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第一話 変身ヒーロー好きだった俺、マッドサイエンティストにされる

シンクロ率上昇

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「何で、ギアを装着するのに性的興奮が必要なんだ」

「ギアと装着者のシンクロ率を上げるためです。シンクロ率が低ければ能力を出せません」

「なくても大丈夫じゃないのか」

「ダメです。本来の力を発揮しきれません。むしろ、余計なエネルギーをギアに使われて力が出せません」

「意味ないじゃないか」

「そうならないように、性的興奮で感度を高め、シンクロ率を上げて貰いたいのです」

「む」

 先ほどやったばかりだが、さらに艶っぽくなった小川さんを見ると、再び大輝の男の部分が立ち上がり始めた。

「……しなきゃいけないんだよね」

「はい、それもできるだけ激しく、快感を」

「分かった」

 再び大輝は小川に近づいた。
 今度は両手で抱えて抱き寄せる。

「……山田……君……」

 事後の後のまどろみで、思考がぼやけている小川はうつろな目で弱々しく、しかし気持ちよさそうに尋ねた。

「ごめんね。もう一度、必要な行為を行うよ。けど今度は勝てるようにパワーアップさせるから」

「……うん」

 一言だけだったが嬉しそうだった。
 そして、大輝に唇を突き出した。
 大輝はそのまま唇を重ねた。

「うっ」

 感度が高まっているか、触れただけで艶声を出してきた。
 口を覆っているだけに、嬉しそうな響きが大輝にダイレクトに伝わる。
 小川は脱力していたが小さい舌は元気よく絡みつき、大輝を求めて吸い寄せようとする。
 大輝は、そんな小さな舌が小動物のように愛おしく、可愛がるように撫で上げる。
 口だけではなく、両腕で小川をなで回す。
 滑らかなインナーに身をッ積んだお陰で大輝の手の平は抵抗なく小川の体を存分に撫で上げる。
 むしろ撫でれば撫でるほど気持ちよい。
 胸のラインを堪能していると突起が現れた。
 ほどよい抵抗なので、突いてみる。

「うっ」

 困ったような嬉しいよな声が漏れた。
 その声が、響きが心地よくて大輝は更に揉み上げる。
 そのたびに小川は気持ちよい気分になりねだってくる。
 だが、大輝はその程度では満足しなかった。
 片方の手を下へ撫であげる。
 体に張り付いた極薄のインナーは正確に小川の体を再現し、より強く引き出している。
 そのため、興奮して膨らんだ恥丘の割れ目さえ、くっきりと浮かび上げていた。
 そこへ大輝は指を這わせる。

「はうっ」

 インナーが食い込んでいたこともあり先ほどより強く感じて仕舞う。
 その声が気に入って更に大輝の指が入る。
 伸縮性に優れる、インナーは奥へ伸びて行き、小川の体の中へ入っていく。


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