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王国学園、独立編
入学試験
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時がたつのは速いもので今日は3月1日。王立学園の入学試験の日だ。僕は自宅から試験会場である学校に向かう。開始時間は9時から。しかし今は7時30分。まぁ早く着く分にはいいだろう。と思っていたのだが、迷子を助けたり、お婆さんを助けたりetc…してたら8時45分に会場についた。急いで受付を済ませ筆記試験を行う教室に向かう筆記試験は国語、数学、歴史、魔法学の4教科だ。
国語は基本的な読み書きや、言葉の言い回し、敬語がほとんどだったが、1問だけすごく難しい問題があった。
Q8:下記の三つの中で漁夫の利と同じような意味の言葉の言い回しを選べ。
1,濡れ手で粟 2,猫に小判 3,暖簾に腕押し
という問題だ。ん?なんでこの世界に地球の諺があるのかって?それは大昔に地球から来た勇者が広めたんだと。まあこの問題は地球にいたからわかったし、見直しもやったから大丈夫だろう。
次の数学はほとんどが四則演算でたまに連立方程式が来るぐらいだから簡単だった。
歴史や魔法学は生後間もなく世界中の本を読みつくしたので殆ど大丈夫だったが、一問だけまだ世界で解明されていない「飛行魔法の魔道具化について、未だできない理由とその改善策を書け」という問題があった。魔道具は魔法を魔法陣に描き換えて魔石などに刻印し、魔法を使えるようにしたものだ。俺がグリシエーラさんを仲介にして転移魔法の魔道具等を売ったことでそれらの魔法陣は広まったが飛行魔法のように特殊魔法と基礎魔法の統合は難しいのだ。エアコンは基礎と基礎だから簡単だったのだが...。 でも何となくの構成は頭の中でできているのでそれを書いておいた。
筆記試験が終わったので次は実技試験である。実技試験は魔法を使わずに現役の騎士と戦う形式のようだ。
「受験番号931番」
僕の番のようだ。
「うぇ!!あそこの試験官、この国最強の剣士ともいわれる”剣帝”のバーグ近衛騎士団長じゃねーか?」
その一人の受験者の言葉によって、会場がザワザワしてきた。剣帝の試合を一目見ようと集まってきたのである。その中俺とバーグさんの試合が始まった。
まず足に気力を込め、【縮地】によって肉薄する。その勢いのまま上から振り下ろす。完全に止められてしまった。が、
ビシッ!!
バーグさんが踏んばった足を中心に闘技場の床にひびが入った。
「ンッ!!重すぎる。さすがはアーサー殿。」
「剣帝殿に言われるとは。ありがたい!!」
また同じような攻撃をしかける。
「だが、同じような攻撃なら。避けれる!!」
僕の攻撃は簡単に避けられた。
「まだです!! 神代流刀術・燕返し」
避けられた攻撃をバーグさんのベルトの横辺りで直角に曲げる。バーグさんはかろうじてその一撃を剣で受けたが体勢が崩れたので追撃を仕掛け、仕留めに行く。
「神代流刀術・豪断!!」
「まだだ!! 玄武流剣術 最終奥技・剣豪破斬絶断!!」
僕の逆袈裟とバーグさんの唐竹割りがぶつかり合う。そして…
キン!!! カランカラン
バーグさんの剣がはじかれた。
俺はそのままバーグさんの首節に刀を当てる。
「そこまで!! 勝者アーサー。」
試験官のそのー言と共に試合が終わる。会場はバーグさんが負けたのが信じられないのか開始前とは打って変わってものすごく静かだった。
武術試験の後は魔術試験。魔術試験は魔力試験と魔法試験の2つで構成されている。まずは魔力試験。台座に置かれた水晶に手をかざすと、魔力量が測れるそうだ。俺の番になったので水晶に手をかざす。
ピキッ、ピキピキ
嫌な音がしたので水晶を見てみるとひびが入っていた。
ザワザワ ザワザワ
「んな⁉ この水晶は10万まで魔力をはかれる代物だぞ⁉それにひびを入れる魔力など宮廷魔法師長でも出せるかどうかわからないレベルだぞ⁉」
試験官の人が目を見開いて驚愕していた。
(またやっちまった。)
僕はその場の空気がいたたまれなくなったのでそそくさと魔法試験の会場に行った。
魔法試験は石でできた体育館のような場所でやるようだ。自分の番が来たので、20メートルほど前にある鉄製の的に向かって、魔法を放つ試験官の人には「1番得意な魔法を打て」と言われていたが、さすがに炎魔法初級の炎球を放った。しかもオリジナルで魔改造したやつを【無詠唱】で…。
本来赤いはずの炎が蒼白くなり、的に向かって放出される。的に当たった瞬間、的は砕けるでも、融解するでもなく。蒸発した。しかしそのままでは終わらず、的の後ろにあった壁に魔法は激突し、溶かした。
「んな⁉鉄製の的を蒸発させた?しかも対魔法・物理結界を一瞬で突き破ってあの強固な壁を破壊した⁉」
試験官さんは多すぎる情報を処理できていないのか、上の空になり空に向かってぶつぶつ独り言を言っている。
その後、試験官の人が担架で運ばれて行き、後から来た試験官代理のような人に
「かえっていいぞ。」
と言われたので、
「じゃあ壁を直してから帰りますね。」
と言って、完全修復を発動し、壁を瞬時に直してから歩いて家まで帰った。
壁は破壊してしまったが、直したのでおそらく合格だろう。
~~~~帰った後の会場~~~~~~~~~~~~~~~
「あんだけ大破していたのに一瞬で修復だと?」
「あいつなにもんだ?」
「にんげんわざじゃねー」
「試験官さん、出来ます。」
「無理。」
「ですよねー」
めちゃくちゃ話題になってた
国語は基本的な読み書きや、言葉の言い回し、敬語がほとんどだったが、1問だけすごく難しい問題があった。
Q8:下記の三つの中で漁夫の利と同じような意味の言葉の言い回しを選べ。
1,濡れ手で粟 2,猫に小判 3,暖簾に腕押し
という問題だ。ん?なんでこの世界に地球の諺があるのかって?それは大昔に地球から来た勇者が広めたんだと。まあこの問題は地球にいたからわかったし、見直しもやったから大丈夫だろう。
次の数学はほとんどが四則演算でたまに連立方程式が来るぐらいだから簡単だった。
歴史や魔法学は生後間もなく世界中の本を読みつくしたので殆ど大丈夫だったが、一問だけまだ世界で解明されていない「飛行魔法の魔道具化について、未だできない理由とその改善策を書け」という問題があった。魔道具は魔法を魔法陣に描き換えて魔石などに刻印し、魔法を使えるようにしたものだ。俺がグリシエーラさんを仲介にして転移魔法の魔道具等を売ったことでそれらの魔法陣は広まったが飛行魔法のように特殊魔法と基礎魔法の統合は難しいのだ。エアコンは基礎と基礎だから簡単だったのだが...。 でも何となくの構成は頭の中でできているのでそれを書いておいた。
筆記試験が終わったので次は実技試験である。実技試験は魔法を使わずに現役の騎士と戦う形式のようだ。
「受験番号931番」
僕の番のようだ。
「うぇ!!あそこの試験官、この国最強の剣士ともいわれる”剣帝”のバーグ近衛騎士団長じゃねーか?」
その一人の受験者の言葉によって、会場がザワザワしてきた。剣帝の試合を一目見ようと集まってきたのである。その中俺とバーグさんの試合が始まった。
まず足に気力を込め、【縮地】によって肉薄する。その勢いのまま上から振り下ろす。完全に止められてしまった。が、
ビシッ!!
バーグさんが踏んばった足を中心に闘技場の床にひびが入った。
「ンッ!!重すぎる。さすがはアーサー殿。」
「剣帝殿に言われるとは。ありがたい!!」
また同じような攻撃をしかける。
「だが、同じような攻撃なら。避けれる!!」
僕の攻撃は簡単に避けられた。
「まだです!! 神代流刀術・燕返し」
避けられた攻撃をバーグさんのベルトの横辺りで直角に曲げる。バーグさんはかろうじてその一撃を剣で受けたが体勢が崩れたので追撃を仕掛け、仕留めに行く。
「神代流刀術・豪断!!」
「まだだ!! 玄武流剣術 最終奥技・剣豪破斬絶断!!」
僕の逆袈裟とバーグさんの唐竹割りがぶつかり合う。そして…
キン!!! カランカラン
バーグさんの剣がはじかれた。
俺はそのままバーグさんの首節に刀を当てる。
「そこまで!! 勝者アーサー。」
試験官のそのー言と共に試合が終わる。会場はバーグさんが負けたのが信じられないのか開始前とは打って変わってものすごく静かだった。
武術試験の後は魔術試験。魔術試験は魔力試験と魔法試験の2つで構成されている。まずは魔力試験。台座に置かれた水晶に手をかざすと、魔力量が測れるそうだ。俺の番になったので水晶に手をかざす。
ピキッ、ピキピキ
嫌な音がしたので水晶を見てみるとひびが入っていた。
ザワザワ ザワザワ
「んな⁉ この水晶は10万まで魔力をはかれる代物だぞ⁉それにひびを入れる魔力など宮廷魔法師長でも出せるかどうかわからないレベルだぞ⁉」
試験官の人が目を見開いて驚愕していた。
(またやっちまった。)
僕はその場の空気がいたたまれなくなったのでそそくさと魔法試験の会場に行った。
魔法試験は石でできた体育館のような場所でやるようだ。自分の番が来たので、20メートルほど前にある鉄製の的に向かって、魔法を放つ試験官の人には「1番得意な魔法を打て」と言われていたが、さすがに炎魔法初級の炎球を放った。しかもオリジナルで魔改造したやつを【無詠唱】で…。
本来赤いはずの炎が蒼白くなり、的に向かって放出される。的に当たった瞬間、的は砕けるでも、融解するでもなく。蒸発した。しかしそのままでは終わらず、的の後ろにあった壁に魔法は激突し、溶かした。
「んな⁉鉄製の的を蒸発させた?しかも対魔法・物理結界を一瞬で突き破ってあの強固な壁を破壊した⁉」
試験官さんは多すぎる情報を処理できていないのか、上の空になり空に向かってぶつぶつ独り言を言っている。
その後、試験官の人が担架で運ばれて行き、後から来た試験官代理のような人に
「かえっていいぞ。」
と言われたので、
「じゃあ壁を直してから帰りますね。」
と言って、完全修復を発動し、壁を瞬時に直してから歩いて家まで帰った。
壁は破壊してしまったが、直したのでおそらく合格だろう。
~~~~帰った後の会場~~~~~~~~~~~~~~~
「あんだけ大破していたのに一瞬で修復だと?」
「あいつなにもんだ?」
「にんげんわざじゃねー」
「試験官さん、出来ます。」
「無理。」
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