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第二話 レッドピンチ 驚異の女幹部レディスコルピオン

毒液注入 身体内外の浸食

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 蠱惑的な声でレッドに囁いたレディスコルピオンは尻尾をレッドの顔に近づける。
 金色に輝く尻尾が徐々に近づいてくる。
 そこに愉悦に染まるレディスコルピオンの顔が、金色に輝く尻尾の表面に映る。

「ひっ」

 もう一人レディスコルピオンがいて、左右から迫っているような恐怖をレッドは感じ顔が引きつる。

「そんなに怖がらないで、酷いことしないから」

 落ち着かせようとレディスコルピオンは微笑むとレッドの首筋に毒針を刺した。

「あああっっ」

 刺された痛みより大量の毒液が体内に入れられ圧迫される感覚にレッドは苦しむ。だが、徐々に快感に変わっていく。

「な、何、この感覚」

「さっきの媚薬よ。あらゆる感覚が気持ちよくなるの。身体の中に入ると特に効くのよ。こんな風に」

「あああんんっっ」

 両腕を掴むハサミの力が強まるが、それがレッドには感じたことのない快感に感じられてしまい、艶声を上げて仕舞う。

「効いてきたようね。でも物足りないわ」

 そう言って毒針を抜くと、レッドの口の中に尻尾を入れて奥へ毒液を噴射する。

「うぐっ」

 突然粘度の高い液体を注ぎ込まれてレッドはえづいた。
 苦しくて顔が歪み吐き出したいが、口を尻尾で塞がれて出せない。
 一部は花から出てくるが、余計に痛くて苦しくなる。

「うううっ」

 思わず止めるのを乞うような視線をレッドはレディスコルピオンに向ける。

「だめよ」

 だがレディスコルピオンは止めようとしない。

「楽しめるよう、あたしの愛の詰まった液よ。最後まで飲み込んでね」

 更に尻尾を奥へ入れて無理矢理、胃の中へ毒液を直接注ぎこまれる。
 食道まで毒液が満たされるまで続いた。

「げはっ」

 ようやく解放されたが、胃の中が液体で満たされ気持ち悪い。
 しかし、すぐに優子の身体は快感を感じ始めた。

「な、なに、あう」

 身体が中から熱くなり声が艶っぽく熱くなっていく事にレッドは戸惑う。

「飲ませた媚薬が浸透してきたようね」

「あうっ」

 レッドの様子を観察していたレディスコルピオンは満足げに笑みを浮かべた。

「中は良いようね。では外も」

 と言ってレディスコルピオンは毒針をレッドの身体から離すと毒液をレッドの全身に向けて噴射した。

「あうっ」

 毒液に身体を浸食されていく。
 残ったスーツの上半身は解けて仕舞い、ギアもバラバラになって落ちて、レッドは下半身を除いて裸にされてしまう。

「うん、いいわね。スーツ姿も格好いいけど。生まれた姿が一番ね」

 レディスコルピオンはレッドの身体を上から下まで眺めて言う。

「ううっ」

 毒液に肌を焼かれながら敵に裸にされ見られる屈辱にレッドは悔しい思いを抱いた。
 しかし、レディスコルピオンの陵辱は始まったばかりだった。

「では、始めましょうか、私達の愛し合いを」

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