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第三話 新たなギアレンジャー ギアブルー参上
レッドの反撃
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「ぐっ」
マダムバタフライが起こした風の圧力は強まる。
細い樹木が根っこごと飛ばされる程強まる。
だが、その強風にもレッドは飛ばされず耐えた。
「この程度では正義は、ギアレッドは屈しないぞ! たあっ」
それどころかレッドは、ジャンプし風を突き抜けるように跳躍。
空を突進しマダムバタフライへ迫る。
「なにっ」
予想外のレッドの行動に、急接近してこられたマダムバタフライは動揺する。
「くっ」
しかし、顔を引きつらせて呻きつつもマダムバタフライは飛んでいる事を利用し、軽やかに舞い、レッドの攻撃を回避する。
「くっ外した」
避けられてしまったレッドは悔しそうにに呟く。
ジャンプするだけ、空中を一直線に跳ぶ以外に出来ないレッドは追いかけることが出来ず、地上に降り立つ。
だが振り返り再びマダムバタフライを睨み付ける。
「私が産みだした風の中、跳んでくるとは凄いわね」
車さえ転がす自分の強風を脚力だけでジャンプして突っ切り、攻撃しようとしたレッド。
動揺したマダムバタフライだったが、躱したことで余裕を取り戻し、むしろ、レッドを褒め称える様に、更に惚れ込んだように笑いながら語りかける。
「でも、私の能力が風を生み出すだけだと思わないで欲しいわ」
「なにっ」
マダムバタフライの言葉にレッドは警戒した。
ブラフの可能性もあったが、何か起こりそうだ。
念の為に周囲を警戒する。
「うん?」
そして、風の中に金色の粒子が混ざっていることに、さらに甘い香りが混ざっていることに気がつく。
「これは、うっ……」
何だろうと思った瞬間、レッドの身体に異変が起きた。
身体から力が抜け、膝から崩れ、レッドは地面に倒れてしまった。
マダムバタフライが起こした風の圧力は強まる。
細い樹木が根っこごと飛ばされる程強まる。
だが、その強風にもレッドは飛ばされず耐えた。
「この程度では正義は、ギアレッドは屈しないぞ! たあっ」
それどころかレッドは、ジャンプし風を突き抜けるように跳躍。
空を突進しマダムバタフライへ迫る。
「なにっ」
予想外のレッドの行動に、急接近してこられたマダムバタフライは動揺する。
「くっ」
しかし、顔を引きつらせて呻きつつもマダムバタフライは飛んでいる事を利用し、軽やかに舞い、レッドの攻撃を回避する。
「くっ外した」
避けられてしまったレッドは悔しそうにに呟く。
ジャンプするだけ、空中を一直線に跳ぶ以外に出来ないレッドは追いかけることが出来ず、地上に降り立つ。
だが振り返り再びマダムバタフライを睨み付ける。
「私が産みだした風の中、跳んでくるとは凄いわね」
車さえ転がす自分の強風を脚力だけでジャンプして突っ切り、攻撃しようとしたレッド。
動揺したマダムバタフライだったが、躱したことで余裕を取り戻し、むしろ、レッドを褒め称える様に、更に惚れ込んだように笑いながら語りかける。
「でも、私の能力が風を生み出すだけだと思わないで欲しいわ」
「なにっ」
マダムバタフライの言葉にレッドは警戒した。
ブラフの可能性もあったが、何か起こりそうだ。
念の為に周囲を警戒する。
「うん?」
そして、風の中に金色の粒子が混ざっていることに、さらに甘い香りが混ざっていることに気がつく。
「これは、うっ……」
何だろうと思った瞬間、レッドの身体に異変が起きた。
身体から力が抜け、膝から崩れ、レッドは地面に倒れてしまった。
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