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入学試験編
最終話 常識外れの魔術師
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(あの子の魔法《フレイムランス》が俺の魔法《ファイア》より優れてる?)
射程距離に関してはレノの砲火は接近した相手にしか効果は薄く、一方でフレイムランスは10メートルも離れた石板を粉々に砕いた。もしもレノが同じ距離から砲火を放ったとしても石板を破壊するには至らない。
これまで自分と同系統で優れた魔法の使い手はアルしか存在しなかったレノにとっては一番のショックだった。自分と同い年で強力な魔法を使える魔術師が現れたかもしれないと考えた途端、今まで抱いたことがない危機感を抱く。
(なんだろう……めちゃくちゃ悔しい!!)
村の中ではレノは子供達の中では「一番の負けず嫌い」で通っており、小さい頃から遊びであろうと誰かに負けっぱなしなのは我慢ならなかった。レノは拳を握りしめると、まだ壊れていない石板に視線を向けた。
「先生、次は俺がやります」
「ん?君はあの時の……」
「はあっ、はあっ……おいおい、止めとけよ。俺の後だとどんな魔法もしょぼく見えるぞ」
キニクに話しかけるとミノタウロスに襲われた子供だと思い出し、彼に介抱されていた少年は疲れた様子ながらも満足そうな表情を浮かべた。他の生徒の注目を浴びている自分に酔っている様子だが、レノはそんな彼に尋ねる。
「君の名前を教えてくれる?」
「はあ?何だいきなり……バクだよ」
「……俺はレノだ」
バクと名乗った少年を横切ってレノは柵の前に立つ。他の生徒とキニクに見られる中、レノは杖を取り出した。彼が取り出した杖を見て他の者は戸惑う。
「あれって玩具の杖じゃないか?」
「懐かしいな、子供の頃はあれで練習してたよな」
「あいつ何を考えてるんだ?あんな練習用の杖で挑むつもりか?」
「おい、ふざけてるのか?そんなもんでまともな魔法が使えるわけないだろうが……」
「静かに!!いいから黙って見てるんだ!!」
レノが取り出した杖を見て生徒達は騒ぎ出し、彼等にとっては練習用の杖など子供の玩具同然だった。実際に殆どの生徒は幼少期に魔法の練習を行う際に利用していた杖であり、魔法を扱えるようになった今の彼等には無用の長物だった。
杖を手にしたレノは石板に視線を向け、はっきり言ってまともな杖を使ったとしても今のレノでは石板に魔法を当てるどころか途中で消えてしまうのが目に見えていた。それでも試験である以上は挑まねばならない。
(きっと他の子は小さいから何年も杖を使って魔法の練習をしてきたんだ。それに比べて俺は一晩練習しただけ……こんなので負い付けるはずがない)
技術を習得するためには経験を積み重ねることが大切だが、レノの場合は杖を扱う経験は他のこと比べたら皆無に等しい。その代わりに自分にしかできない方法で実力を示す。
「よし……やるか」
覚悟を決めたレノは杖をしまうと、それを見た生徒達は不思議に思う。杖がなければ魔法は使えないというのが彼等の常識だが、そんな常識など知らずに育ってきたレノはいつも通りのやり方で挑む。
「ファイアボール」
「はっ!?」
「な、なにしてんだあいつ!?」
「魔術痕から直接魔法を!?」
「これは……!?」
掌から火球を生み出したレノに生徒達はざわめき、キニクさえも動揺した。魔法学園の教師としてキニクは数多くの魔術師を育て上げてきたが、魔術痕から魔法を発現させる生徒など今まで一度も見たことがない。
全員の注目を浴びる中、レノは石板の一つに狙いを定めた。火球を右手で握りしめると、強化術を発動させて限界まで身体能力を上昇させる。これまで何百何千と繰り返した投擲の技術を生かして火球を投げ放つ。
「おらぁあああっ!!」
『ッ――――!?』
気合の掛け声と共にレノが火球を投げ放つと、バクが撃ちこんだ火球よりも遥かに素早く正確な軌道で石板に到達する。ファイアボールの魔法は衝撃が強いほどに爆発の威力も高まり、石板に衝突した瞬間に大爆発を引き起こす。
「うわぁっ!?」
「ひいっ!?」
「これは……見事だ!!」
爆発の煙が晴れると残されていたのは石板の残骸だけであり、爆発の威力ならばバクが撃ちこんだ「フレイムランス」にも匹敵していた。自分が必死になって砕いた石板を呆気なく破壊したレノにバクは愕然とした。
「そ、そんな馬鹿な……こんなの有り得ない!!杖を使わずに魔法を投げるなんて非常識だ!?」
「……非常識?」
バクの言葉にレノは振り返り、自分を非常識扱いする彼に言い放つ。
「常識に拘ってたら魔術師なんて名乗れないよ。魔法自体が常識外れなんだから」
「んなっ!?」
祖父が魔術師だと知る前は普通の人間と育てられたレノとしては魔法の存在自体が常識離れしており、魔術師とは常識とはかけ離れた存在だと認識していた。だからこそ常識外れと言われても気にもかけない。
バクは殆どの魔力を使用して中級魔法の「フレイムランス」を生み出して石板を破壊した。一方でレノは下級魔法の「ファイアボール」と現代では廃れた基礎魔術の「強化術」を応用して繰り出した火球で彼と同じ結果を生み出す。
レノとバクが魔術師としてどちらが優れているのかは人によるが、魔法の応用に関してはレノが上手だった。数年間も下級魔法の「ファイアボール」だけを磨き続けた結果、本来ならば下級魔法よりも優れている中級魔法の「フレイムランス」に匹敵するだけの威力の攻撃を引き出せた。
(私の見込んだ通りだ!!今年の新入生は粒ぞろいだぞ!!)
魔法学園の教師としてキニクは今年の新入生は精鋭揃いであり、既に彼は数名の生徒に目を付けていた。キニクは何としても自分の手で彼等を鍛え上げ、立派な魔術師に育てたいと考えた――
――同時刻、魔法学園の校舎の屋上から訓練場の様子を伺う者達がいた。彼等は魔法学園の制服を身に着けており、レノ達の先輩に当たる人物だった。
「ほう、今年は豊作のようだな」
「ふん、生意気そうな奴等ばかりだな」
「たくましそうな子もいますわ」
屋上から上級生達も新入生を観察しており、彼等が注目したのは石板を破壊したレノともう一人の生徒だった。実を言えば授業をサボってまで新入生の見学に来たのは理由があり、彼等の目的は新入生の中に特殊な経歴の生徒が混じっていると聞いて観察に来た。
その生徒はまだ実力を披露していないが、情報が正しければ見過ごすわけにはいかなかった。何故ならば魔法学園には生徒間で派閥が存在し、優秀な魔術師は一人でも多く引き抜いておかなければならない。
「お前達、余計な真似はするなよ」
「ちっ、こっちの台詞だ」
「抜け駆け話ですわよ」
三人の上級生は誰かに気付かれる前に屋上から立ち去る――
※数分後、廊下にて
学園の清掃係のおばちゃん「こら、あんたたちそこで何してるんだい!!」(# ゚Д゚)ノモップ
上級生「ひいいっ!?」===ヘ(゚Д゚)ノ
これにて最終回とさせていただきます。本当はもっと続ける予定でしたが申し訳ございません。
射程距離に関してはレノの砲火は接近した相手にしか効果は薄く、一方でフレイムランスは10メートルも離れた石板を粉々に砕いた。もしもレノが同じ距離から砲火を放ったとしても石板を破壊するには至らない。
これまで自分と同系統で優れた魔法の使い手はアルしか存在しなかったレノにとっては一番のショックだった。自分と同い年で強力な魔法を使える魔術師が現れたかもしれないと考えた途端、今まで抱いたことがない危機感を抱く。
(なんだろう……めちゃくちゃ悔しい!!)
村の中ではレノは子供達の中では「一番の負けず嫌い」で通っており、小さい頃から遊びであろうと誰かに負けっぱなしなのは我慢ならなかった。レノは拳を握りしめると、まだ壊れていない石板に視線を向けた。
「先生、次は俺がやります」
「ん?君はあの時の……」
「はあっ、はあっ……おいおい、止めとけよ。俺の後だとどんな魔法もしょぼく見えるぞ」
キニクに話しかけるとミノタウロスに襲われた子供だと思い出し、彼に介抱されていた少年は疲れた様子ながらも満足そうな表情を浮かべた。他の生徒の注目を浴びている自分に酔っている様子だが、レノはそんな彼に尋ねる。
「君の名前を教えてくれる?」
「はあ?何だいきなり……バクだよ」
「……俺はレノだ」
バクと名乗った少年を横切ってレノは柵の前に立つ。他の生徒とキニクに見られる中、レノは杖を取り出した。彼が取り出した杖を見て他の者は戸惑う。
「あれって玩具の杖じゃないか?」
「懐かしいな、子供の頃はあれで練習してたよな」
「あいつ何を考えてるんだ?あんな練習用の杖で挑むつもりか?」
「おい、ふざけてるのか?そんなもんでまともな魔法が使えるわけないだろうが……」
「静かに!!いいから黙って見てるんだ!!」
レノが取り出した杖を見て生徒達は騒ぎ出し、彼等にとっては練習用の杖など子供の玩具同然だった。実際に殆どの生徒は幼少期に魔法の練習を行う際に利用していた杖であり、魔法を扱えるようになった今の彼等には無用の長物だった。
杖を手にしたレノは石板に視線を向け、はっきり言ってまともな杖を使ったとしても今のレノでは石板に魔法を当てるどころか途中で消えてしまうのが目に見えていた。それでも試験である以上は挑まねばならない。
(きっと他の子は小さいから何年も杖を使って魔法の練習をしてきたんだ。それに比べて俺は一晩練習しただけ……こんなので負い付けるはずがない)
技術を習得するためには経験を積み重ねることが大切だが、レノの場合は杖を扱う経験は他のこと比べたら皆無に等しい。その代わりに自分にしかできない方法で実力を示す。
「よし……やるか」
覚悟を決めたレノは杖をしまうと、それを見た生徒達は不思議に思う。杖がなければ魔法は使えないというのが彼等の常識だが、そんな常識など知らずに育ってきたレノはいつも通りのやり方で挑む。
「ファイアボール」
「はっ!?」
「な、なにしてんだあいつ!?」
「魔術痕から直接魔法を!?」
「これは……!?」
掌から火球を生み出したレノに生徒達はざわめき、キニクさえも動揺した。魔法学園の教師としてキニクは数多くの魔術師を育て上げてきたが、魔術痕から魔法を発現させる生徒など今まで一度も見たことがない。
全員の注目を浴びる中、レノは石板の一つに狙いを定めた。火球を右手で握りしめると、強化術を発動させて限界まで身体能力を上昇させる。これまで何百何千と繰り返した投擲の技術を生かして火球を投げ放つ。
「おらぁあああっ!!」
『ッ――――!?』
気合の掛け声と共にレノが火球を投げ放つと、バクが撃ちこんだ火球よりも遥かに素早く正確な軌道で石板に到達する。ファイアボールの魔法は衝撃が強いほどに爆発の威力も高まり、石板に衝突した瞬間に大爆発を引き起こす。
「うわぁっ!?」
「ひいっ!?」
「これは……見事だ!!」
爆発の煙が晴れると残されていたのは石板の残骸だけであり、爆発の威力ならばバクが撃ちこんだ「フレイムランス」にも匹敵していた。自分が必死になって砕いた石板を呆気なく破壊したレノにバクは愕然とした。
「そ、そんな馬鹿な……こんなの有り得ない!!杖を使わずに魔法を投げるなんて非常識だ!?」
「……非常識?」
バクの言葉にレノは振り返り、自分を非常識扱いする彼に言い放つ。
「常識に拘ってたら魔術師なんて名乗れないよ。魔法自体が常識外れなんだから」
「んなっ!?」
祖父が魔術師だと知る前は普通の人間と育てられたレノとしては魔法の存在自体が常識離れしており、魔術師とは常識とはかけ離れた存在だと認識していた。だからこそ常識外れと言われても気にもかけない。
バクは殆どの魔力を使用して中級魔法の「フレイムランス」を生み出して石板を破壊した。一方でレノは下級魔法の「ファイアボール」と現代では廃れた基礎魔術の「強化術」を応用して繰り出した火球で彼と同じ結果を生み出す。
レノとバクが魔術師としてどちらが優れているのかは人によるが、魔法の応用に関してはレノが上手だった。数年間も下級魔法の「ファイアボール」だけを磨き続けた結果、本来ならば下級魔法よりも優れている中級魔法の「フレイムランス」に匹敵するだけの威力の攻撃を引き出せた。
(私の見込んだ通りだ!!今年の新入生は粒ぞろいだぞ!!)
魔法学園の教師としてキニクは今年の新入生は精鋭揃いであり、既に彼は数名の生徒に目を付けていた。キニクは何としても自分の手で彼等を鍛え上げ、立派な魔術師に育てたいと考えた――
――同時刻、魔法学園の校舎の屋上から訓練場の様子を伺う者達がいた。彼等は魔法学園の制服を身に着けており、レノ達の先輩に当たる人物だった。
「ほう、今年は豊作のようだな」
「ふん、生意気そうな奴等ばかりだな」
「たくましそうな子もいますわ」
屋上から上級生達も新入生を観察しており、彼等が注目したのは石板を破壊したレノともう一人の生徒だった。実を言えば授業をサボってまで新入生の見学に来たのは理由があり、彼等の目的は新入生の中に特殊な経歴の生徒が混じっていると聞いて観察に来た。
その生徒はまだ実力を披露していないが、情報が正しければ見過ごすわけにはいかなかった。何故ならば魔法学園には生徒間で派閥が存在し、優秀な魔術師は一人でも多く引き抜いておかなければならない。
「お前達、余計な真似はするなよ」
「ちっ、こっちの台詞だ」
「抜け駆け話ですわよ」
三人の上級生は誰かに気付かれる前に屋上から立ち去る――
※数分後、廊下にて
学園の清掃係のおばちゃん「こら、あんたたちそこで何してるんだい!!」(# ゚Д゚)ノモップ
上級生「ひいいっ!?」===ヘ(゚Д゚)ノ
これにて最終回とさせていただきます。本当はもっと続ける予定でしたが申し訳ございません。
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