441 / 2,083
放浪編
ハンググラインダー
しおりを挟む
「うへぇっ……予想はしてたけど、凄い力だな。森人族はこんな魔法を扱えるのか」
風の聖痕によって魔法が強化されている事もあるのだろうが、通常の魔法と違って精霊の力を借りたお陰で魔力の消耗量が抑えられており、通常の5倍以上の威力を引き出しながらも普段の半分程度の魔力しか消耗していない事に気づく。もしもレナが本気で魔法を使用していた場合、更に威力を増した攻撃も行えるだろう。
しかも聖痕の力は魔法の強化だけではなく、風その物を精霊を利用して操る事も発覚した。試しにレナが掌を伸ばして意識を集中させると離れた場所に小規模の竜巻を生み出す事も判明し、その竜巻を自由自在に動かしたり、腕を払う動作だけで強風を放つ事も出来た。
(改めて確認すると本当に凄い能力だな。もしかしたらこの力を使えば本当に脱出できるかも……)
レナは異空間に収めた脱出用の道具を思い出すと、試しに空間魔法を発動させて作業場から回収した鉄格子とテント用の大きな布を取り出す。錬金術師の能力を利用してこの二つを組み合わせ、地球での知識を生かしてレナはこの二つの材料から「ハンググライダー」を作り上げた。
「外見はそれっぽくできたけど、上手く飛べるかな……」
ハンググライダーに関しては地球に居た頃に親戚の叔父が所持している物を何度か見せてもらっているので記憶を掘り起こして作り上げてみたが、実際にレナがハンググライダーを利用して飛んだ事はない。しかし、ハンググライダーが飛ぶ際に必要とする風の力を人為的に生み出す事が出来るのならば飛ぶことも不可能じゃないと考えたレナは出来上がったハンググライダーに乗り込み、風の聖痕の力を利用して飛び立つ事が出来ないのかを試す。
「上手くいってくれよ……飛べ!!」
自分の身体をしっかりと固定させるとレナはハンググライダーを抱えた状態で駆け出し、勢いよく跳躍した瞬間に聖痕の力を発動させた。
レナが聖痕の力を利用してハンググラインダーに風の力を与えると、徐々に浮上して最終的には天井付近まで接近する。風の力を調整すれば方向転換、あるいは移動速度の向上が発覚し、自由自在に空を飛べる事が判明した。しかも精霊の力を借りているのでレナの肉体に殆ど負荷は掛からず、長距離の移動にも適していた。
「凄い……本当に空を飛んでるんだ。これなら監獄から抜け出せ……うわっ!?」
だが、調子に乗って移動速度を上昇しすぎたせいか操作を失敗して羽根の部分が天井に衝突してしまい、慌てて体勢を整え直して床の上に着地する。一瞬でも油断すると危険な事態に陥る事を理解したレナはハンググラインダーを空間魔法で異空間に戻す。
「あ、危なかった……飛ぶときは気を付けないとな。それにしても大分奥まで進んたな、すぐに戻らないと……あれ?」
飛ぶ事に夢中になって休憩室から随分と離れた場所に移動した事に気づいたレナは道を引き返そうとすると、都合よく地上に続く梯子を発見する。
「ここにも梯子があったのか。面倒だし、ここから登ってみるか……」
どうやらレナとネズミが入ったマンホール以外にも地上に通じる場所があるらしく、戻るのも面倒に考えたレナは梯子を利用して地上に引き返す事にした――
――地上へと続く梯子を上りきると、マンホールの蓋を開けてレナは地上の様子を伺う。幸いにも周囲には人間の姿は見えず、誰にも見つからないうちにマンホールの蓋を戻すとレナは自分が囚人区の宿舎(校舎)の反対側に移動した事を知る。位置的には廃棄場の近くのマンホールから抜け出したようであり、昼間に囚人服を回収した場所に戻って来た事になる。
「ありゃ、またここに戻って来たのか。でも、案外ここなら見つかりにくいかもしれないしな……」
今現在も看守長の命令で女囚館に侵入したレナを兵士達が捜索しているはずであり、人目のない廃棄場にレナが辿り着いたのは幸運だったのかもしれない。最もいずれはこの場所にも兵士が訪れる事は間違いなく、今のうちにレナは簡単な変装をするために空間魔法を発動させて大きな箱を取り出す。
「まさかこれを再び使う羽目になるとは……仕方ない、白銀の剣士ルナの復活だ」
闘技祭に出場する際に正体が気付かれないように「銀砂」と呼ばれるこの世界の染毛剤を取り出したレナは手慣れた手つきで髪の毛に銀色の砂を付着させ、黒髪から銀髪へと変色させる。更に変装用の眼帯も取り出し、片目を隠す事で顔を隠す。囚人の中には体の一部を破損した人間も多く、レナのように眼帯を行う人間も少なからず存在したので顔を隠す道具を身に着けても兵士に咎められることはない。
無事に「ルナ」の姿に変装したレナは廃棄場から離れ、まずはゴンゾウとネズミと合流する前にレナはある人物の捜索を行う。書置きも残さずに地下から抜け出したので早々に用事を済ませる必要があり、他の人間に気づかれないように「隠密」と「無音歩行」のスキルを駆使しながら目的の人物を探すために行動を開始した。
※今回の投稿の5秒前
アイリス「さあ、吐きなさい!!私を小説の挿絵に出さない本当の理由を!!でないとボタンを押しますよ!!」( ゚Д゚)ノ公開ボタン
カタナヅキ「ううっ……そ、それだけは答えられない。(;´・ω・)グフウッ」
アイリス「往生際が悪い作者ですね……ポチっとな(#・ω・)ノカチッ」
風の聖痕によって魔法が強化されている事もあるのだろうが、通常の魔法と違って精霊の力を借りたお陰で魔力の消耗量が抑えられており、通常の5倍以上の威力を引き出しながらも普段の半分程度の魔力しか消耗していない事に気づく。もしもレナが本気で魔法を使用していた場合、更に威力を増した攻撃も行えるだろう。
しかも聖痕の力は魔法の強化だけではなく、風その物を精霊を利用して操る事も発覚した。試しにレナが掌を伸ばして意識を集中させると離れた場所に小規模の竜巻を生み出す事も判明し、その竜巻を自由自在に動かしたり、腕を払う動作だけで強風を放つ事も出来た。
(改めて確認すると本当に凄い能力だな。もしかしたらこの力を使えば本当に脱出できるかも……)
レナは異空間に収めた脱出用の道具を思い出すと、試しに空間魔法を発動させて作業場から回収した鉄格子とテント用の大きな布を取り出す。錬金術師の能力を利用してこの二つを組み合わせ、地球での知識を生かしてレナはこの二つの材料から「ハンググライダー」を作り上げた。
「外見はそれっぽくできたけど、上手く飛べるかな……」
ハンググライダーに関しては地球に居た頃に親戚の叔父が所持している物を何度か見せてもらっているので記憶を掘り起こして作り上げてみたが、実際にレナがハンググライダーを利用して飛んだ事はない。しかし、ハンググライダーが飛ぶ際に必要とする風の力を人為的に生み出す事が出来るのならば飛ぶことも不可能じゃないと考えたレナは出来上がったハンググライダーに乗り込み、風の聖痕の力を利用して飛び立つ事が出来ないのかを試す。
「上手くいってくれよ……飛べ!!」
自分の身体をしっかりと固定させるとレナはハンググライダーを抱えた状態で駆け出し、勢いよく跳躍した瞬間に聖痕の力を発動させた。
レナが聖痕の力を利用してハンググラインダーに風の力を与えると、徐々に浮上して最終的には天井付近まで接近する。風の力を調整すれば方向転換、あるいは移動速度の向上が発覚し、自由自在に空を飛べる事が判明した。しかも精霊の力を借りているのでレナの肉体に殆ど負荷は掛からず、長距離の移動にも適していた。
「凄い……本当に空を飛んでるんだ。これなら監獄から抜け出せ……うわっ!?」
だが、調子に乗って移動速度を上昇しすぎたせいか操作を失敗して羽根の部分が天井に衝突してしまい、慌てて体勢を整え直して床の上に着地する。一瞬でも油断すると危険な事態に陥る事を理解したレナはハンググラインダーを空間魔法で異空間に戻す。
「あ、危なかった……飛ぶときは気を付けないとな。それにしても大分奥まで進んたな、すぐに戻らないと……あれ?」
飛ぶ事に夢中になって休憩室から随分と離れた場所に移動した事に気づいたレナは道を引き返そうとすると、都合よく地上に続く梯子を発見する。
「ここにも梯子があったのか。面倒だし、ここから登ってみるか……」
どうやらレナとネズミが入ったマンホール以外にも地上に通じる場所があるらしく、戻るのも面倒に考えたレナは梯子を利用して地上に引き返す事にした――
――地上へと続く梯子を上りきると、マンホールの蓋を開けてレナは地上の様子を伺う。幸いにも周囲には人間の姿は見えず、誰にも見つからないうちにマンホールの蓋を戻すとレナは自分が囚人区の宿舎(校舎)の反対側に移動した事を知る。位置的には廃棄場の近くのマンホールから抜け出したようであり、昼間に囚人服を回収した場所に戻って来た事になる。
「ありゃ、またここに戻って来たのか。でも、案外ここなら見つかりにくいかもしれないしな……」
今現在も看守長の命令で女囚館に侵入したレナを兵士達が捜索しているはずであり、人目のない廃棄場にレナが辿り着いたのは幸運だったのかもしれない。最もいずれはこの場所にも兵士が訪れる事は間違いなく、今のうちにレナは簡単な変装をするために空間魔法を発動させて大きな箱を取り出す。
「まさかこれを再び使う羽目になるとは……仕方ない、白銀の剣士ルナの復活だ」
闘技祭に出場する際に正体が気付かれないように「銀砂」と呼ばれるこの世界の染毛剤を取り出したレナは手慣れた手つきで髪の毛に銀色の砂を付着させ、黒髪から銀髪へと変色させる。更に変装用の眼帯も取り出し、片目を隠す事で顔を隠す。囚人の中には体の一部を破損した人間も多く、レナのように眼帯を行う人間も少なからず存在したので顔を隠す道具を身に着けても兵士に咎められることはない。
無事に「ルナ」の姿に変装したレナは廃棄場から離れ、まずはゴンゾウとネズミと合流する前にレナはある人物の捜索を行う。書置きも残さずに地下から抜け出したので早々に用事を済ませる必要があり、他の人間に気づかれないように「隠密」と「無音歩行」のスキルを駆使しながら目的の人物を探すために行動を開始した。
※今回の投稿の5秒前
アイリス「さあ、吐きなさい!!私を小説の挿絵に出さない本当の理由を!!でないとボタンを押しますよ!!」( ゚Д゚)ノ公開ボタン
カタナヅキ「ううっ……そ、それだけは答えられない。(;´・ω・)グフウッ」
アイリス「往生際が悪い作者ですね……ポチっとな(#・ω・)ノカチッ」
0
お気に入りに追加
16,565
あなたにおすすめの小説
最弱職の初級魔術師 初級魔法を極めたらいつの間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。
カタナヅキ
ファンタジー
現実世界から異世界に召喚された「霧崎ルノ」彼を召還したのはバルトロス帝国の33代目の皇帝だった。現在こちらの世界では魔王軍と呼ばれる組織が帝国領土に出現し、数多くの人々に被害を与えていた。そのために皇帝は魔王軍に対抗するため、帝国に古から伝わる召喚魔法を利用して異世界から「勇者」の素質を持つ人間を呼び出す。しかし、どういう事なのか召喚されたルノはこの帝国では「最弱職」として扱われる職業の人間だと発覚する。
彼の「初級魔術師」の職業とは普通の魔術師が覚えられる砲撃魔法と呼ばれる魔法を覚えられない職業であり、彼の職業は帝国では「最弱職」と呼ばれている職業だった。王国の人間は自分達が召喚したにも関わらずに身勝手にも彼を城外に追い出す。
だが、追い出されたルノには「成長」と呼ばれる能力が存在し、この能力は常人の数十倍の速度でレベルが上昇するスキルであり、彼は瞬く間にレベルを上げて最弱の魔法と言われた「初級魔法」を現実世界の知恵で工夫を重ねて威力を上昇させ、他の職業の魔術師にも真似できない「形態魔法」を生み出す――
※リメイク版です。付与魔術師や支援魔術師とは違う職業です。前半は「最強の職業は付与魔術師かもしれない」と「最弱職と追い出されたけど、スキル無双で生き残ります」に投稿していた話が多いですが、後半からは大きく変わります。
(旧題:最弱職の初級魔術師ですが、初級魔法を極めたら何時の間にか「千の魔術師」と呼ばれていました。)
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。