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第二話 レッドピンチ 驚異の女幹部レディスコルピオン

身体の洗浄 感度マックスで

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 リリアンの言うとおりだ。
 優子の身体を敏感にしているのは毒のせいだ。
 毒を洗い流さなければならないが、敏感になった肌は洗浄液を当てただけで、イッてしまう。
 だが、洗浄液を掛けなければ毒の影響は抜けず、悶え苦しみ続ける。
 洗い流し続けなければならない。
 だが、優子が苦しんでいるのを見ているだけなのは心が痛い。

「だ、大輝……君……」

 その時、優子が呟いた。

「大輝……」

 大輝の名を呼んいる。求めていた。
 その証拠に手は、大輝を求めるように広げ伸ばされている。
 大輝は、すぐに優子の元に駆け寄り、手を繋ぐ。

「優子」

 大輝が握ると優子は握り返してきた。
 先ほどまでの喘ぎ声は小さくなり、呼吸も落ち着いてくる。

「容体、安定しました。洗浄を続けます」

 落ち着いたお陰で治療が進む。
 洗浄液が滝のように落とされ全身から毒を洗い流していく。

「洗浄完了」

 すぐに洗浄は終わった。
 隠しているところがないので洗い残しが出なかったからだ。

「肌を拭き上げます」

 残った洗浄液を吹くために布の付いたアームが出て行く。

「ひゃうっ」

 肌が布に触れた瞬間、優子は再び艶声を上げる。

「どうした」

「毒の影響が残っており布が触れただけで絶頂しています」

 ただ拭き上げるだけでも、こそばゆさ、くすぐったさを越えて官能を感じて仕舞っている。

「拭き上げます」

「でも」

 大輝は躊躇ったが、優子が手を握ってきた。

「大……丈……夫……」

 優子は続けて欲しいと頼み込んだ。

「……わかった。続けて」

「了解」

 身体を拭く作業が続く。

「ひゃうううっっ」

 拭かれている間、優子は喘いだが、必死に我慢しようとした。

「布を持ってきてくれ、僕も拭く」

 大輝は我慢していられず、布を用意させると自らも拭き始めた。

「ああああんんんんっっ」

 悩ましげに高い声を優子は上げるが、良さそうだ。
 すぐに身体を拭き終わると、次の処置に入った。

「身体の中から毒液を排出する。先ずは胃の中からだ」

 レディスコルピオンに大量に毒を入れられたのは、胃の中だ。その毒が身体に吸収される前に吸い取らなければ。
 大輝は吸入器を優子の口の中に入れていく。

「ふぁんっ」

 口の中に異物が入る感触に、優子はイッてしまう。
 同時に嬲られた時の事を思い出し、激しく身を捩らせ拒む。

「大丈夫、治療の為だから」

 だが大輝が話しかけると、優子は落ち着きを取り戻した。
 ゆっくりと食道を通じて体内に入れて行き、胃の中へ。

「ふうううううっっっ」

 食道を通る感触に優子は絶頂する。
 しかし、大輝の指示に従い、身体をできる限り動かさないようにする。

「胃に到達した。吸引開始」

 胃の内容物、毒を吸い取り始める。

「ふうううっっ」

 吸い取ると中の液体が無くなり、スッキリしたのか優子は落ち着きを取り戻し始める。

「洗浄液で胃を何回か洗って最後に活性炭を入れて残った毒を吸着させて」

「分かりました」

 山を越えたので後の処置をリリアンに任せて、大輝は次の処置、膣の中を洗浄することにした。



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