっと待てよ!!ホネミン、お前……人間に戻ってるぞ!?」
――レナ達の服装がいつの間にか全身を覆いこむ競泳水着のような恰好に変化を果たしており、しかもホネミンの場合はいつの間にか完全に人間の姿へと変化していた。プルミンを身に付けて人間に擬態した時と瓜二つの容姿だが、違いがあるとすれば今現在の方が表情が豊かだった。
「あれ、あれ!?私、戻ったんですか?人間に戻って……いや、私は森人族なんですけど!?」
「落ち着け!!まずは冷静に身体を確かめろ、本当に肉体を取り戻したの?」
「間違いありませんよ!!この感覚、本物です!!」
ホネミンは自分の身体を確かめて数百年ぶりに自分の肉体が存在する感覚を得て感動した。だが、どうして急に自分が肉体を取り戻したのか理解できず、そもそもどうして装備まで切り替わっているのかと戸惑う。
「ホネミンが戻ったのはいいけどさ、何だよ僕達のこの格好……」
「私の雪月花までなくなってるわ……」
「俺も退魔刀が……」
「ぼ、僕の槍もないよっ!?」
「セイソウミンもいなくなってる……」
「いったいどうなってるんだ?」
理由は不明だが現在のレナ達の装備品は消失し、今現在は何も所持していない状態だった。とりあえずはレナは空間魔法を発動させようとしたとき、脳内に奇妙な声が響く。
『これより、戦闘訓練を開始します。第一フェーズに入ります』
「はっ!?な、何だこの声!?」
「どうなってるんだ!?」
脳内に響く声はレナだけではなく、他の者たちにも聞こえたらしく、アイリスの交信ではない事を悟ったレナは「第一フェーズ」という単語に嫌な予感を覚えた。
『各自、準備を整えてください。1分後に第一フェーズが始まります。危険度レベル1、皆さんのレベルは10です』
「危険度?それにレベル10って……どういう意味だよ?」
「いったい何が起きてるんだ……?」
「ああっ!?」
「ど、どうした!?」
謎の声が聞こえた後、ミナが唐突に大声を上げる。そんな彼女の反応にレナ達は振り返ると、ミナは茫然とした表情で呟く。
「ぼ、僕のレベルが……10に戻ってる!!」
「何だと!?」
「そんな馬鹿なっ……確か、レベル50は超えてたとか言ってたよね?」
「ま、間違いないよ……僕のレベルが10になってる!!」
ミナは涙目で虚空に視線を向け、恐らく彼女の眼にはステータス画面が表示されているのだろう。自身のステータスは自分自身にしか確認できず、レナのように鑑定眼のような固有スキルを覚えていなければ他の人間のステータスを確認する事は出来ない。
他の全員も自分自身のステータス画面を確認すると、確かにレベルの項目だけが「10」へと変更していた。通常、レベルは下がる事などはありえず、ステータスを低下させる魔法は存在してもレベルその物を変化させる魔法など存在しない。だが、現実にレナ達のレベルは10まで下がっていた。
「ぎゃああっ!?やっとレベル60になりそうだったのにレベル10に戻ってる!?」
「お、俺もだ……」
「私も下がっているわね」
「がーんっ……」
「俺もだ……さっきまではレベル80だったのに」
「私もですよ……これは、ちょっとまずい状況ですね」
全員のレベルがいつの間にか10へと変化している事が発覚し、覚えた技能などの能力に関しては特に変化はないが、試しにレナは空間魔法を発動させて自分が事前に預けていた武器の類を取り出そうとしたが、何故か異空間に収めていたはずの荷物も消えていた。
(魔法は使えるのか……それにSPを消費して強化した魔法はそのまま使えるのか)
レベルが落ちても元から所有していた能力の類は変化はなく、空間魔法の類が強化前の収納魔法に戻るというような事はなかった。しかし、折角苦労して上昇させたレベルが落ちているという事実にレナ達は動揺を隠せない。
※連続投稿終了
カタナヅキ「えっ……予定であって別に確定ではない?はい、分かりました。なら、今回もアイリスのイラストはお蔵入りという事になるかも……その代わりにダインかゴンゾウが表紙に?なるほど、分かりました(´・ω・)ノ電話」
アイリス「ん?何を話してるんですかね?(´ω`)♪」←何も知らずに上機嫌な駄目天使
レナ「不憫な……(´;ω;`)」
※実際の所はアイリスも登場(予定)です。おたのしみください!!
0
お気に入りに追加
16,510
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の選んだ末路〜嫌われ妻は愛する夫に復讐を果たします〜
ノルジャン
恋愛
モアーナは夫のオセローに嫌われていた。夫には白い結婚を続け、お互いに愛人をつくろうと言われたのだった。それでも彼女はオセローを愛していた。だが自尊心の強いモアーナはやはり結婚生活に耐えられず、愛してくれない夫に復讐を果たす。その復讐とは……?
※残酷な描写あり
⭐︎6話からマリー、9話目からオセロー視点で完結。
ムーンライトノベルズ からの転載です。
西谷夫妻の新婚事情~元教え子は元担任教師に溺愛される~
雪宮凛
恋愛
結婚し、西谷明人の姓を名乗り始めて三か月。舞香は今日も、新妻としての役目を果たそうと必死になる。
元高校の担任教師×元不良女子高生の、とある新婚生活の一幕。
※ムーンライトノベルズ様にも、同じ作品を転載しています。
孤独な令嬢は狼の番になり溺愛される
夕日(夕日凪)
恋愛
アルファポリス様より書籍化致しました!8月18日が出荷日となっております。
第二部を後日更新開始予定ですので、お気に入りはそのままでお待ち頂けますと嬉しいです。
ルミナ・マシェット子爵家令嬢は、義母と義姉達から虐待を受けながら生きていた。しかしある日、獣人国の貴族アイル・アストリー公爵が邸を訪れ…。「この娘は私の番だ。今ここで、花嫁として貰い受ける」
そう言われその日のうちに彼に嫁入りする事になり…。今まで愛と幸せを知らなかった彼女に突然の溺愛生活が降りかかる…!
モブだった私、今日からヒロインです!
まぁ
恋愛
かもなく不可もない人生を歩んで二十八年。周りが次々と結婚していく中、彼氏いない歴が長い陽菜は焦って……はいなかった。
このまま人生静かに流れるならそれでもいいかな。
そう思っていた時、突然目の前に金髪碧眼のイケメン外国人アレンが…… アレンは陽菜を気に入り迫る。
だがイケメンなだけのアレンには金持ち、有名会社CEOなど、とんでもないセレブ様。まるで少女漫画のような付属品がいっぱいのアレン……
モブ人生街道まっしぐらな自分がどうして?
※モブ止まりの私がヒロインになる?の完全R指定付きの姉妹ものですが、単品で全然お召し上がりになれます。
※印はR部分になります。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
【R-18】踊り狂えその身朽ちるまで
あっきコタロウ
恋愛
投稿小説&漫画「そしてふたりでワルツを(http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/630048599/)」のR-18外伝集。
連作のつもりだけどエロだから好きな所だけおつまみしてってください。
ニッチなものが含まれるのでまえがきにてシチュ明記。苦手な回は避けてどうぞ。
IF(7話)は本編からの派生。
【完結】淫魔なのに出乳症になってしまった僕の顛末♡
虹色金魚 (旧 怪盗枝豆 )
BL
娼館で男妾として働く淫魔で、かわいい系美少年のラミュカ(♂)は、ある日突然おっぱいからミルクが出てきてしまった!!お客には喜ばれるが心の中では嵐が吹き荒れる。
そんなラミュカに、同期で友人の同じく淫魔のロゼが、魔界の病院を紹介してくれた。
そこでの診察結果は…………
※実はかわいいものが大好き美しい悪魔先生(カタリナ)×かわいい系淫魔ラミュカ
※ラミュカ(受)が出乳症という病気(?)になって、男の子なのにおっぱいからミルクが出て来て困っちゃうお話です。
※ラミュカは種族&お仕事上客とエッチをガッツリしてます。
※シリアスではありません。
※ギャグです。
※主人公アホかと思います。
※1話だいたい2000字前後位です。
※こちらR-18になります。えっちぃことしてるのには☆印、えっちしてるのには※印が入っています。
※ムーンライトさんでも掲載しています。
※宇宙のように広いお心でお読みください※
よくある婚約破棄なので
おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。
その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。
言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。
「よくある婚約破棄なので」
・すれ違う二人をめぐる短い話
・前編は各自の証言になります
・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド
・全25話完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。