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高校生編side晴人 守ってくれるのは大切だからだって思いたい
48.好きバレ?
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学校側は俺の話しと蓮の録音を聞くと正式に警察に抗議してくれて、別の警察官が来る事になった。
「蓮、何でここにいたの?」
その入れ替わり待ちの時間に蓮と話す。
「中野に聞いた。アイツは部活の緊急ミーティング行ってる。」
「そっか…。ありがとね。」
俺は溜息を吐きながら言う。
「正直、蓮がいなかったら強く否定できないままだったと思う…。」
「部屋の外から聞こえたけど、あれはねーよ。
警察にあんな圧かけられたら普通じゃいらんねーだろ。」
蓮はそう言ってくれるけどさ。
「蓮はあんな堂々としてたのに。それに比べて俺は弱っちいよなぁ…。」
視線を落とすと、ふいにガシッと頭を掴まれて、そのまま顔を上げさせられる。
「俺は親父のコネがあったから強気で行けただけ。それに、晴は弱くない。」
「いやいや、どこが?情けなさの塊じゃんか。」
「晴の強さ発揮できるフィールドじゃなかっただけだろ。」
フィールド?何だそれ。
冗談で俺を励まそうとしてくれてるのかな。
そう思って蓮を見ると、全然そんな感じじゃない。
さも「当たり前」みたいな真面目な顔。
どう言うこと?
全然分かんないんだけど…。
「萱島!警察の方が来たからこっち来てくれ。」
俺がハテナを浮かべてると大山先生の声がした。
慌てて返事をして、先生の方へ向かう。
「大ちゃん、俺も一緒に受ける。」
蓮の台詞に大山先生が困った顔をする。
「切藤、気持ちは分かるけどお前は文化祭に戻れ。クラスの仕事があるだろう?」
「また理事長から電話来たらどうするわけ?晴の事一人にすんの?」
「うっ…それは本当に悪かった。」
バツが悪そうな大山先生に俺は焦る。
「結果的に蓮が助けたくれたから大丈夫です!
蓮も、俺もう大丈夫だから…。」
有難いけど、これ以上付き合わせるのは申し訳ない。
だって年に一度の文化祭だよ⁉︎楽しんで欲しい。
「もし頼めるなら、啓太に大丈夫だって伝えて欲しいんだけど、ダメ?」
一度言い出したら聞かない所がある蓮には「説得」より「お願い」のほうが有効なんだよな。
俺の言葉に、蓮は渋々と言った感じで了承してくれた。
「…はぁ。分かった。そしたら大ちゃん、もう一人先生付けてよ。何かあっても片方は必ず居られるっしょ。」
「そ、そうだな。呼んでくる。」
大山先生はもう一人を確保しに職員室に入って行った。
「晴、何かあったらすぐ連絡しろ。いいな?」
蓮の言葉に俺は頷く。
「よし、じゃあ俺は中野のとこ行くわ。」
俺の頭をクシャッと撫でて背を向ける蓮。
あ、待ってーーー。
俺は思わず蓮のカーディガンの袖を掴んだ。
驚いた表情で振り返ったその顔を見上げて、伝えたい思いを口にする。
「あの…昨日から本当にありがとう。
プールの時は蓮がいなかったらパニックになってたと思う。その後も、低血糖の処置して家まで一緒に来てくれたんだろ?蓮父まで呼んでくれて…。
しかもすぐ学校戻ったって父さんから聞いた。」
早退の連絡してくれたのも蓮だもんな。
「迷惑ばっかかけてごめ…」「迷惑じゃない。」
謝罪も伝えたかったんだけど、そっちは蓮に遮られた。
「お前の心配すんのは俺の特権。」
そう言われて、心臓がドクッと鳴った。
優しい声と眼差しに、昨日の行為が甦ってくる。
形の良い薄い唇と大きな手で施されたそれは、確かな熱を俺の身体と記憶に刻み込んだ。
思い出すと背中がゾクリとして、蓮を見ていられない。
顔が熱くて赤くなってるのが分かる。
「…何か思い出した?」
蓮は伏せた俺の目を覗き込んで、何だか愉しげな声を出した。
…これは、揶揄われてるよね?
「べ、別に?俺もう行くから!」
自分から呼び止めておいて横暴なのは分かってるけどそんな事言ってられない。
これ以上一緒にいたら俺の情緒がヤバイ事になりそう!
「待って、晴。冗談だって。」
蓮は余裕で少し笑いながら俺を引き寄せた。
そのまま抱き込まれる。
距離が近いんだよぉ!!
抵抗しようとして、蓮の匂いを思いっきり吸い込んでしまった。
大好きな匂いと安心する体温に思わず力が抜ける。
「蓮、あのさ…。」
クタリと身体を預けながら、俺は昨日から気になってた事を訪ねた。
「その…相川さんとは、本当に何もないの?」
「一切無い。興味も無い。」
即答に、思わず溜息を溢した。
良かったーーー。
その瞬間、蓮がバッと身体を離した。
余りの勢いにふらついたけど、両肩を支えられる。
「それ、どう言う意味?」
切羽詰まったような表情。
何が?
…………えっ⁉︎
もしかして俺「良かった」って声に出してた⁉︎⁉︎
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!
「何でもない!何も言ってない!!」
大パニックの俺は必死に蓮から逃れようとする。
「…っ晴!」
「ひぇ…」
さらに詰められそうになった時だった。
「萱島ー!もう始めるぞー!!」
大山先生の声がして、振り返るとこっちに向かって来るのが見える。
天の助け!!
「はーい!……じゃ、じゃあ俺行くから!」
俺は大慌てで踵を返して走り出した。
うぅぅ!絶対変に思われたじゃん!
どうしよう!!
「…マジで…どっちの意味だよ…。聞くの怖ぇ…」
頭を抱えて呻く声は、俺の耳には届かなかった。
●●●
☆本編にはどうでもいい設定☆
大山先生は生徒に人気があって「大ちゃん」呼びされてます。
晴人が「大山先生」なのは部活の顧問だから。
先生、いい人だけど空気は読も。笑
「蓮、何でここにいたの?」
その入れ替わり待ちの時間に蓮と話す。
「中野に聞いた。アイツは部活の緊急ミーティング行ってる。」
「そっか…。ありがとね。」
俺は溜息を吐きながら言う。
「正直、蓮がいなかったら強く否定できないままだったと思う…。」
「部屋の外から聞こえたけど、あれはねーよ。
警察にあんな圧かけられたら普通じゃいらんねーだろ。」
蓮はそう言ってくれるけどさ。
「蓮はあんな堂々としてたのに。それに比べて俺は弱っちいよなぁ…。」
視線を落とすと、ふいにガシッと頭を掴まれて、そのまま顔を上げさせられる。
「俺は親父のコネがあったから強気で行けただけ。それに、晴は弱くない。」
「いやいや、どこが?情けなさの塊じゃんか。」
「晴の強さ発揮できるフィールドじゃなかっただけだろ。」
フィールド?何だそれ。
冗談で俺を励まそうとしてくれてるのかな。
そう思って蓮を見ると、全然そんな感じじゃない。
さも「当たり前」みたいな真面目な顔。
どう言うこと?
全然分かんないんだけど…。
「萱島!警察の方が来たからこっち来てくれ。」
俺がハテナを浮かべてると大山先生の声がした。
慌てて返事をして、先生の方へ向かう。
「大ちゃん、俺も一緒に受ける。」
蓮の台詞に大山先生が困った顔をする。
「切藤、気持ちは分かるけどお前は文化祭に戻れ。クラスの仕事があるだろう?」
「また理事長から電話来たらどうするわけ?晴の事一人にすんの?」
「うっ…それは本当に悪かった。」
バツが悪そうな大山先生に俺は焦る。
「結果的に蓮が助けたくれたから大丈夫です!
蓮も、俺もう大丈夫だから…。」
有難いけど、これ以上付き合わせるのは申し訳ない。
だって年に一度の文化祭だよ⁉︎楽しんで欲しい。
「もし頼めるなら、啓太に大丈夫だって伝えて欲しいんだけど、ダメ?」
一度言い出したら聞かない所がある蓮には「説得」より「お願い」のほうが有効なんだよな。
俺の言葉に、蓮は渋々と言った感じで了承してくれた。
「…はぁ。分かった。そしたら大ちゃん、もう一人先生付けてよ。何かあっても片方は必ず居られるっしょ。」
「そ、そうだな。呼んでくる。」
大山先生はもう一人を確保しに職員室に入って行った。
「晴、何かあったらすぐ連絡しろ。いいな?」
蓮の言葉に俺は頷く。
「よし、じゃあ俺は中野のとこ行くわ。」
俺の頭をクシャッと撫でて背を向ける蓮。
あ、待ってーーー。
俺は思わず蓮のカーディガンの袖を掴んだ。
驚いた表情で振り返ったその顔を見上げて、伝えたい思いを口にする。
「あの…昨日から本当にありがとう。
プールの時は蓮がいなかったらパニックになってたと思う。その後も、低血糖の処置して家まで一緒に来てくれたんだろ?蓮父まで呼んでくれて…。
しかもすぐ学校戻ったって父さんから聞いた。」
早退の連絡してくれたのも蓮だもんな。
「迷惑ばっかかけてごめ…」「迷惑じゃない。」
謝罪も伝えたかったんだけど、そっちは蓮に遮られた。
「お前の心配すんのは俺の特権。」
そう言われて、心臓がドクッと鳴った。
優しい声と眼差しに、昨日の行為が甦ってくる。
形の良い薄い唇と大きな手で施されたそれは、確かな熱を俺の身体と記憶に刻み込んだ。
思い出すと背中がゾクリとして、蓮を見ていられない。
顔が熱くて赤くなってるのが分かる。
「…何か思い出した?」
蓮は伏せた俺の目を覗き込んで、何だか愉しげな声を出した。
…これは、揶揄われてるよね?
「べ、別に?俺もう行くから!」
自分から呼び止めておいて横暴なのは分かってるけどそんな事言ってられない。
これ以上一緒にいたら俺の情緒がヤバイ事になりそう!
「待って、晴。冗談だって。」
蓮は余裕で少し笑いながら俺を引き寄せた。
そのまま抱き込まれる。
距離が近いんだよぉ!!
抵抗しようとして、蓮の匂いを思いっきり吸い込んでしまった。
大好きな匂いと安心する体温に思わず力が抜ける。
「蓮、あのさ…。」
クタリと身体を預けながら、俺は昨日から気になってた事を訪ねた。
「その…相川さんとは、本当に何もないの?」
「一切無い。興味も無い。」
即答に、思わず溜息を溢した。
良かったーーー。
その瞬間、蓮がバッと身体を離した。
余りの勢いにふらついたけど、両肩を支えられる。
「それ、どう言う意味?」
切羽詰まったような表情。
何が?
…………えっ⁉︎
もしかして俺「良かった」って声に出してた⁉︎⁉︎
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!
「何でもない!何も言ってない!!」
大パニックの俺は必死に蓮から逃れようとする。
「…っ晴!」
「ひぇ…」
さらに詰められそうになった時だった。
「萱島ー!もう始めるぞー!!」
大山先生の声がして、振り返るとこっちに向かって来るのが見える。
天の助け!!
「はーい!……じゃ、じゃあ俺行くから!」
俺は大慌てで踵を返して走り出した。
うぅぅ!絶対変に思われたじゃん!
どうしよう!!
「…マジで…どっちの意味だよ…。聞くの怖ぇ…」
頭を抱えて呻く声は、俺の耳には届かなかった。
●●●
☆本編にはどうでもいい設定☆
大山先生は生徒に人気があって「大ちゃん」呼びされてます。
晴人が「大山先生」なのは部活の顧問だから。
先生、いい人だけど空気は読も。笑
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