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第四話 姫騎士 セシリア

エレナの分身 パンツに擬態

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 触手鎧姫と呼ばれるエレナは触手を自在に操る。
 だが触手の魔族ではなく、ミミックとの合いの子だ。
 ミミックは家具や鎧に擬態し、時に材質まで似せる。
 その特製を生かして自由自在に鎧や剣を作り出す事が出来る。
 服などの衣類もそうだし、下着などお茶の子さいさいだ。
 そして分裂させ遠隔操作することも可能だ。
 履いた後、脱げない状況で秘所を弄らせるなど簡単だ。

(あははははっっ、気持ちよさそうね)

「あ、あなた、何処から声を」

「どうかなさいましたか?」

「い、いえ」

 お付きの騎士に尋ねられて慌ててセシリアは誤魔化した。

(あなたが身につけている物であなたの神経を接続して伝えているの。便利でしょう)

(この馬鹿げた事を今すぐ止めなさい)

(どうして? 気持ち良いでしょう)

(公衆の面前で卑猥なこと出来ませんわ)

(私はいつもしているけど)

 そう言って、エレナはセシリアにしか見えないように、自分の秘所を、自分の触手に弄らせている様子を見せた。

(いかれた淫乱女ですわ)

(あなただってこんな厳粛な場所で感じて仕舞うおかしな女でしょう)

(あなたのせいでしょう)

「セシリア様、宜しいでしょうか?」

「は、はい」

 再び尋ねられたセシリアは、上ずった声をで答えた。
 だが、ここで屈するわけにはいかない、家の名誉がかかっており、家を繁栄させるためにもここで戦功を認めて貰わなくては。
 そして痴態を見せる訳にはいかない。
 セシリアは、必死に堪える覚悟を決めた。

「セシリア・ソードリア、表を上げよ」

「はい、うっ」

 再び触手が弄り、身体を駆け巡る官能で、声が出そうになる。
 顔も官能で蕩けそうになりセシリアは必死に力をいれる。

「大丈夫でしょうか」

 顔の表情が歪むのを見て、お付きの騎士が再び声をかける。

「だ、大丈夫ですわ。うっ」

 より激しくいじくってくるがセシリアは精神力で、感応を押しつけ笑みを崩さないように努力する。

「それよりも式典を」

 一刻も早く式典を終わらせ解放されようと、
 セシリアの言葉で式典は続けられる

「このたびの巨人魔族討伐、誠に見事であった」

「ありがたきお言葉、しかし、このたびの戦いは、わたくし一人ではなく、皆の協力会ってこそ」

「謙遜するな、其方がトドメを刺さなければ倒せなかったと聞いている」

「ありがたき、お言葉、ひゃんっ」

 強い官能の刺激で艶声が出てしまう。

「大丈夫か?」

 流石に司令官も怪訝に思って尋ねてくる。

「い、いいえ、大した、ことは、ひゃうっ」

 声が漏れてしまい、回りは怪訝に思う。

「よ、お宜しいですから、続けましょう」

 必死にセシリアは顔が緩むのを涙目になりながら抑え、把握終わらせようと急がせる。

「う、うむ。其方の功績を称え、ここに勲章を授与する」

「ありがとうございましゅううっ」

 秘所に潜り込んできた触手に声を上げそうになるがセシリアは、堪えた。
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