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第三話 女剣士フィリス
第三話プロローグ
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「さあ、お仕事終了ね」
ファーマン王国の王女エレナは、肌をつやつやさせて言う。
周りには数人の男女が倒れていた。
女性達は、全員は肌を紅く染め、恍惚とした表情で割れ目から白い液体を流していた。男達は全員、やつれはて、精魂吸い取られたように痩せ細り、目はうつろだった。
「全く、大規模な犯罪組織と聞いたのに、来てみればちんけな人さらい達じゃない」
数十人の犯罪組織で腕も立つという情報があり、エレナが討伐にやって来た。
だが、来てみれば、いたのは人さらいと周辺尾村から掠われた女性が数人だけだった。
エレナは歴戦の戦士であり難なく倒した。
「ねえ、パリス、仕事終わったから、しない?」
「既に数人としているだろう」
エレナの生け贄、もとい付き人であり、幼馴染みである側近パリスが呆れる。
「これは仕事、パリスとのは別腹。だからしよう」
「凄まじいな」
エレナの性欲の凄さは昔から知っているが、成長してからは更に増している。
「でも一寸待って」
「何で、これで終わりでしょう」
「それにしては変だよ」
「初めから疑い気味ね」
当初よりパリスは、この依頼がおかしいと思っていた。
しかし、実際に掠われた女性がいて一刻を争う状況であり、直ちに助け出した。
残念な事に陵辱されていたがエレナの処置のお陰で、妊娠は免れたはずだ。
「やけに情報が早い上に場所が正確、なのに戦力はゴミ以下、どう考えてもおかしいよ」
「でも、人さらい達に聞いても何も聞き出せなかったでしょう」
人さらい全員を倒した後、エレナは激しく責め立て精根尽きるまで吸い取った。
だが、得られた情報は女性を掠ってくれば金を渡して貰える手はずだったことのみ。
取引場所はここで、既に予定時間は過ぎており、待ちくたびれていたと言う話だ。
「何かの罠?」
「だと思うよ」
パリスが断言するとエレナがしなだれかかってくる。
「それはともかく、しよう」
「僕の話を聞いていた?」
「それはそれ。これはこれ」
そう言ってパリスの服を脱がせ身体に指を這わせていく。
「ま、待ってって」
明らかに怪しく警戒しようと言いたかったが、唇で口を塞がれパリスは何も言えなくなる。
引き剥がそうにも侵入して北舌によって嬲られ全身の力が抜けて、逸物に集中していく。
勃起した肉槍にエレナは自分の恥裂に当てて、奥へ入れていく。
「うあっ」
普段なら心構えが出来て耐えられるのだが、考え事をしていたため突然の行為に不意打ちされ、パリスは官能の嵐にさせられる。
戦いの後で昂ぶっていたこともあり、エレナの絡みつきは凄まじく、一気に絶頂へ至り射精してしまう。
「ああああっっっっ」
一挙に力を吸い尽くされたように、パリスは全身の力が抜けて倒れ込んでしまった。
「ちょっと、やり過ぎたかしら」
流石のエレナもパリスが倒れたことに罪悪感を感じた。
しかし気遣う余裕はなかった。
「現場を押さえたぞ、淫乱な触手鎧姫!」
入り口につば付きの帽子を被った剣士がレイピアを突きつけてきた。
ファーマン王国の王女エレナは、肌をつやつやさせて言う。
周りには数人の男女が倒れていた。
女性達は、全員は肌を紅く染め、恍惚とした表情で割れ目から白い液体を流していた。男達は全員、やつれはて、精魂吸い取られたように痩せ細り、目はうつろだった。
「全く、大規模な犯罪組織と聞いたのに、来てみればちんけな人さらい達じゃない」
数十人の犯罪組織で腕も立つという情報があり、エレナが討伐にやって来た。
だが、来てみれば、いたのは人さらいと周辺尾村から掠われた女性が数人だけだった。
エレナは歴戦の戦士であり難なく倒した。
「ねえ、パリス、仕事終わったから、しない?」
「既に数人としているだろう」
エレナの生け贄、もとい付き人であり、幼馴染みである側近パリスが呆れる。
「これは仕事、パリスとのは別腹。だからしよう」
「凄まじいな」
エレナの性欲の凄さは昔から知っているが、成長してからは更に増している。
「でも一寸待って」
「何で、これで終わりでしょう」
「それにしては変だよ」
「初めから疑い気味ね」
当初よりパリスは、この依頼がおかしいと思っていた。
しかし、実際に掠われた女性がいて一刻を争う状況であり、直ちに助け出した。
残念な事に陵辱されていたがエレナの処置のお陰で、妊娠は免れたはずだ。
「やけに情報が早い上に場所が正確、なのに戦力はゴミ以下、どう考えてもおかしいよ」
「でも、人さらい達に聞いても何も聞き出せなかったでしょう」
人さらい全員を倒した後、エレナは激しく責め立て精根尽きるまで吸い取った。
だが、得られた情報は女性を掠ってくれば金を渡して貰える手はずだったことのみ。
取引場所はここで、既に予定時間は過ぎており、待ちくたびれていたと言う話だ。
「何かの罠?」
「だと思うよ」
パリスが断言するとエレナがしなだれかかってくる。
「それはともかく、しよう」
「僕の話を聞いていた?」
「それはそれ。これはこれ」
そう言ってパリスの服を脱がせ身体に指を這わせていく。
「ま、待ってって」
明らかに怪しく警戒しようと言いたかったが、唇で口を塞がれパリスは何も言えなくなる。
引き剥がそうにも侵入して北舌によって嬲られ全身の力が抜けて、逸物に集中していく。
勃起した肉槍にエレナは自分の恥裂に当てて、奥へ入れていく。
「うあっ」
普段なら心構えが出来て耐えられるのだが、考え事をしていたため突然の行為に不意打ちされ、パリスは官能の嵐にさせられる。
戦いの後で昂ぶっていたこともあり、エレナの絡みつきは凄まじく、一気に絶頂へ至り射精してしまう。
「ああああっっっっ」
一挙に力を吸い尽くされたように、パリスは全身の力が抜けて倒れ込んでしまった。
「ちょっと、やり過ぎたかしら」
流石のエレナもパリスが倒れたことに罪悪感を感じた。
しかし気遣う余裕はなかった。
「現場を押さえたぞ、淫乱な触手鎧姫!」
入り口につば付きの帽子を被った剣士がレイピアを突きつけてきた。
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