760 / 2,083
外伝 ~ヨツバ王国編~
城下町での戦闘
しおりを挟む
「あ、あの剣は……クレナイ将軍の黒王剣!?」
「そんな馬鹿な、本物のはずがない!!」
「しかし、もしも本物だったら……」
レナが取り出した大剣を見て人々はどよめき、そんな彼等の反応を見てレナは黒王剣を地面に突き刺す。あまりの重量に刃は地面にめり込み、軽い振動が走った。クレナイが所有する黒王剣はレナの退魔刀と同じく、アダマンタイトで構成されている。
――どうしてレナが石像にされたクレナイの所有する「黒王剣」を所持しているのかというと、実はこの大剣は真っ赤な偽物であり、錬金術師の能力で本物のそっくりに作り出した大剣である。適当な素材を城下町で回収した後、物質変換と形状高速変化の能力を利用してクレナイが所持していた大剣と瓜二つの外見へと変化させているだけに過ぎない。ちなみにレナはクレナイと会ってはいないが、アイリスから事前に情報を教わっており、黒王剣の存在も知っていた。
本物のではないが外見と性質は黒王剣と全く同じ大剣を見せつけられた民衆は戸惑い、特にクレナイと関りのある警備兵たちはレナが取り出した黒王剣を見てクレナイが所持していた物と瓜二つである事から動揺を隠せない。東聖将の討伐に向かったはずのクレナイの大剣をレナが所持しているという事実に人々は混乱を起こす。
「この大剣は守備将クレナイが所持していた剣です!!彼も罠にはまり、現在は動けない状態に陥っています!!」
「馬鹿な!!クレナイ将軍が負けたというのか!?」
「そんな、六聖将筆頭が!?」
「有り得ない!!クレナイ将軍が負けるなんて……」
王都においてクレナイの人望は非常に厚く、歴代の六聖将の中でも最強の異名を持つ彼が敗れるとは信じられなかった。しかし、現実に彼が所持している黒王剣(実際は偽物だが)を持ち込んだレナに対して民衆は彼の言葉に耳を傾けざるを得ない。
「クレナイ将軍はまだ生きています!!しかし、カレハ王女の仕掛けた罠によって動けない状態に陥っています!!」
「どういう意味だ!!カレハ王女様がクレナイ将軍を罠に嵌めたというつもりか!?」
「その通りでござる!!クレナイ将軍は愚か、守備将軍も東聖将軍もカレハ王女が送り込んだ刺客によって壊滅させられたのでござる!!」
「そんな馬鹿な!!守備将軍は最強の軍隊だ、100万の軍勢を用意したって勝てるものか!!」
「現実を見る、それならどうしてここにクレナイ将軍の大剣があるの?」
人々はレナ達の言葉が信じられなかったが、黒王剣を見せつけられると黙り込み、彼等の話が本当なのではないかと思いこむ。それほどまでに見事にレナが作り出した黒王剣は本物と外見が似ており、仮にクレナイ本人でさえも見抜くことは出来ない程に精巧に作り出されていた。
人々の注意を引く事に成功したレナは背中の退魔刀を引き抜き、そろそろ時間稼ぎも難しくなったと悟り、作戦の第二段階に入る。武器を取り出したレナに対して警備兵は慌てて身構えると、彼等に対してレナは宣言する。
「聞け!!カレハ王女はこの国を乗っ取ろうとしている!!だけど、それを邪魔しようとする者は味方であろうと容赦はしない!!カレハ王女は降霊術でハヅキ家のマリアを操り、メドゥーサの魔眼を持つ死霊使いのキラウを利用してヨツバ王国を乗っ取ろうとしている!!だけど、そんな事は絶対にさせない!!」
「な、何を言っているんだ!?」
「いいから黙って話を聞けよ!!お前等にとっても重要な事なんだぞ!!」
「キュロロッ!!」
「ブモォッ!!」
「ぷるるんっ(威嚇)」
レナの言葉を聞いて警備兵たちは戸惑い、そんな彼等をダインたちが牽制すると、レナは退魔刀を王城の方角に示して「威圧」の固有スキルを発動させる。本来は自分よりも弱者の相手を怯えだせる能力ではあるが、使い方によっては多くの人間を圧倒させる程度の迫力を生み出す事も出来た。
「数日中に必ず王都にデブリ国王とティナ王女がここへ戻る!!その時に全ての真実が明かされる!!この事実を多くの人達に知らせろ!!この国の平和を望むのであればバルトロス王国と戦争なんてしてはいけないんだ!!」
『っ……!?』
少年から発せられるとは思えない気迫に周囲の人々は圧倒され、そんな彼等を見てレナは能力を解除すると、気配感知と魔力感知に反応があり、周囲から大勢の兵士と緑影と思われる反応が近づいてくる事に気付く。
「そろそろ限界か……皆、適当に暴れたら逃げるよ」
「了解」
「承知」
「や、やってやらぁっ!!」
「ブモォオオッ!!」
「キュロロッ!!」
「ぷるぷるっ!!」
レナの言葉に仲間達は円陣を組むようにお互いの背中を預け、街道や建物の屋根の上から接近してくる兵士と緑影の隊員に武器を構え、正々堂々と迎え撃つ準備を行う。
「居たぞ!!奴等を捕まえろ!!」
「これ以上にカレハ様の侮辱は許さん!!」
「民を下がらせろ!!」
「全員、生け捕りだ!!」
カレハの派閥と思われる兵隊が訪れると、民衆を掻き分けてレナ達に向かう。しかし、彼等の相手をするのはバルトロス王国内でも指折りの実力者揃いである事を知らない――
※ボツ案
レナ「このままカレハ王女の所へ行く!!」
アイリス「マリアとかキラウとかハヤテがいるから無理ですよ」
レナ「大丈夫、作戦がある!!」
※数日後
カレハ「ここらでラーメン屋という屋台があると聞いてきたのだけど……そんなに美味しい食べ物かしら?」
レナ「へい、らっしゃい!!」
(・ω・)←こっそり抜け出して屋台へ向かうカレハ
( ̄ω ̄)←ラーメン屋の屋台で待ち伏せするレナ
王妃と同じくカレハもラーメンが好きそうなイメージです。但し、彼女は醤油派ですが……
「そんな馬鹿な、本物のはずがない!!」
「しかし、もしも本物だったら……」
レナが取り出した大剣を見て人々はどよめき、そんな彼等の反応を見てレナは黒王剣を地面に突き刺す。あまりの重量に刃は地面にめり込み、軽い振動が走った。クレナイが所有する黒王剣はレナの退魔刀と同じく、アダマンタイトで構成されている。
――どうしてレナが石像にされたクレナイの所有する「黒王剣」を所持しているのかというと、実はこの大剣は真っ赤な偽物であり、錬金術師の能力で本物のそっくりに作り出した大剣である。適当な素材を城下町で回収した後、物質変換と形状高速変化の能力を利用してクレナイが所持していた大剣と瓜二つの外見へと変化させているだけに過ぎない。ちなみにレナはクレナイと会ってはいないが、アイリスから事前に情報を教わっており、黒王剣の存在も知っていた。
本物のではないが外見と性質は黒王剣と全く同じ大剣を見せつけられた民衆は戸惑い、特にクレナイと関りのある警備兵たちはレナが取り出した黒王剣を見てクレナイが所持していた物と瓜二つである事から動揺を隠せない。東聖将の討伐に向かったはずのクレナイの大剣をレナが所持しているという事実に人々は混乱を起こす。
「この大剣は守備将クレナイが所持していた剣です!!彼も罠にはまり、現在は動けない状態に陥っています!!」
「馬鹿な!!クレナイ将軍が負けたというのか!?」
「そんな、六聖将筆頭が!?」
「有り得ない!!クレナイ将軍が負けるなんて……」
王都においてクレナイの人望は非常に厚く、歴代の六聖将の中でも最強の異名を持つ彼が敗れるとは信じられなかった。しかし、現実に彼が所持している黒王剣(実際は偽物だが)を持ち込んだレナに対して民衆は彼の言葉に耳を傾けざるを得ない。
「クレナイ将軍はまだ生きています!!しかし、カレハ王女の仕掛けた罠によって動けない状態に陥っています!!」
「どういう意味だ!!カレハ王女様がクレナイ将軍を罠に嵌めたというつもりか!?」
「その通りでござる!!クレナイ将軍は愚か、守備将軍も東聖将軍もカレハ王女が送り込んだ刺客によって壊滅させられたのでござる!!」
「そんな馬鹿な!!守備将軍は最強の軍隊だ、100万の軍勢を用意したって勝てるものか!!」
「現実を見る、それならどうしてここにクレナイ将軍の大剣があるの?」
人々はレナ達の言葉が信じられなかったが、黒王剣を見せつけられると黙り込み、彼等の話が本当なのではないかと思いこむ。それほどまでに見事にレナが作り出した黒王剣は本物と外見が似ており、仮にクレナイ本人でさえも見抜くことは出来ない程に精巧に作り出されていた。
人々の注意を引く事に成功したレナは背中の退魔刀を引き抜き、そろそろ時間稼ぎも難しくなったと悟り、作戦の第二段階に入る。武器を取り出したレナに対して警備兵は慌てて身構えると、彼等に対してレナは宣言する。
「聞け!!カレハ王女はこの国を乗っ取ろうとしている!!だけど、それを邪魔しようとする者は味方であろうと容赦はしない!!カレハ王女は降霊術でハヅキ家のマリアを操り、メドゥーサの魔眼を持つ死霊使いのキラウを利用してヨツバ王国を乗っ取ろうとしている!!だけど、そんな事は絶対にさせない!!」
「な、何を言っているんだ!?」
「いいから黙って話を聞けよ!!お前等にとっても重要な事なんだぞ!!」
「キュロロッ!!」
「ブモォッ!!」
「ぷるるんっ(威嚇)」
レナの言葉を聞いて警備兵たちは戸惑い、そんな彼等をダインたちが牽制すると、レナは退魔刀を王城の方角に示して「威圧」の固有スキルを発動させる。本来は自分よりも弱者の相手を怯えだせる能力ではあるが、使い方によっては多くの人間を圧倒させる程度の迫力を生み出す事も出来た。
「数日中に必ず王都にデブリ国王とティナ王女がここへ戻る!!その時に全ての真実が明かされる!!この事実を多くの人達に知らせろ!!この国の平和を望むのであればバルトロス王国と戦争なんてしてはいけないんだ!!」
『っ……!?』
少年から発せられるとは思えない気迫に周囲の人々は圧倒され、そんな彼等を見てレナは能力を解除すると、気配感知と魔力感知に反応があり、周囲から大勢の兵士と緑影と思われる反応が近づいてくる事に気付く。
「そろそろ限界か……皆、適当に暴れたら逃げるよ」
「了解」
「承知」
「や、やってやらぁっ!!」
「ブモォオオッ!!」
「キュロロッ!!」
「ぷるぷるっ!!」
レナの言葉に仲間達は円陣を組むようにお互いの背中を預け、街道や建物の屋根の上から接近してくる兵士と緑影の隊員に武器を構え、正々堂々と迎え撃つ準備を行う。
「居たぞ!!奴等を捕まえろ!!」
「これ以上にカレハ様の侮辱は許さん!!」
「民を下がらせろ!!」
「全員、生け捕りだ!!」
カレハの派閥と思われる兵隊が訪れると、民衆を掻き分けてレナ達に向かう。しかし、彼等の相手をするのはバルトロス王国内でも指折りの実力者揃いである事を知らない――
※ボツ案
レナ「このままカレハ王女の所へ行く!!」
アイリス「マリアとかキラウとかハヤテがいるから無理ですよ」
レナ「大丈夫、作戦がある!!」
※数日後
カレハ「ここらでラーメン屋という屋台があると聞いてきたのだけど……そんなに美味しい食べ物かしら?」
レナ「へい、らっしゃい!!」
(・ω・)←こっそり抜け出して屋台へ向かうカレハ
( ̄ω ̄)←ラーメン屋の屋台で待ち伏せするレナ
王妃と同じくカレハもラーメンが好きそうなイメージです。但し、彼女は醤油派ですが……
0
お気に入りに追加
16,565
あなたにおすすめの小説
最弱職の初級魔術師 初級魔法を極めたらいつの間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界から異世界に召喚された「霧崎ルノ」彼を召還したのはバルトロス帝国の33代目の皇帝だった。現在こちらの世界では魔王軍と呼ばれる組織が帝国領土に出現し、数多くの人々に被害を与えていた。そのために皇帝は魔王軍に対抗するため、帝国に古から伝わる召喚魔法を利用して異世界から「勇者」の素質を持つ人間を呼び出す。しかし、どういう事なのか召喚されたルノはこの帝国では「最弱職」として扱われる職業の人間だと発覚する。
彼の「初級魔術師」の職業とは普通の魔術師が覚えられる砲撃魔法と呼ばれる魔法を覚えられない職業であり、彼の職業は帝国では「最弱職」と呼ばれている職業だった。王国の人間は自分達が召喚したにも関わらずに身勝手にも彼を城外に追い出す。
だが、追い出されたルノには「成長」と呼ばれる能力が存在し、この能力は常人の数十倍の速度でレベルが上昇するスキルであり、彼は瞬く間にレベルを上げて最弱の魔法と言われた「初級魔法」を現実世界の知恵で工夫を重ねて威力を上昇させ、他の職業の魔術師にも真似できない「形態魔法」を生み出す――
※リメイク版です。付与魔術師や支援魔術師とは違う職業です。前半は「最強の職業は付与魔術師かもしれない」と「最弱職と追い出されたけど、スキル無双で生き残ります」に投稿していた話が多いですが、後半からは大きく変わります。
(旧題:最弱職の初級魔術師ですが、初級魔法を極めたら何時の間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。